みんなのシネマレビュー |
|
【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ワイルド・チェンジ 《ネタバレ》 思っていた以上に充実した内容で感動しました。 実話ベースというのがまた良いです。 上に立つ者の資質として一番大切なことは「ぶれない」こと。それは責任を負う覚悟の現われだと思います。 モーガン・フリーマン演じる校長ジョー・クラークは、暴言、失言、確かにありますが、生徒や先生に対する姿勢が終始一貫しています。彼の優先順位はいつもはっきりしています。だからこそ、ジョーの気持ちはいつの間にか先生達と、そして生徒たちと一つになっていたのでしょう。 ジョーは日本では考えられない、不良少年たちの退学処分にはじまり、つぎつぎと改革を実行に移していきます。そのパワー。その信念。観ていて心にズドンときました。 先生達の新しい授業シーン、終盤のLEAN ON MEを合唱するシーン、そしてクライマックス、たたみかけるように心を震わされます。 マイナーな映画みたいですので、僕も存在を知らなかったのですが、観る価値ありの隠れた名作です。必見です! [DVD(字幕)] 10点(2013-04-09 00:47:30)《改行有》 2. 若き勇者たち 《ネタバレ》 校庭にパラシュート部隊が降りてきて先生が撃たれてしまうまでが鳥肌もので、「いったいこれからどうなってしまうんだ?」と期待せずにはいられませんでした。 で、結局どうにもなりませんでした。 巻き込まれ型なので、リアルにするとこんなストーリーになるのかもしれませんが、ほとんどSFみたいなものですから、そこはきちんとストーリーを練ってほしかった。大きな目的も大義もなく、だらだらゲリラ戦を繰り広げられても感情移入しづらいです。 とはいえ、大好きな設定なのでそれなりに楽しめました。 「バトルロワイヤル」のソフトバージョンみたいな感じで良かったと思います。[DVD(字幕)] 7点(2013-02-04 01:40:07)《改行有》 3. ワン・モア・タイム(1989) 《ネタバレ》 一言で言うと、上手できれいな映画です。 設定からいくと、普通いらいらしたり、破天荒な内容になったりしそうなんですが、全然そうはなっていません。 しかも、登場人物たちがそれぞれ良識や常識をもったまま行動しているので、どの人にも共感できるし、どの人も応援したくなります。 ただどうしても設定上、もう元には戻らないことがわかっている上で鑑賞しないといけないので、特に序盤はずっと切ない気持ちがつきまといます。 ただ、切なくなりすぎないのは、やはり要所要所にちりばめられたおしゃれなコメディがバランスをとっているからでしょう。寄付金をもらえるように動いたり、悪徳判事の悪事を暴いて就職が決まったり、メインストーリーではないところでサクセスを用意しているところなんか、かなり好きな演出です。[DVD(字幕)] 8点(2012-04-30 04:31:52)(良:1票) 《改行有》 4. ワーキング・ガール 《ネタバレ》 最初の40分くらいはテスが何をしようとしているのかはっきりつかめなくて???状態。ただそれ以降は俄然盛り上がってきます。特にラストスパートは、サクセスストーリーとしては100点でしょう。 確かに「摩天楼はバラ色に」と似ていますね。ワーキングガールは決してテンポが遅いわけではないですが、先にあちらを見てしまうと遅く感じてしまうかもしれないですね。[DVD(字幕)] 7点(2012-02-24 04:25:56)《改行有》
|
Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS