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プロフィール |
コメント数 |
61 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
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roxy0001_2002▲yahoo.co.jp (▲をアットマークに変えてください) |
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1. ローレライ
《ネタバレ》 明らかに「Uボート」を意識した映像だが,潜水艦特有の閉所恐怖症的な閉塞感がほとんど感じられないのは,艦内の照明が明るすぎるからだ。もっともそういう映画ではないので,仕方ないと言えば仕方ない。だがそれらを除外しても,やはり本作は失敗している。潜水艦を1つの小部屋と考え,その中で密かに進行する物語,つまり密室劇が進行するというのが潜水艦モノを面白くさせる一番の理由である。ゆえに「潜水艦映画に駄作なし」と言われる。ところが,本作は潜水艦を単なる小道具にしてしまった。乗員達の葛藤やせめぎ合いのようなものを,なぜもっと全面に出さなかったのか。これでは密室を使う意味がない。それにまるでアニメのような設定。ローレライシステムはまだしも,少女を一種の憑代のように登場させたのは,あまりにも陳腐,あまりにアニメチックすぎてがっかりする。(と思ったら,出渕裕と庵野秀明,それに押井守までスタッフにいるではないか。納得)それらに輪をかけてすごいのは,東京を壊滅しようと米軍と通じて画策するあの海軍軍人。どアホかと思う。私は原作は読んでいないが,小説の方もあんな感じなのだろうか。だとしたら,作者の見識を大いに疑う。少々怒りを込めて4点です。[ビデオ(字幕)] 4点(2006-01-21 09:52:14)
2. ローマの休日
可憐で快活,そしてチャーミングな映画です。それはすなわち,ヘップバーンの魅力そのものなのだが,仮に彼女の問答無用の麗しさを作品から取り払ったとしても,この「ローマの休日」は1本足で十分立てるほどの魅力に溢れている。モノクロであるにもかかわらず観る者に色彩を感じさせるような,画面に満ちるイタリアの輝く陽光,そこに暮らす人々の生活の息づかいなど一つひとつが洗いざらしのコットンシャツのようにフレッシュで,うーん,ローマに行ってみたい,住んでみたいとつい思ってしまう。いろんな意味で眩しい映画。ところで蛇足ながらグレゴリー・ペックのあのアパート,何気にええなあ。ああいう部屋が理想です。[地上波(吹替)] 9点(2005-12-25 00:12:07)
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