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2021. 恋するマドリ 《ネタバレ》 ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。パリン。え?なになに?ちょっとだけ急展開。ちょっと面白くなってきた。そんでそんで?ええ?えええ・・。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。助けて。引越し屋。空港。パパ。告白。おばちゃんかっこいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ねえちゃんブサイク。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーかわいい。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ちんたらちんたら。ガッキーにっこり。私はぐったり。 『問題。ガッキーかわいいって何回言ったでしょーか。』[DVD(邦画)] 4点(2019-05-05 05:26:23)(笑:1票) 《改行有》 2022. マイアミ・バイス 《ネタバレ》 酒飲む。おどる。ボート乗る。身の上話する。いちゃいちゃする。本筋と関係ないやりとりがだらだらだらだら。あくびが出ます。 本編のストーリーは新しさがなくありきたり。でもそれでもいいんです。王道、正統派の『良さ』があれば、ありふれたプロット大歓迎です。ところがその『良さ』もない。 要所要所で目をひくシーンは確かにあります。イエロ達との交渉シーン。仲間の救出シーン。その緊迫感がなかなか良い。FBIの中でも、優秀なプロフェッショナル集団。それを窺わせる突入シーンは凄く良い。 でもそれくらいかな。野球に例えるなら、良いプレー、良いバッティングはあったけれど、単発ばかりで結局点に結びつかない感じなんです。 FBI、麻薬取締局、その他各機関にそれぞれ異なる曜日で情報を提供。内通者をあぶり出す、シンプルかつ合理的な機転の利かせ方が最高。結果FBIに内通者がいることが判明。これは面白くなってきたぞと思ったのに、そこはなぜか掘り下げません。なぜ?どうでも良いエピソードにはたっぷり時間を使ったくせに。 結局誰がどうやって何の目的で情報を流していたのかすべて不明。イエロは死んだけどモントーヤは放置。これだけの長尺を頑張って見た結果、なんだか全然すっきりしない終わり方。いまいちです。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2019-04-27 04:31:01)(良:1票) 《改行有》 2023. トゥモロー・ワールド 《ネタバレ》 期待していたSFの感じとは趣きが大分違っていました。 『18年前から人類は生殖能力を失った』『世界最年少の若者が殺されて世界中が悲しむ』 このように、マクロの世界観で始まるプロローグに興奮。いったい、どんな世界が、物語が待っているのだろう。 しかし物語が進むにつれて、世界はどんどんミクロの世界へ。ラストはただの脱出劇になっちゃって、それはそれで面白かったのですが、見たかったものとは違います。 例えば、『生まれた赤ん坊が人類の大きな希望となって内戦が終結する』とか、スケールのでかいストーリーを期待しちゃいましたね。 それが、ずっと行動を共にしていた助産師が急に戦線離脱。あれよあれよという間になんか戦争ものみたいになっちゃって。 更にこの映画の設定がやや複雑なのも気になりますね。世界情勢もそうですが、通行証とか不法移民とか。子供が生まれなくなって人類は滅亡への道を歩んでいるはずなのに、それ以外の問題がクローズアップされすぎている感があります。 だから、はっきり言ってわかりにくいし、不親切な映画だと思います。そーゆー理由もあって、面白いとかいう以前に、こーゆー作品って好きになれません。