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プロフィール
コメント数 900
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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1.  レフト 恐怖物件 《ネタバレ》 ケビン・ベーコンさんが懐かしくてなんとなく見てしまいました。もうちょっと怖い映画かなと思っていたらわりと軽めのホラーでしたね。いわくつきのかなりきれいな物件。そこに取り憑いているのは・・・、という話。物件自体は本当に大きくてきれいで魅力的で、そんなのを見る映画ではないことはわかってるのですが、いやああそこ住んでみたいですね(笑) 物語中盤も過ぎたあたりでようやくベーコンさん演じるTheoの過去の闇の話になる。若い奥さんの撮影現場で門番の対応の際に「あいつ俺のこと知ってたよ」ってどういう意味かなとずっと気になってた伏線が中盤過ぎでようやく回収される。ちょっと間延びしたかなあ。危うく忘れるところだった。そういう心の闇を持つ人を取り込む物件だったんですね。 幼い子供と一緒に建物の間取りを調べ始めたくらいからちょっとワクワクしたのですが、結局その直後に子供は謎の失踪を遂げ、結局不可解な力で別の世界に引きずり込まれる。じゃあ間取りなんか調べんなよ・・・、と。 あと、これも全然本筋とは違いますが、子役がとても可愛かった。ずっと真っ直ぐな眼差しで母を見、父を見る。二人への気遣いも忘れず、とても心優しい子。あれも演技のうちなんでしょうが、いい子だなあと感じてしまいました。[インターネット(字幕)] 5点(2023-01-18 16:58:12)《改行有》

2.  レッド・ノーティス 《ネタバレ》 私事ですが、今ちょうど個人的にルパン三世シリーズを古い順から観てレビューをつけていっているところなのですが、久しぶりに洋画を観ようと何の気無しに観始めた映画がもうこれは実写版ルパン三世!!実写ながらもコミカルに軽快に立ち回る様はまさにルパン三世のそれでした。面白かった! 美術品泥棒とそれを追うICPOの刑事がメインで、さらにそこに不二子ちゃん的なキャラクターやルパンガール的美人女刑事も加わって、、、いやこれ本当にルパンの実写じゃないですよね?原作にモンキー・パンチがクレジットされてないのか探してしまいました(笑) ピンを一本抜いて工事現場の足場を崩すシーンとか、高級車に乗ってかっこよくエンジンを掛け、BGMも煽ってさあいくぞ!となった瞬間に事故って終了とか、ロケットランチャーをヘリの腹をくぐらせて回避するとか、観ていて楽しめる洋画の怪盗モノって感じです。なんだか出ているキャストの方々もみんなイキイキ楽しそうにやっているように見えるし、これは是非シリーズ化してほしいなあ。『アイズ・ワイド・シャット』や『ジュラシック・パーク』などちょこちょこ他の映画も引き合いに出して展開する会話も映画好きには嬉しいですね。「そうだ!ジェフ・ゴールドブラムだった!!」とか言ってる間に牛にドーンて、いや死ぬでしょ(笑) 世界の色んな場所をロケーションにして撮影しているのもまた観ていて面白い。もし知っている場所があったりしたらまた楽しくなるんでしょうね。・・・ありませんけど。そういう意味でももし次作があるんなら日本での撮影も期待してしまいますね。 オススメの映画です。Netflixでしか観られないのが少しもったいない気もします。[インターネット(字幕)] 9点(2022-02-18 20:07:02)《改行有》

