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1. ザ・ハリケーン(1999)
《ネタバレ》 むかーし人に勧められた記憶があったのでみてみました。実話の重みを感じるし、当時のアメリカの差別の理不尽さを強く感じさせ、飽きさせずにぐいぐいみられました。ただ、それはデンゼル・ワシントンの演技に頼るところが大きいように思います。結局カナダ人3人がなんでここまでできるのか、最後までよくわからなかったし。もうひとひねり映画としての工夫があってもよかったかな、と思います。ただ、これがついこの前の話なのに、今や黒人が大統領になっているという現実を思うと、感慨深いものがあります。[CS・衛星(吹替)] 8点(2009-02-02 12:52:28)
2. エンジェル・アット・マイ・テーブル
ある繊細で才能のある女流作家の半生とその心象風景までもを、おおげさでなく、そのまま映像化に成功しているかのように思える。だからこそ、何度観ても自分の人生経験に応じて新たな発見があり、これから先もときどき繰り返し見たくなるであろう、愛すべき映画。そして、観るたびに繊細な感受性を少しでも思い起こさせてくれるのではないか、と思う。[DVD(字幕)] 10点(2007-12-17 22:38:37)
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