[DVD(字幕)] 4点(2019-03-08 04:53:31)《改行有》 2024. かちこみ!ドラゴン・タイガー・ゲート 《ネタバレ》 キング・オブ・子供だまし。中学生が監督になって、自分の好きな漫画を好き勝手に映像化しちゃったような映画。小学生から中学2年生くらいまではぎりぎり楽しめるでしょう。受験生になってくると厳しいかな。 オープニングとエンディングにコミックの絵が出てくるので、本当に漫画が原作なのかもしれません。だから『タイガードリル』とか『ゴールデンマスク』など、少年漫画で使われそうなネーミングが普通に使われるんですかね。 ドニー・イェンが出てますし、アクションはまあまあイケてます。 ゾンビ好きがゾンビがでてりゃあなんでも良いみたいな感じで、カンフーアクションがただ見たいだけなら、きっと楽しめます。 ストーリーは、はっきり言って面白くないです。ないほうが良いくらい。 だから真ん中とって5点くらいって思ったのですが、アクションならではのカタルシスを感じることもなかったので、4点です。[DVD(吹替)] 4点(2018-07-08 04:56:53)《改行有》 2025. アポカリプト 《ネタバレ》 全くの予備知識なしでの鑑賞。 まず、この内容で2時間超えはかなりきつい。しかも長時間鑑賞したにも関わらず、この世界についていけないまま終わっちゃいました。正直、途中何回も時間を確認しました。 前半のエピソード、そのどれもが本編と関わりのないまま終わってしまいます。登場人物のキャラ作りに必要な前半?だとしても要らないシーンが多すぎる上に、ひとつひとつが長い気がします。そして中盤の連れ去りシーンも長い。 全体通して緊張感はあるし、衝撃的な映像も数多くありますが、それが映画的な面白さと結びついていない気がするんですよ。 村襲撃のシーン。生贄のシーン。なんだかどれも悪趣味なだけで終わっちゃっているような。 村が襲われ、父が殺され、友人の妻が乱暴されて殺され、その友人も殺される。女性達は奴隷として売られ、仲間は生贄として殺され、家は焼かれる。それも戦ってではなく、奇襲にあい、一方的で理不尽な殺戮。 それに対する決着。それ相応のリベンジじゃないと、割りにあいません。 結果どうなったのか。まず、残された子供たちは放置。奴隷として売られる女性達も放置。仲間達も放置。マヤだかアステカだか知らないけど、悪趣味な生贄国家も放置。 追っ手に一泡吹かせて無事逃げ切って終わり?村を滅ぼされた報復にしちゃあ、あまりにスケール小さすぎません?こーゆー世界って奥さんと子供だけじゃなくて、村全体が一つの家族みたいな感じじゃないんですか。だとしたらハッピーエンドとは程遠い内容。 ラストに現れた黒船的サプライズから、生贄国家は滅んだことを汲み取って、溜飲を下げろってことでしょうか。 うーん、正直やな気持ちで見続けた2時間を返してほしいです。[DVD(字幕)] 4点(2018-06-24 07:14:08)(良:1票) 《改行有》 2026. スモーキング・ハイ 《ネタバレ》 本来苦手なジャンルのドタバタコメディ。今まで不愉快になったことはあっても笑えたことなんて一度もない。 でも、『犯罪巻き込まれがた』『バディもの』はちょっと好きなシチュエーション。ひょっとするとひょっとするかもと思って鑑賞。結果、やっぱこのジャンルは苦手だということを再確認しただけでした。 ストーリーが適当。行き当たりばったり。登場人物がアホすぎて魅力がない。そーゆーところがやっぱり好きになれない。 やたらバンバン撃たれたり、耳がもげたり、下手なアクションより余程痛そう。そーゆーちょっとブラックでグロいところとコメディのアンバランス加減が気持ち悪くて生理的に受け付けない。 可愛くて理解のある彼女とその両親はほったらかしだし、そーゆーところ、ちゃんと決着つけて欲しかったです。 見ている間は展開が読めなくて飽きはしないんですが、かと言ってそれは『映画が面白い』ということと同義ではありません。見終わった後の満足感が低いので、アリかナシかで言えば、完全にナシ。