3.  RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ 《ネタバレ》 日本でも他の国でも、自分の好きな乗り物に名前を付けたり擬人化して愛情を注ぐということがありますが、この映画も電車に名前をつけたりこそしませんが、三浦友和さん演じる運転士の電車に対するじんわりとした深い愛情が感じられました。それとは全く対照的に、家庭のほうでは昭和のおやじ的な奥さんに「おいお茶!」みたいな亭主関白モード全開で、普段ならともかく、本当にやりたいことを相談もできない夫に辟易して奥さんは出て行ってしまいます。 奥さんのことも運転士としての仕事も、ひいては電車のこともとても好きなのに、それらに対しての姿勢は真逆になってしまう。無機物には素直になれるけど、好きな人に対してはプライドや恥じらいが邪魔して素直になれない、いっぱいいっぱいになった時に感情をぶつけてしまって、後で後悔する。なんだか自分を見ているようでした。主役の滝島さんに対しても、素直になればいいのにって第三者の視点からは冷静に思えるんですが、いざ自分が同じような立場になると全然冷静になんかなれなかったので、その葛藤がわかってしまうことに感情移入してしまい、辛かったです。勢いや感情任せに言ってしまった言葉で、本当に大事なものを失ってしまう。この話では間違った自分と向き合ってやり直すことができて、良かった。 最後に、滝島さんが定年の祝いの席で言われたセリフが刺さります。私は定年なんてまだまだな年齢ですが、この言葉は良い意味でも悪い意味でも覚えておきたい。 「おまえさん、老い先短いとか思っとるだろう?長いぞぉ、ここからが…」[インターネット(邦画)] 8点(2021-10-28 19:02:25)(良:1票) 《改行有》

4.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 《ネタバレ》 以前にも一度観たはずなのですが、ただただ感動してしまった。ジーンとさせようとしてるなーって何となく感じてるんですけどね。分かっててもジーンとしてしまう。それはもう仕方ない(笑) 一流企業に勤めセカセカと働くことに何の疑問も持たず生きてきて、それが友人の死と家族の状況の変化を受け一大決心をする49歳のおじさんの話。こんな歳のおじさんだからこそ魅力的な話の展開になっています。仕事仕事で家族も蔑ろにしていたら気持ちにも余裕がなかったのが、夢だったバタ電の運転士になってからはまるで憑き物が落ちたよう。家族ともゆったりとしかし誠実に向き合い、運転士の仕事にもまっすぐに取り組む。「仕事?楽しいよ。恥ずかしいくらいにな。」縁側で娘とスイカを頬張りながらこう答える父はなんだかとても格好良い。また中井貴一さんっていうのもぴったり合っていたので良かったんでしょう。あの歳でも精悍な佇まいで、地元の人にも愛されそうだ。 多少古い映画ですが、こんな田舎の牧歌的な地方電車ですら、時代の変遷も感じてしまった。少し遅れてくる乗客のために電車を待たせたり、乗客の荷物を運んであげて電車を止めてしまったら、失礼ながらこんな田舎の電車でもやはりあのくらい怒られるんですね。それにSNSも。当たり前ですが、なんだか昭和的に寛容に許されてきたことはもう許されなくなってきてるんだなーと感じてしまった。実生活でもそれはすごく実感することが多いですが、この時代・このロケーションですでにそうなっていたことに、いささかショックを受けました。そしてやはりこれは映画なので、中井貴一さん演じる筒井さんは地元の方の応援のおかげで事なきを得るんですが、実際は筒井さんと同程度の人が現実にいたとしてもああはならないだろうなとも思ってしまう。冒頭に書いたように分かってはいるんですが、そこはうまくいきすぎですよね。 ある程度それまでに稼いでいたり、奥さんが今バリバリ働いているから父親がこんな自由にできるんだろうとは思いますが、それを差し引いてもこの昔の夢を再度追いかける行動力や、仕事に真摯に向き合う姿勢は見習いたいと思いました。色々立ち帰るところを思い出せた映画となりました。[インターネット(邦画)] 9点(2021-07-17 01:35:05)《改行有》

