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プロフィール
コメント数 246
性別 男性
自己紹介  映画史や映像技術には全く詳しくないので、単純に面白いと感じた度合いで点数をつけさせていただきます。
 よろしくお願いします。

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181.  拳銃の町 ミステリー色がかなり強い西部劇。事件が起こり謎解きをし、最後に種明かしが入って全てが一本の線に繋がるという、まさにミステリー小説を映像で観ているという感じの西部劇でした。メインの見どころは当然ストーリーですが、そこに女性関係という変数が絡み主人公にとって重要な働きをするというのはいつも通り。駅馬車で爆走や酒場シーン、銃要素も当然ありますが、それらを期待して観るというよりはストーリーを楽しみたいという人向けの作品かと思います。[DVD(字幕)] 6点(2014-01-17 19:15:51)

182.  リオ・グランデの砦  「騎兵隊三部作」の三作目。個人的には、この三作目が最も面白かったです。ただ歴史的背景がわからなかったために、一部どういうこと?というのがありました。歴史を詳しく学んでから観ればまた違った見方ができるのかもしれません。  この作品もやはり人間ドラマ重視で、主に家族の関係がメインになります。父・母・子のそれぞれの考え方に納得できるものがある点が良かったです。  また、この作品はミュージカルだっけ?と思うくらいに音楽の割合が多い。連隊歌手の歌が随所に入りますが、その内容がそれぞれの人物の気持ちを表しているのが良いですね。  訓練や戦闘など動きのあるシーンは全体の割合として見れば多くはないですが、ローマ式の騎乗やインディアンとの戦いのシーンなど、ピリリと効いていて良かったと思います。[DVD(字幕)] 6点(2014-01-07 01:05:20)《改行有》

183.  ガンヒルの決斗 《ネタバレ》 ストーリーや展開、人物相関は面白かったのですが、あとひとつ、あとひとつ何かが足りない気が・・・という感じの作品でした。いやむしろ、細かい要素を詰め込みすぎ?  序盤はテンポ良く、後半はじっくりとした展開。部屋に籠城して列車を待つシーンは某3時10分な映画を見ているようでした。  妻の仇と保安官としての義務のために真っ直ぐに突き進むダグラスと、友情と息子への愛のために葛藤するクレイグの対比が印象的。というか、妻を失い男手ひとつで息子を育てるクレイグはダグラスの未来の姿となりうるわけですね。それだけに、最後のクレイグの「いい子に育てろ」は響くものがありました。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-27 00:20:50)《改行有》

184.  誇り高き男 《ネタバレ》 まさに「誇り高き男」の話でした。自分は正しいことをしているのに、周りの状況は最悪。表向きは何ら関係のない装いをしつつ裏ではあの手この手でキャスを排除しようとするジョン、誤解からキャスを信じられないサッド、辞職するジム、キャスの意向に反対するサリー・・・それでも男の誇りのために、卑怯者・臆病者と罵られ、失明しかけても一人で(途中から二人で)敵に立ち向かっていく男の話。  最後の「撃鉄を起こす音がした」から撃つサッドのシーンとキャスとサリーの会話のシーンが凄く好きです。サリーの「誰のため、何のために」に対するキャスの答こそ、「男の誇りのため」なのですね。  酔った振りをしたビリーが大声でキャスの注意を引き助言をするシーンやわざと音を出す靴で距離を詰める敵さんなど、細かいところに気が利いている点も良かったです。  BGMの良さは言わずもがなですね。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-26 00:40:03)(良:1票) 《改行有》

185.  アウトロー(1976) 《ネタバレ》 RPG西部劇。襲われて家族を失う→復讐のためラスボスに挑むも敗北(?)→旅に出る→様々なイベントが起こり仲間を増やす→味方パーティvsラスボスパーティ→決戦に勝利、その後~→ED  そういうのも全然嫌いじゃないので良いのですが、早打ちでスゴ腕のハズなのに銃を抜くのがスムーズじゃなかったり、各キャラの倒れ方が雑だったり、最後の1対1のやりとりが若干モタついたりといった細かい点が気になってしまいました。  北へ行ったと言った方が良いと言うフレッチャーや最後のジョージーとフレッチャーのシーンなど、男の友情系シーンはすごく良かったです。[DVD(字幕)] 6点(2013-12-18 01:15:45)《改行有》

