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1. ハプニング
《ネタバレ》 設定がおもしろくて、映像的にもおもしろいので、飽きずに最後まで鑑賞できたって点は良かったかな。ただ中身は薄いけど。
これよく見たら91分と短い映画なんだね。むしろ短くて良かった。
最後まで見ても結局なぜ自殺するのかいまいちわからず、植物云々の設定はまあ良いとしても、人によって自殺したりしなかったりして、釈然としなかった。
まさに可もなく不可もない作品。[地上波(吹替)] 5点(2016-03-12 23:45:05)《改行有》
2. スラムドッグ$ミリオネア
《ネタバレ》 導入部からまず引き込まれる。その後は少したるいんだけど、中盤以降はハラハラしながら一気に見させる。構成も秀逸。ぼっとん便所に落ちるシーンで一瞬見るのやめたくなったが、やめなくて良かった。インドを舞台にしたのも新鮮で良い。
欠点は、いかにもフィクションな展開。とはいえバッドエンドだったら絶対文句言いたくなるのだけど。あまりに綺麗なハッピーエンドだったので、安堵感とともに、もう一捻りほしかったと思ってしまった。アカデミー作品賞で、ここまでコテコテのハッピーエンドは珍しいね。
しかし日本のミリオネアそのまんまで驚いた。司会の人もみのもんたっぽいし。最高賞金2000万ルピーって、日本円だと3500万くらいみたいだけど、日本では1000万だから、もらっても大金持ちってほどじゃないけど、インドではすごいことになりそう。[CS・衛星(吹替)] 8点(2016-03-12 23:20:23)《改行有》
3. ノーカントリー
《ネタバレ》 これがアカデミー賞を取ったのは疑問だけど、普通に娯楽作としておもしろい。シガーの怖さはとてつもない。売店の店主にコインの賭けをさせるシーンとか怖すぎる。
ベトナム帰りのモスも、戦闘術やサバイバル術に長けており、二人の戦いがハイレベルでおもしろかった。
ラストは保安官、モス、シガーの主要人物3人とも、拍子抜けの結末を迎えるのだけども、まあそれはそれでいいのかなと。消化不良だけども、リアルの世界ではそうそうドラマなんて生まれないよね、こういう映画もたまにはあってもいいよね、と思うことにした。こんな映画ばかりになったら怒るけど。
ただ、最後に保安官がだらだら語るのは興ざめ。
わざといろいろわかりにくくしたり、意味不明にして、何か深い意味がありますよ、芸術性がありますよって思わせようとしてる映画。それにアカデミー会員たちがまんまと騙されて、作品賞取ってしまったように思える。[ビデオ(字幕)] 8点(2015-03-09 00:22:11)《改行有》
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