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【製作年 : 1990年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. ブロークダウン・パレス 前に麻薬密輸の罪を着せられた女性を取材しノンフィクション小説として 世に売りだした元フジ女子アナ長野智子著作の「麻薬の運び屋にされて」 を彷彿とした社会派サスペンス作品だ。 本作はK・ベッキンセール扮するダーリーンとクレア・デインズ扮するアリスが 大学の卒業旅行にタイを選び単に無知で貧乏ながら 男の甘い罠に嵌められた所謂犠牲者だ。 そんな恐ろしい現実をリアルに再現しながら極限状況の中での 過酷な体験を経て2人の女性が自分を発見していく過程を 緊迫感溢れる演技で描いている。 ただ如何に因果応報な事象とは言えタイの麻薬に対する法律には厳しいものがある。 さらに主人公2人の濡れ衣は痛いほど分かるから余計に深刻。 実際にこのようなケースは結構多いらしく現在でも多数の人達が 言われなき罪により異国に収監されているという事を聴いた。 本当の意味での救済として人生の20代~30代という大切な時間を 無益に奪われてしまう人達を何とかしてやれないものかと 考えずにはいられない作品だ。[DVD(字幕)] 7点(2007-05-19 13:31:46)《改行有》 2. ディープ・ブルー(1999) 《ネタバレ》 知能指数1300なサメが大暴れ~!!ヒロイン(?)喰われとるしぃ~!?(°o°; んな、アホな!!もうどーでもええ・・( ̄Д ̄)y-~~~[地上波(吹替)] 4点(2006-07-09 23:03:05)《改行有》 3. エントラップメント 役者の好き嫌いで映画を観るのは邪道と言われるが 私の場合は何にも措いて好きな役者が出演している作品が好きだ。 だって、そうじゃなければどんなに面白い脚本でも どんなにスゴいアクションでもどんなにカッコいい衣装でも 好きな役者が出ていなければ観る気もしないのだ。 例えば近いところでマトリックスがそうだ。 あれを私の好きなキアヌ以外の全く無名の役者が演じていたとしたら 見る気がするだろうか? ネオを演じるのがあのキアヌであるからこそ映画を観ると言う行動が起こせるのだ。 本作品のボンド御大ことショーン・コネリーも然りだ。 どこがと言うと、この役者の人間臭い演技が好きで大概の作品は観ている。 アンタッチャブルのジム役、ファミリービジネスのじじい役、 インディ・ジョーンズ最後の聖戦のパパ役、 レッドオクトーバーを追え!の艦長役、理由(1995)の弁護士役、 そしてザ・ロックのメイソン役と爺(じじい)で 重厚(髭ヅラ)な顔立ちをした役者でなければ 務まらない役ばかりでありどれも人間臭さを前面に押し出した 難しい役どころばかりを見事に演じ切っている。 前置きはさておき・・この作品の真の狙いとも言うべき核心は ショーン・コネリー演じるマックがゼタ嬢演じるジンとの老いらくの恋物語を 単に世界を股に掛けた大泥棒のアクション映画という舞台に設定しただけなのである。 別にじじいじゃなくても良いじゃん↓と思いガチだが これはじじいな役者の方が、よりインパクトが有り何より 私生活でじじい殺しなゼタ嬢には演技力の重厚さやUK出身という事より このじいいでなきゃ駄目なのだ。 じじい好きの女性には必見の作品である・・・ちなみに私は男性です。 って要らん事いうた? [地上波(字幕)] 6点(2006-04-22 23:29:23)《改行有》 4. ラヂオの時間 なんじゃこりゃ!チャンチャン!!とくらぁ\(^◇\)(/◇^)/ こういう劇中劇の冗談悪ノリな物語、 好きな人は好きで物凄くツボにハマるんだろね。 まぁ映画は楽しくなくちゃいけないのは判るけどねぇ ・・やり過ぎると些か胃がもたれます。 