みんなのシネマレビュー |
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1. レッド・オクトーバーを追え! 派手な攻撃とかは抑えられており、心理戦に重点を置かれてるので結構大人な映画ですね?政治が絡んでいるのでテーマは重いと思いますが、敵同士がお互いを理解しあって譲歩するシーンは友情とまではいかないけど、男の結束を感じました。中に潜む工作者はさすがに分かりませんでした。「クリムゾン・タイド」ほどのスピード感や緊迫感はないけれども、展開するステージが大きいので、逆にじっくり腰を据えて見られる作品です。アレック・ボールドウィンが出てる作品では初めてまともに見られました…6点(2004-02-14 00:48:55) 2. レザボア・ドッグス 《ネタバレ》 「パルプ~」を見てたので、彼の作風には衝撃とまではいかなかったけど、これが処女作ということを考えれば、精巧で「できた」作品でしょうね。時系列や個別のエピソードをシャッフルさせてうまくつなぎあわせる構成は、他の人には真似できないんでしょうか。彼独特のカラーをすでに確立しちゃってるからでしょうか。何か血、血、血~~~という感じで気持ち悪くなったし、ラストも何かあっけなかったのでこの点数。やっぱ「パルプ~」は超えられません。しかし無駄なセリフの多いタランティーノ作品にしては、セリフを一つでも見逃してはついていけないせわしなさというか危機感があったので、かなり集中して見ちゃいました♪6点(2004-01-25 00:54:26) 3. レインマン 心あたたまる作品。以前自閉症の子供のドキュメンタリーを見たことがあったので彼の行動などは違和感なく入っていけた。 障害ではなく病気であるので、治るものだとは思うが、兄弟という肉親が触れ合うことで、徐々に心を通わせていく姿は印象深かった。 実は兄(レイモンド)が弟(チャーリー)のことを想って自ら病院に入った、だから弟は兄が実在することを知らなかった…そんな劇中のエピソードを聞いてそこでジーンときてしまった。 しかしレイモンドは日常生活こそ自分の気に入らないところがあるとテコでも聞かないけど、記憶力とか計算力といった特別な能力が備わっていることで、自分をさらに閉ざさずに生きてこれたんだなぁ。誰とも目を合わさない(合わせられない)ダスティン・ホフマンの演技は特筆すべきものです。7点(2003-12-16 22:41:24)《改行有》 4. レッド・ドラゴン(2002) リメイク前の作品と照らし合わせてみたけど、レクターはホプキンスだ!と思い込んでいるがあまり、このシリーズの作品と差別化ができてない気もした。でも存在感は抜群!リメイク前のレクターには殺伐とした雰囲気がイマイチだったので。エドワード・ノートンもかっこよかったけど、盲目の女性役の人の演技もかなり迫真モノだったな。映像的にもフラッシュバックの技術が巧妙で何度も背筋がピンとなりました。6点(2003-11-16 00:44:17) 5. レオン/完全版 当時オリジナルを見て衝撃を受けただけに、2度目(完全版)はどうなることやらと思って見たが、案の定「キタ」。しかもジワジワ。エンドロールではかなり胸が締めつけられてしまった。正直言ってスティングの「Shapes of my heart」に5点くらいもってかれてます。この音楽を聴いただけでその情景が思い返され切なくなります。8点(2003-10-15 03:20:21) 6. 恋愛小説家 不器用で潔癖で二癖も三癖もある男だけど、彼女との出会いによって偏屈な自分を変えていこうと努力できるのが二人の愛の力であり、それを徐々に引き出していってくれた彼女の勇気が素晴らしい。 確かにジャック・ニコルソンの演技はアカデミー賞を取る価値のある作品。狂気じみた役以外にも幅広い演技ができる人だ。ヘレン・ハントは毎回ナチュラルな演技を見せてくれる、素晴らしい女優さんだね。7点(2003-10-15 01:36:59)《改行有》
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