5.  レナードの朝 《ネタバレ》 かつて一度鑑賞したことがあったが、職場で人と話題になりDVDを貸してくれるというので久しぶりに二度目の鑑賞。一回目の時にレビューもしていなかったようなので改めて記録も取ることにしました。 やはり少し記憶に残っていたようで、なんとなく全体に既視感を覚えながら鑑賞していました。不器用ながら患者のために尽くす医者役のロビン・ウィリアムズさんと、自分の人生の大半を病で過ごし、薬によって少年期の記憶のまま目覚めたレナード役を、もういい年したおっさんのロバート・デ・ニーロさんが見事に演じていました。おっさん顔なのに少年のような笑顔や泣き顔をするってかなり難しいと思うのですが、怪演でした。 医師のセイヤーは、研究畑で慢性神経症どころか臨床経験がほぼないという医者。あれよあれよという間に慢性神経症患者の臨床医となってしまうが、生来の真面目さからか、患者にしっかりと向き合い、やや向こう見ずに突っ走る傾向はありながらも患者のためにまっすぐ力を注ぎます。今でいうと「研究オタク」とでも揶揄されそうなセイヤー医師ですが、患者のために体を張れる、立派な医師だと感じました。そんな人間味あふれるセイヤー医師を、ロビン・ウィリアムズさんが完璧に演じています。いや、本物のセイヤー医師を知らないので完璧というと語弊があるかもしれませんが、不器用ながらも人としての優しさが滲み出ていて、患者たちに信頼される、そんな医者の役がピッタリはまっていたと感じました。 対してロバート・デ・ニーロさんと彼が演じるレナードについて。デ・ニーロさんは上述のように、あの歳にして少年の顔や表現ができる凄い俳優だと感じました。引き出しいっぱいあるんでしょうね。セイヤー医師によりようやく効く薬が見つかって、一晩で劇的に回復したレナード。これまで何十年も言葉すら交わせなかった相手が話しかけてくれたらそれはもう感動ですよね。ここで終わればただのハッピーエンドだったのですが、映画はその後の展開までしっかり描かれます。レナードはじめ他の回復した嗜眠性脳炎患者たちも、時間の経過や今の自分達の置かれてる立場に戸惑いを覚えるようになり、ついには「ここから出せ」「俺たちに自由を!」とデモを始めます。 久しぶりに鑑賞して、じゃあ自分が嗜眠性脳炎患者だったらということを考えてしまいます。段々と手がしびれるようになり、ふと全くの不意に自分が眠ってしまう。体のあちこちがカクカクとしか動かせなくなり、次第に全身の自由もきかず、その間何十年のことも記憶に無い。壮絶ですよね。そしてある日突然目覚めたらそこは病院の中。自分の姿や世の中の変化にも驚きながら、しかしそこで恋もする。好きなあの人と二人で出掛けたりと意識が外へ向かうが一人で外出する自由はレナードにはなく、不満が爆発し上述のようなデモに発展させてしまう。デモまで起こすかはわかりませんが、自分でも何か不満をいだいて不平を述べたりするでしょうね、きっと。脳炎患者たちが回復して各々自分の意志の向くままに動いたり喋ったりするのを見て、病棟の黒人医師が「前のほうが良かった」と冗談のようにぼやきますが、何もせずただそこにいるだけの人形のような患者より、自分の意志で動いて自分の意志を表現する人間のほうが相対する人間にとって面倒がかかるのはまあ当たり前ですよね。 やっと手に入れた自由を謳歌したい患者たちと、突然治った患者たちをいきなり単独で外の世界へ出せない病院のジレンマ、あと双方どちらの主張も理解できる自分に歯がゆさを覚えました。どっちの立場もわかる。なのでどっちの味方になることもできない。ましてレナードは症状の揺り戻しが始まっていた。あの状態で一人で外へ出せないという判断は病院として当然だとも思いました。 嗜眠性脳炎そのものや、誰かがそれを発症したときの周囲の人の気持ちに思いを馳せることができた映画でした。今ではほとんど姿を消した病気ということですが、実際にあったストーリーとしてそういうものを現代でも見られるということが映画の醍醐味ですね。[DVD(字幕)] 8点(2021-07-07 17:46:13)《改行有》

