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181.  モスラ(1961) 《ネタバレ》  50年近く前の作品だが、シネマスコープでカラーでも見劣りのしない特撮でがんばっており、かなりお金をかけた当時の勢いを感じる。  今見ると、当然ちゃちなところも多々あるが、CG無しでここまでやれるのは見事な職人芸と言う他ない。  しかし、シナリオが幼稚すぎる。とんでもない設定や展開であっても、演出次第でもっと違和感なく見せることも可能だろう。ストーリーの本筋が単純なだけに、それ以外の枝葉を安直に設定してしまうとB級感漂いまくりとなり、役者がまじめな演技をしていると駄作感すら漂ってくる。  出てくる役者はみな芸達者で、それぞれのシーンではキラキラ光るいい演技をしているのに、演出がまずいのか、全体の中でうまく生かせておらず、逆にいい演技が浮きまくってる感じさえある。  あと、外人と子供がぶち壊し。外人は吹き替えるべきだし、子供は出しちゃだめだ。コミカルを狙ったのだろうが、幼稚なシナリオでは絶対だめ。もっと細部をじっくり詰めて欲しかった。[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 02:07:27)《改行有》

182.  ゴジラ×メカゴジラ 《ネタバレ》 26作目。またダメダメシナリオに戻ってしまった。  人間側のドラマがあまりにも上辺だけの薄っぺら過ぎて説得力が無い。首相とか閣議とか出しておきながら、なんで、感情をコントロールもできない奴が精鋭部隊で個人的イジメがあって、最後に仲直りなんていう、ドラえもん並みの展開をメインに据えてくるわけ?もう少しまともにしてよ。  DNAコンピュータにゴジラ細胞使ったのは、ゴジラの叫び声で暴走するためだけの伏線で、DNAの塩基を変えるんなら、最初からゴジラ細胞である必然性何もないし。  最後もゴジラが逃げて行っただけなのに、あの喜び様は無いでしょう。必殺兵器が効果ないことが判ったんならもっと深刻になってよ。  社会ドラマにするなら人間の行動はもっと論理的であるべきだし、個人的人間ドラマにするなら、多少感情的でも心理描写とか葛藤とかをもっと深く突っ込むべきで、ゴジラとの闘いが社会的問題なのか個人的問題なのかさっぱりわからんグダグダシナリオ。  子供受けを狙って判りやすくするために安易にシナリオを幼稚にするのは、かえって子供を馬鹿にしてるんじゃないの?子供に判りやすいことと、大人の鑑賞にも堪えうることを両立させるという考え方はできないんだろうかと思ってしまった。  ゴジラとメカゴジラの闘いも、明らかにガンダムとかエヴァのパクリっぽいし、またまた意味の無いプロレスシーンが出てくるし、特撮見せたいがための意味のない戦闘としか感じられない。必殺兵器の破壊力が頼りなんだったら、それを使うまでのプロセスにもっと説得力を持たせて欲しい。  特撮とCGのレベルも、技術的には落ちてはいないが、あまりにも突っ込みどころ満点のシナリオのせいで、迫力が全然生かせてない。  前作がかなりハイレベルだっただけに、粗ばっかり見えてしまいました。[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:22:43)(良:2票) 《改行有》

183.  ゴジラ×メガギラス G消滅作戦 《ネタバレ》 24作目。東京を破壊させるためのシナリオが無理ありすぎ。子供があんな卵黙って持ってくるか?秘密の研究を東京でやるか?  あと、ゴジラ消滅兵器がブラックホールってSFすぎて説得力なし。仮に2mのブラックホールを作れたとしても地球何百万個分の質量が必要です。静止衛星から撃つと言うのも全く説得力が無く(むしろ近くで撃ちなさい)、静止衛星が壊れても落下するまでには相当長時間を要します。中途半端に科学用語を使うものだから、余計に子供だましに見えてしまう。メーサ砲とかよくわからない兵器にするほうがまだまし。  1954年ゴジラ出現以外のシリーズのストーリーを全てリセットしているのに、この脚本や見せ方はいただけない。  怪獣プロレスは最初またかーと思ったが、今回はただのプロレスではなく、間合いや隙をある程度意識した闘いになっている点だけは多少評価したい。  が、迫力やリアルさが増したわけではなく、この程度なら光と爆発の大迫力シーンの方がずっといい。  ゴジラが死んでいないかもというラストと、タイトルロールのあとの、ゴジラ登場演出は、誰の考えか知らないが、全くの蛇足。ゴジラを殺しちゃいけないというタブーでもあるかのようで、この作品の「映画」としての価値を落とすだけで、何の足しにもならない。[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:19:30)(良:1票) 《改行有》

