みんなのシネマレビュー |
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【製作年 : 2010年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
1. わたしはロランス すべての画が素晴らしく感動した。色味、画角、カメラの動きに惚れ惚れ。音楽のチョイスも素晴らしい。シーンによって空気が変化した瞬間を見事に描いている。絵力のある168分は疲れたが、短く編集されず見れなかったことは幸福。もう一度行ければ行きたい。[映画館(字幕)] 9点(2013-09-16 23:26:05) 2. スーパー! 《ネタバレ》 おもしろかった。現実と虚構(妄想)の線引の曖昧さを突き詰めると、こうなるのかーと興味深かった。[DVD(吹替)] 8点(2014-10-19 22:06:04) 3. 恋の渦 自分の行動を俯瞰しているようで楽しかった。演技の稚拙さも途中から馴染むというか....。最終的には彼らの生活を覗き見するのが終わるのが残念だった。また会いたいなぁという気分。失礼ながら弟の彼女がもうちょっとカワイイと助かる。[DVD(邦画)] 8点(2014-07-22 00:43:56) 4. パシフィック・リム 理屈として通じないーなんて無意味。ポール・バーホーベン臭も甘美。2も楽しみ。[DVD(字幕)] 8点(2014-07-21 15:31:12) 5. ランナウェイズ 《ネタバレ》 チョー楽しみにしてたガーリー映画。ピストルズのTシャツを自らDIYで作る様が最高。まとまりに欠ける編集はダルいが、ジョンジェットのエピソードは狡猾なまでにイカす。こんな爽やかな女子のオナニーシーンは初めて。「男は柔らかい女が好きなのヨ。」[DVD(字幕)] 8点(2012-12-07 10:54:58) 6. 告白(2010) 《ネタバレ》 公開時に話題になった際に見なかったことを強く後悔した。ひとつひとつの事柄を多面的に描く丁寧さに感服した。この監督はCM出身というのを強く感じてしまう。1カット1シーンに隙がなく絵が重く感じてしまう。本作品はこの個性がシックリ合っており情報量過多が絵が小気味よい。レディオヘッドが使われた事が注目されたが、むしろデフトーンズの曲が心に刺さった。でもまぁなんか子どもへの大人からの復讐って感じが爽快ではあるけど下品に感じるのも事実。とはいえ『バトルロワイヤル』ー『告白』ー『桐島部活やめるってよ』と繋がる日本の学内に遺る同調圧力の景色として素晴らしい一本。傑作。[CS・衛星(邦画)] 8点(2012-09-30 01:37:26) 7. 悪人 《ネタバレ》 妻夫木聡がまったくかっこ良くなくただの地方のヤンキー面を、深津絵里が垢抜けない地方の色気のない女性を演じきったことが素晴らしい。その他、柄本明、松尾スズキそして樹木希林の「主人公」を囲む環境がどのような世界か示す様も強い説得力を持ち見ごたえがあった。最後の「祐一」が「光代」を殺そうとしたのか、「光代」の罪を抹消させるための演技として首絞めを行ったのか考えさせられ、その後の「光代」の生活景色を描いた点も興味深かった。原作を是非読みそれぞれの心情を更に深く知りたい。[DVD(邦画)] 8点(2011-07-27 13:07:39) 8. エクソダス:神と王 《ネタバレ》 2014年版の『宗教画』といった赴きで素晴らしい。群衆の描写や動物の発生などのCGの破綻が無く、さすがリドリーと感銘。しかし最後の波ではややCG臭さが出ていて水の描写って難しいんだなぁ...息切れしたのかなぁと思ったり。結末がわかっていても飽きさせない構成力も感銘。さらに隕石落下によって海が割れたー等の現代の視点をバランス良く入れ飽きさせない。もっと長いディレクターズカットがあるーとの話聞いて楽しみにしてます。[映画館(字幕)] 7点(2015-02-03 16:33:00) 9. 紙の月 《ネタバレ》 劇場で見てよかったです。ただ、この作品が好きかと言われると私は苦手。宮沢りえは美人には感じられないが、木々にイルミネーション輝く中、大学生と歩く時に見せた少女の顔は印象に残りました。小林聡美に美しさを寧ろ感じるのは小市民だからなのか....。あの時に宮沢りえも小林聡美も犯罪という一線を超えたか超えなかったかの違いしかないーという共有する時間があったのはよかったです。でもなぁ、そこからいきなり走っているシーンに飛ばすのはズルいなと。そして最後のタイのシーンはいらないですね。すごく無駄に感じました。安っぽい輪廻感の押し付けに感じました。横領する前の彼女なのでしょうか。どちらにしろ苦手です。その時に着けてる時計を見忘れたなーこの映画は時計がキーになっているので(カルティエの時計を着けることで虚栄心と旦那との乖離とか)。[映画館(邦画)] 7点(2014-12-26 23:25:46) 10. ウルフ・オブ・ウォールストリート おもしろかった。乱痴気騒ぎの描き方も品がある。客観的な描写に留めていて実感がわかない。