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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ロスト・イン・トランスレーション 《ネタバレ》 外国人のフィルターを通した東京の景色は、日本人として、興味深く見ることができましたが、それ以外は結構退屈な話でした。日本人だと楽しめる要素があると思いますが、海外で何が評価されたのかはよくわからないところです。雰囲気映画ですかね。[DVD(字幕)] 5点(2023-04-26 18:00:21) 2. ロード・オブ・ザ・リング - スペシャル・エクステンデッド・エディション - 《ネタバレ》 トールキンによる原作小説は未読です。ペーパーバックを読みかけたことがあるのですが、早々に挫折しています。原作小説の後発作品へ与えた影響の大きさは、未読ながらも、感じないわけにはいられないほどであり、ちょっと別格の存在感を放っている作品です。特に初期のロールプレイングゲームの世界観に与えた影響が顕著ですよね。そんな偉大な原作の映像化ですから、当然、期待値が高く、ハードルも高いわけですが・・・なんなく乗り越えていると思います。画面の端から端まで、ディテールにこだわり抜いて、丁寧につくり込まれた映像の力に、圧倒され、ため息が出ます。壮大な自然造形を、旅の一行が、列をなして移動するところを遠く上空から捉えるシーンが結構あるのですが、Blu-rayの精細さが際立つところです。変に妥協してDVDで見たりせず、10年以上待って正解だったなと素直に思いました。ファンタジーへの没入感、アドベンチャーへの没入感。たしかにロールプレイングゲームに似た感触であり、やはり原点なんだなと感じました。特典映像もたっぷりで、関係者インタビューやメーキング等たいへん興味深い内容です。こちらはDVDで画質が悪いのですが、Blu-rayを綺麗に見せるために、わざとやってるんでしょうかね。[ブルーレイ(字幕)] 10点(2023-03-23 19:45:22) 3. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 - スペシャル・エクステンデッド・エディション - 《ネタバレ》 魔法使いガンダルフ以外の旅の仲間たちが3つのパーティーに分かれて進みます。前半はホビット族の主人公フロドと相棒サム、そしてそれをしつこく追いかけるゴラム。ゴラムを愛でるためのゴラム三昧映画と言っても過言ではありません。後半は主人公たちの出番は少なくなり、旅の仲間の戦士たちの戦三昧になります。山に囲まれた要塞に立てこもり、大量の敵を迎え撃ちますが、兵量に任せた敵の攻撃がエグいです。圧倒されました。脇役ホビットたちのパーティーは森を進み、森の精、老木の化身のようなもにに遭遇し、行動を共にします。戦闘パートでは息をつく間もなく緊張が連続しますがこちらに視点が移ると、一気に弛緩するので、いいアクセントになっています。難を言うならば、3部作の中間で戦闘が山場になっている分、物語の山場があまりないかんじです。アラゴンがモテまくりなのがちょっと。ま、いいんですけど。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-03-02 20:38:12) 4. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 - スペシャル・エクステンデッド・エディション - 《ネタバレ》 前作で、ゴラムを愛でる作品になりつつあると言ったのですが、早速、ゴラムの若き日の姿まで描く始末!さすがに調子に乗りすぎだろと(笑)本作も相変わらずゴラムが大活躍でした。映像のスケールの大きさは相変わらずですが、人海戦術にちょっと慣れてきてしまった中、蜘蛛はいいアクセントになりました。広げた話は結構しっかりと回収しているなという印象で、飽きることはありませんでした。むしろうまくおさまり過ぎの感もあって、逆に納得いかない感じも残りますかね。ゴンドールの親父の小物っぷりが、期待通りながら、それにしてもしょぼいなという感想。全体的には、フロドがちょっと気の毒。[ブルーレイ(字幕)] 9点(2023-03-02 20:34:07)
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