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プロフィール |
コメント数 |
646 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
2006年のレビュー本数4本ってあんまりですわね。 2005年には「姑獲鳥の夏」まで見ていたクセに。 ってこういう使い方やっぱ邪道ですよね。来年こそは。 |
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1. ロンゲスト・ヤード(2005)
ガイ・リッチーの「ミーン・マシーン」と日を空けずに見てしまったため点が辛くなりました。普通のアメリカのスポーツ娯楽映画としてはまあまあだと思うのですが、そもそも何故アダム・サンドラーなのかが誰にもわかりません。アメフトはおろかスポーツ選手にも見えませんし、たしか身長178ぐらいあったと思うのですがまるで小人。バート・レイノルズを担ぎ出して来たせいではっきりと主役がボケました。「ミーン・マシーン」が人間模様を丁寧に描き出していたためか、キャラクターの粗さばかりが目立つ結果となりました。クリス・ロック、ウィリアム・フィクナーなど脇役陣は非常に良い味を出していると思いますが、アダム・サンドラーのファンとしてはやっぱりいつものメンバーの登場が欲しいところ。ブシェミやダニー・トレホあたりの「コン・エアー」メンバーで固めてくれたらかなり盛り上がれたような気がします。アダム・サンドラーという意表を突いたキャスティングで、例えになるかわかりませんが「太陽がいっぱい」と「リプリー」ぐらい良い意味で予想を裏切る斬新さを期待してしまいましたが、その期待に応えてくれたのはやっぱり「ミーン・マシーン」の方でした。「ウォーターボーイ」と併せて見ると違った意味で面白いのかも。[DVD(字幕)] 6点(2007-04-21 02:17:08)
2. ロスト・イン・トランスレーション
良かったです。批評家の焼き直しになっちゃうんであんまり言いたくないですが、ここまで笑いとペーソスに溢れたハリウッド映画というのはこれまでわたしが知ってる限りでもごく僅かだと思います。ただし劇場でげらげら笑い続けているのは案の定私だけでした。こわい顔してた通路の向こうの人、ごめんなさい。名刺を差し出しまくる日本人スタッフ、めちゃくちゃな上に異常に語尾を上げまくる日本人独特の英語で自信たっぷりの通訳、こわいディレクター、ニコリともしないウェイトレス、ひたすら動揺・困惑して途方に暮れるビル・マーレイ、これはオスカー獲ってもおかしくなかったと思います。ソフィア・コッポラ32歳、既に親の七光りは通り越して恐ろしい感性を発揮してます。人生の侘び寂び、若さと円熟、異国の地ならではのセンチメンタリズム、スタイリッシュでありながら決して現実を素通りして行かない鋭さは鳶から生まれた鷹かも知れないとさえ思わされます。描かれた東京、日本の風景は厳選されており無駄がなく、登場する日本人達は圧倒的にフツーです。日本ではまずウケないタイプの映画ですが、私は大爆笑し、素直にしんみりし、じーんと感動して劇場を出ました。後味の良い映画でした。これは傑作かも知れないと思います。だからビル・マーレイって凄い。10点(2004-07-30 01:06:49)(良:2票)
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