みんなのシネマレビュー |
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1. レポゼッション・メン 《ネタバレ》 凡作。設定にムリを感じて、最後まで感情移入できなかった。【ネタバレ注意】未払いの人工臓器を返却してもらうために、あれほどの手間を掛けるというのは無理がありすぎるのではないか。手間を掛けても回収することで、他者の支払いを促進するという効果はあるのだろうが、それほどの“恐怖”が知られているのであれば、支払期限を過ぎているのに、逃げもせず、のんきにデートしていたり、街中で買い食いしている人がいるのは疑問だ。実際、回収を逃れるために隠れて生活している人々もいるのだし。それに、1個でも支払いが大変そうなのに、どうして場末の歌手らしき女性が10個もの人工臓器を埋め込むことができたのか。仕事中に“事故”で人工心臓が埋め込まれた主人公は、労災の補償もなくて自分で支払うハメになったのはなぜか、などなど。後半、人工臓器があれば身分証なしでは入れたり、ただの警備員がどんどん殺されたり、あんなバレバレな状況で、臓器回収したことにして何の意味があるんだという不条理は最後でケリはつくのだが、ちょっと厳しい。 [DVD(字幕)] 5点(2011-02-08 23:08:17)(良:1票) 《改行有》 2. レスラー 《ネタバレ》 佳作。“あの”ミッキー・ロークが、こんな役を演じるという意外感。そして、その演技に魅了される。ストーリーは比較的単調だけれど、プロレス界の(おそらくよく知られた)裏側を丁寧に描写するなど、随所に光るシーンがある。マリサ・トメイの実年齢にも驚いた。この映画の成功は、キャスティングの成功であろう。プロレスのシーンは、プロレスが苦手な人には辛いかもしれない。【ネタバレ注意】個人的に「80年代の音楽は楽しかったが、ニルバーナがあらわれて90年代はダメになった」というセリフに大変共感した。レスラーどうしの仲がよく、最後まで裏切りがないというのはよい描き方だったと思う。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-28 09:46:38) 3. レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで 《ネタバレ》 話題づくりのためではあるのだろうが、なんでこの組み合わせでこの映画を撮ろうと思ったんだろう。【ネタバレ注意】作品情報を少しだけ見て、夢を追い求めて成功を獲得する話かと思っていたのが甘かった。そもそも、このタイトルで“燃え尽きる”とは思わなかった。まあ、最初の方から勢いあまって浮気してしまうところとか、「これはハッピーエンドにならないな」と思わせる展開があったので、ある程度は覚悟していたが、なかなかシリアスな話だ。パリ行きを2年か3年遅らせればよい話という気もするのだが、エイプリルの狂気が邪魔をする。狂気でなければ、最後になぜ、あの方法を選んだのかがわからない。フランクに“未練”があるように見えないのだから、自分の夢を果たしたかったのか。精神を患っているジョン役の Michael Shannon は好演。それとラストシーンがよかったので、少しおまけでこの点数。[映画館(字幕)] 7点(2009-02-10 02:06:03) 4. レッドクリフ Part I 《ネタバレ》 三国志は未読。“話題先行”作特有の不安にかられながら見たが、期待していなかったのが幸いしたか、なかなか見ごたえのある映画だった。投じられた製作費が伊達じゃないということはもちろんだが、登場人物が描き分けられているし(善悪がはっきりしすぎている気もするが)、役者がよい。ただ、周瑜と妻の絡みや、その他、やや気になるほどに長めのカットがあった。戦闘シーンなどをうまく絞り込めば“1本の凄い映画”にできたのではないかという気はする。 [映画館(字幕)] 7点(2008-11-11 01:11:02)(良:1票) 《改行有》 5. レオン/完全版 《ネタバレ》 素晴らしい映画。初見は数年前。仲間内で集まってワイワイガヤガヤやっているときに、テレビで放送がはじまりかけていたのをなんとなく見ていたら、「ちゃんと見た方がいい」と言われてテレビを消した。そのあと、改めて見て、その意味がわかった。トニーが食わせ者なのかどうかわからないのが少し不満ではある。そういう設定なんだろうけれど。ラストシーンで、レオンとスタンスフィールドが初めて会うという筋書きは秀逸。ベスト・アクターはゲーリー・オールドマンでしょう。[DVD(字幕)] 9点(2008-09-15 22:04:29) 6. レッド・オクトーバーを追え! 《ネタバレ》 封切りのときに映画館で見ましたが、傑作と感じました。当時は、あまり気づいていなかったのですが、ロシア語から英語に変わるための不自然なカットがありますね。そのあたり“措置”は英語圏のためにしかたがないのかなと思うので、とくに減点しません。コックは何となく余分な気がしたとか、最後の合成がいまいちという点はあるものの、原潜どうしの駆け引きなど引き込まれる部分が多々あります。[DVD(字幕)] 8点(2008-01-06 23:41:17) 7. レミーのおいしいレストラン 《ネタバレ》 佳作。ディズニーらしい平和なストーリーで、安心して見られる作品です。冴える主人公(ねずみ)、ダメキャラ、気になる彼女、悪役と、まさにステレオタイプの中のステレオタイプ(←褒めてます)。ストーリー展開のテンポもよく、ディズニー映画が好きな人なら、見て損はないでしょう。ピクサーのCGアニメーションのセンスも秀逸ですが、いつも“水に流されるシーン”が出てくるような気がするのは気のせい? あと、ストレートな邦題もよいです。[映画館(字幕)] 7点(2007-10-02 00:34:28)《改行有》
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