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1. レディ・プレイヤー1
《ネタバレ》 現代版グーニーズですね。
スピルバーグ監督のノリ。良くも悪くも人工甘味料だけで
作った甘ったるい要素満載で作られた世界観。これこそ元祖仮想現実とでも
いうような映画です。
正直ストーリーは陳腐。深みなどもまったくありません。
子供だましと言われても反論出来ないでしょう。
それだけなら胸焼けしそうなものですが、演出や場面場面の切り取り、
スピード感など、天才的な感性で最後まで見せてしまうのは見事。
見る価値のある映画です。
ただ、一度映画館で見たら、あとはテレビで放映があったときに
見れば良いかな。[映画館(字幕)] 7点(2018-06-15 08:50:21)《改行有》
2. 聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―
《ネタバレ》 真実と銘打ちながら、見事にすっかすかな映画でした。この映画の山本五十六はひたすら良い人として描かれていて、汚い部分などは極力省く方針で作られたようです。時計を渡したのは奥さんではなく、この映画では存在がなかったことにされた愛人のはず。それも愛人は二人いた。遊び好きで料亭に入り浸っていたなど人間的な部分を省いて美化してしまったせいでふにゃふにゃな周囲に流されていくばかりの腰のない人間にしか感じられませんでした。美化をするなとは言いません。思い入れもあるでしょうから。ただし、捏造はいけません。愛人に触れたくないのなら、さらっと流す程度にすれば良いだけのこと。軍人として人望などはあったようですが、早期講和と言いながら、裏で動くわけでもなく。調整能力などの政治力には欠けていたような気もします。視点も三つも必要とは思えません。山本、パイロット、新聞記者と視点分散してしまったせいでイマイチまとまりにかけるのはどうでしょう。パイロットの視点は必要だったのかな?と。時代考証などもめちゃくちゃなようで、良くも真実などというタイトルがつけられたものだと思いました。[ブルーレイ(邦画)] 5点(2018-02-21 15:21:48)
3. レイクビュー・テラス 危険な隣人
《ネタバレ》 高級住宅地に越してきた新参者の夫婦。初対面からチマチマと嫌がらせを続けるお隣の厳格な黒人警官。夫婦が白人男性の夫と、黒人の妻ということもあり、人種差別的なものも透かし見えるのだが、根底にあったものは・・・。というお話です。謎が解け、なぜ黒人警官がそれほど厳格さを周囲に求めるのか。夫婦に対する嫌がらせを続けるのか。一貫した根っこがあることが解るのですが、その根っこにまつわるエピソードが描けていないので、はぁ、そうなんだ、と拍子抜けしてしまいます。この辺をもう少し上手に描ければ面白い映画になったのかな、と思います。[地上波(吹替)] 3点(2014-10-23 01:17:41)
4. レッドクリフ Part I
《ネタバレ》 いかにもジョン・ウーらしい映画でした。悪い意味でです。薄っぺらな中身を豪華でど派手な衣装(アクション)で包み、超大作らしく見せる誤魔化しの技術はさすが。尺が短い映画ならそれでもまあ見られますがこの映画では所々に破綻が見えます。さらに厚化粧(引き延ばしのための余計なサイドストーリー)で尺を水増ししてあるので退屈この上ない。宣伝だけで売れた映画の典型です。まったくパート2を見る気になりませんでした。[地上波(吹替)] 3点(2009-04-20 14:48:27)(良:1票)
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