みんなのシネマレビュー |
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2001. インサイダー 濃厚な社会派ドラマなどという触れ込みは非常に多いが、この映画ほどその売り文句にふさわしい作品はない。たばこ会社の訴訟を題材にしたドラマはもちろん濃厚であるが、それよりも何よりもアル・パチーノ、ラッセル・クロウの競演が濃厚の一言に尽きる。派手なアクションなどは一切無いが、男たちが繰り広げる闘いに息を呑む。[映画館(字幕)] 9点(2003-12-03 12:38:57)(良:1票) 2002. 八つ墓村(1996) 金田一シリーズとしては初めて観た映画だった。豊川悦史の演技が駄目だったのかどうかは分からないが、金田一のキャラクターにしっくりとこないものを感じた。事件そのものに焦点を当てた物語なので仕方ないが、殺人そのものは最後まで完結してしまい、名探偵金田一の活躍がほとんどないことに拍子抜けを拭えなかった。4点(2003-12-03 12:27:53) 2003. タイフーン・シェルター 舞台は確か台湾かその辺だったと思うけど、アジアの異国での浅野忠信、緒川たまき演じる主人公らの生活を描いた作品。ストーリー的に盛り上がりはなく、緒川たまきのわざとらしいキャラクター性にも違和感がった。クリストファー・ドイルの映像美はさすがに綺麗だが洗練はされていないという印象。3点(2003-12-03 12:21:47) 2004. 水の中の八月 Fishes in August NHKのハイビジョンスペシャルドラマとして放映された作品。思春期の少年たちの恋心や苦悩に満ちた夏休みを瑞々しく描く。全編通して主人公が水と接するシーンが多く、その水の使い方が映像的に非常に巧みだった。想いを胸に秘めながらも成長していく主人公のひと夏の姿が印象的。[地上波(邦画)] 7点(2003-12-03 12:15:40) 2005. シティーハンタースペシャル グッドバイ・マイ・スウィートハート<TVM> ご存知「シティハンター」のテレビスペシャル版。お馴染み冴羽のガンアクションとおとぼけぶりが楽しめる。ストリー的には目新しさはないので盛り上がりには欠ける。[地上波(邦画)] 3点(2003-12-03 12:08:21) 2006. シティーハンター ベイシティウォーズ テレビ放映されたのを観た記憶が薄っすらとある。「シティーハンター」は原作の作画が美しく巧いだけに、アニメ化した際のキャラクターの造型のクオリティの低さに違和感があった。でも声優の配役はなかなか良かったと思う。3点(2003-12-01 15:39:48) 2007. タッチ CROSS ROAD 風のゆくえ<TVM> オリジナル自体もそれほど好んで見た方ではないのだが、この続編スペシャルは作る必要も価値も無かったと思う。個人的には愛着はないので「つまらない」で済んだが、原作を愛している人らにとってはその拒否感は強かっただろう。[地上波(字幕)] 1点(2003-12-01 15:36:49) 2008. 食人族 スプラッター映画など絶対に観ることはない私であるが、こればかりは高校時代に付き合っていた人と観た記憶がある。まったくノリとはいえ、見たくないものは見るものではない。うぷ…。1点(2003-12-01 15:32:05) 2009. フードファイトスペシャル 香港死闘篇<TVM> テレビドラマはまったく観ていなかったのに、このスペシャル版だけなぜか観てしまった。特急列車内で次々と表れる大食いの猛者どもを相手にしていくという展開は「男塾」的な漫画ぽっさがあってバカバカしくて好きだった。しかし主役の草薙の食べる様にまったく説得力がなく盛り上がることは微塵もなかった。1点(2003-12-01 15:22:55) 2010. チンプイ エリさま活動大写真 謎の生物の造型をしているチンプイももちろん印象的だが、やはりインパクトが強いのはワンダユウ爺さんだろう。まるっきり犬の風貌でエリさまをあれこれ誘惑するその的外れっぷりが面白い。愉快なキャラクター陣は、藤子・F・不二雄ならではのものだった。[ビデオ(邦画)] 5点(2003-12-01 14:27:53) 2011. ドラミちゃん アララ♥少年山賊団! ドラミちゃんが過去に行き、農民時代ののび太たちの先祖と奮闘する様を描く。