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プロフィール |
コメント数 |
67 |
性別 |
男性 |
自己紹介 |
最近になり、やっと映画鑑賞に時間がさけるようになってきたので活動再開していきます。自分は記憶力が悪く、映画を観ても内容をすぐ忘れてしまうので、できるだけレビューを残していきたいと思います。基本書くことは苦手ですので、大したレビューは書けませんがよろしくお願いします。 |
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1. ワイルド・アット・ハート
《ネタバレ》 大胆にテンポよく進んでいくストーリー。リンチ作品にしては観やすい作品ではないでしょうか。冒頭のマッチの火がとても印象的。この作品の炎の美しさ。登場人物たちの、制御でいない高揚感や苛立ちを表しているかのようでした。リンチ作品に必ず登場する奇人、変人のいかれた演技は本作でも健在。やはりウィレム・デフォーが強烈で、短い歯をむき出しにしてルーラに迫る姿は恐ろしく、ローラ・ダンが本気で怯えているように見えました。ショットガンで自分の頭を吹き飛ばしてしまうシーンはまさにリンチワールドで、不謹慎であるが美しく感じてしまいました。ニコラス・ケイジの雰囲気も素晴らしかった。蛇の皮ジャンがこんなに似合う男って彼しかいないだろう。自分の感情をコントロールできずに周りに流され、あと一歩のところで幸せを逃してしまうしょーもない男に哀愁を感じてしまいます。出所後、子供とルーラの今後を考え家族のもとを離れようとした彼の姿は偉いと思いました。謎の天使に諭され、絡まれたチンピラに「気づかせてくれてありがとう。」という言葉を投げかけます。正直この流れは雑だと思います。ルーラにラブ・ミー・テンダーの聞かせるシーンをラストに持ってきたかったリンチ監督の気持ちは分からないでもないが、ちょっと強引すぎ。このままバットエンドで終わっても、十分に美しかったと思います。しかし、リンチワールドにどっぷり浸たることができ楽しめました。ただ一点、不自然で奇をてらったような字幕が気に食わなかった。私は、リンチワールドに浸りたいのであって戸田ワールドに浸りたいのではない。[DVD(字幕)] 7点(2015-01-12 13:54:27)
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