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自己紹介 鑑賞した映画を批評する為というより作品の評判を知る事と見方・感じ方・批評の仕方を学ぶ目的で参加させてもらっております。『見る価値無し。』だの『つまらん。』だの、『別に見たくも無い映画だったが誘われて仕方なく見てやった』だのいう、子供じみたくだらない、ご覧いただいた方や映画自体にも無礼で不快になる様な書かない方がマシなレビューにならない様に心がけてます。 1本120分平均の映画を1000本以上も見て書いた人も大勢いて驚きです。毎日1本以上映画見る人って凄いね…。

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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  天空の城ラピュタ やっぱり、アニメーションはプロの声優を起用したほうが作品のクオリティを損なわずに済むという見本。(ナウシカ・カリオストロも同様)[地上波(邦画)] 10点(2015-07-09 10:50:11)

2.  楢山節考(1983) 隔絶された世界の中で、思想も哲学も知識も、そして愛も学ばない者に権力持たせて社会を形成させるとこんな世界ができてしまうんでしょうね。Rなんとか指定の無い頃の作品でしたが子供にはおいそれとは見せられない映画と思います。自分の都合で他者の人生も命もゴミみたいに処分してしまう人間性。90年代から今日までの少年事件が正にこんな感じの世界観で起こしたものではないかと。そういう人間性の一面を学ぶテキストとして有効な作品だと思い、この高得点を献上させてもらいます。ホントに昭和のはじめあたりの監督さんや役者さんたちは鬼氣迫る勢いで人間の本性を描く職人だと痛感させられます。[ビデオ(邦画)] 9点(2017-03-02 05:49:31)

3.  スター・ウォーズ/帝国の逆襲 《ネタバレ》 (※この作品シリーズの良さは語りつくされており既出となるためそれら以外の私独自の、当時の感想のみ書かせてもらいます。) 前作の続きとの事で友人と共に当時公開真っ最中の映画館へ。以下感想。 1…ぎゃあああ白熊さんの腕をぶった切るなんて可哀想ーーー!! 2…アメリカのドラマってどうしても必ず、美人が言い寄られた男とくっつくって決まってんだよな。 3…ギャグかますひょうきん爺さんが偉大な先生ってよくあるパターンよね。 4…相手の方が強くても自分が負けると解りきってても友達を助けに行くルーク偉い!カッコイイ!!男だ!! 5…ぎゃあああC3POちゃんがバラバラに!!! 6…ぎゃあああ船長が銅像に!!! 7…ぎゃああああああああルークのぶった切るなんて可哀想ーーー!! 8…ぎゃああああああ…じゃなくて、『私がオマエの父だ!』って何ワケ解らねー事言ってんだこのまっ黒ロボット野郎!!(←ベイダーが人間と知ったのはこの後すぐ!)。 以下は公開と鑑賞を追って続く。[映画館(邦画)] 9点(2016-11-12 16:23:00)(良:1票) 《改行有》

4.  魔界転生(1981) 監督・脚本家から道具係りさんに至るまで全ての関係者が120%の本氣パワー全開で創りあげた映画と見えました。昭和の時代は何の分野にでもいた職人の仕事ぶりに感服。取り分け役者さん方、アクションのベテランは勿論ですが、神に捨てられた(と思い込み)恨みで魔に転じた若き殉教者を、狂氣たっぷりに演じているジュリーさんの姿は見事。当時、真の意味でのマルチタレントだった彼の実力を見せつけられた感があり、大いに見応えあります。[ビデオ(邦画)] 9点(2015-03-13 06:46:39)(良:1票)

5.  ゴジラVSビオランテ 《ネタバレ》 [もし、放射能による変異をなした生き残り恐竜が都心に上陸したら]という仮定をシュミレートした前作を引き継いだ当作品は何もかもがグレードアップしたと感じました。まずは第二期怪獣世代にとって金字塔状態である、ストーリー担当者さんとBGM担当者さんの仕事が長年の時を経た今も素晴らしい。ストーリー的には他国が、このモンスター騒ぎを自国の利益にしようとして素知らぬフリで泥棒やらヒットマンやらを差し向けてくるし、政治的には暗躍状態なので防戦状態の日本だけど、あの大災害から只で起き上ったハズも無く完全征圧と有効利用の準備をしていた。理想に燃える若き科学者と、英知あれど愛娘への情が理性を外した壮年科学者を中心とする心情劇も良いし、技術大国ニッポンを具現した超兵器第二号と、それを使い、旧態依然とした発想も常識も上司の命令も越えた闘いを行う、若きエリートの対ゴジラチームの活躍!血沸き肉踊ります。(当時は剽軽な三枚目のイメージを浸透させていた高嶋政信さんの、人格豹変したような見事なキレ者自衛官ぶりには驚かされました)。しかし事態は、そしてゴジラは、人間の思いなど超えた方向へ…。収まるべき所にすべてが収まったラストはハッピーエンドとは言い難いけれど、大活劇として清々しいと思えた作品でした。[映画館(邦画)] 9点(2015-03-09 05:46:18)