でもやっぱ好きだわ、こういう映画(´▽`)![地上波(字幕)] 7点(2006-02-04 22:47:51)《改行有》 5. 羊たちの沈黙 この作品を他の映画タイトルを拝借して要約するとこうなる。 「博士の異常な愛情 また博士は如何にして食べるのを止めて クラリスを愛するようになったか 」・・・う~んちょっとひねりが足りんな。 山田君、ザブトン一枚持ってって![DVD(字幕)] 9点(2006-01-30 01:30:10)《改行有》 6. ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク あのT-REXが陸(おか)に上がってプールの水を飲む。 はぁ~何だかな~やりたい放題かよ( ̄□ ̄;)!![地上波(吹替)] 1点(2005-12-03 23:52:01)《改行有》 7. 踊る大捜査線 THE MOVIE う~ん・・・強いて言えば完成度が高いという事かな、この映画の評価できる所は。 ストーリー・話題性・キャラ・それに全体に通して言えるオーバーアクション。 そもそも出発点があくまでテレビの延長でしかない為、役者全ての演技が同窓会のノリ。 その、ケレン味タップリの演技が楽しいか鼻に付くかで この映画の評価は分かれると思う。 それらを踏まえた上で唯一評価出来る点が冒頭に上げた完成度であろう。 興行成績にもその結果が現れている。 惜しむらくはストーリー全体が殆ど既出の作品のパクリであるという オリジナリティの無さ。 まぁ一つのパロディとして見れば何とか許せる範囲ではあるのだが。 [DVD(字幕)] 4点(2005-10-17 00:14:38)《改行有》 8. ボルケーノ ディザスター(災害)パニックムービーとしては意外と好評価できる。 特にこの作品の特出すべき点は奇抜で斬新な発想だ。 ロスの中心に火山噴火・溶岩流出なんて突飛過ぎて些か非現実的だが シミュレート的な作品と割り切れば受け入れられる。 同じ火山災害ムービーとして【ダンテズピーク】なんて作品もあったが、 あれとは雲泥の差とまではいかないがトンビとカラスぐらい開きがある。 トミー・リー・ジョーンズは【逃亡者】といい、こういう指揮官役が見事にハマる。 あのコワモテの面構えが正に仕事の鬼的な印象を植付け 作品のリアリティを増幅させている。 邦画にもこれくらいの発想の奇抜さがあればいいのだが・・・期待するだけ無駄か。[地上波(吹替)] 6点(2005-09-25 22:38:13)《改行有》 9. ブレードランナー/ディレクターズカット<最終版> 後のSF作品に多大な影響を及ぼしたと言われる本作品の世界観は 背景や設定・美術等全てを含めて独自の路線を確立したと言える。 それもこれもリドリー・スコットの銀シャリ映像が成せる業。 2019年・・・今が2005年とすると14年後の世界であるが 流石にここまでの世界にはなってはいないと思うが 82年当時の感覚からすると21世紀はこのぐらいの進歩(?) を遂げていて当然と思われていたのだろう。 寧ろ現代の状況を鑑みれば科学の進歩はある意味停滞(低速)気味だ。 「人は記憶でのみ人と足り得る」 人とレプリカント(サイボーグ)を分ける重要なキーポイントとして 押井守監督作品【GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊】の 人形遣いがこの言葉を上げていた。 正に本作のレイチェルやロイもこれに相当する。 人より並外れた頭脳と体力を持ちながら寿命は4年。 劇中タイレル博士のロイに言った言葉「美しい火は早く燃え尽きる」 これは彼らにとって死の宣告以外の何者でもない。 この時のロイの心情は癌宣告を受けた患者以上の失望感と 絶望感と屈辱に苛まされた事だろう。 