みんなのシネマレビュー
ともともさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 508
性別 女性
年齢 47歳
自己紹介 皆様ご無沙汰しております。
やく四年ぶりにネット環境が復活しました。
私の事、覚えていてくれてる人、いるかな?
まだじゃんじゃんレビューしたいと思います!

以前は見た映画すべてをレビューしていましたが、最近は見て「いいな」と思った作品、他の人にも見ることをおススメしたい作品だけをレビューしています。
歳のせいか、辛口コメントを書くのがしんどくなってきました。なので今年からのレビューは、総じて平均点が高めです。

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12345678910
投稿日付順12345678910
変更日付順12345678910

1.  アモーレス・ペロス エネルギッシュで、無鉄砲で、痛々しくも愛おしい一話目。年齢的に、立場的に、一番共感してしまった二話目。淋しさが心に滲みる三話目。街で出会う全ての人の背中に、悲しみと愛が詰まっているという当たり前の事を思い出させられる。観客は、犬たちの様に一歩引いて、人間たちの愚かしさを眺める。そのテーマを、面白く感動的に練り上げたストーリーが見事。言葉の羅列ではなく、場面と表情で見せる撮り方もこの映画にしっくりはまっていた。犬を飼う者のひとりとして、犬と人間の関係の描き方にも、とても好感が持てた。残酷なシーンも多いけれど、愛情以上の尊重を感じる。これは相当見事な映画だと思う。年齢の節目ごとに見たい映画。(オクタビオの兄ちゃん、三都主に激似)10点(2004-04-12 00:47:43)(良:1票)

2.  二十日鼠と人間(1992) 《ネタバレ》 素晴らしく、悲しく、かつ恐ろしい映画だ。人間は、邪魔な他者を排除することによって生き延びてきたのだという、お綺麗な社会の中で忘れ去られていた現実を、まざまざと見せつけられた。ラストのジョージの行動を、善とも悪とも描かずに、ただ深い悲しみで描いたことにより、切り取られた人類の歴史の中のある現実のひとつの悲劇が、胸に痛みを残す。「人は泣きながら生まれてくるのだ」という言葉を思い出した。レニーもジョージも、牧場主もその妻も、泣きながら生まれ、少しの楽しい出来事と、たくさんの辛い出来事が起きる人生を、悩みながらも生き、けれどその生はふとしたきっかけで、紙切れのようにちぎれてしまう。生命を持つものなら誰もが感じながら、忘れたふりをして日常を送っている哀愁に、正面から向き合った、勇気ある作品だと思う。スタインベックの世界を表した色調も素晴らしかった。10点(2003-09-25 11:03:10)(良:1票)

3.  パルプ・フィクション まさに90年代感覚。私は90年代に青春を送った世代なので、この感覚がたまらなく好きです。人が死ぬ映画には、考えさせる映画と、考えさせない映画の2種類があると思う。前者は例えば「カッコーの巣の上で」「二十日鼠と人間」「ギルバート・グレイプ」など。これらの映画の中の死を見る者は、噛みしめ、考え、飲み下さなくてはならない。けれど後者における人の死は、「!」と同じ。ちょっと見るものをビクッとさせる感嘆符みたいなものだ。これを「命が軽い」などと論ずるのはナンセンスだ。そういうB級精神の生えていな人間は見るべからず。加えてこの映画が、作られては忘れられて行くB級映画たちとの一線を画すのは、タランティーノの全てのセンスのすごさ。髪型、家具、車、バイク、音楽。こういう細々したものがまた、見るものを飽きさせない。この映画がキライな人とは一緒に生活出来ないなぁ、と思う映画の一つ。10点(2003-09-19 17:12:04)(良:1票)

