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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
評価順12
投稿日付順12
変更日付順12

1.  ボヘミアン・ラプソディ 《ネタバレ》 あくまで自称ですが、Queenファンの自分としては、彼らのストーリーは一応一通り知ってはいましたが、ここまで細かく再現された映像が見れる事は本当に感激しました。 私がこの映画で号泣に近い涙を流したシーンは2つ。 1つ目は、やはり「LIVE AID」。 実際のLIVE AIDの映像を観たことがある方なら分かると思いますが、半端ではない再現がされています。 フレディ入場後、ピアノ前の椅子へ着座するシーン、ピアノ上のカップの配置、そしてもちろんパフォーマンスの細部に至るまで、よくぞここまで徹底した仕事をしたもんだと驚きに近い感動を覚えました。字際のライブでのフレディは、まるで無邪気な子供の様に、歌う事を心から楽しんでいる様でしたが、映画でもその躍動感を感じる事が出来ました。 聞いたところによると、このシーン、映画では4曲披露でしたが、実際は6曲フルで撮影したそうで、後に何らかの形で見れる可能性もあるらしいです。 そして2つ目は、エンドロールの2曲目「The Show Must Go On」。 曲が流れて来た瞬間、思わす「ああ・・ここでか・・・・・」と無意識に声を漏らしてしまいました。 ご存知の通り、フレディにとってのQueenラストアルバムに収録されている曲。 この頃のフレディーは既に体力もかなり衰えいたそうですが、この曲の歌詞の通り、魂を捧げて素晴らしい歌唱を披露しています。正にこの映画のラストに相応しい。 このシーンの涙は感動の涙ではなく、悲しみの涙でした。 この時代に改めて、こんな素晴らしい映像を見せてくれた映画製作陣、俳優、そしてQueenに心から感謝したい。[映画館(字幕)] 10点(2018-11-12 12:10:42)(良:1票) 《改行有》

2.  セッション 《ネタバレ》 安っぽい言葉になってしまうが、終演後体が震えた。暫く動悸が激しいままだった。 私は凡人ですが、フレッチャーの考えは良く分かり、また、凡人だからこそ、フレッチャーの生き方が羨ましく思えた。 フレッチャーのやっている事は、現代では「異常」である。それがフレッチャーの言う「現代は甘くなった」という事なのかもしれない。 フレッチャーは音楽に全てを捧げ、高みを目指し続けて来た。次世代の名プレイヤーを育てる事に人生を捧げて来た。 そこにニーマンが現れた。ニーマンは最初、どこにでも居る、現代の大学生そのものであった。 でもフレッチャーは、そんなニーマンに「何か」を感じたのだろうか。そうだとしても、それが何かは分からない。 ニーマンはフレッチャーの与えた課題を次々乗り越えて行く。 しかし、フレッチャーはやり過ぎてしまい、ニーマンは壊れてしまった。 その結果、フレッチャーは大学を追放されてしまう。自分の大事な居場所を奪われたフレッチャー。 フレッチャーは手負いの獣の様に、異常さを増していたのだろう。ニーマンに復讐をする。簡単に叩き潰せると思っていたのだろう。 しかし、皮肉にもニーマンは覚醒してしまった。フレッチャーが求めていた高みへと登り詰めた。 ラスト近く、二人の目が合う。微笑を浮かべている。ニーマンもフレッチャー側の人間になったのだろう。 演奏終了後の事は語られていない。 決して歓喜で手を握り合ったり、抱き合ったりはしないはずである。 何故か、そうであって欲しくないと思ってしまった。[映画館(字幕)] 10点(2015-05-31 01:54:17)(良:3票) 《改行有》

3.  X-MEN:ファースト・ジェネレーション 《ネタバレ》 X-MENシリーズはとりあえず全て観ていますが、ミュータントの描き方には魅力を感じられないし、全く感情移入が出来ないし「何かイマイチ」という感じでした。今回も監督が代わったとはいえ、正直期待していなかったのですが・・・凄く面白かった!!ミュータントのパワーを描くシーンでは何度も鳥肌が立ち、ストーリーは分かり易く且つ緻密。ミュータント視点での人間の恐ろしさや、細かな感情の動き等々、色々な要素がバランス良く盛り込まれています(レイブンが、チャールズ、ハンクではなくエリックに付いて行った経緯から見える各キャラクターの考え方等)。 全体的な構成も、見せ場の配分や、ラストに向かうベクトルの上げ方も見事で、久々に映画でアクワクしました。 色々思い返しましたが、減点ポイントが見付からなかったので、素直に10点満点にしました。このテイストでこれからのシリーズも作って欲しいな~。[映画館(字幕)] 10点(2011-06-19 03:15:18)(良:2票) 《改行有》

