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プロフィール |
コメント数 |
112 |
性別 |
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自己紹介 |
アメリカ在住
名前の由来は赤塚不二夫先生の作品(天才バカボン)からです。 実際金属フェチでヘルメット持ってますけど
配点分布をみると8点がピーク。 高得点評価が多い。 これは好きな映画の評価が多いから。 つまらない映画のことはあまり書かない。 |
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1. 聯合艦隊司令長官 山本五十六―太平洋戦争70年目の真実―
《ネタバレ》 過去に何度も映画化ドラマ化されてきた。 彼を研究した本も数知れず。
今更山本五十六をわざわざ映画の主人公に据えるのか?
内容は今まで知られてきたいわゆる通説から逸脱しない凡庸な造り。
しかも細部での間違いが多い。 「真実」などと銘打つのなら考証をしっかりしてリアリティをもっと増す努力をしてほしかった。
例えば上官の部屋に入るとき、「失礼します」などと言って入ってくる。 軍隊では性、官位を名乗り「入ります」だと思ったが。
食事のシーンも山本長官がみんなとどんぶり飯を食っている。 全般でどうか知らぬが少なくとも艦隊司令部の士官は良い食事だった。 和食でも塗り物の立派な食器を使ったし洋食はフルコース。 もちろんナイフフォークですべて給仕付きで粛々と食事をした。
親しみを抱かせるための演出なのかどうか知らないけど(単に無知なだけかもしれない)、題名に「真実」などと入れた映画にしてはあまりにもお粗末。
他にも冒頭海軍省かどこかの門前で陸軍歩兵の分隊が銃を構えて威嚇するシーンがある。 陸軍と海軍の対立を表したつもりか何か知らぬがあんなくだらない演出を入れるべきではない。
真珠湾作戦で第二次攻撃をするべきだったか、ミッドウェイ作戦で島攻略が主眼か米太平洋艦隊撃滅が目的だったのか。
両作戦の司令だった南雲中将の判断というのが歴史の中で問われてきたが、この映画では両方とも永野軍令部総長が南雲に入れ知恵をしたことになっている。こんな話は聞いたことがない。
ミッドウェイ戦では敵機襲来までの時間が何分前などとわかっているがあり得ない。
全てがこんな調子、演技にしても別に感銘を受けるようなものはなく、とにかくなんで今山本五十六の映画を作ったのだろうと思うのみ。
三国同盟に反対していたこと、真珠湾攻撃の(作戦としての)成功、最前線での悲劇的な戦死と日本人の琴線に触れまくりの対象、海軍善玉イメージがあるので戦後70年を通じて英雄視されているが、そろそろそういうステレオタイプの見方は改めるべきだろう。
別にことさら悪く描く必要などはないが、もっと客観的に事実を踏まえて赤裸々に描いてほしかった。 昔ならいざ知らず今はもっといろいろな事情が明らかになってきている。 そういう意味で残念だし、特に題名に「太平洋戦争70年目の真実」を付けたうえでこの程度の映画しか作れないという日本映画界に失望する。
[ビデオ(邦画)] 3点(2012-03-27 06:43:16)《改行有》
2. レッドクリフ Part I
三国志というのは各陣営の駆け引きというか、人間関係というか、だましあい、裏切りなど謀略の限りを尽くしたどろどろした関係に魅力があるのではないか。
この作品はなんか単純化しすぎというか、勧善懲悪な展開。
アクションシーンはもうジョンウーらしいといえばその通りなのだが、要するに芸がない。 なにやっても同じ。
[DVD(吹替)] 5点(2009-06-10 15:36:15)《改行有》
3. 檸檬のころ
青春ってみんなこんなさわやかだったのかな。
もっと生々しいし、うじうじしているし、そんなすっきりしてない。 のが少なくとも私の記憶だ。
確かに映画の中でもいろいろ悩んでいるようだが、みんなうまい具合に出口を見つけて進んでいく。
そうじゃないと映画として完結しないのは確かだが。
そんな違和感を感じつつこの手の青春映画を観ている。
榮倉奈々演じる秋本加代子と野球選手(名前忘れた)の恋愛。 なんかしっくりこない。
不釣合いとしか思えない。 いや、単に見た目で言っているんだけど。
しかし後半に向かって谷村美月が俄然光ってくる。
彼女が絡むエピソードがとてもよい。
とてもよい余韻を残してくれた。
[ビデオ(邦画)] 7点(2008-12-01 13:51:20)《改行有》
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