6.  ターミネーター 制作での目立った出費は有名アスリートへのギャラと特殊メークとダイナメーション撮影くらいか。あとはアイディア溢れる脚本と技術で一級のSF作品に仕上げたB級映画。後に傑作たる続編が出る意味でも、見て損の無い作品です。主演三人が駆け出しの若手であるためかえってキャラクターが生かせてますね。実物も見ぬまま偶像を愛したカイル。訳け解らぬまま恐怖から逃げるサラ。何より、当時のシュワさんの大根レベルの演技が【目的遂行だけのロボット】にぴったりでした。[映画館(字幕)] 9点(2015-03-05 06:03:18)

7.  帝都大戦 《ネタバレ》 公開当時に映画館で鑑賞しました。単に帝都物語の続きを見るだけのつもりだったのに、引き込まれ、のめり込み、存分に楽しめました。何が秀逸かと言ってストーリーは勿論のこと、四人もいる主人公…加藤・雪子・観阿彌・そして中村。それぞれの心情をすべて【映像】で表現できているんです。また、物語の骨子は最小限のナレーションで。彼らの半生や背景も単なる対話程度のセリフで鑑賞者に理解できる。4人共実力派俳優だから当然といえば当然ですが、彼らを指揮した監督の手腕も見事。4人が背負った宿命が、本人の強烈な自覚によって己の命に代えてでも果たさねばならない使命になり、闘いきった生き様までが見事です。公開当時のキャッチコピーは【戦争を超えた決闘】でしたが、まさしくその通りと得心しました。誰もが喜び楽しめる内容でなさそうなのは他の批評家さんの感想に表れているようですが、命懸けで生ききった人間たちの物語、私は存分に感動しました。無法松の一生の様な中村雄昴の恋愛。己の命を懸けて愛した女を最期の最後まで守りきり、使命を果たして独り逝った姿、最高です。[映画館(邦画)] 9点(2015-03-02 06:25:32)

8.  南極物語(1983) 《ネタバレ》 当方が無類の動物好きであること。 仕事にはプロ意識と実力を求めた時代の作品であること。 役者を大スターと実力のみで選抜していること(当然、犬も)。 観客と世に事実を知らせる目的でつくられた映画であること。 以上を踏まえてのこの点数。 本当は遥か昔にビデオで鑑賞して涙をぶちまけてたんですけどね。久々に観て感慨にふけり感動を再度味わいました。 【出来事】としてはニュースにもなり大概の日本人なら知ってるので、映画にしたらストーリーの作りがどうたらかんたら言うほど野暮じゃありません。 亡くなられた犬さんたちの御冥福を祈ります。 生還したタロ、ジロ、感動をありがとうございました。[CS・衛星(邦画)] 8点(2021-10-20 15:49:20)《改行有》

9.  告発の行方 《ネタバレ》 公開当時から事前情報は流れており、あらすじは解っていましたが、衝撃は予想外に大きかったですね。 まあ、人間てのはヤりたいと思ったら、基地外に落ちてでも開き直ってヤりまくるもんなワケです(強姦に限らず強盗も人殺しも財産強奪もなんでも)。調子コく要素として集団心理てのも働きます。 自制や自戒を持とうという氣がなければ立派な、基地外になり果てるもんです。 タイトルは本当によくできていると思います。内容の表記だけでなく、問いかけじゃないですかね、私みたいに事前情報しか知らない者へも含めての。 アナタ大丈夫ですか精神状態は?とでもいったものか。他人事に考えてはいけない作品ですかねこれ。[CS・衛星(字幕)] 8点(2019-07-04 12:20:40)《改行有》

10.  グロリア(1980) 《ネタバレ》 数日前に衛星放送で再見できましたが感想は初見時と同じ、良い味の映画です。リタイア準備で安穏としていたヤクザの姉御が友情絡みの厄介ごとを背負わされたけど、友への義理を果たすうちに新たな自分と人生を見つけたお話。女一匹が極道の世界で渡り歩いてきたスキルで闘争しながら逃走している姿を撮影してるだけなんだけど、母性に目覚めて母親と自覚する描写がナイスです。姉さんご苦労さんでした。御子息共々幸せになっておくんなせい。[ビデオ(吹替)] 8点(2019-07-02 10:13:59)