4.  プロジェクト・グーテンベルク 贋札王 いやー、とても面白かった。 所謂、容疑者の供述・回想ベースで物語が進むが実は・・・という形式の作品。 ここまで言えば、あらかたの想像はつくと思います。そう、その想像通りの展開です。 しかし、回想シーンでのアーロン・クォック演じるレイ、チョウ・ユンファ演じる「画家」のキャラクター・関係性、その他、偽札製造組織メンバーの描き方が素晴らしく、何の不自然さも感じさせず、だからこそラストの驚き・爽快感は格別でした。 この作品、ラストには2段階の驚きが用意されています。警察を欺いた事に目が行きがちですが、この作品で一番印象に残ったのは、レイの歪んだ哀れで悲しい人間性。回想シーンでも、やたらと元恋人の事が取り上げられていたのは、レイの彼女への哀しい執着が現れていたのかなと思いました。 最期に余談ですが、日本での本作プロモーションが、「チョウ・ユンファ、久々のガンアクション復活!」に偏っていたような気がして、確かのアクションシーンは迫力がありましたが、それ以上にドラマ自体が素晴らしく良かったのに少し勿体無かったとも思いました。[DVD(吹替)] 9点(2023-01-05 16:01:59)《改行有》

5.  去年の冬、きみと別れ 《ネタバレ》 正直、ラスト7分間までの評価はせいぜいい5点程度でした。 重厚な扉に閉ざされた豪邸に住む狂人のカメラマンとその姉、そして実は共犯者だった記者。 これらの設定・描写がありきたりな安い漫画チック過ぎて、ストーリー・トリック自体は良いのに勿体無いな  と。 「でも、君の彼氏が化け物であってはならない。だから去年の冬君と別れ・・・・」 復讐の為に自分も狂人にならなければならない、でも恋人への純粋な想いを汚す訳にはいけない、だから決別する。 ラスト7分間の海辺のシーンで、主人公の亡き恋人への悲痛なまでに純粋な想い。 行き違いで別れてしまったけれど、それでもお互いの事を想い合っていた二人の事を想うととても切ない。 このラストシーンは本当に素晴らしかった。 してやったりの復讐劇の裏ではこの様な事があった、それをしっかり描いた事で作品の評価が格段に上がりました。[DVD(邦画)] 9点(2022-09-13 11:32:46)《改行有》

6.  目撃者 闇の中の瞳 《ネタバレ》 この作品の様なサスペンス系映画は、良くも悪くも観る側にインパクトを与える為のトリックやどんでん返しの盛り込み合戦になっていて、若干食傷気味になっていました。そしてそれもかなり出尽くした感があります。 この作品にも多くのどんでん返しが盛り込まれていますが、それらは全く抵抗なく、且つひと時も気を抜く事も許さず、最後の一瞬まで釘付けにさせられました。 かなりグロイシーンもありますが、それ以上に「人間の恐ろしさ」というものを嫌というほど見せつけられた、その印象が強烈です。 主人公は社会的には成功した地位に納まりましたが、道を踏み外し真っ当な人間ではなくなってしまった。 映画のラスト、本の最後のページに書かれているという”本当に恐ろしい事”とは、「定価15台湾ドル」ではなく、「人間」または「人間の欲望」なんだろうな。[DVD(吹替)] 9点(2021-11-18 14:16:46)《改行有》