184.  ゴジラVSモスラ 《ネタバレ》 19作目。いきなりインディージョーンズのパクリ展開でセットがチープでB級感満点に大喜び。  昭和シリーズのモスラ対ゴジラと似た設定がB級感をさらに盛り上げてくれて、最初は突っ込みまくりで楽しく見ていた。  が、バトラが登場したところから破壊シーンと怪獣プロレスのオンパレードで人間ドラマも別れた夫婦の物語と実直社員だけでグダグダ。  環境破壊というでかいテーマも、ただの問題提起だけで解決策もドラマも何もなし。子役の演技も何とかしてくれ。モスラもただの可愛いぬいぐるみにしか見えないじゃん。  最初のB級感を最後まで続けてほしかった。  平成シリーズもどんどん昭和シリーズと同じ道をたどっていくと思える作品。  横浜のセットだけは神奈川県民としてよくできていたと褒めておく。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:14:00)《改行有》

185.  地球攻撃命令 ゴジラ対ガイガン 《ネタバレ》 12作目。ダメダメなシナリオとただの怪獣プロレスに舞い戻ってしまった。  特撮に関しても前作より技術的には上がっているのかもしれないが、脚本とか見せ方の違いで恐怖感も迫力も明らかに低下している。  脚本の細かいところの突っ込みどころの数では今までと変わらないが、本作では気になりすぎてダメダメで、子供が出演していないにもかかわらず、子供が主役を演じた前作より明らかに幼稚。  子供相手のゴジラ人気にあぐらをかいてる雰囲気満点のC級映画でした。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:06:58)《改行有》

186.  怪獣総進撃 《ネタバレ》 9作目。全ての怪獣がコントロール可能な武器として扱われており、怪獣らしさがなくなってしまった。そのかわり、人間対異星人の冒険活劇として割り切って作ればいいものが出来そうなのだが、前作同様、話の展開に綿密さがない。「怪獣」とか「宇宙旅行」自体はありえない話でも、ストーリー展開とか時間概念とか人の行動とかがありえない展開ではダメ。  まあ、それでB級ムードが高まってくれるので、個人的には嫌いではないが。  前作よりは怪獣が派手に破壊活動をしてくれて特撮も力が入っていたが、脚本も特撮も子供だまし過ぎてダメダメ感満点。  さらに、「2001年宇宙の旅」と同じ年の公開だという知識を持ってたりすると、超B級作品として楽しめる。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:03:31)《改行有》

187.  怪獣島の決戦 ゴジラの息子 《ネタバレ》 8作目。ゴジラが完全に擬人化されてしまった。ゴジラの息子が出てきて父子のふれあいが展開されるという、完全に子供向けを狙った作品。  特撮は、南海の小島だけで展開されて、怪獣の破壊活動もごくわずか、ゴジラと息子と大カマキリと大クモの戦いだけで、いかにも子供だまし。。  人間の方のストーリーの幹は案外しっかりしてるのだが、細部が全く練りこまれておらず、危機感も緊張感もないただのドタバタ劇になってしまってる。  B級ファンが喜ぶぶっ飛んだ設定もなければ、冒険活劇としてもダラダラ感しかなく、当時怪獣ブームで何を作っても興行成績が良かったからこんな中途半端になってしまったのかと、思わずため息が漏れる。  特撮がチャチだった分、通信機器や実験コントローラが張りぼて感がなく、よく作りこまれていたのだけが印象に残る。[CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:02:03)《改行有》