4.  ピアノ・レッスン 良かった~ ホリー・ハンター演じるエイダの女の生々しさが格別! 難解な映画かと思いきや、かなり共感し、物語の世界に入り込んでしまいました。最後がプチハッピーエンドだったのも○。アンナ・パキンは、最近美人路線できらいだけど、この役はとても良かった。かわいくて、生意気で、本当は良い子なのに、環境のためにひねてしまっている女の子をとても活き活きと表現していたと思う。カイテルさんかなり不評ですが、わたしはリアリティーがあって良かったと思う。女は腹に惚れるわけじゃなし。10点(2003-09-01 21:34:50)

5.  バッファロー'66 何というか、ツボにはまった。ギャロは才能ある監督ですね。彼の映画に出たがる女優が多いというのが良く解る。やぼったさギリギリのお洒落さが絶妙。クリスティーナはいつもは「なんか女優にしちゃあデブだ」と思ってしまうけど、この映画に限っては、女性のおおらかさを表しているようでとっても可愛い。お金をかけなくても、心に残る良い映画は撮れるということを、よく証明している作品だと思う。10点(2003-07-02 13:53:48)

6.  ニキータ 人生最高の作品のひとつです。この雰囲気。ダークで、乾燥していて、観客の侵入を拒むかのような切り口。当時、邦画とアメリカ映画しか見た事がなかった私には衝撃でした。映画を肌で感じることが出来る映画です。アメリカ版アサシンを見て、この映画の良さは、ストーリー以上にその空気感に拠っているのだと確信しました(あちらは最悪)。でもベッソン作品はこの後どんどん観客に歩み寄った無意味な感動ものやビジュアルものになっていき、ひじょうに残念です。バスルームでの暗殺シーンと、ジャンヌ・モローの手によってだんだん綺麗になっていくシーンがお気に入りです。 ニキータの細い腕から迸る激情に、震えがきます。10点(2003-06-20 16:51:14)(良:1票)

7.  ギルバート・グレイプ 生なましく、たくさんの辛いことを剥き出しに描いている。「家族」に縛られること。親のくせに、子供によりかかってしまうこと。誰かに酷い言葉を投げ付けて、暗い気持ちになること。自分もどこかでふと感じたことがある気持ちのひとつひとつにいちいち込み上げてくるものがあって、映画の世界に完全移入してしまった。ベッキーが去っていってしまった時は胸が痛くて、家が燃えた時は茫然として、最期ベッキーが再び現れ、後部座席でギルバートの腕に飛び来んだ時には、自分のことのように涙があふれた。また映像の美しさ。保険やの男や、ギルバートの友人といった、脇役までも丁寧に、どこかに愛が感じられるキャラクターづくり、まさに適材適所の配役といったエッセンスも加わり、調和のとれたクオリティーの高い映画に仕上がっている。どちらかといえば地味だが、長く心に留まるだろう。このストーリーをふまえた上での、ギルバートの「いい人間になりたい」という台詞が、胸に滲みた。監督キャストスタッフの全員に、「素晴らしい映画を見せてくれてありがとう」と言いたい。10点(2003-04-21 12:39:20)(良:1票)

8.  シザーハンズ 私の人生No.1映画。美しく、楽しく、感動的で、少し残酷な原題の大人の童話。この映画について、あれこれ語る術が見つかりません。この映画に出会えた幸せをかみしめて、家族にも友人にも、いじわるな人にも嫌いな上司にも、のべつまくなしに薦めまくっている1本。10点(2003-03-25 17:39:00)

9.  初恋のきた道 決して劇的ではないあるひとつのエピソードを、掘り下げて行く。 こういう映画、とても好きです。 人が人に恋をするということを、装飾を落とし、本質を際立たせ表現した作品です。[DVD(字幕)] 9点(2009-02-06 22:42:22)(良:1票) 《改行有》

10.  ザ・エージェント 良かったです。こういう、日本人の俳優が演じたら、あざとくてわざとらしくて、見ちゃいられないだろうなぁという人情あり恋愛ありサクセスありのストーリーは、トム・クルーズにばっちりマッチしていました。脇役陣も皆適役で、安心して見ることが出来る。なにげないシーンのひとつひとつがすこく上手くて、繰り返し見たいと思わせてくれる映画です。邦題はちょっと的外れかな。9点(2004-09-14 09:15:26)(良:1票)