186.  機動戦士ガンダムSEED FREEDOM テーマは「愛」。テーマに共感できるかできないか。これによって大きく評価が分かれそうです。 人は愛によって生まれ、愛に囲まれ、愛によって成長し、愛によって生きる。 遺伝子がどうとか、役割がどうとかは関係ない。 愛というものを正しく認識し、受け入れられるか。 言い換えれば、他人と繋がることを恐れず受け入れられるか、他人と繋がることを恐れずに求められるか。 自分一人で抱え込み、背負い込み、解決しようとしても、いつか限界が来て自分というものが壊れる。 だから他人を頼れ、他人を信じろ、他人に心を開け。 そう言っています。 よくあるテーマであり、それが人の大多数どころかほぼ全員に刺さり、受け入れられる共通見解、となっていると思います。 しかし、私はそれが絶対の正解ではない、と常々思っています。 というより、大多数がそれを正解というのならば、少数の反対の意見に耳を貸さなければ、結局同じことなのでは?と思っています。 本作のような愛をテーマとする数多の作品によって人々が皆「それは確かにそうだ」「それが正しい」と思ってしまったら、 それって無意識の洗脳と同じことなんじゃないですかね、と思うわけです。 それならば、最初から遺伝子操作して優秀な人間のみを作り出す、ということと同じじゃないですかね、と思うわけです。 故に、「選択肢を提示するから自分で考えてみてね」は良いが、「これが正しいんだ」と主張する作品は好きではありません。 正確には、「これが正しいんだ」と主張された場合、自分がそれに共感できれば良いと思うし、 疑問の余地ありなら良いと思わない、というだけのことです。 愛とは、究極の自己暗示だと思っています。 自分がA(人でも物でも)に対して愛があると思えばそこには愛がある。 しかし、愛というテーマに限らず、「それは本当か?」と疑う心もまた同時に重要だと思っています。 それを疑うことは、えてして得1に対し損9なのかもしれません。 10割心酔してしまった方が、より生きやすく、より楽しく、より「幸せ」なのかな、と常々思っています。 しかし、そういうことが頭の中に浮かんでしまうから、私はそういう人間なんだな、と思うと同時に、 私のような人間がいるから「人類皆○○」にはならないんだな、と思ってしまいます。 故に、本作のようなテーマを前面に押し出す作品はどうしても少数派とされる側の意見を考えてしまい、 別にそれも間違ってないんじゃね?と思ってしまい、結果共感度が下がり、 点数に影響してしまう、というのが正直なところです。 今回は、「どっちの言ってることも別に良いと思う」と思うので、中間の5点とさせていただきます。[インターネット(邦画)] 5点(2024-06-09 01:21:39)《改行有》

187.  グリーンマイル 《ネタバレ》 合わず。序盤から中盤は面白い。しかしジョンを連れ出したシーンあたりから全く納得できず、加速度的に面白さが萎んでしまった。 そのプラスとマイナスの中間をとった点数とさせていただきます。 何か深い解釈の仕方がありそうだが、初見ではわからなかったのでシンプルに思ったことを書きます。 上映時間約3時間のうちちょうど1時間くらいで突然ファンタジーが入り込むが、それ自体は全然受け入れられた。それまでの1時間が普通にドラマ的でありファンタジー要素など無くても面白そうな映画だなと思ったため、突然のファンタジー要素には「あー始まった」ではなく「この設定をどう活かすんだろう」という興味の方が強く、そのためその時点で面白さが萎むということはなかった。 しかし後半、ジョンを連れ出して所長の奥さんを回復させるあたりから「おいおい」という展開が続き、全く納得できないまま見終わってしまった。 ジョン・コーフィは作中字幕の表現を借りれば「自然」「神の奇跡」ですが、まあ当然そんなものはいないわけで、ジョンは何かを体現している存在であるにしても、普通に英語を喋り普通に物を食べる普通の人間であり、その結果「普通の人間に特殊能力が備わっている」と見えてしまうわけです。 で、他人の痛み?を吸って自分に溜める、それだけなら本人が苦しいだけなので「偉いな」「いい人だな」もっと言えば「ご自由にどうぞ」と思うわけですが、それを吐き出して他人に植え付けるというのは、それがまさに殺人やん、と思ってしまうわけです。 近距離にいる善人と思われる人物ならいくら救っても良いしなんなら感謝もされるが、近距離にいる悪人と思われる人物には精神病を煩わせ、結果人を殺させても良しとするのか。仕方がなかったとするのか。周りは涙を流すのか。全く納得できません。 本人は「自分でもわからない」と言っていましたが、明らかに意志をもって行動をしているので全く説得力が無い。 自分の意志でパーシーの首根っこを掴み、悪を注入し、結果廃人にし、人を殺させた。自分の中で完結する能力ならまだしも、他人にマイナスを付与することができる能力。傲慢甚だしく、こんな危険分子は処刑して正解だっただろ、とさえ思えた。 ジョンは冤罪で、ただただ自然で愛があるだけの存在、なのに人間の愚かさ故に処刑されてしまった、のだったのならそれは悲しいとなりますが、普通に意志を持ってパーシーという人間を壊し人を殺させているため、それはもう殺人やろ。同情の余地なし。と思ってしまいました。 登場人物たちがジョンをどう思いどう行動するかは勝手ですが、納得できるかと言ったら全くできない。そんな作品でした。[インターネット(字幕)] 5点(2023-11-04 22:25:49)《改行有》

