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1. レンタネコ
《ネタバレ》 「世界猫歩き」のような猫の自然体を観察するでもなく、ハリーとトントのように猫に翻弄される主人公を描いた物語でもありません。猫(の親分)的な生活をする女性の物語と考えると解り易いです。主人公は猫の親分として子分達を連れて(リヤカーに入れて)毎日土手堀をパトロールし、寂しそうな人が猫をレンタルしてくれないか探しています。飼い主の「心の穴を埋める」ために猫をレンタルしているのですが、主人公の心の穴は飼い主的存在であった祖母が亡くなってしまった事です。その心の穴は「結婚する」事で埋めようと決めているのですがうまく行きません。主人公はどこでお金を稼いでいるのか(野良猫にどこでご飯もらってるの?と聞く感じ)と毎回レンタ主から聞かれますが適当に答えます(野良猫のご飯は大抵何とかなっている)。主人公が車を運転する場面では「車の運転」という人間的社会性を強く表現した場面に違和感を感じました。その頃には主人公を猫と見ていたからかも知れません。終わりに幼なじみの放浪猫(泥棒猫)に出会うのですが、ツンデレしている間にどこかに行ってしまいます。そしてまた猫的生活が始まる予感でエピローグですが、「猫になりたい」と思っている人にはお勧めかも知れません。[CS・衛星(邦画)] 5点(2018-03-12 21:56:38)
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