ごめんなさい。今回はかなり個人的な好みが反映されているので、このレビューはあてになりません。[DVD(字幕)] 4点(2018-03-01 13:14:09)《改行有》 2027. リンダ リンダ リンダ 《ネタバレ》 なんか、邦画の悪いところがいっぱい出ちゃっている作品。 思わせぶり。テンポが悪い。間延び。単調。動機がない。起承転結がない。目的が見えない。 それでも最後まで見たら何かあるのかと思って見続けてみて、結局何も出てこない。 全体的にダラダラしていて、いったい何を見せたかったのかがよくわかりません。そこにはドラマ性もなければ感動もありません。あるのは雰囲気だけ。なんか懐かしい学校の雰囲気。ちょっとだけタイムスリップできる感覚。ノスタルジー。でも映画としてはちっとも面白くありません。 体育館で、主役の4人以外のバンドが演奏をしています。男の子3人グループの学生バンド。そのときはお客さんはほとんどいません。 でも終盤、4人のときは大勢集まってきます。二つのバンドの『差』が自分にはよくわからなくて、ラストの盛り上がりには『高揚』とか、『爽快』とかよりも、『違和感』しか感じませんでした。[DVD(邦画)] 4点(2018-02-03 09:18:59)(良:1票) 《改行有》 2028. オーシャン・オブ・ファイヤー 《ネタバレ》 冗長で退屈。とにかく長い。起伏がなく、ダラダラとしたイメージ。 『馬の大陸横断レース』みたいな趣きなんだけど、みんな馬に乗ってただ歩いているだけなので、レースならではの疾走感や緊張感みたいなものは感じられないです。位置関係だって見ているほうは全然わからないし、いま主人公が先行しているのかどうかさえよくわかりません。 と、ゆーことで、どちらかといえば『レース』はあくまで舞台装置であり、メインは『人間ドラマ』なのかもしれません。じゃあそのドラマはどーかというと、微妙。登場人物は自分勝手な人ばかり。悪人も多く、辟易します。富豪の人は主人公のアソコを濡れ衣で切り落とそうとする暴君なのに、主人公と友情が芽生えたみたいな強引な展開についていけません。その主人公にもっと魅力があれば良いのですが、いまいち足りないんですよね。 また、レースの最中にレースと関係ないイベントがいろいろ起きちゃうのも、プロットに一貫性がなくて苦手。話があっちこっちに飛んでいくので、主題がはっきりせず、満足感を得られないのかもしれません。どちらにせよ、つまらない映画です。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-10-30 03:31:27)《改行有》 2029. フォー・ブラザーズ/狼たちの誓い 《ネタバレ》 『育ての親を殺されたワルの4人が復讐する。』予備知識としてあったのはこれだけ。 なんかワクワクします。『アンチヒーローもの?』って期待しちゃうじゃないですか。4人と昔なじみのグリーン刑事が気の利いた人物紹介を冒頭でしてくれます。『ボビーは最強』『ジャックは見た目で判断しないほうが良い。』などなど。そしてエンジェルにいたっては、時間差での登場がもったいつけています。『まったく、こいつらどんだけワルかったんだ』って、否が応にも高まる期待。 そして、4人とエブリンの最後の晩餐が終わり、いよいよ動き出すストーリー。お約束でもいい。スカッとさせてほしい。それだけの心の準備ができるくらい、前半のつかみはパーフェクト。 で、実際は、思っていたより大分大人しい印象です。なんかもったりしています。テンポが悪いとは思わないのですが、妙にスピード感がない。メリハリも感じません。また、4人の個性がいまいち弱い。4人それぞれに用意してほしい見せ場らしきものがほとんどないのが痛い。更には目立った活躍もないまま、ジャックの途中退場って、それはないんじゃないの。悲劇は母親、百歩譲ってグリーン刑事までにしておいて欲しかったです。 ストーリーも、思っていたよりごちゃごちゃしています。