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1. ROCK YOU! ロック・ユー!
《ネタバレ》 ありきたりなストーリーではあるものの、何かが光る映画。
たぶん、キャスティングの良さや、セリフの妙。キャラがそれぞれ
たっていることだと思う。とくに、ポール・ベタニー演じるチョーサーが、
ストーリーの本筋とはあまり関係ないものの、面白くて愛らしいステキなキャラです。
クイーンの音楽も合っているし、
中世の物語ですが、現代的なさわやか青春ストーリーぽく、軽く楽しめました。
ヒロインのルックスがアンジェリーナジョリー系というか、すこしワイルドに過ぎる
ような気がしますが、なんだか、出来の良いアニメのようで、楽しくわいわい鑑賞
できました。[DVD(吹替)] 7点(2007-08-20 14:46:07)(良:1票) 《改行有》
2. ロスト・イン・トランスレーション
《ネタバレ》 淡々とした話が東京の街にマッチしていて、私はこの映像の雰囲気は好きです。
確かに話の内容は特にない・・・ですね。。
でも、ビルの哀愁漂う瞳と、スカーレットの色気むんむんでいながらガールでイノセントなルックス。その二人の薄~~い恋。薄いからこそ良かったと思います。
日本批判に関しても、そんなに深く突っ込んだ感じもなく、外国を一人旅した時
独特の、「流れていく異国情緒、ストレンジな人たち」という視点が独特でたぶん、
この監督は日本が結構好きなんじゃないでしょうか。外国に住んでいる日本人は
自虐的な意味で、この映画を「そうそう、日本人って変だよね」とウケたりするのかも
しれませんが、私は「気にするほどの問題点は何も描かれてないな」と思いました。
というか、東京の、この映画の舞台となっているような繁華街(新宿や六本木など)
は根本的に「うすっぺらい」のが持ち味で、いい所でもあるって思っていたので
そのうすっぺらさがうまく描かれいるのは嬉しかったです。ハイアット?ホテルの
うすっぺら~~い感じもいいわぁ。薄いっていうと語弊がありそうですが、ある意味
退廃的な東京、幻想的な東京の味がよく出ているなぁ、って思います。私は田舎の
「濃さ」(やたらと近い人間関係とか、統一された価値観など)に最近辟易しているため、こういう薄さは大歓迎。
[DVD(字幕)] 7点(2007-01-02 16:07:43)《改行有》
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