そして彼等に対する生きる目的は何なのか?という問い掛けはもはや愚問に近い。 生きるだけに足掻くことが唯一、生きる目的なのだと。[DVD(字幕)] 9点(2005-09-12 10:27:54)《改行有》 10. ガタカ 為ってほしくないが確実に近付きつつある未来をシミュレートし (着床前診断は正にその一例)現代社会に警鐘をうち鳴らした作品である。 今を遡る事60年前ナチスドイツのヒトラーを始めとしたファシストの時代には 選民思想が高らかに謳われていたがこの作品の時代はDNAの段階から 種の選別だけに飽き足らず遺伝子操作で所謂完全な人間を創造している。 科学の力に傾倒し倫理観をも踏み外した社会を創る事自体が 不完全な事なのだとなぜ気付かないのか。 いつの時代も人間は罪な生き物である。 そんな忌避的な社会に不完全な人間として生まれてきたヴィンセントの 生きる為に足掻き努力を積み重ねて夢を掴み取る執念には悲哀を越えてむしろ敬服する。 また完全であるが故に己のプライドに堪えかねて自殺未遂を冒し半身不随になりながらも 歴史に名を残す(生きて来た証を残す)為にヴィンセントに夢を託したジェローム。 恐らくこの作品の根底に流れる『人間の心までは完全には征服できない』といった メッセージが彼のラストの生き様に込められているのではないか? やっと本当の完全な人間に為り得た彼の心情は推して知るべし・・・。[DVD(字幕)] 8点(2005-09-04 02:25:52)(良:2票) 《改行有》 11. U・ボート ディレクターズ・カット版 いやぁ~3時間29分ぶっ通しで鑑賞させて戴きました。 でも長くは感じなかった。 終始緊張しっぱなしで画面に釘付け状態で居たもんだから 観終わった後は開放感に満たされて思わず深い溜め息をついたよ。 静寂と混乱が交互に間断なく押し寄せて、まるで洗濯機に押し込まれた衣服の如く すすぎ(浸水)と脱水(排水)で精神が揉みくちゃにされてしまって 抜け殻同然の状態に追い込まれたのは乗組員ではなく観ている自分だった訳で まさに精も根も尽き果てたって感じかな。 それにしても数多ある戦争映画の中でこれほど緊張感とリアリティと 死の恐怖に満ち溢れた作品も数少ないだろう。 戦争の極限状態を潜水艦という極端に狭い閉塞空間に若い乗組員達の悲喜交々とした 人間ドラマを凝縮させ且つ昇華させたW・ペーターゼン監督の手腕には敬意を表したい。 挿入曲も実に素晴らしい。聞けば誰しもが一度は耳にした事がある曲で 勇壮さと悲哀に満ち溢れ場面を盛り上げてくれる。 さらに本作ではDTSにリミックスされていて 公開から24年経った今みても全く古さを感じさせない。 オリジナルの『Uボート』は未見であるが135分版と 本作209分版を見比べて観るまでも無くこれ以下の点数は考えられない。 (些か提灯気味の駄文であるが、観れば納得できる筈) 文句なしに10点を献上したい。[DVD(字幕)] 10点(2005-09-03 00:56:25)《改行有》 12. タイムクラッシュ・超時空カタストロフ<TVM> 映画に御都合主義は付き物である。 が、この作品はいかにしても否、余りにも都合良過ぎ・・・って強調する程の 作品でもないのでこの辺にしときます。 下のほうの方も書かれて居たけどキャサリン・ベルの巨乳を何でもっと利用せんのかな? 開始20分頃に画面に現れてから眼を見張るほどの巨乳に驚き、このままの展開ならば 水戸黄門のお銀の如く21時45分頃~22時15分位までの間に入浴シーンか ラブシーンかのどちらかが出て来るだろう否、必ずあると信じる・・・って 強調する暇もない程ガウンを着ただけの姿がサラっと画面に現れただけっていう B級映画ならでは無駄な期待を一心に背負って見る者を惹きつけて否、だからB級なんだ・・・ ってしつけーよ!!だれか止めてくれ~! っていう不毛な気分に浸れる映画です。[地上波(吹替)] 5点(2005-08-25 23:52:00)《改行有》 13. ジャッカル ジャック・ブラックかわいそうやったなぁ~金髪のB・ウィリス似合わへんなぁ~ 女少佐の顔のシミはデカイなぁ~R・ギアはどう見ても弱そうやなぁ~S・ポワチエは相変わらず渋いなぁ~(~O~)(-.-)(_ _).。o ○なんて事を考えながら普通に寝れる・・・もとい普通に見れる作品ではないかと。 関西弁には他意はありまへ~ん(やばっホントに眠いわ)[DVD(字幕)] 4点(2005-08-24 16:32:25)《改行有》 14. フラッド B級の臭いがタップリ漂ってるアクション映画。 この映画の何が不思議って【米・英・デンマーク・仏・日・ニュージーランド】 6カ国もの国々が協賛しているのが全く以って理解出来ない。 ストーリーに関しては取って付けた様な他愛も無い話なのでどうでもいいです。 他のいわゆる水物映画(デイライト・ダイハード3等)の中では 何とか見れるレベルですけどお勧めはしません。[DVD(字幕)] 4点(2005-08-22 11:54:57)《改行有》 15. ディープ・インパクト(1998) 分かっちゃいるけど見てしまう。 これもいわゆる典型的なアメリカ礼賛映画だ。 そういう見方をするなと念じていても見てしまう。 でもやっぱりいわゆる典型的なアメリカ礼賛映画だ。 連邦議事堂の前で大統領が演説しているシーン。 それ見ろ!やっぱりいわゆる典型的なアメリカ礼賛・・・ ってしつこいのでこの辺で止めときます。 同じディープインパクトという名前でも 05年現在注目の競争馬の方とは雲泥の差。 史上2頭目、無敗の3冠馬誕生なるか! 菊花賞ブッチギリで勝ってね~! (かなりレビューと掛け離れてるな)[DVD(字幕)] 2点(2005-08-22 11:27:30)《改行有》 16. ゲーム(1997) 《ネタバレ》 悪戯にしちゃやり過ぎだろ。 あそこまで上手くいく仕掛けなんて有得ないと否定してしまえば 映画そのものが成り立たないと判っちゃいるけど 言わずにいられないもどかしさが際立つ作品だ。[DVD(字幕)] 5点(2005-08-19 10:23:19)(良:1票) 《改行有》 17. ナッティ・プロフェッサー/クランプ教授の場合 マンガだよ、マンガ!ホントこのバカさ加減にはあきれる。 けど、あきれるほど面白いものもある。 ヤマちゃんこと山寺宏一の声はサイコーだな!以上。[地上波(吹替)] 5点(2005-08-18 21:17:12)《改行有》 18. ラストサマー2 どう考えてもこの言葉しか浮かばんかった。 やっぱり育ちすぎだろ!!w(ラストサマーの時のコメントのパクリ)[地上波(吹替)] 4点(2005-08-11 22:51:45)《改行有》 19. シコふんじゃった。 なんか竹中直人見てたらこっちまで腹の調子がおかしくなって来たよ・・・いやごめん、 腹の底から可笑しくて笑えたよw[DVD(字幕)] 9点(2005-08-11 21:40:56)《改行有》 20. トータル・リコール(1990) 《ネタバレ》 バーチャル夢で見た事が現実になるという展開は既に漫画【コブラ】にて使用済み。 まぁこれがわかる人は世代が分かってしまうけど。 火星での民族蜂起的な映画だけどクリーチャーがかなりグロい。 お腹にもう一人の人間が生きてたりオッパイが3つもある人がいたり ギャグみたいなグロさではあるが。 ラストの火星に大気が発生する展開は些か強引過ぎて 落とし所を間違えたのではと思ってしまった。 マイケル・アイアンサイドが良い味出してたね。[ビデオ(字幕)] 5点(2005-08-05 11:32:07)《改行有》
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