11.  必殺4 恨みはらします 《ネタバレ》 また主水チームは居た者招集・寄せ集め状態(笑)。まぁ裏稼業の殺し屋なので消されたり生き延びられたりの結果としときましょうか。で、また今回も作風が変えられてるのですが、深作監督とJACが来たとなれば掛値無しの大立ち回りの面白さが見られる!という予想が大当たりでした。文七の、野生の猛獣の様な子育てぶりと生き様の見せつけぶりもお見事なのですが、更に目を見張るのは奥田右京亮のキャラの凄まじさ。確かに化け物呼ばわりも頷ける手腕。百戦練磨だが加齢の衰えを隠せない主水と、若さで華麗に躍動する冷酷非情な右京亮の一騎打ちは見てるこっちが惹きつけられてしまう見事なもの!。その勝負は…あの決し方で妥当。全くもって当然です。纏めもキチンとしていて満足はできる内容でした。…でもね、よく見ると主水チーム、依頼されたターゲット以外の無関係な人まで殺してるのはマズいでしょう。それと、銃打ちまくるわ爆弾炸裂させるわで、任務完了後にどうやって逃げるんでしょうか。あの状況じゃ、御老公か上様みたいに葵の御門でも使わなきゃ収まらないでしょうけどそこは必殺シリーズ。マズい部分は次回作に繋げないのは解ってるので安心です(笑)[映画館(邦画)] 8点(2015-03-07 06:20:00)

12.  必殺! THE HISSATSU テレビで御馴染みの主水グループの、映画に対応した大活躍劇。テレビ放送よりグレードを上げているのでファンは大いに楽しめます。確かにオヤジギャグも入ってますけどね。【2022年追記】一つ書き忘れてました。今回、ゲスト(助っ人)として登場の一匹狼仕事人・此竹朝之助。彼の殺し技は当時を境に過去~現在にいたるまで登場した殺し屋たちの中でも随一の華麗さ・美しさだと思います。彼自身もまた魅力的。天涯孤独な女郎の唯一の生き甲斐だった子猫の敵を討つあたり、孤独な殺し屋の美学が隠されており、粋です。[映画館(邦画)] 8点(2015-03-07 04:32:09)

13.  遊星からの物体X 《ネタバレ》 隔絶された状況の中に正体不明の殺人鬼が潜んで徐々に迫ってくるという設定は、簡単に作れる割には確実に観客を恐怖で釘付けにできる便利な手法。この手の作品をウケ狙いが心情の監督につくらせようモンなら言うまでもなく、乱痴氣騒ぎするカップルだの臆病風に吹かれて暴れる男だの金切り声を挙げて喚く女だので画面を騒々しくしてからお決まりの血飛沫の見せつけという軽薄作品になるのが定番だが、この作品ではキチンと品位を保ってる。まあ、観測隊員だからインテリだし有事の訓練も積んでる人たちだから当然だけど。 そういう設定のもとでのホラー&サスペンスなので、残骸となってるUFOも、アメリカ人お得意のスプラッター系統モンスターも、大人の鑑賞に応える純粋な恐怖の対象として映えてました。 あ、でも思ったんですが、観測隊(探検隊?)だから銃やダイナマイトを取り揃えてるのは解るけど何で火炎放射器が、しかもあんなに何丁も取り揃えてるんですかね? (2013年3月25日 追記) 余談ですが、このページの【あらすじ】を書いた方、文章表現が物凄く上手いと思いました。[CS・衛星(字幕)] 7点(2022-02-12 20:39:56)《改行有》

14.  八岐之大蛇の逆襲 好きこそものの上手なれ、とは正にこの監督さんを指す言葉と思います。今や日本の特撮界の主力である彼の初期作品。ミニチュアの造形や撮影技法などがもう、情熱ありありで嬉しくなります。役者の演技とかストーリーとかはいいの!問題にしませんこの時点では(笑)。偉大なる職人となった監督の情熱が感じられ他者にもすすめて良いかなと思いこの点数を献上。いやしかし個人的には、メカ八岐大蛇のデザインは現代特撮に出ても良いくらいカッコイイと思ってます。あと誰だか解らないけど、オロチを操縦させられたヒロインが偉くカワイイ(・▽・)ノ!とも思ってます(笑)。[ビデオ(邦画)] 7点(2019-07-04 15:10:25)

15.  レインマン 《ネタバレ》 公開当時に話題になっていた作品でしたが何となく見送り、先ほどBS放送で何となく鑑賞しました。 詩的で優しい描き方をしていますが医療従事者として言わせていただければ、自分の生活とルールを強引に奪われた自閉症患者のパニックと逆上はあんな程度では済みません。同時に、自ら親との縁切りしていながら遺言に逆らい兄を(しかも精神障碍者を)誘拐して人質にして身代金を要求する息子を、兄と触れ合えて喜んだ好青年みたいに描かれており嫌です。現実にあれをやったらお兄さん、良くて症状悪化。最悪、信号無視の場面で轢かれるか撃たれています。[CS・衛星(字幕)] 6点(2022-06-13 15:29:28)(良:1票) 《改行有》

