|
プロフィール |
コメント数 |
87 |
性別 |
男性 |
年齢 |
32歳 |
自己紹介 |
採点は甘め。 でも、10点は特別に好きな映画にだけ。 |
|
1. レヴェナント 蘇えりし者
《ネタバレ》 「生きようとする力」で云えば、フィッツジェラルドからも凄まじいものを感じられた。常に死と隣合わせのような状況で生き残ろうとするとき、仲間を欺くという選択肢も必ず出てくるはずだ。実際にやるかどうかは別として。
フィッツジェラルドの話を聞く限りだと、彼はどこかの部族に捕らわれて頭皮を剥ぎ取られるという凄惨な過去を持っている。彼もまた一度死んだ身、レヴェナントなのだろう。
林の中で高木を見上げた映像と、地面を這って前進するヒュー・グラスのコントラストが、自然の過酷さを観ている者に体感させる。熊に襲われるシーンはもちろん、川の激流に巻き込まれる場面など、臨場感のあまり息苦しくなることが度々あった。
しかし、観ていて最もゾクゾクしたのは、グラスとフィッツジェラルドの決闘だったかもしれない。自然の強大すぎる力を掻い潜った後の、等身大の相手との重力と重力のぶつかり合いは生々しかった。
「映画を観た」という満足感を与えてくれる映像が十二分に詰まった、素晴らしい作品だと思う。[映画館(字幕)] 9点(2016-05-24 12:56:21)《改行有》
2. レザボア・ドッグス
久しぶりに観ましたが良いですねぇ。カッコいい。チョイ悪(どころじゃないんだけど)なおっさんたちがあーだこーだ喋り続けるのがクールに見えて仕方のない不思議な映画。宝石店強盗を数日後に控えた男4人が車の中で「あのドラマに出てる女優誰だっけ?」みたいなことをべちゃくちゃ喋るシーンとか大好きです。あいつらに憧れるわー。この映画観ているだけで自分もカッコよくなってる気がしてしまう。映画が終わり、現実に引き戻され、実際の自分のダサさを思い出しても、「この映画が好きな俺はカッコいい」というこれっぽっちもカッコよくないことを考えながら、満足します。暴力的だけど、どこか洒落ている、皆の隠れ家的な一本です。[CS・衛星(字幕)] 8点(2015-10-05 14:32:33)(良:1票)
0 | 0 | 0.00% |
|
1 | 0 | 0.00% |
|
2 | 0 | 0.00% |
|
3 | 0 | 0.00% |
|
4 | 6 | 6.90% |
|
5 | 4 | 4.60% |
|
6 | 5 | 5.75% |
|
7 | 25 | 28.74% |
|
8 | 25 | 28.74% |
|
9 | 19 | 21.84% |
|
10 | 3 | 3.45% |
|
|
|