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1. かがみの孤城
《ネタバレ》 ジブリと新海誠から最近感じなくなったものがこの映画にはありました。
それは物語の起承転結や、わかりやすく共感できるストーリー性です。
前半も面白いのですが、後半にかけて始まる怒濤の謎解きや回収は秀逸で久しぶりに泣けましました。
一度見ただけでは細かい部分を見逃していると思うので、また見てみたいと思います。
ただ仮面の少女や謎の孤城や狼にジブリのようなギミックや奥深い表現があれば満点でした。
そこはさすがジブリやるなと改めて思いました。
同時期公開のすずめにも鍵や扉が登場しますが、このかがみの孤城には全く及びません。
興行収入でいえば圧倒的にすずめのほうが上ですが、こちらをもっとみんなに知ってもらって見て欲しいと思います。
このすばらしい作品に出会えて本当に良かったです。
7人の少年少女の人物像をもっと知りたいので原作も読んでみたいと思います。
[地上波(邦画)] 9点(2024-03-15 21:18:44)《改行有》
2. SAND LAND
《ネタバレ》 評価が高いのに興行収入が低く、鳥山明のお願いもあって、終映直前に見に行ってきました。
相変わらずの鳥山ギャグに、分かりやすいストーリーと戦車戦に格闘バトルでスカっとして、ちょっぴりうるっときました。
映画館で観て良かったですし、男子が好きな話だと思います。
個人的にはスイマーズとのバトルが、終盤のバトルよりもスピード感があって良かったです。特に追いかけっこ。
もっと評価されてもいいと思うのですが、やはり原因は女性キャラが皆無なところですかねぇ、全く必要がないと思いますが、少しでもいれば砂漠の世界に華が添えられたかもしれません。冒険漫画好きは必見の一作でした。
[映画館(邦画)] 9点(2023-09-30 16:29:37)(良:1票) 《改行有》
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