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1. レッズ
劇場で見たけど途中で休憩が入った位だから確かに長い。その頃私はまだ高校生で時代背景は全然知らなかったけどえらく感動した。知らないのが逆に良かったのかも。今見ると頭で理解しようとするからちょっと頭痛がしたりもする。ジャーナリストなら革命と戦争は一度は取り組みたいテーマなんじゃないかなぁ。その渦中で興奮を経験し、傑作を書いて世間に認められたリードが、今度は自らの手で自国で革命よ再び!と思うのはごく自然な流れだろう。しかし彼はジャーナリストであって政治家ではなかった。両者は相反するものだし、思想だけでは社会を維持してゆくことはできない。乗った電車があらぬ方向に走って行くのに降りることもできない彼の苦悩がよく伝わってきた。しかしこの映画で私が最も心惹かれたのはダイアン・キートンだ。同じ女性として「あんな風に生きれたら・・」と憧れる。「危険の中を生きた女性は一番贅沢だ」って表現があったけどそうなんだろうなぁ。ジャック・ニコルソンが言ったように「中産階級の彼女らの結局は自己満足」という批判もあるだろうけど、そんな理屈を吹っ飛ばすような行動力。船底に隠れ、弾丸の下をくぐり、雪の平原を歩いて命がけでリードに会いに行く彼女の姿は凛として美しい。そしてリードの最後の言葉「家に帰りたい」にはただただ涙だった。力作!9点(2004-06-22 11:22:49)(良:1票)
2. レザボア・ドッグス
センスがイイ!これ初めて見た時新しい時代の犯罪ものだ~と感心した。8点(2003-12-26 16:22:49)
3. レオン(1994)
まぁなんつーか、いかにもお金が儲かりそうな映画。それは別に悪いことじゃないけどね。リュック・ベッソンは「TAXI」みたいなおふざけ映画の方がまだ見れるなぁ。(「TAXI2」はこれまたヒドイ)5点(2003-12-15 19:07:35)
4. レ・ミゼラブル(1998)
他人には教えないで、こっそり心の中にしまっておきたくなるような作品。胸を打つ美しいセリフが随所にあるのは、やはり古典ならではかと思います。ジャン・バルジャンが改心したのはキリスト教的な神父の慈悲のお陰ですが、この映画ではあまり「神」が強調されてないあたりが好感もてます。と言うのは「神」と言う絶対的な規範に自分を預けてしまうのはちょっとズルな気がするからです。彼は相変わらず弱い人間で迷いの中にあり、気を許せば楽な道を選んでしまいそうになります。けど、その都度心の中に「銀の燭台」を灯して自分自身に問いかけ、必死で正しいことをしようとするわけです。自らの弱さを努力で克服するこの映画のジャン・バルジャンに私は共感します。(良評価くださった方、ご免なさい。内容少し変更してしまいました。お許しください!)8点(2003-09-16 11:27:43)(良:2票)
5. レス・ザン・ゼロ
当時「NEW LOST GENERATION」と呼ばれてもてはやされた作家達のひとり、ブレット・イーストン・エリスが原作(彼が原作の映画と言えば最近では「アメリカン・サイコ」があります)。いかにも80年代といった感じの映画だから、今見たらかなり笑えるんだろうなぁ。因みにこの映画で流れるS&Gの曲は「冬の散歩道」で、カバーして唄っていたのは女性グループの「バングルス」です。5点(2002-12-04 16:06:41)
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6 | 80 | 16.10% |
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7 | 122 | 24.55% |
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8 | 95 | 19.11% |
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9 | 29 | 5.84% |
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10 | 33 | 6.64% |
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