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181.  ブレア・ウィッチ・プロジェクト 《ネタバレ》 モキュメンタリーの原点 すべてはこの作品から始まった記念碑的映画 当時ビデオで見た記憶があるがただのホラーとして見た POVとか当時聞いた事も無いし、映画自体は結構話題だったので最初からハードルが高かったせいか、てんで面白くないと思ったが今回見直すとそれなりに面白かった 恐怖演出は徹底的に抑えられている、そのせいで当時はものたらなかったんだろうな テントの中でパニックを起こして逃げるシーンは地味すぎて何に逃げてるのかすら判らなかったが、リアルに怖い時はこんなものかもしれない 現在のモキュメンタリーに比べるとかなりリアル 見直すと結構新鮮だった それにしてもアメリカ人はすぐにパニックを起こすな 後、モキュメンタリーの特徴だが罵る言葉多すぎ 英語って罵ってばかりの言葉だな エンディングは不気味だけどやはり特に怖くはない なにかを見て呆然とたたずむ男の後ろ姿に「ふぎゃあ!」と倒れる女 なんのこっちゃ?だけど不気味さはあるのでいいんじゃなかろうか[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-21 17:02:29)

182.  ラスト・ターゲット(2010) 《ネタバレ》 説明はいっさい無い 主人公や敵や味方、状況を自分で想像しないといけない映画だった アクション映画かと思っていたが地味な殺し屋の日常を描いた映画 フランス映画の様な淡々とした進行だが常に緊張感があり中々面白かった 冒頭で正体不明の敵に襲われるが戦いの最中にいきなり恋人の頭を後ろから撃つのは衝撃的 殺し屋の凄まじい日常を見せつける 常にクールな主人公だがストイックな生活の割にどこに行っても女無しではいられない所に若干の違和感が有る しかしこれが殺し屋という命がけのストレスに晒されて生きる男の性癖というものなのかもしれないと後で思った しかしその辺も見る人の勝手な想像力を必要とする映画だ 主人公がライフルを加工したり、弾を改造したり、銃を偽装する過程が丹念に描かれていてガンマニアであれば充分に引き込まれる作りになっている その分アクションは控えめだが靴音が響く石畳の上を靴を脱いで(しかも靴を隠す所も描かれていた)敵を追うとかマニアックなバトルでその辺も感心した この地味なアクションや、銃の構造や改造に興味が無い人はこの映画をつまらないと感じるかもしれないな 最初に殺した女や、元締めらしいオヤジが何故主人公を始末しようとした理由とか、そもそも最後の仕事を終える前にこの仕事を降りようとした理由等がはっきり説明されないのでモヤモヤ感がある しかしその理由を自分なりに想像すると、最初の殺した恋人は刺客とグルだった(あるいは刺客が来た時点でそう判断した)、元締めのオヤジも刺客のスウェーデン人の仲間だった 元々依頼されたライフルは自分をターゲットにする為に依頼されていたと言う事実に途中から気づいた、って言うことかな エンディングはまったく意外じゃない所が逆に意外だった 実は新恋人も刺客だった、みたいな想像をしていたのに、そこはホッとしたと同時にちょっとがっかりした[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-04-19 11:23:09)

183.  チャイルド・プレイ/誕生の秘密<OV> 《ネタバレ》 過去のチャッキーのファンであれば色々楽しい作りになっている その分後半のシークエンスでシリーズをざっくりとでも掴んでないと置いていかれる シリーズ後半のコメディー的な要素は影を潜め最初の頃のシリアスな路線に回帰している チャッキーは普通の顔の方がコワイ 後半凶悪なブラックジャック風の顔になるがむしろ可笑しい この辺もシリーズのお約束か チャッキー誕生秘話になっていて、最も重要な人物は冒頭チャッキーをゴミ箱に捨てるとか、めちゃチャッキーを軽く扱っていて、シリーズが5作も続いているのにこんなことで今まで殺しまくってたのかって最後まで見てから気が付いた 登場人物が少なくて、したがって殺され要員が限定されるのでちょっと寂しい その分少ないゴアシーンは印象的でぴりっとしていて良い ヒロインの子供時代の話で美人の姉が少女時代は大ブスなのは面白い 整形美人という設定なのか、道理で劇中表情が無い(笑) エンディングで唐突に「チャッキーの花嫁」のティファニーが出て来るのには面食らった 「こいつ誰だよ?」って感じ いくらなんでも唐突すぎる その後のエンディング後のエンディング(!)にシリーズ前半の主人公のデビットが出て来るのも以外すぎる しかしオチとしてはウイットに富んでていいんじゃなかろうか これから見る人にはシリーズをおさらいしてから見る事をお奨めする[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-19 11:01:21)(良:1票)

