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1. ツリー・オブ・ライフ
《ネタバレ》 2回見ました。1回目は正直、人物関係もこんがらがって、かなり頭も使って集中して見ていましたが、2回目は余裕を持って映像の美しさに浸ることができました。筋自体は優しい母、厳しい父、その間で葛藤する子供たちという簡単なものです。しかし映像は、宇宙や大自然から母と子が遊ぶシーンまですべて美しく輝いています。大画面で見るべき映画だと思います。[映画館(字幕)] 9点(2011-08-15 23:54:00)
2. ノルウェイの森
《ネタバレ》 原作が出たのが17歳の時でした。その年に初めて読んで感銘を受け、今まで何十回と読み返した一番好きな小説です。頭の中には自分バージョンのノルウェイの森が住み着いているのです。映画化は嬉しかったものの、余りにも思い入れが強いこともあり、おそるおそる映画館に足を運びました。結果はほとんどが失望に終わりました。菊地凛子の直子は透明感なくごつい感じで、これならワタナベはわざわざ遠い阿美寮まで行かないで、ずっと緑と一緒にいればいいじゃないか、と思ってしまいました。その時点でこの物語の核である微妙なバランスが崩れてしまい、物語へ感情移入することができなくなりました。ただ唯一よかったのがハツミさんのレストランのシーンで、そこだけは自分の想像を超える素晴らしいできでした。そこに2点を入れます。
[映画館(邦画)] 2点(2010-12-14 01:11:50)《改行有》
3. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 最後までヤマトの世界に引き込まれました。。確かにアラを探せばいろいろ出てきますが、元々「ヤマトの実写版なんてどうせ駄作だろう。」と期待値が低かったこともあり、想像以上のできに十分満足できました。自分が小学生の時には「さらば宇宙戦艦ヤマト」に一番思い入れが深かったこともあり、真田さんと斉藤の爆破のシーンがあっただけでも、心を揺さぶられました。キムタクの演技はやっぱりくさいけど、ヤマトへの愛は感じました。メイサの容姿は松本キャラにあってましたが、演技は今ひとつだったのでドタキャンした沢尻エリカバージョンも見たかったです。賛否両論あるみたいですが、この映画は理屈ではなく感情で見るタイプの映画です。合う人と合わない人はおそらく半々だと思うので、丁半ばくちのつもりで見にいってみてはどうでしょうか。
[映画館(邦画)] 8点(2010-12-14 00:32:59)《改行有》
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