6.  レイクサイド マーダーケース 《ネタバレ》 ミステリーやサスペンスを期待して鑑賞した映画ですが…どちらの要素も中途半端だったかな。ミステリーなら犯人探しやトリック、真犯人の犯行の動機や背景などが詳らかになっていくのが見ていて引き込まれる。サスペンスなら人間同士の葛藤や関係のもつれ、それらが重なっての犯行や狂気性などを見るジャンルと言えると思いますが、この映画はそのどちらもなかった。事件は起きるがそれの対処はひたすら普通の人たちが普通に考えて思いつくことをやっているだけ。しかもそれを延々と。湖に捨てるまでのシーンなんてあんなに長くいるかなあ。結局犯人もはっきりしないから動機もよくわからないし。憶測の動機について親たちや先生があれこれ言ってそれで終わり。楽しめたかと言われると首を縦には振れない。 あと自分がお受験というものに対してあそこまで思い入れがないことも話に入り込めない一因です。結局あんな極端な感じの私立に入れて本人は幸せになるのかなって思ってしまう。まあ自分がそんな私立に行ったことがないしもちろん環境は大事とは思うのですが、個人的にはちょっと良い公立くらいでちょうど良いと思ってしまう。まあそれも、私立で人生が決まった、決まると思っている親には通じない理屈なんでしょうが。 実際あんなふうに子供の受験のために親まで泊まり込みで合宿、なんてあるんですかね。私なら、人付き合いも苦手だし絶対嫌がってるな(笑) ずっと冷静で、言ってしまえばとても冷たい対応をしていた豊川悦司さんが終盤、子供たちやその親たちに急に感情的になり罵詈雑言浴びせて罵るシーンがありましたが、あれ、驚くほど棒読みの台詞でしたね。すごく感情出そうとしてるのにあそこだけ演技がすごく下手で、なんだか見てて冷めてしまいました。あんな感情剥き出しにしていうセリフが心に響かないってちょっと致命的だな。それなら終始ずっと冷たいキャラでいってもらった方がよかった。かえってあれで話に入りにくくなってしまいました。 タイトルやあらすじが引き込まれる内容だっただけに中身が残念という、本当に残念な映画でした。こういう話題性のみで作って予告編まで楽しい、みたいな映画が減ることを願います。[インターネット(邦画)] 3点(2021-06-19 00:30:19)《改行有》

7.  レディ・プレイヤー1 《ネタバレ》 原作の和訳本、『ゲーム・ウォーズ』既読です。というか、たまたま偶然その書籍に興味を持ち、たまたま読み始めたところ、たまたま作品の映画化を知り、たまたま読み終えたころ検索してみたら、たまたま近くの映画館でやってたという流れ。しかも上映スケジュールの予定では「5月中旬で終了」との報。やべえ、これを逃すともう映画館で観れねえ。というわけですぐさま映画館に向かい鑑賞した次第です。 さてさて原作を読んで胸熱状態の私がさっそく映画化verを観ての感想は、、、正直ガッカリ感の方が少し勝ってしまうかな??以下にその理由を書いていきますが、まずキーを取る段取りが原作と全く変わってしまっていたことにガッカリ。原作から入るとしようがないのかもしれませんが、やはり原作で得たイメージを映画でも期待してしまうもので、それがゴッソリ別のものに変わってしまっていたことに少なからずショックを受けました。しかも一つ目のコッパーキーに関してはゲームの知識とは特に関係なく裏技のような攻略法になっており、それがハリデーの求めたものなのか甚だ疑問に感じました。原作ではどのキーの攻略に関しても彼の愛したゲームの攻略が必須だったというのに。 アルテミスに振られ、シクサーズにも出し抜かれ、ランキング外に落ち自暴自棄になるというドン底状態のときに、断固たる決意で臨むパーシヴァルIOI潜入ハッキング作戦が、あんなパスワードをメモで貼り、そこからハッキングされるという超絶つまらない展開に変えられたのも納得いかない。ていうかパーシヴァルはアルテミスのシールド破壊は計算に入れてなかったはずですが、なのになぜ全世界のガンたーを招集しようと思ったのでしょう?集めたところでシールドは絶対無敵なので、もしアルテミスがシールド破壊できなければ、原作でいうところの「超しらける展開」になったはずなのでは。こまかい粗がとても気になる。 一番「あーあ」と思ったのはアルテミスととウェイドを簡単にリアルで会わせてしまったことですかね。そこは原作では最後までなかったシーンだったのに。よくこの展開に原作者のOKでたな。 まあ分かってるんです。現実は世知辛いって。原作では出てきたウルトラマンやレオパルドンやエヴァも(おそらく権利の都合上)映画化はかなわなかったんだろうし、より一般向けにするようにいろいろ手を加えられて映画にされたんだろうなというのも分かっています。ただこういう、本当に読みながら頭の中でイメージを鮮明にして楽しめたストーリーというのは本当になかなかないので、やはり原作に近い形にしてほしかったという不満はいつまでも残ります。合掌。 いろいろ不満を書きたてましたが唯一良かったと思えたのは、「火・木のオアシス禁止」条例。原作にもあったハリデーの意思が尊重されていると感じました。[映画館(字幕)] 5点(2018-05-21 22:35:02)(良:1票) 《改行有》

