みんなのシネマレビュー |
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1. 吾輩は猫である(1975) 最も有名な夏目漱石の作品。粗筋らしい筋はないのに、原作の文章を巧みに取り入れ、一つのストーリーを作っている。ユーモアの中に明治の知識人の不満というものがにじみ出ている。 何よりもキャストがいい。仲代達矢、伊丹十三、左とん平らが余りにも原作どおりのイメージではまっている。また主役の猫もいい表情を出している。 音楽にはバッハの曲を使用。これがまた映像、ストーリーに見事にはまっている。最後の一言はほっとする。[ビデオ(吹替)] 7点(2005-11-20 18:33:20)《改行有》
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