188.  ゴジラ・エビラ・モスラ 南海の大決闘 《ネタバレ》 7作目。B級を通り越してC級になってしまった。  多少の矛盾はテンポよく流す軽快なシナリオ、を狙ったつもりなんだろうが、設定や出演者の行動があまりにも???過ぎて、流せないシナリオになっている。  全体的な明るさや、ちょっとした軽いセリフも、テンポよく流せれば効果大だが、あまりにも変な行動に引っかかってしまい、真面目な顔でコントをしているようにしか見えない。  実は、子供の頃映画館で見た初めてのゴジラ映画だったのだが、ほとんど中身の記憶が残っていなかったのは、今回改めて見直すと、身を震わせる恐怖もなく、完全子供向けでもない単なるドタバタ劇のシナリオが原因だったように思う。  第6作怪獣大戦争で、冒険活劇としていい兆しが見えたのに、ここで間違った方向に突っ走ってしまったようだ。 CGのない時代にあれだけ水を多用した特撮技術は職人芸を感じるだけに残念。  いっそのこと、特撮ももっと突っ込みどころ満載にしてくれれば、いたるところ突っ込みながら見ることができて、大映のガッパ、松竹のギララのように、逆にもっと楽しめたかもしれない。  あと、インファント島の小美人がザ・ピーナッツじゃないのは完全にマイナスポイント。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2010-07-01 01:00:39)《改行有》

189.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》  見てる途中から、庵野さん、どこに行きたいの??と思わず口走ってしまい、結局次回作を見ないと何も分からんじゃないのという映画。  TVシリーズの全話の展開と最後の破綻の経緯をある程度理解している人しかストーリーの展開や意味についていけないようなシナリオで、さらに、それを知っていたとしても、違う方向性であることは判るのだが、じゃあどっちの方向性に持って行きたいの?と言わしめるような、テーマの見えない意味不明の展開で、最後は次回予告だけして終わり。  「序」では、全体のテーマは見えないながらも、まだ1作でのエピソードとしての完結感は多少は得られたが、今回はそれも全くなし。  1本の作品として完成させるためには、ある程度独立したエピソードとその結末を起承転結で見せることが必須で、連作ものとするのであれば、さらに大きなテーマをうまく提示し、その中での今回のエピソードの位置づけを表現するというのが、いわゆる本来の「映画」であって、それを全く度外視したこの作り方は、映画&DVDという発表手段を使った連続もののテレビアニメの1回分でしかない。  テレビアニメだったら、次の展開まで1週間待てばいいから許せるし、1回ぐらいは全体のテーマが分からなくても、起承転結がなくても納得できるが、映画という手段を選んだ以上、次回作までまた長く待たされるわけで、全体テーマも見えず、独立したエピソードにもなっていない今回の映画は腹立ちすら覚える。  一部のコアファンのおかげである程度成功するんだろうが、それに甘んじないで、1作ずつでも完結する完成度が欲しい、、、といいつつ、次回作を期待している自分も、コアファンなのかもしれないが、、  破綻して庵野さんの意思とは違うものとなったTVシリーズを、ちゃんと自分の思い通りに完成させたいのだろうなということは感じられるのだが、TVシリーズは、破綻したことにより哲学性を持った深みのある作品となったのであって、いくら作り直しても、絵とか音とかはお金と手間をかければ質も上がるが、作品としては改悪しにしかならないのじゃないだろうか。 [DVD(邦画)] 4点(2010-06-28 03:25:15)《改行有》