11.  12モンキーズ かなり面白い脚本だけど、脚本だけなら、それほど傑作にはならなかったと思う。こだわり監督テリー・ギリアム&ブラピの熱演。徹底して作り込んである映像と嫌でも耳に残る音楽が、この映画をガンガン盛り上げている。深い意味とか、哲学とかをこの映画に求めるのはナンセンスでしょう。面白いじゃ~ん、飽きないじゃ~ん、マデリンの脚きれいすぎ! 映画を観るって楽しいよね。・・・そんな映画です。9点(2004-05-29 10:55:52)

12.  マイ・プライベート・アイダホ 公開当時十代で、拠点は原宿ファッションは古着で遊んでいた私の仲間たちの間で、これを「好き」と言えることがひとつのステイタスであるというくらい、支持されていたオシャレ映画でした。その頃はマイクのキャラクターに絶大な人気があって、スコットは蝙蝠の様に捉えられていたような気がします。大人になって、子供を持ち、PTAの役員なんかやりだすようになって再見。若い頃とは違った感動が得られました。マイクにはマイクの、スコットにはスコットの、どんなに堅い友情で結ばれていても、同じではないそれぞれの生き方がある事。自由に見える資本主義社会が抱える闇を、男娼の目から描くというある意味痛烈な批判。リヴァーがこの後たった数年で、若い命を散らしてしまった事実を知っているからこそ、よけい感傷的になってしまう回想シーンなど、カメラの乾いて埃っぽいのに、なんとも美しい映像。深い深い映画だと、再認識しました。ひとつ、蛇足だと思ったのが、レストランでスーツ姿のスコットがボブに、冷たく言い放つ台詞。スコットの心情は、あの拒絶感漂う背中や、葬儀のシーンでのまなざしで充分伝わってくる。キアヌの感情が曖昧な無表情さ(実は大根?)が、あの主張シーンで台無しになったような気がする。それはともかく、長く心に残る映画です。9点(2004-01-23 15:01:07)

13.  ヴァージン・スーサイズ これは「少女の為の映画」ではない。むしろR25にすべき映画。十代頃、危うさを持っていたけれど、今はすっかり図太くなった女性たちの心にこそ滲みる映画だと思う。これを論じて自殺の是非とか、命の重さとかいうのはナンセンスだ。「少女たちがどこまでも美しい」ということだけに意味があるのだから。現役十代の女の子たちに見せるのは、とてつもなく危険だろう。ソフィア・コッポラは凄い。ゴットファーザーの娘という気負いがあったろうに、これだけ繊細で独自の世界観を築けるのは凄い。フィールドで、一人目覚めたラックスが、ぎこちなく靴を履くシーンとか、秀逸。応援したい女性監督の筆頭。キルスティンは他のどの映画よりも可愛いし、ジョシュも滑稽だけど、とてもハマっていた。好きだなぁ、この映画。9点(2004-01-20 10:03:12)(良:1票)

14.  マイケル・コリンズ 暗く重いテーマゆえに、退屈になりがちな本作を、さすがニール・ジョーダンの豊かなカメラワークと適材適所な音楽でエンターテイメントとしても楽しめる作品に仕上げていており、長い上映時間も気にならなかった。確かに監督の主義主張が薄く、ただ事実をなぞっただけという感が強いが、それがかえって、歴史教科書的に有名なデ・ヴァレラではなく(本国では有名人なのかもしれませんが)、マイナーなマイケル・コリンズを、監督が深く尊敬していることが伺えて、好感が持てた。俳優陣も豪華で、リーアム・ニーソンのガタイのデカさが、粗暴さと優しさと強い信念を持つマイケル・コリンズによく似合っていたし、所々で花咲くようなジュリア・ロバーツの笑顔が、緊張の連続の物語の中、なごませてくれた。映画としてとても成功している作品だと思う。9点(2004-01-06 23:30:08)

