|
1. タイタニック(1997)
女性ホルモン過剰のヒロインは、まさに絵画から抜け出したような美しさ。我らがレオ様の存在感はタイタニック号に引けをとりません。ベーリング海の漁船ではなく、悲劇の豪華客船という大舞台にこそラブストーリーが映えるというものです。今後もタイタニックは高度な映像技術、本作以上の役者によって蘇るかもしれません。しかし、事故が「記憶」から「記録」に代わりつつある今、一抹のリアルを留めた本作を超えることは出来ないでしょう。擦れた大人はエゴイズムを恥じ、感受性溢れる若者は二人のロマンスに酔いしれる。もちろん私は後者。8点(2004-04-04 12:06:21)
2. インデペンデンス・デイ
《ネタバレ》 デヴィッドは元女房と復縁出来るのでしょうか。今後、やもめ大統領との再戦を予感させます。大迫力の映像は何度観ても素晴らしい。理屈っぽい考えを捨てられれば、珠玉の娯楽作です。多くの登場人物が余裕たっぷりで、異星人との戦争に直面している雰囲気が伝わってこないのは残念。飄々としたキャラはウィル・スミスだけで充分です。見せ場、大統領演説は英語音声の方が格好良い。結びの”インデペンデンス・デイ!!”に失禁寸前。7点(2004-04-03 15:31:22)
|