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プロフィール |
コメント数 |
450 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
大阪府出身、岡山県在住、阪神・下柳と同年月日生 |
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1. LOFT ロフト(2005)
持続した画面に出入りする豊川と西島の緊迫感、窓から差し込む光と手前の闇のコントラスト。黒沢清が冴え渡る。[映画館(邦画)] 9点(2006-09-30 09:48:40)
2. ロバと王女
シャルル・ペローの寓話がミシェル・ルグランの音楽にのせて色鮮やかに綴られるドゥミの映画。青い色調で整えられた王様の国、赤い色調で整えられた隣家の王子の国、そして森へ逃げ込んだドヌーヴは緑色の色彩に彩られます。青、赤、緑・・・これは光の三原色であり、この三色を混ぜ合わせると白くなります。カメラのホワイトバランスは白さえ表現できればすべての色が表現可能であるとの光の原理であり、注目すべきは“白”となります。ペランとドヌーヴが現実から抜け出しランデヴーする丘のシーンは、白い衣装を纏った二人がオールマイティの夢幻を表現します。そしてラストの白で統一された衣装に、愛の普遍性が突き抜けていくのでありました。[映画館(字幕)] 8点(2006-06-23 22:55:26)
3. ロックンロールミシン
ラスト、ミシンのビートを刻む凌一、まっすぐに伸びるミシン目。そこに、これからも変わらねーぞ、という凌一の意志を見ました。その凌一の周りに集まる面々は、何か足りない日常や何か落ち着かない心をストロボラッシュで埋めようとします。しかし、“頑張った人にはご褒美を”的にそれらが埋められるわけではなく、そこに待つのは、自身の分身とも言える「服」を切り刻む行為。そうすることでようやく彼らはリセットされ、元の日常に戻ったかのようです。同じ物、同じ事が前とは少し違って見える日常へ。ストロボのようにまぶしく映る日常へ。6点(2004-04-23 09:47:12)
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10 | 75 | 16.67% |
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