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プロフィール |
コメント数 |
34 |
性別 |
女性 |
自己紹介 |
基本的に、バッドエンドのものは嫌いです。 散々振り回されて、「バッドエンドとは何事かっ!!金返せっ!!時間返せっ!!」と、素直に感じる自分でいいかなとw 映画は、私にとって、”心のビタミン剤”なので、自分に合わない悪い薬は飲まないのと同じですかね? 専門家ではないので、その”薬”の処方や、成分の内容に詳しいわけではありませんので、ひとまず自分で飲んでみて、「調子良かった!」「調子悪くした!」程度のレビューになると思われます。ご了承下さいませ。 |
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1. 嗤う伊右衛門
《ネタバレ》 ◇「笑う」を「嗤う」とする所が、京極らしい。◇怖くはないが、”痛い”です。(笑)◇作品の云わんとしたい事は、大体、わかるが、だったら、もう少し、脚本練った方が良かったのではなかろうかと思う。◇京極ならではの、大胆な解釈で、情緒豊かに仕上げた、せっかくの悲恋物語が、ぬるくなってしまっていて、もったいない。
◇筆頭与力の伊藤何某(=椎名桔平)の極悪三昧を、お梅のおっぱいポロリだけに頼って描くのは、いかがなものか?(笑)◇また、直助の顔メリメリに、伊藤への恨み節を全委託するのも、ちょっとねえ・・・。◇何と言っても、肝心の伊右衛門とお岩が深い情愛を育むシーンを、もっと盛らなければ、その後の二人の苦悩が浮かばれまい。◇あれだけ醜い女であるお岩を、伊右衛門は、なぜ自分の懐(=蚊帳=結界)へ入れ、深く愛していったのか・・・。
◇そこが満足に描けていないから、終盤の盛り上がりに欠けた気がする。「え?伊右衛門、そんなにお岩を愛してたっけ?」みたいな。(笑)◇たった一回の夫婦喧嘩のシーンと、二回のキスシーンだけじゃわからん。
◇お岩の父、又左衛門が、美しい娘お岩を、鬼畜上役の伊藤から守る為?それとも、娘を独占していたいが為のねじれた愛情で?娘に毒を盛り、醜い姿にしてしまったのか?とかなんとか臭わせるセリフがあるけど、はっきりわからない。◇いずれにしても、父親が、それだけ執着した愛娘を、伊右衛門は、「俺がもらった。」と、「嗤う」わけで、最大の見せ場が生きてこない。
◇京極版お岩の「恨めしいや・・・。」は、「愛してる・・・。」なんで。それ聞いて、思い出した様に、伊右衛門がお岩を抱き締めるまでは良かったですが、そこで、短刀に手をかける演出は、唐突すぎた。で、次は、”長持ち”(桐の長い箱)って・・・。しかも、その上に、座ってるって・・・。お岩、かわいそ過ぎる。◇作品公開から14年、そろそろリメイク版、製作希望。って事で、4点w[インターネット(邦画)] 4点(2017-05-14 09:40:40)《改行有》
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