190.  べクシル 2077 日本鎖国 《ネタバレ》 CGは凄いよ、CGだけは(^^; まるでコミック本のように絵をぶつ切りにして並べたような感じで、テンポがこっちの感性とシンクロせず、時間の流れを見るものの想像力で補わせてしまうという、まさにコミック的表現方法を動画でやっちまったという感がある。CGが凄いだけでそれを見せたいだけだろう思ってしまった。甲殻機動隊みたいな斬新な世界観を出したかったのだろうが、CGに凝るあまり見るものの感情の流れと同期せず、入りきる前にしらけてしまう。むしろ、人物は全部アニメのほうが良かったんじゃないか。ストーリーのツメの甘さ、演出(?)のマズさも致命的。実写では不可能なアクションは表現できても、人物の表情やら細かい仕草で客に訴える力は確実に落ちるんだから、ストーリーや演出をもっと詰めなきゃ。声優も表現力のちゃんとした人にしなきゃ。ピクサーやドリームワークスと比べて絵の完成度は決して劣らないのに、映画としては完全に負け。シーンを切り出せば、その迫力やスピード感は十分ハイレベルだとは思うが、映画としての大事な部分が欠けてる気がする。[DVD(邦画)] 4点(2009-12-14 01:46:13)

191.  ガメラ対深海怪獣ジグラ 《ネタバレ》 シリーズにお決まりの、超ご都合主義、うるさい子供たちが中心で、前作対ジャイガーに続き大人も絡んでストーリーが展開されるのだが、大人の理屈は全く出てこず、ストーリー展開や理屈のターゲットを幼稚園児レベルに合わせきった潔さがあり、前作で感じたダメダメ感は無くなった。シナリオも超ご都合主義で科学的論理も無視はしているのだが、ある程度伏線を張って強引ながらもそれなりに辻褄あわせが出来ており、子供向け「映画」としての説得力も加わっている。ただし、特撮のチャチさ、スケール感の無さはいかんともしがたく、主役の子供が今回は幼稚園児で、ターゲットの年齢が下がりすぎて小学生ではもう喜ばないかもしれない。ガメラは「子供の味方」というより「幼児の味方」になってしまった。またいくら子供向けでも、娯楽に徹すべき怪獣映画で、人間が自然を壊している、大切にしようというメッセージを入れるのは、なんか偽善的でウザい。[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-09-22 18:52:01)

192.  ガメラ対大魔獣ジャイガー 《ネタバレ》 前作に続いて、完全ご都合主義の有り得ないシナリオと、うるさい子供たちが中心で話は進むが、前作で成し得た完全子供目線の潔さが消えて大人がかなり絡んできてしまい、ダメダメ感が復活してきた。依然として子供の冒険中心で、その冒険も新たな要素をいっぱい取り込みストーリー展開もテンポは良いのだが、完全子供の冒険のみという潔さがなくなると、あまりにも子供騙しな展開、ご都合主義、科学無視の子供以下の大人の思考、特撮のチャチさ等々、「映画」としての説得力の無さが気になって仕方がない。ただ、最初はガメラが痛めつけられるというお決まりのパターンが、今までよりも派手で、子供がそれを助けるという新たな要素を取り入れたところは、さらに子供の受けを狙う工夫が感じられる。[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-09-21 02:31:45)

193.  ガメラ対大悪獣ギロン 《ネタバレ》 完全に子供目線、子供向けのシナリオで、4作目の路線をさらに追求して、子供がいかにワクワク出来るかということのみを考えた潔さが清清しい。ギロンは4作目のバイラスよりずっと敵怪獣らしく、子供のためにのみ戦うガメラの姿もさらに明確で、子供向けとしての出来栄えは4作目以上である。この作品は、映画館で上映された子供向け映像コンテンツであって、いわゆる「映画」ファンが扱うジャンルとは決定的に違っており、そこが潔さを感じた所以だろう(ゴジラシリーズのほとんどは、なんとか「映画」としての体裁を気にする部分があった分、ダメダメ感が大きかったのかもしれない。)。ただし、一映画ファンとしては、とりあえずガメラシリーズを全部見ようという目的がなければ、最初の数分で見るのやめていたかもしれない。 [CS・衛星(邦画)] 4点(2009-09-20 23:41:57)《改行有》

