みんなのシネマレビュー |
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1. ロスト・イン・トランスレーション ビル・マーレイの乗ったタクシーの窓から見える、新宿繁華街の「アコム」(だっけ?)の看板。ハリウッドのスターが日本の見慣れた風景と同化する瞬間は「おお!」と思いました。でもただそれだけ。CM撮影シーンやカラオケボックスでのバカ騒ぎ、ついでにマシュー南(笑)のバラエティ番組といった、「日本の文化」の表層を軽くなぞっただけの映画。多分外国人から観たステレオタイプな日本観というのはこういうものなのかもしれません。それは逆に、日本人が外国を舞台にした映画を撮るとしても、これと同じ現象になるんじゃないかという危惧を抱いた作品でもありました。[DVD(字幕)] 5点(2007-07-08 22:33:55)(良:1票) 2. ロンゲスト・ヤード(2005) 《ネタバレ》 刑務所モノだからか結構残酷シーンが多くて序盤の時点で「ゲッ?」と思ってしまいました。まあ選手集め→看守と試合という後半のカタルシスへの助走だと思えばいいんでしょうが。オリジナル版は未見なのでクリス・ロックがいきなり爆死した時はさすがにびっくり。哀しみや八百長を乗り越えてチームが一つになっていく試合の終盤ではこちらも手に汗握り、最後は爽快に試合終了。113分と割とサンドラー作品では長めですが、最後まで飽きることなく楽しめました。ところで、90年代以降のそうそうたるスポーツスター達と共演するとさすがのバート・レイノルズもちびっちゃく見えてしまいましたが、最後に美味しいところを持っていってくれたのにはニヤリ。ただ、試合終了直後いきなりエンドロールに突入したのは私も不満・・・。[DVD(吹替)] 6点(2006-10-29 21:35:17) 3. ロザンナのために ジャン・レノの隠れた名作ですね。コメディということで、少々オーバーな演技ながら、「愛する妻の墓をこの村に!」と、その一心だけで村中を走り回るマルチェロの姿にクスリと笑ってしまいながらも、その愛妻家ぶりには頭が下がります。オチにはビックリしましたが、爽やかな後味がグッド![DVD(字幕)] 7点(2006-10-02 21:56:30) 4. ロボッツ 自分の夢を追い続ける真っ直ぐな主人公のサクセスストーリー。一言で言ってしまえばこれで足りてしまうのですが、ブリキの感触のCGでの表現、主人公とその父親との心温まる会話、使い捨てられる部品に対しての問いかけや、ロビン・ウィリアムスの怪演といった、付加価値がついて純粋に楽しめる作品になっていると思います。吹替え版にもちょっと興味アリ。[映画館(字幕)] 7点(2005-08-17 19:55:57) 5. ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還 まずは総作品時間10時間にも及ぶ三部作を作り上げた監督、キャスト、スタッフの方々全員に「お疲れ様」と言ってあげたい。観ているほうもようやく長い長い旅を終えた気分です。まあ、観ている最中は「まだ続くの~?」とか「戦闘シーン長すぎ!」とか「もっと地理的背景を説明してくれ!」とか色々と余計なことを考えてしまいましたが(笑)、それなりに満足できる終わり方をしてくれてとりあえず一安心(まあ、あのエピローグは長すぎる気もしましたけど)。サムはやっぱり勇者でしたね。7点(2004-07-26 22:27:39) 6. ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔 バラバラになった旅の仲間三組それぞれの動きを上手い具合に編集してあって、その辺は飽きさせない。ただ、後半の戦闘シーンは壮大すぎるかな。ちょっと観ていて長いし観づらい(夜戦だから仕方ないけど)と感じた。主役はほとんどアラゴルンだったような気がする(苦笑)。7点(2004-07-19 21:46:15) 7. ロード・オブ・ザ・リング 観終わった直後の感想は「長い!」に尽きる。でも、長いなりにちゃんとまとまっているし、何より次作も観たくなってしまうような幕引き。それにしてもフロドは守られまくる主人公なんだなぁ。7点(2004-06-02 23:15:11)
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