188.  バグダッド・カフェ 《ネタバレ》 どうにも感覚に合わない箇所が多かったです。 身内だけならともかく客にまでとんでもない態度を取り事あるごとにワーワー喚くアマンダ、喧嘩して出ていったのに特に何もせずしれっと復帰するその夫、直前まで悪態ついてたのに物につられて突然に友人になる娘、自分の子をほったらかしにしてピアノに没頭する息子・・・。まともなのはアーニーだけだった気がするw マジックがウケて繁盛しているけど、マジックのネタが尽きたらどうするんだろう・・・ネタは小出しにしてショーも毎日はやらない方が良さそう、と映画内の設定なのにも関わらず無駄に心配になってしまったw[DVD(字幕)] 5点(2023-10-08 01:43:52)《改行有》

189.  タクシードライバー(1976) 一度見てよくわからなかったのでもう一度見ましたが、やはりどこに魅力を感じれば良いのかよくわからない、という作品でした。トラヴィスのカッコよさになのか、女の子の名演になのか、狂ってる描写になのか、ラストシーンになのか、社会的なテーマになのか、作品全体の雰囲気になのか。それら全てが素晴らしかったと言われたらそれはもはや価値観の違いということで、私にはピンとこなかった、というのが正直なところです。  「この部分が他の作品より突出して尖っている」というものが特になかった印象で、逆に、当時リアルタイムで見ることで衝撃を得られた系の作品だったのかもしれません。衝撃を受けなかったのは他の作品でそれ以上の尖りを見ているから、的な。[DVD(字幕)] 5点(2021-04-06 19:26:19)《改行有》

190.  名探偵コナン 漆黒の追跡者 《ネタバレ》  なんか終始落ち着いてるというか、映画っぽくないというか、普通というか、そんな印象でした。犯人から出されたパズルを地道にコツコツ順々に解いていく。最後に東京タワーでの格闘戦やvsヘリ戦があるけれど、時計じかけの爆弾、瞳の中のラストの格闘、天国へののアクションに比べるとやはりハラハラ感もスカッと感も無い。その理由のひとつとして、vs黒の組織は如何せん展開が先読みできちゃうというのがある。本編ならともかく、一発限りの映画だから結局何も変わらない、というのが前提としてあるため、アイリッシュは死ぬんだろうなあ、SDカードも回収できるわけないよなあ、ジンもウォッカも当然コナンも死ぬわけないなあ、組織側に正体がバレるわけないなあ、というのが読めてしまう。そこら辺がハラハラドキドキしない理由なのでしょう。  おっちゃんの推理でクソ高い手(1pと7pのシャンポン待ちでクソ高いといったら多分四暗刻かな?)張ってたのに安手で流されたからムカついて殺した、というのがあったけど、そんなんでいちいち殺してたら年間何十万人も死んどるわwなお安手であがる意味というのは、他家の手を潰すことにあります。自分が安手=自分にドラが無い=他家にドラがある可能性が高い=他家にあがられるとまずい、となるため、他家の和了(アガリ)を阻止し、失点を防ぐ、という点で大きな意味があります。何もせず黙っているとツモられて失点する可能性がありますが、自分があがることで他家3人の手を同時に潰し、失点をゼロにすることができます。攻撃が結果として防御にもなっているわけですね。初心者だと「なんだよその安手w」となりがちですが、その発想は誤りですので注意しましょう。安手の和了も、十分に意味がある立派な和了です。・・・どうでもいい?うん、まあそうだよね。笑[DVD(邦画)] 5点(2019-01-22 13:53:48)《改行有》

