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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. 若草の萌えるころ レーシングカーが出てきたり、コントラバスが出てきたり、そして何と羊まで出てきて・・・、一晩の彷徨で様々なものに出会う。大好きな伯母さんの危篤に対して何もできないけどじっとしておられない気持ち、何かわかるようでわからない感じだけど映画はジョアンナ・シムカスのたっぷりの魅力でとても良い。[映画館(字幕)] 6点(2014-04-21 14:03:38) 2. 悪い奴ほどよく眠る 企業の汚職を扱った映画だからもっと社会派映画かと思ったら、ただの拭く襲撃だったとは内容が浅い。もっと心理面の葛藤がほしい。[DVD(邦画)] 4点(2013-08-20 22:31:03) 3. 若い東京の屋根の下 いかにも源氏鶏太原作らしいユーモラスな雰囲気が好きだし、おもしろい。ただ気になるのはキャストの年齢差、長男と末っ子で親子くらいの違いがあってもおかしくはないのだが、親と長男がほぼ同年代(伊藤雄之助より下元勉が年上)というのは不自然きわまる。それに下元勉と山岡久乃がパパママと呼ばれるのにも違和感を感じるし・・・。[DVD(邦画)] 6点(2013-06-25 21:25:45) 4. 私は二歳 赤ん坊から二歳までの子どもの視点で描かれた映画というのが画期的。団地アパート、子育て、嫁姑の問題などどこにでもあるような題材なのだが、教育映画や某企業の宣伝映画にもならず、ほのぼのとした感覚に作りあげたのは見事、市川崑、和田夏十夫婦の暖かさが染み出ている。 赤ん坊が夜中にどんなに泣き叫んでみても、その後の笑顔さえ見れば、心が和んでくる。親から子へ、そして孫へと受け継いでいく家族の愛を感じさせられる映画だった。 [DVD(邦画)] 8点(2012-07-16 10:35:06)《改行有》 5. わが命つきるとも トーマス・モアは理想主義者として知られ、「ユートピア」を書いた。彼の理想とするユートピアとはどのようなものだったろうか。映画では、それを図り知ることはできない。 また自説を曲げない相当の頑固者だったらしい。それは映画では否応なく描かれている。ただあまりにもきれいすぎて嫌気が起こるくらいである。ヘンリー8世もアン・ブーリンももう少し出てくるのかと思ったら期待はずれ。それゆえ物語の展開が少なく、おもしろさがない。[DVD(字幕)] 5点(2011-07-28 05:48:51)《改行有》 6. 若者はゆく -続若者たち- 《ネタバレ》 「若者たち」の続編があることを最近知りDVDで鑑賞したが、内容も登場人物も前作を引き継いでいてまさに続編である。 高度経済成長の中にあって生産第一に邁進する大企業、人権無視に苦しみ翻弄される労働者。社会の矛盾と戦いながら、主役の兄弟たちはお互いの想いをぶつけながら成長していく。考えさせられる場面が多々あるが、強く生き抜くことが主題なのだろう。 今では考えられないことだが、三郎の就職試験の場で己の思想信条が問われている。上手に繕う者が合格し、正直な者が不合格になる。腹立たしくもあったが、それが大企業なのか。その面接試験の中で、最近亡くなられた原田芳雄さんが端役で出演されていた。合掌。 [DVD(邦画)] 7点(2011-07-22 23:38:50)《改行有》 7. 若者たち 《ネタバレ》 テレビドラマのシリーズが中断し打ち切られた時、全国のファンの後押しもあって作られた映画。私は40年前に市民劇場自主上映映画としての「若者たち」を見たのだが、今回DVDになって改めて見てみた。 親を早くに亡くした兄弟5人、性格も考え方も違う若者たちが、恋愛や仕事や社会の矛盾などについて、おたがいの主張をぶつけあう。お金や履歴は大切なものか、理想をめざすべきか現実に生きるかなどなど・・・。 自主上映会は、映画を見終わった後にそれぞれが映画について語り合う有意義な場であった。 DVDの特典を見ると、監督と原作者それに三郎役の山本圭の3人の、映画に対する思いが語られていて実に興味深い。 [試写会(邦画)] 7点(2011-07-16 16:55:57)《改行有》
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