みんなのシネマレビュー
すぺるまさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 116
性別
ホームページ http://twitter.com/srktnt

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1940年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1

1.  忘れじの面影(1948) 《ネタバレ》 リザは寝室を抜け出し、母がいるリビング前をぴょんぴょんとすり抜け、玄関を出る。 そしてステファンの部屋の扉のちょっと上の小窓をこっそりと開けて彼のピアノの音色を聴くのだ。 小窓から音と共に流れ出すささやかな風が彼女の髪の毛を揺らす時、 ああ、映画の美しさとはこういうことかと感じるだろう。 同構図による時間経過後の反復は、同意義である一方でそこには決定的な差異があって、 その差異こそがそのショットの狙いなわけだけど、そもそも反復される前の元のショット自体に なんだか強い力みたいのがあって、そこで先ず一発喰らわされて、 そして後に更にまた一発喰らわされるという、恐ろしい仕掛けだと熟思う。 この作品での同構図反復は、先ず、階段上からのリザひっかけの階段下を見た俯瞰ショット。 そこにステファンと別の女が帰って来て、ふたりが階段を上ってくるのにつけて、 徐々に軽くトラックバックしていき、リザはフレーム右端の壁にそっと隠れる。 二度目はそのワークそのままなのだが、リザがステファンと階段を上ってくるのだ。 最初にリザが隠れていた壁もしっかりとフレーム内に収めてはいるけれど、 そこはいい具合に暗闇になっていてこれが好い。 隠れて見ていることしか出来なくて泣いて帰ったリザが、 今はあの時自分が見た光景の様に、その憧れの男と一緒に階段を上っているという美しさだ。 あのときはこの暗い壁のところに隠れていたのだ。これが同構図反復の強さだと思う。 この映画はそのような流麗なカメラワークは勿論、あのアパート(特に階段)であったり、 冬の夜の遊園地であったりする完璧なまでの美術セットも素晴らしいだろう。 そして最後の扉前の合成の見事さったらないよね、って思った。 正に、忘れじの面影、素晴らしい邦題。[映画館(字幕)] 8点(2014-07-18 03:38:12)《改行有》

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS