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1. アビス(1989)
キャメロンが監督だからという理由だけで長い間敬遠していたことを激しく後悔した作品。初めて見た時はストーリーに合わせて息を止めたり、歯ぎしりしたりしながら見たので疲労困憊しましたが、約170分(完全版)という尺を長いとは全く感じませんでした。惜しむらくは、最後の最後に監督のさして深くもないメッセージを取って付けた様に持ってきたことですが、エド・ハリスのファンとしては主役に回った彼を延々堪能できる貴重な映画ということもあり、この点数を献上。9点(2004-06-16 12:47:56)
2. インディ・ジョーンズ/最後の聖戦
公開当時は大好きだったのに、大人になってから見返すと、やはりスピルバーグのナチスの扱い方がどこか心にひっかかって素直に楽しむことができなくなってしまった残念な作品。物語というものは、悪役・敵役が魅力的に描かれてこそ引き立つものだと思うんですけどね。4点(2004-06-16 11:58:45)
3. ある日どこかで
荒唐無稽な設定を割合すんなり受けて入れてしまうことができるのは、ジェーン・シーモアのあの神秘的なまでの美しさに寄るところ大だと思います。彼女の存在無くしてこの映画は成立しなかったでしょう。クリストファー・リーブ演じるリチャードの、美男子なんだけど、ちょっとノリが軽くてあまり思慮深そうではないところも話の説得力を増してます。カルト扱いされることが多いですが、もっと一般に評価されてもいいんじゃないかと思う映画の一つです。9点(2004-06-16 10:21:41)
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