その分、二人目の奥さんとの最後のセックスの描写が痛々しく素晴らしい。もうひとつ、取引中の証券会社をただ進むカメラのシーンがある。周りが異常であることに麻痺していく彼らの描写はまるで動物園のようだ。その客観的な描写が美しい。劇場に行かなかったことを後悔した。[DVD(字幕)] 7点(2014-12-26 09:52:25)(良:1票) 11. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー 《ネタバレ》 ダークナイトレベルの作品!って聞いて楽しみにして劇場へ。敵味方よくわかんないまま怒涛のようにノリだけで押し切られた感じ。よかった。アライグマは最初キモさを感じたが最後には愛らしいキャラに感じれるから不思議。続編も楽しみ。[映画館(吹替)] 7点(2014-10-02 09:09:11) 12. WOOD JOB! ~神去なあなあ日常~ 《ネタバレ》 矢口史靖っぽいけどちゃんと進化も感じれてよかった。人と人のつながりの気まずさ、楽しさがよく出てる。まぁ解りやすい比較対象としての都会の描き方の雑さもご愛嬌か。伊藤英明が好きになりました。[DVD(邦画)] 7点(2014-09-16 10:53:56) 13. GODZILLA ゴジラ(2014) 《ネタバレ》 IMAX 3Dで鑑賞。物語の丁寧さが目立った。ムートー同士がキスするところはグっときた。あとはヒッチコック「鳥」へのオマージュでニヤリ。 伊福部昭の音楽が一切ないのが残念。[映画館(字幕)] 7点(2014-08-10 18:32:44) 14. her 世界でひとつの彼女 今っぽい設定に見せかけて「実在への疑問」という普遍的なテーマを内向した素晴らしい内容。もう一度見に行こうかなーと思ってます。[映画館(字幕)] 7点(2014-07-21 15:34:27) 15. ゼロ・グラビティ 《ネタバレ》 川崎IMAXにて鑑賞。サンドラ・ブロックのドジッコっぷりにイラったり親近感湧いたり。物語の終わりが見え始めた時寂しく感じた。エンドクレジットで地上管制官がエド・ハリスで驚いた。[映画館(字幕)] 7点(2014-01-10 09:28:02) 16. 中学生円山 コメディ映画の皮を被ったトレンディなカルト映画。どこか森田芳光の家族ゲームのような食感を感じる。ダラダラとしたストーリーとは脱線したエピソードもあまり邪魔臭くなく楽しかった。ポップでいいです。[ビデオ(字幕)] 7点(2013-11-26 14:05:21) 17. プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命 予告で考えてた内容で劇場に行ったらライアン・ゴズリングがアッサリ死んでビックリ。 がーその後の話も程よい刺激もあり見続けられたがーやや魅力には欠けたか。劇場だから見きれたがDVDで家で見きれるか自信はない。見終えた印象としてブルーバレンタインほど心はえぐられなかった。何か足が地着いてないような、そんな感覚。善悪が曖昧なのは魅力なハズだがー散漫な印象の原因かもしれないー最後にもう少しゴズリングの面影が感じられれば違ったのかー。レイ・リオッタの気持ち悪さが最高でもっと見たかった。[映画館(字幕)] 7点(2013-06-17 01:44:04)《改行有》 18. LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 飛行機内で鑑賞。利己的で自分本位な主人公が他者との共有を見出し負の連鎖を断ち切る為に無償の愛を瞬間的に選択する様を説得力ある形で描いている。エンディングに向け粗が無いわけではない。特に後半の編集に丁寧さが足りず状況が把握しずらいのは残念だ。セクシーさを取り除いたセックスシーンの勇気は称賛に当たるべき。次に繋げる相手を見出すことを人は求めて続けているのだろうか。赤いマツダロードスターが映える。7点。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-25 10:00:53)(良:1票) 19. アウトレイジ(2010) 《ネタバレ》 カッターで指詰めるとこには驚いた。中間の中だるみも終わりへのタメのようで嫌いじゃない。褒められた内容じゃないし規制すべきかもーと思う。そのギリギリ感がよかった。[DVD(字幕)] 7点(2012-11-02 17:43:06) 20. ダークナイト ライジング 《ネタバレ》 ストーリーには理解しがたい面も突っ込みたい点もあるが、取引所でのベイルの暴れっぷりはコミカルで歯切れがよく、現在、マーケットへの不信感のヌケとして小気味よかった。ゲイリー・オールドマンの氷上の動き等、笑えるシーンがタマに入ってるのがうれしい。あまり理解できていない。が。時間は濃密に感じれたし楽しめた。[映画館(字幕)] 7点(2012-08-15 12:21:53)
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