7.  ドラフト・デイ 《ネタバレ》 面白かったです。 自分はNFLが大好きで、話の中に出てくる色々なネタもある程度理解出来たし、カメオも楽しめました。 ブラウンズオーナーの「ディフェンスは水しぶきを上げない」などはクスリとさせられるし、アメリカプロスポーツのドライな面も良く描けていますね。 日本のプロスポーツとは異なり、NFLのドラフトは完全ウェーバー制度を採用し、且つその上でのトレードも可能であり、正に試合さながらの戦術合戦。 何が何でも近々で補強が必須なのか、各チームのポジションのウィークポイント、そしてチーム事情、それらが複雑に絡んだ情報戦でもあります。この映画はフィクションですが、その裏の攻防の雰囲気は遠からずこの様な感じなんでしょう。 日本ではあまり表に出てこないGMというポジションは「マネーボール」などでその役割が見れますが、並みの精神力では務まらない重責なんでしょうね。 最終的にハインズマンを獲得したほどの名QBでも、調査の結果浮かんできたその人格により指名をしなかったり、他の球団もそれに影響され指名を回避したり、多少の脚色はありますが、アスリートとはいえ「人」を選ぶという事に違いは無いというところがとても良かったと思います。 アメリカプロスポーツは、良い面も悪い面も素材の宝庫で、良い作品が多い。この作品もその代表の一つだと思います。[DVD(吹替)] 9点(2020-06-01 18:37:10)《改行有》

8.  放送禁止 洗脳~邪悪なる鉄のイメージ~ 《ネタバレ》 このシリーズのファンで、テレビ版、映画版共全て観ています。 映画版の過去2作は、内容は良いのですがテレビ版とは若干テイストが異なっており、テレビ版が好きだった自分にとっては若干不満が残るものでしたが、本作はテレビ版そのままのテイストで、且つ非常に丁寧な作りになっていました。 今回も放送禁止らしく、各所に散りばめられた複線・ヒントの数々。 しかし、ファンを自任する自分としてはそうそう驚きはしないだろうと高をくくっていましたが・・・。 そうですか、そう来ましたか。序盤の江上一家のムービーに妻の顔が映っていなかったので、「人の入れ替え」、「正体が違う」疑惑は多少頭にありましたが、序盤人物紹介時に一人一人にテロップ入ってた事によりすっかりその疑いを除外していましたよ。 (このテロップの出し方!!) どんでん返しのレベル・鮮やかさで言うと過去最高ではないでしょうか。 謎解きの過程も、映像の薄暗さ・粗さも相まって非常に怖いんです。何度か全身に鳥肌が立ちました。 今回も作品の特性上、あまりお目に掛かる事の無い役者の方々が起用されていましたが、この方々、特にメイン2名の女優さんは演技がとにかく素晴らしい。 志麻子の時の霧花は正に洗脳に怯え弱弱しく、霧花に戻った時は淡々と冷静に状況を判断し脱洗脳を施していく。志麻子もまた然り。 どんでん返しが控えている作品では、役者さんの技量がその成否に大きく関わってくると思いますが、本作は大成功だったのではないでしょうか。 元旦那がストーカーになった、実はみなみが黒幕で復讐がこれから始まる・・等々色々な意見がネットで展開されているようで、相変わらずこのシリーズは観終わった後も視聴者を楽しませてくれます。 確かに正解は提示されておらず、どれが「真実」かは分かりませんが、自分は見たまま、元旦那が家族を見守り、やがて元の幸せな家族が再構築されて行くのだと思う事にしました。 ハッピーエンドという事で、いつもの「後味の悪さ」はありませんが、(元旦那が人一人殺していて、それが放送禁止の原因なので後味が良い訳ではありませんが・・)新しい展開で且つ、このシリーズの1つの完成形に到達した作品だったと思っています。 もう一度見て来ます。また違った解釈が生まれるかもしれませんから。[映画館(邦画)] 9点(2014-11-05 15:11:52)《改行有》

