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プロフィール |
コメント数 |
385 |
性別 |
男性 |
ホームページ |
https://camuson.exblog.jp/ |
自己紹介 |
自分のブログに映画や本の感想文を書き溜めておりましたが、読まれることが絶無のため、こちらに出張しております。 もし興味がありましたら、弊過疎ブログにもお越しください。 |
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1. レイクサイド マーダーケース
《ネタバレ》 東野圭吾の原作「レイクサイド」は未読です。お受験のために親子3組が湖畔の別荘で合宿する中で、殺人事件が起きるという話です。設定が風変わりで、中学受験などに縁がないものからすれば、ちょっとした異常性を感じながらも、こんな世界もあるんでしょうねと興味深く見ることができます。お受験が娘の幸せにつながるかに疑問を持つ、役所広司が、疎外感を持ちながらも、殺人事件に巻き込まれ、他の夫婦と深くかかわりを持つことになる一方で、疎外感が埋まるどころか、逆に大きくなり、心理的に追い込まれていくサスペンスで、なかなかに面白いです。役者も個性的なそうそうたるメンバーが集まっており、代表チームのフォーメーションテストを見るような楽しみを感じました。だがしかし、話の素材も面白く、役者もそろっているのですが、あと一押しが足りないというか。惜しいところです。機会があれば原作も読んでみたいですが、東野圭吾の読みたい作品は他に山とあるので無理かもしれません。[DVD(字幕)] 5点(2024-04-22 18:37:40)
2. レバノン
《ネタバレ》 1982年のレバノン内戦を、イスラエル軍の戦車の中からの視点のみで描いた作品。戦場にいながら視界が限定され、戦況がわからないことによる焦燥感、外界で起きている凄惨な現実と、その実感が伴わない疎外感、などが表現したいところだったと考えられるのですが、限られた視界で、いかに観客に状況を把握させるか、エンターテインメントとして成立させ得るか、というジレンマに陥り、戦車からの狭いスコープ視点の動きに合わせて、外界の事象を都合よく不自然に配置するような本末転倒なことになり、なんとも中途半端な出来になってしまったなという感想です。スコープからの外界の情報量を半分以下に削るか、観客には俯瞰させて戦車外の映像も見せるか、どちらかにした方がよかったかなと思いました。[DVD(字幕)] 4点(2023-07-10 19:07:04)
3. レイキャヴィク・ホエール・ウォッチング・マサカー
《ネタバレ》 ホエール・ウォッチングのツアーに参加した人たちが、捕鯨で生計を立てていた一家の恨みを買い、船上で惨殺されるスラッシャー作品。序盤は、ツアー客のエセ日本人のオッサンに大笑い。あと、ツアー客のおばさん3人組が、他人の悪口言ったり、スケベな話したりと、いかにもそこら辺にいそうな感じのナチュラルな陰険さでグッド!惨殺は、威勢がいい感じで、迫り来る恐怖は余り感じられませんが、ヴァリエーションが多彩で楽しめます。裕木奈江が不思議な役どころをよく演じています。[DVD(字幕)] 7点(2023-04-12 18:02:05)
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