184.  ファミリー・ツリー 《ネタバレ》 いままで何度も見た家庭崩壊と再生の物語 しかし崩壊というほど壊れてはいないが しかし家族だからと言っても決してすべてが判り合えるわけでもなく、ある程度あきらめている突き放した描き方は逆にリアルだと思った 冒頭、事故に遭う前の幸せそうな妻の笑顔で始まる 以降、主人公の妻はベッドの上で半死人のような描かれ方だが、決して良い妻では無かった、と言う展開になる 主人公のマットはいたって普通の家庭人に見えた 決して良い夫でも無いが非難されるほどでもない このマットが妻の不貞と、妻の死と、ハワイの広大な土地権利のために右往左往する この辺は充分に同情の余地があり見ていて引き込まれた マットは始終戸惑いながらも妻の浮気相手に怒り、妻の頑固な父親に辟易しながらも従い、バカ娘達の面倒をみながらも真摯に子供達と渡り合って決して偉そうではない 自分からすれば最良の父親にも思えた 過去のダメな夫な表現は子供達のセリフでしか描かれ無くて、むしろバカ娘達やバカ娘のバカップルなボーイフレンドとも徐々に仲良くなる過程は、マットの人間性を描く上でも非常に効果的だった 逆に妻の生活振りも同じくまったく描かれないが、冒頭のいい気な妻の笑顔が凄く象徴的で、バカ妻ぶりは一瞬で、しかも印象的に描かれていて非常にうまいと思った やはり主人公に肩入れして見る為には死にそうな妻に憐憫の余地が無い事をどこかで見せる必要がある なので見ていて主人公の困惑振りが心に滲みた 妻の死に際もグッバイマイラブ、マイフレンド、マイペインと言うがマイワイフとは言わなかったのは印象に残った しかしハワイは何処を切ってもハワイで、決してすっきりと晴れては無いのに、始終居心地が良い土地と優しいハワイアンが深刻なイメージにならないで見ていられる とにかく音楽は抜群だ ハワイアンがこんなに映画に合うなんて思わなかった 親戚達の会議でも、決して皆にとって良い決定では無いのに「まぁしょうがないかw」みたいに決まってしまうのは非常にハワイ的でのんびりしていてイイ エンディングの、娘と3人でのカウチアイスのシーンはホッとした と同時にほろっともさせる いつか必ず、娘と一緒に見ようと心に決めた[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-04-19 10:56:18)

185.  ハンガー・ゲーム2 《ネタバレ》 以外だったのは今回はハンガーゲームがメインでは無くなっていること 映画は新たなゲーム開催が決まるまでに一時間、さらにゲームが始まるまでに30分もかかる したがってハンガーゲーム以外のパートがつまらなければ成り立たない作りになっている ゲームのパートは実質40分ぐらいだろうか? すでにゲームの駆け引きや敵のキャラクターすらほとんど描かれることが無く、敵はザコキャラ扱いだ なので仲間の裏切りや殺し合い等、バトロワ的な展開を期待したら完全に裏切られる ここは以外だった しかし前作のメタメタな展開になるぐらいならこれでいいんじゃなかろうか オチも完全に後編のつなぎ的エンディングでカタルシスはまったくない なので三作目が出来た時にもう一度、同時に見るべきだろう[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-19 10:11:33)

