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1. レベッカ(1940)
《ネタバレ》 ダフネ・デュ・モーリアの小説が原作だけに、全体としてはあまりヒッチコックらしさが感じられないが、レベッカの存在感を表すかのごとき大きな部屋を主人公が見渡すシーンは「めまい」でキム・ノヴァク演じるジュディが絵画を眺めるシーンをどこか髣髴とさせ(部屋に絵が飾られているせいかもしれないけど)、主人公の心理描写は同じジョーン・フォンテインが主役の「断崖」を思い出させたりと、部分的ながらもヒッチコックらしい箇所が見られて思わずにやりとした。
そしてジョーン・フォンテインもさることながら、厳格で不安定な夫を演じたローレンス・オリヴィエ等他のキャスト陣も素晴らしく、特にダンバース夫人役のジュディス・アンダーソンの冷淡な演技は凄まじいものがあり、なぜアカデミー賞を受賞できなかったのかと不思議でたまらない。[CS・衛星(字幕)] 7点(2010-08-13 10:03:29)《改行有》
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