9.  ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 宇宙の映像、無重力状態での船外作業の描写等大変美しくそれはそれは素晴らしい。 但し、開始から8割過ぎまでの間、ただただ広大な宇宙の恐ろしい虚無感、事故によるクルーの死、燃料切れで地球への生還が絶望的になり精神的に壊れて行く主人公・・・・キツイ、非常にキツイ。映像がリアルなだけにキツ過ぎます。ジョージ・クルーニーの再登場シーンも「あ~、幻覚として見た仲間と共に安らかに死んで終わりか。実際死ぬ事を受け入れてたし。広大な存在の宇宙、過去の娘の死、色々な不運に流されるまま流されて無抵抗に終わるんだね。ま、こんなもんだわな、現実は。分かってるよそんな事、今更そんなもの見せるなよ。本当にキツイ映画だわ。」と、頭の中で映画を終了させていました。 ・・・それが、ああいう結末になるんですね。てっきり映像美だけが売りの映画かと思っていました、確かにストーリーは薄いといえば薄いですが、ラストシーンへの急展開は終始鳥肌が立ちまくりでした。大気圏に突入し、まるで流星の様に地球に向かう宇宙ステーションの残骸とカプセル。どうか助かって欲しい。とても感情移入して祈る自分がいました。 文字通り奇跡の「生還」を果たし、泥にまみれ這いずりながらも自らの足で地球を、大地を踏みしめる、地球の「重力」を感じながら。再び戻って来る事が出来た、また新しい明日を迎える事が出来る喜びに震えているかの様にも見えました。下からサンドラ・ブロックを見上げるアングルで暗転、そしてスクリーンに映し出される「gravity」の文字。震えました、凄い映画です。 人生、ほんの少し、本当にほんの少しの心の持ち方、切り替えで人間はどうにもなれる。もし失敗しても、全力で立ち向かったのならば笑ってそれを受け入れる事が出来る。だから自ら選択し行動しよう、諦めずに。そんな事を改めて教えられた気がしました。とても良い作品を観る事を出来ました。 サンドラ・ブロックは特別好きな女優ではありませんでしたが、この作品での演技はとても素晴らしかったと思います。 どうでもいい話: 仕事がらコンピュータシステムの操作マニュアルを作成する事がありますが、操作マニュアルの大切さを改めて感じました。(笑)[映画館(吹替)] 9点(2014-01-13 22:33:24)(良:2票) 《改行有》

10.  ロスト・ボディ(2012) 《ネタバレ》 面白かったです。 抑えた感じで淡々と進むミステリーが好きなので、とても楽しめました。 物語の中で語られているのに、姿を見せないキャラクターが作品のキーになる、、、こういったミステリーには良くあるケースで、この作品も同様でした、がストーリーが丁寧に作られているので、無理な唐突感も無かったです。 ラストが分かっていても、何回も観たくなる作品。[DVD(吹替)] 8点(2023-09-23 22:38:14)《改行有》

11.  キャッツ 《ネタバレ》 劇団四季が大好きで、四季版のキャッツは何度も観劇しています。ですので物語の内容も理解している前提での評価になります。 映画化の話を聞いて楽しみにしていました、ビジュアルに愕然とし、最近まで避けてきましたが先日鑑賞しました。 鑑賞後の第一印象は、やはり物語・曲は本当に素晴らしいう事。加えて、舞台版では場面転換に制限があるところを、映像化の利点でその制限を取っ払い、猫それぞれの個性を最大限に引き出すステージ・演出を用意。舞台版では暗黙の了解で脳内補正していた事が見事にビジュアル化されていました。それにより新たな解釈・理解も深まった気がします(映画版オリジナルの演出もありましたが。) 総合的に食わず嫌いを後悔するほど良かったのですが、ここからはマイナスポイント。 世間で言われているビジュアルですが、それ程悪くは無い・・・・のですが、遠目から見ると多くの猫が同じに見え、加えて皆が身なりが綺麗過ぎて外見上の個性が希薄。似た様な猫がただ大勢で動いている様な場面が多く、物凄く平坦なイメージを受けました。舞台版とまでは言いませんがもう少し舞台衣装の様なビジュアルに寄せた方が良かったかと思います。 ただ、ソロパートがある猫、特にアスパラガス、スキンブルシャンクス、ミストフェリーズなどののビジュアルは本当に素晴らしく、キャラクターの魅力をより深堀り出来ていたと思います。舞台版では自信満々に踊りまくるミストフェリーズを気弱な性格にしたのも良かったと思います。 先にも言いましたが、もともとの物語・曲が良いのは前提ですが、それをベースに映画化で色々な挑戦をしたところ、舞台版のファンから見ても面白かったです。[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-24 09:27:16)(良:1票) 《改行有》