186.  ローン・レンジャー(2013) 《ネタバレ》 ローンレンジャーが何故マスクをしているのかとか、見ていてもあまりよくわからなかった ジョニー・デップのトントはハマっているが、レンジャーの魅力がまったく判らないのはヒーロー映画としてはどうなの? 冒頭の列車アクションの中の主人公に「こいつ誰?」って思った奴は多かったと思う トント以外のキャラがヒロインを含めて魅力が無い上に149分はちょっと長い いささか退屈した トントが常に頭のカラスに餌をやってるのは可笑しい 特に列車でレンジャーに敵が拳銃を持ってる事を教えようとした時に、事がバレても頭の横で手が拳銃の形になっていて、それをごまかすためにいつもの餌をやる仕草にする所はめちゃ笑った 冒頭の列車アクションの笑える具合が絶妙でテンポがいい ラストの二台の列車が交差しながらの列車アクションは、映画史に残る抜群の面白さだと思う ウィリアム・テル序曲をこの時点まで封印して、ラストバトルの開始と共に「ドン!」と曲がかかるのは待ちに待った運動会のリレーが始まったかのようなカタルシスがあった エンディングの為だけに途中のクソ退屈な4~50分を我慢して見る価値がある珍しい映画だと思う[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-19 10:05:56)

187.  藁の楯 《ネタバレ》 事前情報でトレーラーが高速道路でひっくり返るシーンとか、新幹線のアクションを台湾で撮ったとか、アクションを売りにしてる風だったので期待したがその辺のアクションはいたって普通 予告編で一番派手なシーンを使うのは最近の流行か 高速道路のシーンとかはどこかの山の中の空き地みたいなディテールだった ちょっと安すぎるだろう 犯人に10億の懸賞金とか基本設定にやぼな突っ込みを入れてもしょうがないが、小さな突っ込みドコロは満載だ たえず刺客に狙われるのは物語を面白くするために仕方が無いとしても、空路では無くて陸路を使うのにはそれなりの理由がほしい しかし新幹線でのヤクザバトルはなかなかいい そのまま新幹線のホームでの人質バトルに移行するなど次々と刺客が現れる感じはスピード感があってなかなかだ しかし新幹線を降りてから車に出会わないで、一晩中歩き続けた挙げ句に最初に出会った車が被害者の父親とかはいくらなんでもちょっとなぁ 松嶋菜々子扮するSPは何度もぼんやりして犯人の清丸を逃がすとかもありえないし、余貴美子のタクシーがちょうどうまく3人を乗せるとかも、もう少し整合性がある展開にしてほしかった まぁ三池崇史なのでその辺はどうだってイイって感じか しかし三池崇史にしては演出に毒がない せいぜい松嶋菜々子のSPをいきなり殺したぐらいか ラストはこれだけ犠牲を払って守った清丸を、ちょっと目を離した隙につまんない奴にぶっ殺されたりするぐらいの毒があったら面白かったのに 実際には最後の警視庁の前での件はくだらないとしかいいようがなかった エンディングも平和そのもの どうしちゃたんだ、三池![ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-04-16 18:26:11)

188.  紀子の食卓 《ネタバレ》 「自殺サークル」の前日譚であり解明篇でもある 「自殺サークル」がまったくオチなかったので、ある程度理解出来てそれなりの満足感があった しかしやはりというか秘密結社の様なカルト集団の話である このオチはこれしかあり得ないので月並みな、「やっぱりか」という落胆も伴なった 3人のヒロイン達のモノローグでストーリーが進行して行く手前、各自の想像や希望なども盛り込まれていて、一筋縄ではいかない展開も違和感を伴う しかしそもそも徹底した一人称の表現は、多少リアリティを外してもかなりの部分で許容範囲なうまい表現じゃなかろうか 園子温にしては表現がかなりソフトだがヒロインが皆若いのでしかたがないのか 曲がりなりにもアイドルのキャスティングだし ヒロインの紀子は基本、身勝手なイライラさせる女なので、行く末が悲惨でもしかたがないかなと思って見ていたが、しかし一番の悲劇はさほど出てこない母親だと思った この人はほとんどキャラを描かれないのでむしろ可哀想で救いが無い 精神障害を伴う女性の表現は一番の不得意科目なので見ていて結構つらかった しかしカルト集団からヒロインを救い出す話は、2年後の「愛のむきだし」で完成されていて、同じテーマで愛の本質(この場合は家族愛か)に近づいて行く映画作りはさすがに見事だ[DVD(邦画)] 8点(2014-04-09 13:51:49)

