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1. 戦う幌馬車
《ネタバレ》 「戦う幌馬車」という邦題がおかしい
主人公たちの武器ではなく敵役の武装馬車なのだから
しかも主人公たちに簡単に壊されてしまう
「戦う幌馬車」という題にひかれてワクワク期待したのに羊頭狗肉
だまされた感じ
[地上波(字幕)] 2点(2010-03-03 00:01:52)《改行有》
2. グラン・トリノ
《ネタバレ》 映画としてとてもいい出来で、見応えがあり、佳作だと思います
お薦めします
以下ネタばれあり これから見る方は見てからお読み下さい
見終わった直後は9点の評価だったのですが4、3日して7点に評価を下げました
それは
最後に「闘った」相手が町のチンピラギャングたち
主人公の老人が恐くて、腹いせに銃を家に撃ち込んだり
林家の姉弟を襲ったりするような、こどもたちであり、
拳銃を持っても、手が、震えているような連中だった
立ち向かうのが巨大な圧倒的な的な悪ではなく
大の大人がこんなこどもたちを相手にしていていいのとも思えてきた
妻の死後どう生きていいか、
死場所をさがしていた老人の気持ちはよく描かれているが
相手にさせられてしまった少年たちはあわれでもある
こんな連中は死んだ方がいいという思想が
殺すことと結びついていない展開は物語として素晴らしいが
相手の卑小さが悲しくもある
これで7点に下げた
しかし
アメリカンヒーローの終焉がかっこいいものとしては、終われない
アメリカンヒーローは現代社会では卑小な相手ぐらいしか倒せない
それが現代であると
意図して描いたのだとすれば10点を献上したい
[映画館(字幕)] 7点(2009-06-08 23:34:11)(良:1票) 《改行有》
3. 天空の草原のナンサ
とてもよかった
2005年の映画である
失われゆく遊牧民の暮らしをある一家を中心にたんたんと描いている
モンゴルの1990年以降の改革で遊牧民の暮らしは急激に変わっているはずだが
そこは抑えて、美しく、微笑ましい暮らしを描いた
これもまた挽歌なのであろう
[映画館(字幕)] 8点(2008-07-28 22:06:37)《改行有》
4. マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ
1985年の映画であるせいか
特に主人公が預けられる田舎の村では
まだまだ牧歌的な人々の暮らしが営まれている
懐かしい風景である
「映画は失われてゆくものの挽歌である」と改めて思った[映画館(字幕)] 8点(2008-07-28 21:59:33)《改行有》
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