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【製作年 : 2000年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  笑う蛙 《ネタバレ》 いや~凄い!これは正しくヒッチクック映画のようなハラハラドキドキの傑作密室劇です。大塚寧々演じる若き人妻とそんな人妻を捨て別の女を作り、更には会社の金を横領した罪で警察から追われている夫を演じている長塚京三、二人共この映画の為に生まれてきたのでは、俳優になったのではないかと思うぐらいの見事なハマリ役!一旦は妻を捨てたものの、警察から逃れる為に再び妻の元へ戻って来た夫を家の中で隠し、そんな中、毎日、毎日色んな人間が彼女の所へやってくる。ここからがこの映画の凄いところです。誰にも見つからないように隠れている夫が妻の所へやってくる人間との会話、妻の愛人との情事、夫を追ってやってくる刑事とのやりとりを隠れた部屋の中から小さな穴を開けて見ている夫、まるでその視線はヒッチコック映画のようなカメラ視線です。そして、愛人とのSEXを隠されている部屋の中から見ている夫がそれを見てたまらなくなっている場面のあのゾクゾク感は男ならきっと理解出来る筈の凄さ、愛人が帰った後、夫を隠れていた部屋から出す妻、そして、妻は今までの行為を夫に見られていたことを知る場面における妻の表情とそんな妻がその後、夫を意識しながらまたしてもやって来る人達とのやり取りを楽しんでいる凄さ、覗く側と覗かれる側の心理状態を見事に生かした上手さに、そして、何と言っても一人だけ予測の出来ない行動を取る妻、事故で死んだことにされた夫を家族や愛人達にかくまっていたことをばらすという凄まじき行動、みんなの前で夫が今までの事を全て悔い改め、やり直したいと訴えるシーンを見てる時の大塚寧々の表情に女の恐さを感じ、愛人との間に子供が出来たというとんだ大嘘まで言う始末!夫だけでなく愛人、身内と全てを騙し続けたしたたかな女の凄さに唖然とさせられた。これは本当に毒のある恐ろしくも哀しい、人間の惨酷さと矛盾さを描いている傑作です。[ビデオ(邦画)] 9点(2007-11-18 13:01:21)(良:1票)

2.  once ダブリンの街角で 男と女の話となると直ぐに男も女も馬鹿の一つ覚えみたいに脱いで、抱合ってとそういう作品が多過ぎる。特にハリウッド映画にはその傾向が見られる。そんな中でこの映画にはそういうものが何一つない。それがこの映画の良いところである。全編に流れる音楽の美しさ、素晴らしさは言うまでもない。話そのものは特に何か凄いものを感じることは出来ないけれど、至ってシンプル、うるさい音楽とは違う音楽の良さと心地の良い映像美に、そして、何よりも主演の二人が良い。特にあの男優が二枚目じゃないのが良い。どこにでもいそうな感じの男と女だから最後まで安心して、楽しむことが出来た。[DVD(字幕)] 8点(2009-04-25 19:24:26)

3.  忘れえぬ想い 《ネタバレ》 セシリア・チャンって女優さん、初めて見るけど何だか見た感じ、凄く気が強そうで我がままな感じの漂う女だなあ!ていうのが、最初の印象です。バスの事故によって愛する夫を失った女性、そこに後から優しく手を差し伸べる一人の男、これが何とも日本の俳優、財津一郎にそっくりでして、どうも財津一郎を観ると私には「新・男はつらいよ」の泥棒が真っ先に頭に浮かんでくる。そんな財津一郎そっくりな男、ファイ役の俳優、見た目は間違いなく悪い人、すいません。何しろ財津一郎似=泥棒のイメージが強すぎて、絶対に何か企んでるに違いない。夫を事故で失った美しい女性に近づいて、絶対に何か起こすとばかり勝手に思っていたら、どんでもなかった。何て良い奴なんだ!男は顔じゃないぜ!性格であるぜ!と言わんばかりの優しさ、セシリア・チャン演じるシウワイに「あなたって良い人ね」と言われるのを聞くと、この場合の良い人って?考えようによって色々解釈できる。女にとっての都合の良い人って場合もあれば、心から優しくて良い人という場合もある。ここでの財津一郎じゃなくてだ!ラウ・チンワン、名前通り本当に犬みたいだけど、セシリア・チャン演じる未亡人の子供ロロとも直ぐに親しくなるし、人懐っこい所なんて正しく犬である。とにかく本当に顔は泥棒顔でも温かくて良い奴で、それゃあ、セシリア・チャンもその子供も親しくできるのがよく解る。初めは何だか泣かせる為の話、韓国映画的なのかな?なんて韓国ものが大嫌いな私には外れたかと思ったけど、主演の二人がとにかく良いので楽しむことが出来た。ただ残念なのは亡くなった夫のことを簡単に忘れられるこの女性の心理がいまひとつ私には理解出来なかった。男が見た場合と女の人が見た場合で感想が大きく違うような作品かもしれない。[DVD(字幕)] 7点(2010-05-25 22:29:13)

4.  私の中のあなた 《ネタバレ》 姉の命を助ける為に親の都合によって利用され産まれてきた妹、母親の愛に飢え、本当の愛を知らない妹の辛さ、一方で姉も姉で辛いのは観ていてよく解る。一人の命を救うために犠牲者扱いされるようにして産まれてきた妹、この二人の間で揺れる母親の気持ちなどよく描かれているが、それでも何かしっくりとこない。生きることの喜びや生きるってことの素晴らしさ、家族同士であれ、時には母親をも告訴するほどの妹の辛さなど、色んな事を考えさせられるよく出来た作品だけど、この点数が限度なのは母親の病気の姉に対する愛と同じぐらい妹にも愛情を注いでいれば、こんな事にはならなかったと思ってしまうのと、妹を犠牲にする姿が余りにも辛すぎて、私にはこれ以上の点数は付けられません。最後にこの映画のタイトルの「私の中のあなた」とは姉の妹への思いと妹の姉への思い、その両方に対する母親の思い、それこそが正に「私の中のあなた」を意味しているのであろう![映画館(字幕)] 6点(2009-10-17 17:49:58)(良:1票)

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