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プロフィール |
コメント数 |
119 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
好きな映画は愛のある映画。走る映画。たとえ1ヶ所でも好きなシーンがあれば、つい許してしまう大甘のレビュアー。 |
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1. 恋愛適齢期
知らず知らず白い石しか集めてこなかったエリカに、黒い石があることを気づかせたハリ-。決して好きではない相手とでも穏やかに浜辺を散歩し、たしなめてあげられるエリカ。姉への思いやりをちょっとした形でみせるゾーイ。この3人の年を重ねたがゆえの大きさと温かさに、ちょいと泣けました。初めて同じベッドで眠りたいと思った相手だったということが、他の何でもない「運命」だったのだと。オープニングの若い女性達があまりにも魅力的だった分「年をとるのも良いよね」と逆に思わせてくれました。そしてジュリアン。非のうちどころのない彼だったからこそ、エリカもわかったのでしょう。美しく若い男との恋はこの上なく甘美だけれど、老眼鏡探しては時計を見たり、娘と孫とで食事に行くのも同じくらい素敵だってこと、ですよね。ああしかし、キアヌすごすぎる...。この人の愛おしそうな顔つき(「雲の上で散歩」も良かったよね)は、いつもとろけそうなくらい素敵。私ならジャックニコルソンより断然こっち。内容的には納得だけど、個人的には「え、でもやっぱり勿体無くない?」が本音なのでした。[DVD(字幕)] 8点(2005-12-03 14:32:26)
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