12.  ベイビー・ドライバー 《ネタバレ》 キャスティング良し。主役もヒロインも悪役もキャラ立ちしてる。 作品のテイストは、バイオレンスにも拘らずポップなのですが、主人公や取り巻く連中のバックボーン等々からハッピーエンドは無い、待つのは破滅的なラストになってしまうんだろうな~と少し暗い気持ちに。作中の台詞にもありましたが、主人公とヒロインが「ボニクラ」的終末に向かって悲しく暴走して行くんだろうな・・・と。 実際はヒロインを残して主人公が投降。その後仮釈放で、めでたくヒロインと再会。 数ある所謂「ゲッタウェイドライバー物」「逃避行物」の作品には珍しくライトでハッピーな終わり方でしたね。 「ボニクラ」的なラストにしても良かったかと思いましたが、この素敵な二人の若者にはこのラストの方がやはりお似合いですね。 それ程、この作品の登場人物は皆良く描かれているのがとても印象に残りました。この作品の売りでもあろうカーアクションよりも。[DVD(字幕)] 8点(2018-07-06 15:55:14)《改行有》

13.  DESTINY 鎌倉ものがたり 《ネタバレ》 正直な話をすると、年末に時間があり、特に観たい作品が無く消去法で選んでしまったんですが・・・・もの凄く良かったです。 色々なエピソードが詰め込まれていますが、それが後々への伏線として上手く活かされていて、見事な構成。 鎌倉の街並みや、古い家々の映像はとてもノスタルジックで心地良い。 俳優人もこの作品の住人として全く違和感が無く、作品の世界観に浸る事が出来ました。 「こういう世界があったら行ってみたいな」と、年甲斐にも無く純粋な気持ちにさせてもらいました。[映画館(邦画)] 8点(2018-01-16 15:32:10)《改行有》

14.  ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション 《ネタバレ》 ジェレミー・レナー、サイモン・ペッグを新たなチームメンバーに加え、このシリーズは前作で新たな転機を迎えたと思います。 この2人の参入により、チーム内に役割・キャラ分担を与え、それがストーリー展開にも非常に有効に作用しています。 それに加え、「問題発生⇒対応策アリ⇒対応策実行」 のサイクルを繰り返し、スピーディー且つテンポ良くストーリーが進んでいきます。 本作は、上記がうまく定着して、とても面白い仕上がりになっています。 本作の内容に目を向けると、ショーン・ハリス演じるレーンは、非情でとても恐ろしい。本作の敵役はこうでなくてはいけません。 イーサン対レーンの最後の対決はちょっと拍子抜けしましたが、レーンからすればこれ以上無い屈辱に違いありません。これはこれで思わずニヤリと来る演出。 ラストのIMF新長官任命(?)のシーンは、見事なオチでした。 個人的感想ですが、現在、本作以上に新作発表の都度「観たい!」と思わせるアクション作品はありません。所謂「パターン物」かも知れませんが、今後何作作られてもずっと見続けたい作品です。 それは、単純にストーリー、アクション、制作費のスケールだけでなく、スタントを自ら行うトムの作品に掛ける想い、観客への期待に応え様とする姿が大きいと思います。[映画館(字幕)] 8点(2015-08-12 12:35:03)《改行有》

15.  聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY 《ネタバレ》 当方、原作連載時から連載誌、コミック、TV、映画版を見て、玩具にもハマった程の原作のファンです。本作品も劇場に観に行こうかと思いましたが、キャラクター設定を見て躊躇、結局未鑑賞のまま、つい先日まで至りました。本作品は賛否が大きく分かれるでしょう。これまで色々な形で新作が発表されてきた聖闘士星矢ですが、それら全て受け入れられませんでした。しかし、本作はとても良い出来だと思います。車田正美氏の表現力で描かれてきたバトルシーンを上手くCGに移行しその爆発力を実感できましたし、ブロンズの5人は原作のイメージ・デザインを踏襲しつつ、ゴールドについては新解釈で大きくアレンジを加えている。こういう表現もありだな。マイナス要素はラスボス。あれだけは世界観を逸脱し過ぎてますね。どうせならセイントの力対力で決着をつけて欲しかったです。先にも書きましたが、聖闘士星矢というベースを使用して新たな表現に挑戦した作品群の中では非常に優秀な作品だと思います。やはり劇場で観れば良かった。[インターネット(字幕)] 8点(2015-03-17 09:52:03)