191.  AKIRA(1988) 《ネタバレ》  すみませんわからないです。ストーリー自体は極めてシンプルで一本道なのですが、結局何が言いたかったのか、というのが一回見ただけではいまいちピンとこないというか、シンプルなようでぼやけている。ストーリーに沿うように裏テーマが存在し、著者の主張を入れすぎず押し付けすぎず、それでいて話的に単純に面白い、という作品は大好きなのですが、本作の場合、ストーリーがシンプルすぎる割に裏テーマがぼやけすぎ。そのまま終了、という感じでした。 【良かった点】 ・作画  とにかく全てのシーンでぬるっぬる動く。1シーンに何コマ割いてるの・・・という驚き。凄いです。セル画(っていうのかな?)の味、素晴らしさが凝縮されていると思いました。 【悪かった点】 ・台詞が棒読み  本作はお子様たち、不良少年軍団、大人たちの3グループの皆さんが主に喋りますが、お子様たちの声はホントにお子様、少年たちの声はホントに少年たち、という感じでした。つまり、プロがお子様風、少年風に喋っているのではなく、それこそ学芸会かい!って感じのレベルに感じました。声質は良いんですが、場面に応じてキッチリ抑揚をつけて喋ってほしかった。特にお子様たちは最初から最後まで棒読みすぎます。しかもお子様たちはストーリー的に超キーパーソンなので、シリアスシーンでの登場が多く、そのたびに棒読みなのは辛い。なんとか耐えてからの終盤、迫真のシーンでの「タカシー(棒)」はさすがに耐えられないw ・キャラクターの魅力が薄い  キャラクターの掘り下げが浅いため、誰にも感情移入できないどころか、そもそも好きも嫌いもない、といった感じ。ここら辺は時間内にいろいろ詰め込もうとした結果掘り下げられなかった感が強いです。本作の主役格カネダとテツオの関係の掘り下げはおろか、ヒロイン的存在と思われるケイと主人公カネダの関係の発展的描写が全く足りず、何であんたそこにいんのw感が強かった。カオリに至っては扱いが酷すぎ。ちなみに女性陣は誰一人としてかわいくない。 ・設定の生かしきれなさと描写の薄さ  荒廃している様子の描写が「暴動が多いよ」くらい。宗教者はいつの世だっている(視点を当てたところで別に「多い」とは感じない)し、アングラや不良界隈の世界は主人公が不良少年なんだから視点的に別に普通。街もそれなりに復興しているように「見える」ので、どんだけの大災害が起こったのか、再び大災害が起こったらどんだけヤバいのかってのがいまいちピンとこない。  超能力の詳細が不明なので超能力が使える個々人がそれぞれ「誰が何をできるか」という差異が無く、魅力を感じにくい。また、テツオが無敵すぎ。物理的な攻撃はおろか光線さえも全無効、遠距離攻撃、さらに空中浮遊と大気圏突破。相手にダメージを与えない事のほうが難しいです。しかしカネダの攻撃は一部食らうし、カネダは攻撃をほぼ回避。あるいは食らったように見えてノーダメージ。なんでやねんw「なんだかんだ友達」を考慮してもさすがに不自然です。一方で、主役級じゃないキャラを簡単に殺しすぎ。  バイクがキーアイテムっぽく描かれ、冒頭結構な時間を割いていたにもかかわらず、特に何も起こらず終了。  ケイが人を殺してしまったことについて今後何らかの描写があるんだろうな、と思ったら特に何もなく終了。  命をかけるレベルでタカシを連れ出した理由の掘り下げがほぼ皆無。  「アキラ」が何者か、どういう存在だったか、現時点でどういう存在か、の掘り下げが浅いというか薄い。「なんか凄そうだけど結局どの程度凄かったのか」がピンとこないまま終了。[DVD(邦画)] 5点(2018-03-10 00:56:49)(良:1票) 《改行有》