194.  ガメラ対宇宙怪獣バイラス 《ネタバレ》 あまりにも子供騙しのシナリオ、危機感の無い幼稚なご都合主義の展開、過去の映像の使いまわし、怪獣同士の戦いのまったり感等、突っ込みどころ満載の映画である。「特撮映画」という観点ではダメダメなのだが、大人の人間関係や社会的な対応は全く無く、最初から最後まで子供の目線、思考で一貫しており、小学校低学年以下の子供向け映画として考えると、案外良く出来ているのかも。 [DVD(邦画)] 4点(2009-09-05 19:02:35)《改行有》

195.  大怪獣ガメラ 《ネタバレ》 緊張感、恐怖感がほとんどないぬるーい映画。しかも子供を前面に押し出して、明らかに子供向けに作っている。脚本はご都合主義で展開も速いのだが、テンポが悪くだらだら感しか感じられないし、役者陣もゴジラに比べると魅力がなく、映画としての評価はかなり低くならざるを得ない。本来なら、日活のガッパ、松竹のギララ同様に、ゴジラ便乗の痛い映画なのだが、これがシリーズ化できるほどに当たったのは、本来ペットにもなりうる亀を怪獣にしたこと、子供と怪獣を積極的に絡ませたことで、子供の心をつかんだからと思われる。[CS・衛星(邦画)] 4点(2009-08-23 00:15:31)

196.  モスラ3 キングギドラ来襲 《ネタバレ》   シナリオがぐだぐだすぎる。子供向けとは言え練りこみが足りなすぎる。子供だけ集めてどうするわけ? 食べるんならその場で食べなさい、溶かすんならすぐに溶かしなさい。おまけに、唐突なタイムトラベルは、あまりにも安易で論理性は一切なし。   特撮も手を抜きすぎ。金と時間がないというのは言い訳にならない。当時の技術であればもっと何とか出来るはずで、監督やスタッフの力量の無さ、あるいは、やる気無さしか感じられない。特に、過去シーンの恐竜の動きのぎこちなさ、スケール感の無さは、素人のクレイアニメよりもひどい。昭和40年代でも、もっとましだった。  東宝お得意のミニチュア特撮、光学合成、新たに取り入れたアニメやCG、どれを取っても劣化させて継ぎ接ぎした感じで、最悪の組み合わせにしてしまったとしか言いようがない。  1は特撮だけは東宝の当時の技術レベルだったのに、2、3でそれすらもぐちゃぐちゃにしてしまった感じである。  2が、子供向けを舐めてかかったひどい映画だったのに、もしかして、そこそこ興行収入があったのだろうか? 2と比べて何も進化していないのが腹立たしい。[試写会(邦画)] 3点(2011-07-18 22:42:44)《改行有》

197.  モスラ2 海底の大決戦 《ネタバレ》  このぐだぐだな設定とシナリオはなんなんだ。多分小学校低学年以下を対象としたのだろうが、だからといって、ここまで幼稚なシナリオや舞台設定は、かえって子供を馬鹿にしているとしか思えない。  極めて少ない登場人物だけで地球規模の危機の話が進むのは、子供に分かりやすくするためとして何とか許そう。しかし、その登場人物の行動、心理描写、ストーリーなどの論理性は子供向けだからといって手を抜くのは完全に間違っている。子供に解りやすくするということは、こういうことではないだろう。  例えば、悪人が最後に改心するのであれば、前半は完全に悪人に描くだけではなく、前半からその伏線を張るくらいのことはして欲しい。  ピラミッドの中のセットも、壁の装飾が木目調で、床がカーペット張りで、照明まであるなんて、いくらフィクションでもまずいだろう。石を基調に古代科学の粋が詰まったセット作りはできたはずで、これも手抜きとしか言いようがない。  特撮の技術的にも、同時期の平成ガメラのクオリティーの高さを見る限り、もっともっと頑張れたはずで、手を抜いたとしか思えない。  モスラのぬいぐるみ感は、羽以外が動いていないことが一番大きな要因であることぐらい誰でもわかるだろうに、何も工夫がない。  とにかく、せっかく「モスラ」という往年のビッグネームを使っているのに、この手抜きは許しがたい。  1996年のモスラ、1998年のモスラ3は未だ見ていないが、絶対見て酷評しよう、、、って、やっぱり日本の特撮映画自体は駄作も含めて嫌いじゃないので見てしまう(^^;[CS・衛星(邦画)] 3点(2011-07-17 00:37:26)《改行有》