8.  REC/レック3 ジェネシス 《ネタバレ》 このシリーズは一作目のみ鑑賞済み。ですがPOVという主観カメラ方式が特徴の映画だと思っていたのですが、鑑賞後20分ほど経つと突然タイトルが・・・。「おやっ」と思ったらそこからは通常のカメラワークによる映画になっていました。 シリーズでのこういったやり方には賛否両論あるかと思いますが、個人的には良かったです。いや、だって見やすいですから・・・。 あと、少し『バイオハザード』に寄せた感のある映画でしたね。ゾンビ映画なんて大体そうって言われればそれまでなんですが、いきなりウェディングドレスの裾を切り落とすところとか、最後の白いフィルムで覆われた簡易隔離施設みたいなのも『バイオ~』のⅠを思い出させる。そういう意味では『REC』としてのシリーズからはかなり遠ざかっている印象。まあ上でも書いたように、それが良いか悪いかは観る人次第ですが。 ヒロインが綺麗な人だったのは良かったです。ゾンビになってもどこか奇妙な魅力を持った女性で凄かった。アイシャドウもデロデロに剥がれ、血色も悪い、ドレスは血まみれで最終的には片腕を失いまでするのになぜあんなに魅力的なのか。花婿の男は幸せだ。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-25 00:26:38)《改行有》

9.  RED/レッド(2010) 《ネタバレ》 個人的に感動したところは、「スピンする車からスタイリッシュに降りるブルース・ウィリスさん」と「純白のドレスに身を包み機関銃やらサブマシンガンやらぶっ放すヘレン・ミレンさん」の2つでした。そのシーンだけは巻き戻してもう一回観たくらい「おおっ!!」となったところです。特にヘレン・ミレンさんはあんな歳なのにとても格好良く映りました。あの年齢であそこまでクールに立ち回れる人はそうはいないと思います。凄い!!! さて内容のほうはというと、すでに現役引退したローカル達が若者にイチャモン付けられたからやり返す・・・的なアクションストーリー。観る前の印象では、今時の若いもんにオヤジ達が思い知らせてやる!!というように、もっと"RED"達が圧倒的な展開になる映画だと思ってたのですが、ましてや誰かが怪我したり死んだりなんて無いだろうと思ってたのに、そこは意外とシビアに作られていました。それならそれでいいのですが、やはり観る前とのギャップは少なからずあったように思います。 あと、モーガン・フリーマンさんはやはり・・・なのですか??彼は死んだと見せかけて一度復活してるので、二回目もただの復活フラグだと思っていたのですが、結局最後まで姿を見せず。あそこでもう一度復活してくれれば「チャンチャン♪」って綺麗に幕が引けたのにと思ってしまう。彼だけ犠牲になってしまったのが心残りといえば心残り。 でも全体的にはとてもいい感じのアクション映画でした。豪華なキャストを余すことなく使えていると思います。爽快感・弾け具合は抜群です!![DVD(字幕)] 8点(2011-08-09 11:00:39)(良:1票) 《改行有》