189.  復讐するは我にあり 《ネタバレ》 文化や風俗、トラックやタクシーにいたるまで手抜き無く昭和30年代を再現している 緒形拳は始終へらへらした激クズの主人公を怪演 これほどまで鬼畜なクズは見た事が無い 出て来るヒロイン達はことごとく熟女で、人によってはかなりがっかりだと思うが私は気に入った というよりも大好物だ(笑) 倍賞美津子は勝ち気な山猿熟女をこれまた怪演 とにかくエロすぎる もう一人のエロ熟女小川真由美を殺した理由が不可解だと思ったが、主人公が自分のDNAを自分でも気づかず潜在的に残したく無かったと思えば納得できる しかしそれにしても鬼畜 エンディングの散骨シーンはストップモーションの部分はちょっと映像効果の意図がわからなかったが、散骨とは名ばかりの、鬼気迫る二人の恨みが凄まじいまでに伝わる衝撃のラストシーンだ 「復讐するは我にあり」というタイトルは主人公の行動では無く、クズ主人公の遺骨に家族が凄まじい怨嗟を投げつける映画だった[ブルーレイ(邦画)] 8点(2014-04-09 13:42:42)

190.  地獄でなぜ悪い 《ネタバレ》 いろいろと賛否があるだろうが悪くは無い ただ園子温なのだからと思うともう少しハードルを上げて見てもいいかと思った 役者の芝居にしても堤真一の浮きまくりの怪演をどう評価するのかがネックだと思う 私的には有りじゃないかなと思った ただ他の人達がほとんど素人なので浮きまくってる この映画、他にもキレてる芝居をする人がいれば良かったんじゃなかろうか 長谷川博己が同じく浮いた芝居だが、あの人はあれでいつもの長谷川なのでさほど違和感が無い(笑) しかし、展開は他に類を見ないほど徹底したグロバカで、メインキャストをバカバカ消費するラストバトルは、同時期のオバカ映画「マチェーテ・キルズ」を思い出したが、出来は何故か「地獄~」のほうがずっと良い スラプスティクな不条理さもこちらの方がだいぶ上回っている これまでに似た様なグロバカな映画をずっと撮り続けてる井口昇ら、SUSHI TYPHOONレーベルの映画を軽く超えているのは流石に園子温と言うべきか まぁ、園子温の映画もSUSHI TYPHOONにラインナップされているので当たり前なのか しかしエンディングは、投げっぱなしな上に安易なファンタジーになってなければ、もっと点数を上げてもいいかなと思ったぐらい酷いエンディング 微塵もカタルシスが無い 「ヒミズ」のパロディーのつもりだったらふざけるなって思った SUSHI TYPHOONと言えば看板俳優の坂口拓がこれで引退らしいが、近年の坂口はギャグに向かない割に存在がギャグで見ていて非常に痛々しかった ファンだったので残念だ[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-04-09 13:34:41)

191.  モスラ対ゴジラ 《ネタバレ》 シリーズ鉄板の一作 後年にマニアからモスゴジと呼ばれるゴジラの造形は、ぽってりとしたまぶたに、ぷるぷるのほっぺたがちょいワルオヤジ風の面構え 冒頭から台風直撃の港の特撮もきわめて緻密で今作の特撮は派手さはないが、ちまちまとした小さい重機、戦車からトラック、漁師達が一斉に漕ぎ出す手漕ぎ舟まで非常にリアル 昭和シリーズ後半から造形が雑になる事を考えると、この辺がひとつの職人的特撮のピークかもしれないと思った インファント島からザ・ピーナッツが現れて例の「ナンジャ ホンジャぁヤラ♪」を歌い出すと独特の雰囲気が醸し出されて、「今、モスラを見てるっ♪」て言う雰囲気に満たされる この設定がとにかく最強だ 最後の力を振り絞って戦って守ったモスラの卵から一匹じゃ無く、双子のチビモスラが現れる所は感動的だ 港を蹂躙したゴジラを追って子供達を救う為に海を渡る双子のチビモスラに、ザ・ピーナッツのわけわかんないモスラの歌が冠ると何故かめちゃめちゃ感動する ザ・ピーナッツにこの歌を歌わせた事が、この映画の歴史的快挙だと思う[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-04-09 13:26:18)(良:1票)