ドラえもんの世界ではお馴染みの、のび太たちの関係性と全く同じな先祖たちとの絡みなので、いつものテンションで楽しめる。[ビデオ(邦画)] 4点(2003-12-01 14:21:45) 2012. ちびまる子ちゃん わたしの好きな歌 「ちびまる子ちゃん」映画化第2弾作品で、登場人物たちそれぞれの「好きな歌」のエピソードを軸に展開される。童謡から往年の名歌謡曲、さらには学校歌、替え歌と音楽的なバラエティーが豊富で楽しい。劇中、まる子が出会う絵描きのお姉さんとの関係を中心に物語は流れていき、ラストの別れのシーンはこの漫画らしい感動に溢れている。お馴染みの個性的なキャラクター陣ももちろん健在で、笑いは必至。[ビデオ(邦画)] 7点(2003-12-01 14:17:48) 2013. ちびまる子ちゃん 「ちびまる子ちゃん」の初映画作品。今やテレビ放映版ではおなじみの大野くんと杉山くんの初登場作品で、彼ら二人の友情を中心に描かれる。個性溢れるキャラクターたちももちろん健在で、独特のほのぼのとした世界観は周知の面白さ。[ビデオ(邦画)] 6点(2003-12-01 14:11:40) 2014. ロード 遠山景織子が好きなので観た。THE虎舞竜の同名楽曲の映画化で主演がそのボーカルの高橋ジョージという、ある意味かなりバタ臭い企画モノと言えるが、演技が思ったよりも悪くはなかったので完全な駄作とはなっていない。かと言ってもちろん大した映画でもなく、同曲がとても好きな人ならそれなりに楽しめるかもしれない。[ビデオ(邦画)] 3点(2003-12-01 14:07:47) 2015. エリザベス 映像的、展開的に映画としての盛り上がりにはやや欠ける感があったが、エリザベス一世の人物像を映像として見る上でケイト・ブランシェットの演技は極めて素晴らしく、その生き様に感慨深さを覚えた。愛を振り切り、女王としての宿命についに身をゆだねるラストシーンの彼女の姿はまさに衝撃的で、ある種の神々しささえ感じた。演技的にはブランシェットに尽きるが、脇を固めるジェフリー・ラッシュ、ジョセフ・ファインズ、ファニー・アルダンらの存在感も秀逸だった。ヴァンサン・カッセルのかぶきものぶりも印象的。8点(2003-12-01 13:59:22) 2016. 現金に体を張れ あらゆるクライムサスペンス映画の原点とも言えるストーリー展開は大いに楽しめた。40年以上前の映画でありながら、古めかしくなく、テンポの良い展開にスタンリー・キューブリックの先行性が感じられる。8点(2003-11-30 14:20:54) 2017. 太陽を盗んだ男 価値観が多様化した現在だからこそ、このような破天荒な勢いのある映画は人気が高まったりするのは分かるが、この映画をよく20年前に作ったなあと感心した。それも当時、超がつくほどの大スターであった沢田研二と菅原文太を主役に配しているのだから、そのエネルギーは並大抵ではない。強烈なまでのアクの強さと個性を打ち出した今作に拍手を送りたい。8点(2003-11-30 14:17:50) 2018. カッコーの巣の上で ストーリー的な評価は価値観の違いによって左右すると思うが、ジャック・ニコルソンの演技は凄かったと思う。彼の俳優としての根底の素晴らしさを見た気がする。ラストシーンには安易に感動できない問題の根深さが感じられ、映画として非常に味わい深い作品であることは間違いない。8点(2003-11-30 14:13:35) 2019. 女学生の友 清々しい脚本とデジタルハイビジョンならではの鮮明の映像が心地よかった。フランクな老人を演じた山崎努の演技が印象的で素晴らしかった。等身大の女子高生の思い悩む姿とそれに対する老人の構図がユニークでバランスも良かったと思う。[地上波(邦画)] 6点(2003-11-30 14:00:47) 2020. サイコ(1960) 古き名作サスペンスにはあまり衝撃を感じないのだが、今作ばかりは別格だった。徹底的に張り巡らされた緊迫感は見事と言うしかない。色あせないこの緊迫感はやはりアルフレッド・ヒッチコックのサスペンス映画における極めて巧妙な映像作りによるものだと思う。今尚、この手の映画の手本となり、その追随を許さないこの映画のクオリティの高さに感慨深さを覚える。 8点(2003-11-30 13:47:51)
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