黒幕のビクター・スウィートと議員がつながっているとか。そのせいでジュリーが事業をつぶされて借金抱えたとか。原因を調べていたからエヴリンは殺されたとか。あと汚職刑事ね。そういった『実は・・・』っていう真相が、どれもこれも驚きへと昇華されていないのです。 極めつけは、『復讐もの』には必要不可欠な『復讐の過程におけるカタルシス』『復讐完了時のカタルシス』これがどちらも足りないのです。まさに大風呂敷映画。期待しちゃった自分が悪いのか、期待させた映画が悪いのか。それはわかりませんが、率直に言って、期待はずれです。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2017-06-19 05:29:23)《改行有》 2030. サタンクロース 《ネタバレ》 思っていたよりサンタがおとなしい。 全然関係ないけど、これだったらスティーブン・セガールのほうがまだ凶暴。 なぜサンタが主人公ばかりを狙うのか疑問だったのですが、天使のお孫さんでしたか。そりゃ納得。 ですがそうなると、『約束の期限がきれたサンタが無差別に人を殺しまくる。』っていう私の期待を裏切り、『サンタ』VS『天使の一族』みたいな『私事』になっちゃうのがつまんないですね。 内容も、ホラー・コメディというよりは、アクション・コメディ。ファンタジーの要素もあり。 ストーリーはあってないようなもので、いたって退屈。 短い時間にでる欠伸。ドキドキしない。笑えない。 アイデアは良いと思います。主人公の彼女がかわいいのも良い。 設定は適当。クライマックスのサンタ撃退も拍子抜けレベル。 何もかもが中途半端で、悪い意味での脱力系シネマと言えそうです。[DVD(字幕)] 4点(2017-04-30 14:43:08)《改行有》 2031. ヘヴンズ・ドア 殺人症候群 《ネタバレ》 アイデアが面白い。 『死にたがり』が集まるサイト。『死にたがり』が他の『死にたがり』の希望を叶えていくというのが大まかなプロット。 『死にたがりA』が『死にたがりB』『C』『D』と殺していき、その『A』は『E』に殺される。警察が『E』に追いつくと、『E』は『F』によって殺されているという終わりの見えない鬼ごっこ。抜群に面白くなりそうなストーリーです。 ですが、映画そのものはアイデア先行で素材を活かしきれていない感じがします。 かなりの死人が出るにも関わらず、緊迫感のかけらもありません。中盤からは『またか』くらいの感覚で、中だるみを覚えるほどです。 致命的なのは、田中美奈子や前田耕陽の『火曜サスペンス劇場』みたいなノリの演技が、作品の雰囲気にまるで合っていないことです。 また、『死にたがり』の望みを叶えるというのが、この作品のコンセプトであり大事な要であるはずです。にもかかわらず、関係の無い神父を殺す。刑事を人質にとる。途端に俗っぽさが前面に押し出され、本当に火曜サスペンス劇場に成り下がります。これはもったいない。 ただ、『オカルト』と『サイコパス』の融合にみせかけて、実はちゃんとした真犯人がいるというサプライズ的展開は、悪くはないと思います。 そしてラスト。オチに再び意味不明なホラー要素のつけたし。潔さがないですね。脚本のセンスのなさを感じます。[DVD(邦画)] 4点(2016-11-16 15:13:54)《改行有》 2032. ニュー・ガイ 《ネタバレ》 ハイテンションすぎるコメディは苦手なジャンル。 特に下ネタでぐいぐい押してくる冒頭は、本当に観るのをやめようかと思ったくらい、嫌悪感しかわきません。 簡単に言えば、いじめられっ子が、別の高校に転校して、人気者になろうとする物語。 ですが個人的には、今いる学校で自分を変えて欲しいと思うのです。『別の学校』という舞台の移動が、すでに『逃げ』に見えちゃうわけです。当然、そこでいくら頑張っても、最初にいた高校での自分に対する評価は変わりません。それで良いのでしょうか。 更に、主人公のデイジーは努力しているものの、ほとんどは『他者の力』と『ラッキー』に救われているだけです。 