192.  素敵な相棒 ~フランクじいさんとロボットヘルパー~ 《ネタバレ》 ロボットは着ぐるみだった?と思う、確証はないが CGのロボットを見慣れると可愛さはあるがちょっとチープかも プロットは非常におもしろいと思った 主人公とロボットのバディ感みたいな物をもう少し深く見たかった、それが薄いのでロボットのメモリーを消したくない主人公の思いが今ひとつ伝わらないのが盛り上がりに欠けたと思う 犯罪がバレる過程も最初の犯行で眼鏡を忘れたというだけ その後は特になにも失敗していないので最初からネタバレした手品を見ているようでカタルシスに欠ける そもそも宝石を盗む前からマークされてる盗みなんて脚本を書いている段階で、これじゃつまらないんじゃなかろうかと何故思わなかったのか 犯行現場に眼鏡を忘れるのは最後の最後でいいじゃないか せっかく面白くなりそうだったのにあれこれと惜しい作品である 最初に盗んだ希少本も渡せずに燃やしてしまったのだろうか その辺も投げっぱなしでちょっと不可解 エンディングは主人公がロボットの存在を忘れてしまったのだろうか? 他のロボットヘルパーを見てちょっと不思議そうな顔をするが見終わった後で、あれ、忘れてしまったのかな(相棒のロボットを)と思うぐらいで伝わりにくい そう言う事なら、大事な相棒すら忘れてしまう痴ほう老人の哀しさを、もっと解りやすく見せてくれるエンディングにすれば号泣ものだったのに本当に残念だ ラストのスタッフロールの時のいろんなロボットの動くシーンは何の為にあるのだろう いまひとつ狙いが判らない 実際にこんなにロボット工学はすすんでんだよーって言っても何の意味があるのか? 設定は良いのになにもかもちょっとづつ足らないのが非常に惜しい 作り方によっては傑作になったはずだ[DVD(字幕)] 7点(2014-04-04 19:13:26)

193.  燃えよ!じじぃドラゴン 龍虎激闘 《ネタバレ》 なんだかわからない映画 カンフー映画としては今ひとつ 香港アカデミー賞4部門を受賞って何だろう?いいところがが全然わからない いろいろな映画のオマージュなのか 自分がカンフー映画に詳しく無いせいかもしれないな 主人公らしき青年はまったく強くならないし、蘇ったロー師匠の強さはまったく描かれない しかも唐突に死ぬ 主人公がうだつが上がらないサラリーマンで出向先でタイガーに出会う序盤までが一番面白かった しかし主人公がサラリーマンじゃなきゃいけない理由はまったく無い 以降わけがわからないへんてこな展開でしかも狙ってるようなそうじゃないような、ただただつまらないとしか言えない展開 余り活躍しないが、ヒロインがメチャ可愛いいのが見所か もともとコアなカンフー映画ファンにあてた作品じゃなかろうか 私的には見事にピンとこなかったのは自分のカンフー映画に対する思い込みの無さかもしれないな[DVD(字幕)] 4点(2014-04-04 19:06:09)