198.  メタボ戦隊アホレンジャー<OV> 《ネタバレ》  邦題があまりにもお馬鹿なので、どんなコメディー映画かと思ってついつい見てしまった。  邦題に騙されました。アメリカの暗部を茶化している部分もあり、風刺とも受取れなくもないが、実に雑なストーリー展開と極端な映像弄りが目に余る。  映像はドキュメンタリータッチだが、シナリオは実話ではありえないフィクションだし、完全にフィクションであるのに芸術性はなく、もちろんコメディーにもなっていない。  最後までどうなるかと観る興味だけはなんとか保てただけに、完全な駄作ではないが、映画としての完成度はかなり低い。  完全に時間を損したとも思えないが、こういう作品だと初めから知っていたらまず見ることはなかっただろう。  邦題とのギャップが大きすぎるので見続けた部分もあり、邦題込みで一つのの作品かもしれない。とすれば、この邦題つけた人の作戦にまんまとハマったわけだ。 [DVD(吹替)] 3点(2011-05-08 15:17:28)《改行有》

199.  ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲 《ネタバレ》  1作目のオタ心を突いた見事なB級っぷりが完全に消えて、単なる駄作になってしまった。  ストーリーに対して個々のシーンの演出やそのつながりが悪く、ワクワク感もなく、驚きや笑いを意図したシーンもほとんど滑っている。  歌のシーンや戦いのシーンも、映画用の単なる尺伸ばしに思えてしまうほどバランスが悪い。  もっと、ふざけたシナリオや演出であれば、作品として面白くなくても、突っ込んで楽しめるのだが、CGも前作より頑張り、ちゃんと作ろうとしている分、このダメダメ感はなんとも困ってしまう。  1作目は奇抜なアイデアのヒーロー物ということや、哀川翔、渡部篤郎、鈴木京香等が馬鹿馬鹿しい演出を真面目に演じるところが、一部の人のツボに嵌ったのであって、決して名作ではなかった。  その続編である以上、前作以上の突拍子も無い設定や、さらなる大物俳優を無茶に使わなければ、超えることはもともと無理だったと思う。[DVD(邦画)] 3点(2011-01-04 17:12:58)《改行有》

200.  地球が静止する日 《ネタバレ》  一市民がキーマンとなって、極めて個人的な事情を世界規模の危機と絡ませて、クライマックスに持ち込むという、いかにもアメリカンなパニック物にありがちなストーリーは、もう古いとしか言いようがない。1951年の「地球の静止する日」(「が」と「の」が違う)のリメイクらしいが、題材や基本的な設定が古いのは仕方がないとしても、CGで映像の迫力を出すことばかり金かけて、ストーリ展開が使い古したパターンじゃ駄目でしょ。しかも、原作物(見たことないけど)の突飛な設定や理詰めでない展開を、リメイクで説得力を持たせるとか息をも付かせぬテンポで乗り切るような脚本にするというような詰め方が全然されていないように感じられ、納得いかないストーリー展開だらけで、日本の怪獣特撮映画並みの理不尽さを感じる。日本の怪獣特撮は、そういうものだとはじめから割り切って見られるから、そういうところを含めて楽しめるのだが、こっちは、コミカルなシーンが全くなくシリアスな大作風に作ってある分、見終わった後のがっかり感が大きかった。シリアス路線で比較しても、平成ゴジラや平成ガメラのほうが充分にクオリティは高いだろう。この設定、展開は、コミカルアクション路線の脚本で作らなきゃ駄目だと思う。[DVD(吹替)] 3点(2009-07-22 18:34:53)(良:1票)

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