192.  ヒート 《ネタバレ》 テンポが悪く展開がのんびりとしているため、ただでさえ長い本作がさらにものすごく長く感じました。そこが逆に味を出している、とも言えるのかもしれないですが。また、登場人物の心理描写も雑駁としていてイマイチ伝わらず、感情移入もできず・・・。主人公二人の間柄でいえば、確かに視聴者からすればお互い似ているが、本人たちにとってはあの程度の絡みで相手をリスペクトしたり共感を覚えたりはしないのでは・・・と思ったり。また、どの登場人物も自分の生き様と愛という2つの側面が描かれていますが、どのカップルも魅力がない・・・。特にパチーノの奥さんに至ってはあんた自分で浮気しといて開きなおっとりますがな!とつっこみたくなりました。アクションシーンは良かったのですが、全体的にぼやっとしていて私にはちょっと合わない作風でした。[DVD(字幕)] 5点(2016-02-16 13:25:54)

193.  ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア センス系の映画ですね。真面目に構えて観ると損をする、そんな感じでした。気楽に見て、そんなわけあるか!とツッコミを入れて、でもじーんときて・・・。コメディ+群像劇+ロードービー、そしてセンス。そういう作品かと思います。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-31 02:30:40)

194.  ラスベガスをぶっつぶせ まず、ラスベガスをぶっつぶすことが目的ではありません。それどころかどちらかといえば主人公は周りに巻き込まれただけです。主人公は天才キャラですが、その才能は日常の勉強とかそういう方面で発揮され、カジノ絡みで発揮されたのは人よりちょっと良い記憶力くらいです。また、カードカウンティングを思いついたのも主人公ではないし、みんなを率いてラスベガスに乗り込んだのでもありません。主人公はあくまで学費を得る目的で渋々チームに参加し、その後欲に溺れて色々と失い・・・というパターンを辿るのが本作です。  本作は演出が強くなく、そのため入り込めませんでした。カッコつけるならとことんカッコよく、サスペンスを押すならサスペンスを強く、という、エンターテインメントでいくならばもうちょっとメリハリ的なものがほしかった気がします。[DVD(字幕)] 5点(2015-12-07 22:49:49)《改行有》

195.  ブレードランナー/ファイナル・カット 予想外なSFでした。とにかく世界観が最高で、雰囲気で魅せてくる。近未来+退廃的で、終始暗い画面。片や純粋さと怖さが紙一重のドールハウスだったり、和テイスト・チャイナテイストを織り込んできたり、そんな中で近未来アイテムが混ざりこんでいたり。  テーマ的には、哲学的なテーマをしかもぼかして表現してくるもんだから、如何せんわかりづらい。結局、「人間とは何か」ということなのでしょうか・・・。さらに全編通して台詞が少なめで、間も長い。対してストーリーはシンプルなので、雰囲気無視して言いたいことだけ凝縮すれば30分になりそうです。  本作は見れば見るほど面白くなる系で、「ここでこうということはこういうことじゃなかろうか」と事実から予想を巡らし、この可能性が高い、と結論づけていく過程が魅力となっている部分があると思います。また、故に、そもそも哲学的なテーマと相まって、確固たる答はこれだ!というのが出しづらく、そこら辺が向き不向きを左右しそうな気もします。  こういう系の作品は点数を付けるのが非常に難しいと常々思わされています。今回は深みを学んでいないごく単純な「初見での面白さ」に従って、5点とさせていただきます。その後何回か見るにつれて点数が高まっていく、そういった可能性はかなり秘められた作品であると思います。[DVD(字幕)] 5点(2015-07-06 20:42:44)《改行有》

196.  ウォー・ゲーム(1983) 《ネタバレ》 自分がコンピュータに全く詳しくないからでしょう。全体的にすごくフワッとした印象を受けました。何が起こったから何が起こり、何をすれば良く、何が起こると駄目なのか、なぜそうなるのか、一体どういう状況なのか・・・。筋はもちろんわかるのですが、何かおぼろげというか、どうもモヤッとしたまま進んでしまった。また、視聴者からはゲームとわかっているので、ソ連の攻撃だ!と言われてもいまいち緊迫感に欠けてしまった感もあります。 ただ、テーマ自体は面白く、コンピュータに無益さを学ばせるという発想とその手法には感心させられました。[DVD(字幕)] 5点(2015-06-28 02:09:07)《改行有》

197.  ブリジット・ジョーンズの日記 「32歳」の主張が弱かった気がします。というか、やってることが結果的に10代20代のそれと一緒なので、そっちに目がいっちゃって32歳という設定が相対的に弱く見えちゃった、というところでしょうか。真面目な男とチャラ男に同時に言い寄られ云々・・・ってもはや32歳関係ない普通のラブコメなのでは。あと太ってる扱いされてましたが、これも主張が弱く、痩せたと言われても、え、そう?と思う程度でした。まあそこは映画なので難しい。普通のラブコメが主で、32歳とか太ってるとかは味付けな本作でした。恋愛ものとしてはそうなるのも当たり前なのかもしれないけど、何か勿体ないというか・・・。それにしても、良い友達だなぁ。[DVD(字幕)] 5点(2015-06-22 05:55:19)