194.  ファントム/開戦前夜 《ネタバレ》 冒頭、突然の出航命令のロートル艦長とロートル艦 出航と同時に命令を出した司令官自殺など明らかにこの命令が不穏であること匂わせて期待がふくらむ しかし以降艦長の過去の傷による心理描写とか、タカ派のKGBの隠密行動やら、こちらにはあまり縁のない政治将校という存在やらが話の流れを非常にわかりにくくしている なので深くストーリーに入りこめない 戦っている敵潜水艦もアメリカなんだか友軍なんだかわかりにくい しかし魚雷戦のシーンはなかなか緊張感があった 艦長のクールな戦いぶりもかっこいい しかしエンディングがわかりにくい 引き上げられて助かったと思わせて、実は皆幽霊だった?みたいなオチだと思うんだけど非常にわかりにくく、「助かったと思ったら、がっかり」みたいな、多分作り手が狙ったであろうカタルシスもまったく伝わらず「……はぁ?」っていう感じ たしかに昔、旧ソ連時代の潜水艦を引き上げてみたら皆死んでたみたいな事件があったなとおもったが、アザーズの様な幽霊オチを狙ったんだろうが、もっとわかりやすい演出にしてくれれば感動のラストだった気がするのに完全に考えオチすぎる、残念だ[DVD(字幕)] 6点(2014-04-04 18:58:11)

195.  アイ・スピット・オン・ユア・グレイヴ2 《ネタバレ》 前作で不満だったヒロインが狂気に見えないなどが今回解消された 今回のヒロインはかなりはまっている 前作比較的あっさりだったヒロインが乱暴されるシーンは今回、ほぼ前半すべてにわたって繰り広げられていて復讐にいたるカタルシスを盛り上げた 冒頭、ニューヨークからいきなりブルガリアへ場所が移動するのはダイナミックだが「どんだけ~ぇ」って思った ちょっと不自然だが驚きがあったのでいいだろう いったん警察に保護されるも、分からんチンな刑事の対応でやっぱりというか元の拷問部屋へリターン この辺は容易に想像できるのでもうちょっと以外な展開にしてほしかった 男たちへの復讐も前半のしつこいヒロインへの拷問に比べると比較的あっさりでもう少し嫌らしくいじめられなかったのかなぁ オリジナルからあるシリーズお約束の股間系拷問はあったけど(笑) まぁ今回復讐しなきゃいけない人数が結構いるのでその分薄まってしまうのはしかたがないか 特にデブオヤジへの電撃拷問は今ひとつホラーっぽいが嫌らしさが足らないと思った しかしその分ヒロインの狂った演技がなかなか凄まじくてそこを補ったと思う ヒロインを2度目の拷問部屋へ送り込んだきっかけを作った刑事をそのまま残したのも不満だ ヒロインの怒りが関係するすべての人間を焼き尽くすぐらい強烈だったらヒロインの狂気が表現出来たのにと思った  しかし前作よりかなり良くなった[DVD(字幕)] 7点(2014-04-04 18:17:43)

196.  ポゼッション(2012) 《ネタバレ》 悪霊に取り憑かれる娘がとてもいい お姉ちゃんもカワイイ 特にこれと言って破綻の無いシナリオだが、逆に新しいものも何もない 無難におもしろいという感じか 何故か恐怖演出が少ない カメラワークは結構いいところがあるんだけど、徐々に少女が悪魔に乗っ取られる様がいまひとつ怖さが足らないかな 主人公が娘に暴力を振るったかの要に周囲に見せる悪魔のずるさは伝統だが、そのせいで主人公が追いつめられる演出がほとんど無かったのは何故だ 娘を虐待する父親のレッテルを張られる方がイライラさせられて面白くなったはず 突然現れてビックリさせるとか、でっかい音を出すとか流行の演出に頼らなかったのは好感が持てる しかし可も無く不可もないが、怖くもないのが一番の問題だ[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-04 00:05:12)