10.  レポゼッション・メン 《ネタバレ》 やはり「命」というものに人が踏み込むとよくないということがこの映画からよくわかりました。自然災害や寿命などによって命を落とすことはまだ受け入れられることが出来ます。が、人の手によってそれが無くなったり奪われたりするのはやっぱり違うと思いました。どこかに人の手が入れば、必ずこの映画のように人同士の争いが生まれます。人が人を憎み、人が人から奪い、人が人をコントロールするような事態になります。「命」に人が関わることによる問題というのはまさにそこなのではないでしょうか。 現代には医者という職業があり、それは社会的に認められ高い水準で認知されています。しかしそれでも上記のような人と人とのしがらみは存在します。それを突き詰めに突き詰めきったのがこの『レポゼッション・マン』なのではないでしょうか。現代にもしこのような人工臓器があって、それを扱う会社があったとして、全く100%この映画のようになるとは言いませんが、やはり「命」をめぐって人と人とが争うことにはなるのでしょう。ある種核心をズバッと言い当てている、良い映画だと思いました。勉強になりました。 ラストの終わり方も、『サロゲート』や『マトリックス』などに代表される近未来映画によく見られる、テクノロジーの過ぎた進歩による近い将来への警鐘とも取れます。くわばらくわばら。[DVD(字幕)] 7点(2011-05-06 22:52:09)《改行有》

11.  レディ・イン・ザ・ウォーター 《ネタバレ》 誰かが言ってましたがこれはまさに「寓話」。冒頭の象徴画を用いたストーリー導入はかなり「おぉっっ」と思いました。ああいう世界観の中で語られるおはなしというのはけっこう好きなほうなのですが、肝心の内容のほうは少しトーンダウンな感じ。冒頭の導入になかった情報がアパートの中国人のお母さんからどんどん出てきて、それを理解するのでちょっとお腹いっぱいな感じ。個人的には冒頭の設定に忠実に従って欲しかった。追加情報が多いです。あとは、アパートの住人が自分に与えられた役割を受け入れストーリーをブルーワールドに帰すっていう流れですが、もうちょっとそこのところは工夫して欲しかった。誰がどんな役割を担っているのかっていう謎解き要素はこの映画を面白くする上ですごい効果的な材料なのに、そこにいまいち魅力が感じられなかったのが残念でした。そもそもキャスト選びからちょっと違った??最終的に右腕だけ鍛えるにいちゃんがあの役割だった時は正直冷めました。 でも最初に書いたとおり、世界観は嫌いじゃありません。後で気づいたことですが、ラジー賞をもらうほどのものでもなかったと思います。 個人的にはこのシャマラン監督とかスティーブン・キングの脚本で代表的な、現実を舞台にした非現実的フィクションは大好きな部類なので、これからもっとこういうものをシャマラン監督には期待したいと思います☆[DVD(字幕)] 5点(2009-09-28 20:47:13)《改行有》

12.  ●REC/レック(2007) 《ネタバレ》 一時期ホラー&サスペンスばっかり観ていた影響でしょうか。こういった類の、ただひたすら怖がらせる映画にはだいぶ免疫がついていたせいか、私にはそれほど恐怖感が感じられませんでした。ゾンビの出てくるタイミングもなんとなくわかるんですよね。一旦ライトが落ちて、再び点灯したらそこにいる、とか。 でもやはり暗視カメラで観る映像はなかなかスリルを味わえますね。視界が狭いためと、映った人間の目が光ってみえるのがなんとも恐怖心を煽られます。 この映画は、もし最初から最後まで完全未編集の映像で作られたなら完璧だと思います。カメラの回ってないところで人を血まみれにしたりちょこちょこ細工をしてたんだろうなと、観ながらけっこう気になりましたもので。だから75分の映画なら、75分間ノーカットでいって欲しかった。続編が出るならばそのへんに期待。[DVD(字幕)] 7点(2008-12-05 01:27:39)《改行有》