16.  里見八犬伝(1983) 《ネタバレ》 【魔界転生】や【必殺!4】と同じ深作指揮によるJACアクション映画。アクション娯楽時代劇として盛り上がり、素直に面白い!カッコイイ!と言える作品です。CGやセットはチープだけどそれすら氣にならないエンタテイメント性は役者さんたちによるところも大きいでしょうね。よくもまああれほどに、正義の味方!顔したメンツと悪の権化!顔したメンツの実力派役者を勢揃いさせたと感心します。伝説となった前世からの因縁を背負って闘い、劇的な決着をつけていく敵も味方も悲しくも美しくてカッコいい!。全盛期だった角川パワーを感じさせる娯楽作品でした!。…でもねえ、個人的には思うんですが…ファンには申し訳ないんですが…【あの人】が【姫】はないでしょう【姫】は…。いやホントにファンの方には申し訳ないんですが、制作会社の看板女優だから主役でしか使わない方針も解るんですが、【前世からの因縁の魔を撃ち世に光を取り戻す伝説の姫】って役はもうちょっとこう…。主人公とセクシャルラブシーンしたり、化け物にさらわれて『きゃあああああ~!』と悲鳴(の様な堂間声)を挙げたり、敵の首領が『美し~い…』と言って撫でたりしてるのがどうにもシラジラしくって…(;´Д`)[ビデオ(邦画)] 6点(2016-10-21 13:35:33)(良:1票)

17.  異人たちとの夏 《ネタバレ》 子供時代の美しい思い出に浸って癒され、現実に戻って1つ大人になってから爽やかに人生を再スタートする、という大林監督の映画手法は毎度良い味わいを出していて好きです。安定した演技力を持つ役者陣を揃えたのも勝因。それにしても驚いたのはお笑い芸人だったはずの鶴太郎さんの見事な役者ぶり。ここは予想もしてなかった良さでした。亡き両親とのふれあいでオトナに成長できた主人公。なのに名取さんとのパートをあんなふうに差し込んだのは個人的に残念。[地上波(邦画)] 6点(2015-07-10 05:25:37)

18.  ガンヘッド 《ネタバレ》 …まあ、見方は人によりけりだしストーリー上の矛盾が10幾つに及ぶ映画なのですが、実写でミニチュア使って迫力ある映像見せてくれたり1/1スケールモデルを多用して空間の広がりや土埃の臭さを感じさせてくれたり、重機移動の振動や戦闘時のぶつかりあいの衝撃、銃火器発砲時の熱などの感覚を感じさせてくれたので大甘ですがこの点数です。ただ、B-banditsって世界各国の実力派俳優の集まりなんですよね。それをあれほどにチョイ役・ヤラレ役・主人公の引き立て役として使い捨てるとは…。当時主人公が売り出し中の俳優とはいえ、失礼にならんかったかと心配でした。[映画館(邦画)] 6点(2015-04-18 22:31:58)

19.  タイタンの戦い(1981) 《ネタバレ》 親に甘やかされて何でも仕送りしてもらう主人公。高速移動できるアシも、危険な敵を退けるアイテムも仕送られてトラブルも楽勝。援護してくれた兵士が戦死しても悲しまず、難敵を攻略する知恵を教えてくれた人に礼も言わぬうえ宝物をぶん投げる蛮行を働いて、何にもお咎め無し。何不自由なく世渡りして最後は美人嫁もゲットしちゃいましたというお話。いやホントに、このストーリー運びじゃ主人公が御まぬけ坊ちゃんにしか見えません。役者さんも氣付いていたのか、はたまた監督の指示か、心なしかラストシーンで見る主人公の表情は嬉しそうじゃないですね。他のレビュワーさんの仰るように、巨匠・レイハリーハウゼンの特撮技法は素晴らしいので、点数はここだけの加点です。いや、そう言えばギリシャ神話の神々って、もともと現代人にも劣る俗人が多かったので、そう思い出すとこの物語は原作に忠実かも知れないと思えて笑えます。[ビデオ(吹替)] 6点(2015-04-08 05:58:52)

20.  帝都物語 公開当事に映画館で見ました。原作未読なうえに、学者肌の奇才である作者の本を芸術家肌の天才監督が映画にした作品なので、覚悟はしていましたが凡人の私には奇妙奇天烈な印象でした。昭和初期の舞台背景と、そこに跳梁跋扈する怪人や怪物。特撮技術を駆使しての表現は引き込まれますが、原作を所々端折ってるのは初見でも解りますので、この映画単体では物語として理解し難いものでした。原作を知る人、SF好きな人なら楽しめるかも。私は後者です。[映画館(字幕なし「原語」)] 6点(2013-09-30 12:25:42)

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