197.  タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら 《ネタバレ》 事前にホラーコメディーだと分かっていたので、どちらかというとホラー寄りかと思っていたが、しょっぱなから完全なコメディーの作り これが完全なホラーの始まりで途中からあれっ?て感じでコメディーになったら凄く意外で面白かったはずなのに、最初から主人公デイルはめちゃめちゃいい奴で、ホラー的な要素はスプラッター描写のみ そこがすごく物足りない 最初からネタバレしてる手品を見てる感じ 次々に偶然に人が死んでいくのがファイナル・デスティネーションぽくって楽しいが学生達が死んで行くテンポがかなり悪い 不謹慎だがもう少し畳込むように人が死ぬとおもしろいのに キャストをまったく生かしてないのもいまひとつ ホラー映画だとエロな女とか明らかに死亡フラグが立ったオタクとか、いかにも殺され要員の秀才な奴とか、お約束のキャストがあるはずなのに目立ったキャラはキ○ガイなボスのみ こういう映画はホラーのお約束をきっちり守ってこそギャグが生きる ラスボスとの戦いもホラー的ないでたちで立ち向かうデイルだが、演出しだいではおもしろいのに中途半端で完全にすべった あそこではデイルはジェイソンになるべき タッカーとデイルの幼なじみのマブダチぶりがとてもイイ ラストは以外にも絵に描いた様なハッピーエンド デイルはほんとにいい奴なのでおもいがけずほっとさせるエンディングはよかった[DVD(字幕)] 7点(2014-04-04 00:02:23)

198.  隠し砦の三悪人 《ネタバレ》 黒澤の代表作 スターウォーズがリスペクトしたとされる作品だが、見てみてなるほどと思った 冒頭二人の子悪人達が罵り合いながら珍道中を繰り返すくだりは、C3POとR2D2が喧嘩しながら歩くシーンにそっくりだ シーンが変わる時のワイプのしかたもそっくり 三船はやはり存在感があるが、今作は今ひとつ普通の芝居に思えた とにかくヒロインの存在感が抜群 立ち振る舞いが如何にも男勝りの姫だ 特に足を軽く開いて、すくっと立った姿が本当に素晴らしいと思った 砦の集団戦闘シーンも「ベンハー」並の迫力だ ストーリーも二転三転して楽しいがさすがに古くてカットが長いシーンが多く退屈する部分もあった ラストも大団円でエンターティメントに徹している[ブルーレイ(邦画)] 7点(2014-04-03 23:52:10)(良:1票)

199.  ダイアリー・オブ・ザ・デッド 《ネタバレ》 人気テレビシリーズ『ウォーキング・デッド』の3年前に撮られた元祖ゾンビ映画のロメロの作品だ アーチェリーや剣などを武器にするとか、移動がキャンピングカー等、明らかに『ウォーキング・デッド』が影響を受けているであろうシーンが多い、さすがロメロ 新シリーズの2005年「ランド・オブ・ザ・デッド」「サバイバル・オブ・ザ・デッド」の3作品の中ではこれが一番良く出来ている POV形式で撮られたせいか他の2作品に比べると脚本に破綻が無い モキュメンタリー映画だと普通、冒頭ぐずぐずとつまらない展開で始まるのが常だが、この映画は最初からいきなり佳境に入っている 映画製作の大学の学生達という設定で全てを撮り続けてる事にさほど違和感が無いのもうまい設定だ エンディングもロメロらしい風刺が効いていて中々いい[ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-04-03 23:41:58)(良:1票)

200.  ヒューマン・キャッチャー/JEEPERS CREEPERS 2 《ネタバレ》 前作はあれこれ欲張りすぎな上にスケールがちっちゃくていまいちだった 今回は完全にクリーチャー物として作られている 前回は悪魔的な人物としてのキャラづけがされてたが、今回はエイリアンのような動物的なモンスターである この辺はむしろ意外でちょっとつまらなかった 悪魔の風貌はフレディに似ているので、人間的な肉付けがされてるとキャラとして立ったのに、何故さほど人格を感じさせないクリーチャーとして描いてしまったのか 前半は襲われる高校生達がたやすくパニックをおこして、全員が勝手にわめきちらしてイライラさせる ほんとにどいつもこいつもバカばかりで、こいつらみんな死んでもかまわないみたいに思っていたら案の定、全員に死亡フラグが立つという珍しい展開になるが、見てるこちらのイライラはかなりピークに まぁ、狙いかもしれないが狙いだったらまんまと乗せられたというべきか 終盤、捕鯨銛みたいなものを車につけた親父がかなりいい戦い振りを披露して盛り上げてくれる この辺の展開は結構おもしろかった しかし全体的には前作に比べるとかなり面白くなっている ラストも予想どうりのオチだか悪くない[DVD(字幕)] 7点(2014-04-03 23:36:37)

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