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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ロレンツォのオイル/命の詩 《ネタバレ》 スーザン・サランドンはどの映画を観ても、自分の中では、嫌な女だなぁという印象が強い女優です。この映画でも、息子の事をバカにする看護婦を片っ端から解雇していきます。当然、前記の印象を持ちます。しかし、もし自分が親だったら、という目線に戻ると、悔しいですが、それだけ存在感のある女優であると認めざるをえない。中盤の化学物質やらタンパク質やらの名称の羅列はリアリティがありすぎてついていけませんでしたが、分からないなりに、必死で治療方法を探そうとする両親の気迫を感じてしまったことは事実です。ナタネ油で治るなんてのは、バカバカしいなと思いつつ、そこはコロンブスの卵。ロレンツォの両親の、息子に対する思いが導き出した答え。この先、どんな映画を観ても、スーザン・サランドンのことは好きになれない。しかし、彼女の演技力の高さが群を抜いていることは大いに認めます。素晴らしい。[DVD(吹替)] 8点(2005-12-28 12:21:20) 2. ロング・キス・グッドナイト レニー・ハーリンは、バカのひとつ覚えで爆破シーンばっかり撮るわけですが、これは面白かった方だと思います。やりすぎ感の反省をこの監督に求めるのはムダなのであえて書きません。殺し方がエグいのですが、その手さばきたるや俊敏で、観ててカッコ良かったです。『ボーン・アイデンティティー』を思い出しましたが、これはごく普通の主婦が実は、という設定が面白い。ジーナ・デイビスさんは意外に好きな映画に準主役級で出ているのでこの映画は結構もうけもんかも。最後まで観て思ったことはひとつ。子供死ぬって、マジで。[地上波(吹替)] 7点(2006-01-21 20:45:21)
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