198.  フォレスト・ガンプ/一期一会 《ネタバレ》 あんまり合わず。主人公フォレスト・ガンプの半生とアメリカの歴史を融合させた本作は、フィクションを超えた「おとぎ話」という表現がまさにピッタリかと思います。アメリカの歴史はよくわからんので内面に焦点を当てたレビューになりますが、ただ純粋に真っ直ぐなフォレストは結果として周りの人々を勝手に引きつけ、いつの間にか本人も大成功といういわゆる三方両得、win-winの関係を築きます。フォレスト自身が自分にピッタリと言うように、軍人のような真っ直ぐ(偏見ですみません)な人や信仰ランナーのような純粋な人への影響は早く、ジェニーのような幼少期から社会の理不尽に巻き込まれた人への影響は遅く、中尉のような成人してから理不尽に見舞われたような人への影響は軍人よりは遅くジェニーよりは早く訪れる、つまり全ての人はすべからく「プラス」の影響を遅かれ早かれ受けるという描き方がなされている、と思いました。もしフォレストのような人がトップだったら、大統領暗殺やベトナム戦争を回避できたかもしれないというおとぎ話としての側面も本作にはあるのでは、と思います。  ただ、純粋でない私が目に留まるのは、上手くいきすぎだろ、という点です。『ルディ』に影響されまくり、全くの無知識ド素人にもかかわらずアメリカンフットボールを舐めるな!と思ってしまったり、他の人生捧げてる漁師さん差し置いて運のみでエビ獲ってんじゃねえ!とか思ったり、幼少からの大恋愛を絶望状況から成就させてしかも幸せ全開で子ども育ててんじゃねえ!とか思ったり、大部分です。まあおとぎ話なんだから何やったっていいわけですが、如何せんそれが尺の大部分を占めすぎで、そこに目がいってしまいます。  もし伝記、ノンフィクションなら素直に感動するところだし、本作の主張はそこじゃないというのもわかりますが、単純な面白さでいえば初見5点、それが率直な感想です。[DVD(字幕)] 5点(2015-03-27 01:48:19)《改行有》

199.  レインマン 《ネタバレ》 チャーリーの心情が変化する折り返しポイントがハッキリとわかる箇所があり、そこで一気にぐぐっと入り込めるか否かで評価がわかれそうな本作。私は入り込めなかった。それは描写の影響が大きかったと思う。兄が病院に入ったのは自分のためである。自分が心の友達と思っていたのは兄のことだった。それでチャーリーの心情が動くのはわかる。けどその他の部分が尺的にかなりの部分を占めていて、要は「もしレイモンドが300万ドルの遺産を受け継いでいなくても同じ結果になったか」「もしレイモンドに特異な才能が無くても同じ結果になったか」「もしラスベガスで大敗を喫していても同じ結果になったか」という部分にどうしても目が行ってしまう。もちろんそれらはただのきっかけに過ぎないし、こういう描写のほうがリアルなのだけれど、私が入り込めなかった理由としてかなり大きい影響があった。チャーリーの心情が変化する理由として、「事実を知った」「自分でも無意識のうちに兄への思いがあった」以外にあと一つ、あるいはどちらかの描写的な掘り下げがもう少し深ければガラッと印象が変わっていたのではないかと思う。[DVD(字幕)] 5点(2015-02-20 01:53:04)

200.  グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち 《ネタバレ》 子どもの成長物語+才能を持つ者にしかできないことをやりなさい論。そして優秀なメンター達が影で支える。さながら少年漫画のような作品だな~というのが見ながらにして思った感想です。が、テーマ的に仕方ないのですが、線を越えるまでが長すぎる・・・しかもただの子どもじゃなくて見た目大人っぽいもんだから、数々の言動にどうしてもイラッときてしまう。さらに別に好きにさせとけば良いじゃん、と思ってしまうのは、自分がまだ子どもだからなのでしょう。もしいつか私が子どもの成長を見届けた親になる時が来たら、きっと今とは違って見える。そんな作品なのでしょう。[DVD(字幕)] 5点(2015-02-17 23:43:28)

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