13.  レインメーカー 《ネタバレ》  映画が始まってすぐ若者がギャング的な法律事務所に雇われるのを見てすぐさま、これはロースクールを出たての弁護士と言う仕事に夢を見る青年がどんどん堕落していくようなストーリーだと思いました。正直そこで関心を失いかけたんですが、最後まで観てよかったです。最終的にルーディ(=Matt Damon)は弁護士を辞めますが、もし周りに弁護士になりたい、どういう仕事なのか知りたいと言う人がいれば勧めてあげたい映画ですね。  でもあれはどうなんだ・・・。はずみとはいえケリー(Claire Danes)の夫をルーディが殺してしまったことに対して「正当防衛なんだ」とさらっと済まされてしまったのはなんか納得いかない・・・。罪にはならなかったものの、結局ケリーが殺したことになってしまい、ルーディが何か頼りなく思えた。もちろん自分は人を殺したことなんて無いし、万が一そういう場面に遭遇したら正気じゃいれないでしょうけど、そこをごまかしたまま進んで欲しくはなかった。  どうでもいいけど、Claire Danesの出番はそれほどありませんでしたね。もっとヒロイン的扱いをされるのかと思いきや、チョイ役程度で逆に意表を突かれました。 [DVD(字幕)] 6点(2008-05-14 00:11:26)《改行有》

14.  レディ・キラーズ 《ネタバレ》 「シルミド」みたいなすっごい真面目な映画の後に観たのがいけなかったか。クライム・サスペンスということでしたがオレの目には悪趣味なコメディ映画にしか見えませんでした。クライム・サスペンスなのに変に笑いを取ろうとしてるのが最大の失敗だと思います。オレはあんな風に人が死んでいったり、指が吹っ飛んだりするのを「わあ面白い!」とはとても感じられませんでした。話の中心のおばあちゃんも盗んだお金だからどうのこうの言っておいて、結局自分の望みどおりなんちゃら大学にその「盗んだお金」を寄付してしてるし。 映画としての作りも粗く、物語序盤でのトム・ハンクスの仲間紹介シーンみたいなのはあの時点ではどういう意味なのかさっぱりわからず、なんか3人目ぐらいになるといい加減腹が立ってきました。アメフトのあんちゃんもほとんどがメット越しの視点ばかりで、後で出てきても「は、誰これ??」って感じでした。映画館じゃなくて良かったよ。3点(2004-11-19 22:46:05)《改行有》

15.  レッド・ドラゴン(2002) 《ネタバレ》 実はオレはこれが「レクター博士」シリーズデビューとなります。パッケージに「衝撃の第1部作」って書いてあったし、まあ話の中の順序に合わせるんだしいっか、と思って観ちゃいました。まともに観たのは初めてなんですけどすごくよくできてるサスペンス映画ですよね、これ。なるほど、友達が違う映画のアンソニーホプキンスを見て、「どうしてもレクター博士のイメージがはなれん」って言ってたのがわかる気がする。衝撃的だもんね。 これを観ると「踊る大捜査線THE MOVIE」の一部って基本的にレクター博士シリーズのパクリに見えてきた。まず元祖猟奇殺人犯を捕まえる→その後また別の猟奇的な犯罪者が現れる→なかなかそいつを捕まえる事が出来ない→元祖猟奇殺人犯に尋ねる、っていう一連の動作がもうそのまま!レクター博士がキョンキョンになったようなものか。 でもやっぱりサスペンスってのは(特にこういう頭を使うものは)こんな感じで謎解き風にやってくれると面白いもんですね。「スクリーム」シリーズもサスペンスに分類されてるけどあれはどっちかっていうと「13日の金曜日」とかあっち系だろう・・・。これは真のサスペンスって感じでした☆ 今さらですがこれからレクターシリーズの残りの二つを観ようかと思います。「レッドドラゴン」のラストでめっちゃ引っ張られました☆8点(2004-07-13 01:45:59)《改行有》

16.  レ・ミゼラブル(1998) 《ネタバレ》 いい映画でした。一人の盗人が神父にかけられた恩情をきっかけに真人間になってひとつの村の長にまでなってるとは。そしてその後も自分の信条を最後まで貫ききったことがすごく感動しました。人はやろうと思えばここまででも変われるんだと教えられた気がします。8点(2003-11-07 16:09:22)

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