15.  ザ・ロック 最高の脚本が、豊富な資金源と豪華なキャストで実現した、幸せな娯楽映画。とにかく筋の面白さに引き込まれる。ジョーン・コネリーといい、ニコラス・ケイジといい、エド・ハリスといい、主演クラスのアクの強い迫力を見せつけながら、調和がちゃんと取れている所が、さすが名優。たっぷり堪能させていただきました。ごちそうさま! ただこのブラッカイマー映画を見るといつも思うのだが、不必要にしつこいシーンが必ずある。カーチェイスは皆大好きだけど、路面電車を空中浮遊させちゃぁやりすぎでしょう。でもラストがとっても可愛らしかったので、よしとします。9点(2003-12-10 17:47:29)

16.  日の名残り 映画のたのしみの一つに、自分がまったく知らない世界を、疑似体験出来る、ということがある。この映画はまさにそれ。アイボリー監督独特の、奇をてらうでもなく、衝撃を与えるでもなく、重厚かつ眈々とした作り込みは、小さな住宅すらまともに管理出来ないグウタラな私を、二時間十分の間、イギリス貴族の有能な執事の世界に浸らせてくれるのである。映画という性質上、たしかに原作と比べて、スティーブンスの微妙で繊細な心理描写は描ききれていないが、この音楽と背景と効果音(この映画の効果音はなかなか素晴らしいと思う!)と役者の上手さは、総合芸術として、見て損はない、美しさだと思う。9点(2003-11-09 11:47:09)(良:2票)

17.  デスペラード バカみたいに人を殺しまくり、その癖いい人で、色男。もう映画じゃなくちゃありえない世界が良い。全てが(俳優音楽内容)濃い濃い濃いなのもイイ! この監督は発想の天才ですね。ヒロインのカロリーナがまたセクシーでキュートで強くて最高です。9点(2003-10-23 15:30:02)

18.  ファイト・クラブ 公開当時見た時は、なんだか恐かった。最近見たら、「コレ、いいじゃん」と思ってしまった。すごく色々な事に挑戦的な映画ですね。深い様で浅い、暗い様で明るい。ふしぎな映画です。名言も沢山。ノートンの演技がすごい(真実の行方と微妙にキャラが被るけど)! ブラピはビジュアル的に最高。ヘレナ・ボナム・カーターは。「眺めのいい部屋」のイメージが強かったので。びっくりした。9点(2003-10-01 18:20:52)

19.  アメリカン・ヒストリーX 《ネタバレ》 びっくりしました。日本人の私にはいまいちピンと来ない人種差別の問題がよく噛み下されていたし、白人至上主義者は特別な存在ではなく、有色人種に対してほんの少しの反感を持った沢山の人の中から、生まれるべくして生まれたものだということが、よく判りました。知るという事には強い痛みが伴うのですね。デレクではなく弟が死ぬとは・・・衝撃だけど、現実っぽい。弟を殺された後のデレクが、その痛みを乗り越えて、苦労して更正したことを無駄にしないようにしてくれる事を、有色人種の一人として願うばかりです。9点(2003-09-08 15:09:11)

20.  フェイク 《ネタバレ》 とても面白いストーリーだなぁと観ていて、後で実話と知って驚きました。ジョニーが家庭を顧みない仕事人間で、アル・パチーノがよれよれマフィアだなんて、彼等のイメージとは対局にあるような役所を何の違和感も無く演じていて、二人の凄さを改めて確認しました。しかも「エンターティメントでちょっと変わったマフィア映画」と、だらだら観ていたら、不覚にも最後の銃声で涙が止まらなくなってしまいました。辛いったらないよ・・・9点(2003-07-01 22:01:24)

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS