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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
181. 誓い 《ネタバレ》 最初「炎のランナー」の後日譚みたいな作品があれば、このような映画になるのかなぁと思って観ていた。この映画では戦場には確実に無謀だと分かっていて、指示を出す冷酷な上司がいる。あんなのがいるから、無茶苦茶になる。自分を鍛え磨いたような青年が犬死にする。彼だけじゃなく、すべての兵士にいろんな人生があるのだろうけど。あと少し伝令が早ければ、と思い、あのラストシーンの静止映像に思わず、あ~!と叫んでしまう。山田洋次が時代劇創っていた時、銃というのは、努力して自分を磨いた人間とか関係なしにあっさり殺してしまう武器だ、というのを雑誌に書いてあったのを読んだが、本当にそうだ。ピーターウィアーも好きな監督の一人。メッセージがはっきりしている。それにしても彼は何故、最近、新作映画を創らないのでしょう?残念だ。[DVD(字幕)] 8点(2010-03-29 22:05:08) 182. バベットの晩餐会 《ネタバレ》 映画もそうなんだろうけど、食べ物もお客さんに喜んでもらおうという、作り手の姿勢が分かりやすく伝わる文化だよね。お客さんは、そういう姿勢にも感動して、みな幸せになる。これがお店だったら、店も繁盛する。素晴らしき哉、食文化![DVD(字幕)] 8点(2010-03-29 21:41:32)(良:1票) 183. クルージング 《ネタバレ》 うへ~、前半の溜まり場のシーンのエキストラは、どこで集めたんだろう?途中、警官が部屋に踏み込むシーンで、ベッドの上で縛られていた全裸のアルパチーノの姿は、名作「ゴッドファーザー」や彼の有名な役すべてのイメージを引っくり返すほどの情けなさ。失笑ものです。この映画、ニューシネマが好きなので観てみたが、ラストをあえてはっきり描写しないフリードーキン監督。結局、ミイラ取りがミイラになったって事? まぁ、バイセクシャルになったってことで、バージョンアップしたってことかな?気分が滅入るので、健康な男らしい映画、ウォルターヒルとかアルドリッチを観て、気を取り直そう。[ビデオ(字幕)] 5点(2010-03-15 16:43:52)《改行有》 184. そして船は行く 《ネタバレ》 この映画と、観る時のこっちとの距離感をどう持てば良いのか、分かりにくい映画でした。でも振り返ってみると、見所は結構たくさんあり、まぁ面白いのかな?て感じでした。さすが、巨匠。でもラストの撮影風景はいらないと思うんですが。それにしてもボイラー室で競うように歌ってましたが、石炭の粉塵でのどをやられないか?とヒヤヒヤしました。[ビデオ(字幕)] 6点(2010-03-11 06:07:54) 185. カルメンという名の女 先に「右側に気をつけろ」を観ていたので、ストーリーを追うのを諦めて、観ていた。 映画の途中で「もう、いいよ」という気になっていた。終って、映画の本を読んでいたら、ストーリーのあらすじが載っていた。あれ、この映画、あらすじあるの?そして、読んでみたら、あ~言われてみれば・・・と言う気になったが、でももう一回最初から観ようとは思わない。「勝手にしやがれ」を観た時は、素直に面白いと感じたのに、政治活動か何かでこんな監督になってしまった。でも有名な作品「探偵」「気狂いピエロ」は観ておこうと思っていますが・・・[ビデオ(字幕)] 5点(2010-03-08 15:15:45)《改行有》 186. 右側に気をつけろ これが「勝手にしやがれ」のゴダールか!?どうしてこういう映画を創ろうと思ったのかな?云々かんぬん言う映画ではないですよね。ただ邦画にはこういう映画ってないと思います。こういう個性ある映画に金を出すのは、やはりヨーロッパだからなんでしょうね。[ビデオ(字幕)] 5点(2010-03-02 15:01:07) 187. ハメット ハードボイルド好きです。DVDを返しにいく時、ちょっと気取っちゃう自分がいる。無敵じゃないところが良い。[DVD(字幕)] 6点(2010-03-01 01:28:29) 188. 黄昏に燃えて 他人事じゃないぞと思って観てました。ヘレンの孤独はすさまじい。何故、実家に帰らないの?と言いたい。最後、普通の部屋で死ぬ事ができたのは、彼女らしい最期でした。フランソワは結局、のたれ死にでしょう。列車でどこに行っても同じことですよ。むしろヘレンがいなくなってからのこれからは、酒しかないじゃない。下手に過去に栄光をもつと、こうなっちゃうのかな・・こういう役、ニコルソン、実にはまりますね。 雑巾みたいな、ダメな男のニューシネマは「真夜中のカーボーイ」のダスティンホフマン、「スケアクロウ」のアルパチーノ、ニコルソンならこの映画ですね。[ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-22 00:08:08)《改行有》 189. テレーズ 部屋をさす光線がきれいで、絵画を見ているような映画でした。「苦しい」と言ったら「良かった」と言って、というセリフが印象に残りました。この女性、有名な方なんですね。勉強になりました。[ビデオ(字幕)] 7点(2010-02-18 18:15:24) 190. さよなら子供たち 《ネタバレ》 当たり前のことだけど、戦時中でも、子供は学校に行くし、友だちもできる。