16.  グランド・イリュージョン 《ネタバレ》 とても面白かった。本格推理モノでなく、イリュージョンのステージを丸々映画として観ていると思えば凄く楽しめる内容だと思います。強引で無理はあるが、先が読めないストーリーも良かった。マイケル・ケインとモーガン・フリーマン演じるトレスラーとブラッドリーをダーティーな役どころをしたところも面白い。4人を集めた男の正体も、本格推理モノなら許されないかもしれないが、この作品ならOKかな。[DVD(吹替)] 8点(2014-09-01 09:50:00)

17.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 何よりも・・・・・こんな内容の映画がハリウッドで堂々と作られる時代になった事!!素晴らしい!!素晴らし過ぎる!!!年齢的にどストライクで、ずっと口開けてニヤニヤして観ていました。 皆さんが仰る通り、ストーリーはいたって単純、その分ロボアクションに存分に浸れました。ロシアチームと中国チームは正にステレオタイプで日本の漫画っぽいのも非常によろしい、この監督はよく分かってらっしゃる。SF映画は数あれど、何かと理屈っぽい要素があり、冷めてしまいますが、この作品は理屈抜き感覚だけで存分に楽しめる真の娯楽大作でした。オーバー35位の方々、観ましょう、あの頃に戻れますよ! マイナス1点は・・・・やはり日本チーム。出して下さい、続編で!!!!!![映画館(吹替)] 8点(2013-08-23 22:46:21)《改行有》

18.  GANTZ 《ネタバレ》 原作は全巻読んでいます(好きです)。原作の世界観をどれだけ再現してくれているかがポイントでした。 一言で言えば「原作のLite版」といった感じでしょうか。原作のエログロ感を望む方には物足りなく感じられでしょう。目玉である戦闘シーン(田中星人、おこりんぼう星人)のボリュームや、大事なエピソードもかなりカットされています。それでも限られた時間内で上手くアレンジし、纏められていると思いますよ。田中星人の登場シーンは、原作より不気味な感じがしましたし、あのしぶとさにも怖い。CGも悪くないし、GANTZスーツ・武器の造形に関しては文句無しです。GANTZは、奇抜な星人や、凄まじい戦闘シーンだけでなく、戦いを通じて登場人物が成長・変化して行く点も非常に重要な要素だと思うのですが、その辺りも表現されています。 鑑賞前は不安でしたが、十分楽しめました。 但し、小島多恵に関しては・・・・。まあ、登場時間が短かったので、2作目で納得させてくれる事を期待します。[映画館(邦画)] 8点(2011-01-29 23:24:34)《改行有》

19.  カラスの親指 《ネタバレ》 面白かったです。 この映画に限らず、映画批評で良く、「ツッコミどころが」とか「リアリティが無い」とか聞きますが、フィクション 作品は原作者なり脚本家なり監督なりが最終的に描きたい・伝えたい事があって、それに導くようにストーリーを作って いく訳だからそりゃご都合主義な部分も多々あるでしょう。要はその伝えたい事を観る側が受け取れるか、そしてどう 感じるか、それだけで良いと思います。 この作品では、余命僅かな元詐欺師が自分の過去を悔いて、過去に巻き込んでしまった人達を再生させるためにひと芝居 を打つ。そして皆前を向いて歩いて行く、再出発が出来る様になった。 その過程のトリックも面白かったし、温かい気持ちで伝えたい事を受け止められたと思います。[DVD(邦画)] 7点(2022-09-09 12:50:45)《改行有》

20.  東京喰種 トーキョーグール 《ネタバレ》 面白かったです。 勿論優秀な原作ありきですが、世界観を良く再現していたかと思います。 役者さんも良いです。 マイナス点は冗長的なアクションシーンと、過剰な感情表現でしょうか。 個人的意見ですが、清水さんはつくづく良い役者でしたね。[DVD(邦画)] 7点(2022-07-11 10:36:32)《改行有》

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