戦後の作家がよく戦争を描くけど、こういうリアルタイムで戦時中に生きていた作家しか描けない視点がある。ルイマルの作家としての誠実さが伝わった1本でした。[DVD(字幕)] 7点(2010-02-10 14:06:21) 191. 愛は静けさの中に 自分が好きだった人と、ヒロインが同じ髪型(「フラッシュダンス」のジェニファービールスと同じでね)だったので、特殊な気持ちが湧き出てきた。もう離さない!!離れたくない!というラストは映画の中の出来事とは思えず嬉しかった。[DVD(字幕)] 8点(2010-02-07 20:43:22) 192. 栄光の彼方に 観終わると、ハッピーエンドで晴れ晴れした気分になる。今のアメリカは北部を自動車で横断すると、つぶれた工場がいっぱいあると本に書いてあった。この映画の舞台になった時代もリストラが行われて、不況の真っ只中だったが、この鉄鋼所がつぶれたら、町の人はどこに行くのだろう?結婚して町に残る友人もいたが、決して先行き明るいラストとも思えない。またトンプソン嬢のこれからはどうなるんだろう?トム演じる青年の進学する大学についていくのかなぁ?彼女がコーチの奥さんに頼んだから、あのようなラストになったのだろうから、彼女の幸せがはっきり描かれて欲しかった。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-12-24 02:49:13) 193. 旅立ちの時 《ネタバレ》 あ~とうとう、ルメット監督の高得点(8点以上)の作品、観るのを楽しみにしていた作品を観てしまった。やはり良かった。監督は、この映画で(ストレートには?)誰も裁かなかった。彼の「人間」を見る眼は深い。でも、彼はノーマルな青春ものも描けるんですね。ホント、すごい監督だと思う。「その土曜日~」以降もどんどん作品を創り続けて欲しい。[ビデオ(字幕)] 8点(2009-11-05 01:09:29) 194. 勝利への旅立ち 《ネタバレ》 初めて映画を観る人に奨められる映画。特に子供に最初に見せる映画は厳選しないと。スポーツ映画の入門編とも言える。バスケ映画ならこれ。映画の免疫のない人にいきなり「コーチカーター」のような映画を観せたら、かえって、バスケを嫌いになるかも。自分は「炎のランナー」を観て、走るのが好きになった。ジーンハックマンって不正な人物を演じさせても、この映画のようなフェアな人物を演じさせても、何となく説得力あって、巧い。役者ではなく、人間としては、どっちなんだろう。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-10-26 20:12:36) 195. キングの報酬 《ネタバレ》 途中までは情報を会話で説明することが多い為、しんどいのだが、終わってみるとこの映画もルメットの映画だった。この感じ「ネットワーク」でもそうだった。ルメットは舞台モノとかは面白いのが多いのだが、社会派で勝負する時は説明が多い。「セルピコ」「評決」などストレートにドカンとメッセージが来る映画もあるが、演出が冴えない時は会話での説明を良く使う。でも最後に必ず、彼の言いたいことが用意されているので、面白い。出来れば、ルメットの作品を全部、観てみたいのだが、自分の住んでいるところには、そんなレンタルビデオ屋がない。悔しいなあ。どこか安価なDVDでルメット全集を作ってくれるといいんだが。[ビデオ(字幕)] 6点(2009-10-19 05:34:59) 196. スパイ・ライク・アス BGMの派手な割に安い映像。笑えました。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-06-08 04:18:40) 197. コブラ 斧をカチンカチンと頭上でぶつけるパフォーマンスは何だったのでしょうね?こういう映画はお約束をふまえているので、何も考えずに観られて、時間つぶしにもってこいです。「リーサルウエポン」「ビバリーヒルズコップ」や沈黙シリーズみたいに続編も創ればよかったのに。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-06-01 22:21:34) 198. キャノンボール2 字幕なしで観たので、会話がほとんど聞き取れず、役者がヘラヘラ笑っているのをボーっと観ているだけでした。レースのシーンを期待して、疾走感を味わう為に観たため、ちょっとがっかりです。字幕なしでも、キャノンボーラーたちの粋なところは伝わってきましたが・・・[DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-05-22 15:09:56) 199. キャノンボール/新しき挑戦者たち これくらいバカバカしいほうが楽しい。「激走!5000キロ」のネタがかなりあった。デイトナは出てたし、走りながらトラックに乗り込んだり、パトカーでレースに参加したり。「激突!」のパクリもあったし。創るほうが楽しんでたような。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-05-14 00:03:11) 200. キャノンボール まあ、これはお祭りだからね。楽しかった。でも車にカメラを載せて、飛ばしているシーンが観たかった。カウンタックの疾走感を味わいたかったなあ。[ビデオ(字幕)] 5点(2009-05-06 08:24:24)
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