その成功によってカタルシスを得るのは非常に難しいものがあります。 唯一良かったのは、ブラスバンドの人を助けるシーン。そのシーン以外は、ずっと冷めた目で見てしまいます。 一番がっかりだったのは、友人達を前に、『知り合い?』と聞かれ、『知らない』と言ってしまったこと。 ではなく、その後の対応です。 何だその謝りかたは。そしてメンバー、許しちゃうの?なんてゆるい人間関係。そもそもこの主人公から人徳を取ってしまったら、何が残るのでしょう。 そしてラストも期待はずれ。 音楽でもよい、スピーチでもよい。もっと説得力や、カタルシスを得られるフィナーレが欲しかったです。 中途半端、ここに極まれり、な作品です。[DVD(字幕)] 4点(2016-06-27 02:22:25)《改行有》 2033. トランサー -霊幻警察- 《ネタバレ》 はっきり言って面白くはないのですが、素材は凄く面白いです。 幽霊を殴れる『接触グローブ』。『幽霊の能力を5分だけ半減させるカプセル』。『自分の血液をこめる銃』。必殺アイテムが盛り沢山。 さらには、次々と無制限に武器やアイテムを生み出せるドラ○もんのような味方までいます。 つまり、アイデアやテイストは凄く楽しく、可能性に満ちています。 ですが残念ながら、映画としての完成度がとても低い。 ひとつひとつのシークエンスは、凄く良いものもあります。 『子供の霊と母親の霊』のエピソードなんかは、凄く感動します。 良いシーンと悪いシーンの差が激しいんですよね。 そしてなんと言っても複数ジャンルのつめこみ。これが良くない一番の原因です。 ホラーの雰囲気で始まったかと思えば、急にコメディタッチに。からのアクション。一息つくと今度は友情ドラマ?いや、やっぱコメディ?え、ラブストーリー?とにかく最後まで一貫性がありません。 しかもそれぞれのジャンルが融合することなく、てんでバラバラに自己主張をしている感じです。 もう頭がパニックです。そう、これはきっと『パニックもの』です。 とは言え、C級映画だからといってむやみに切り捨てられない事情があります。 おそらくはこの映画でしかお目にかかれない貴重なシーンがあります。 『心配蘇生の電気ショックによる遠隔アタック』『バタフライ泳法でせまる幽霊』 個人的には爆笑の2シーンです。これだけでも一見の価値はあるかもしれない・・・。いや、ないな。[DVD(吹替)] 4点(2016-05-12 03:19:09)《改行有》 2034. エルフ ~サンタの国からやってきた~ 《ネタバレ》 バディの性格、振る舞い、発言を、温かい目で見守ることができるかどうか、その辺りで評価が分かれそうな作品だと思います。 私は、・・・はっきり言ってイライラしました。 特に、回転ドア、スキップ、電話、偽サンタ。そもそも人に迷惑をかける行為が好きではありません。多少空気が読めないのは許せますが、極端に空気が読めないのは純粋ではなくただのバカだと思っちゃうんですよね。 だいたい冒頭で、自分が周りのエルフより役に立っていないとか、その辺の空気が読めるわけです。つまり、人としての学習能力があるので、人間社会で我を貫くというのは、逆に不自然なわけです。 バディの行為を好意的に受け止めてくれる人たちはいます。エミリーであったり、ジョヴィであったり。ただあそこまで親切なのは不自然ですが。それに、そういった人たちに好感が持てるからといって、バディを肯定的に受け止められるかというと、そうではないんですよね。 一般人の自分ですらそう思うのですから、『悪い子リスト』にさえ載るようなウォルター(バディの父)が急に心変わりするのも無理がありすぎます。 冒頭のエルフの国のシーンや、雪合戦のシーンなど、一つ一つのシーンを見ると面白い演出も多いです。また、都合が良すぎるとは思いますが、ラスト10分のストーリー展開は夢があります。『サンタのリスト』は大変良いアイデアです。ゾーイ・デシャネル演じるジョヴィは大変可愛くて魅力前回です。 キャストは良い、アイデアも良い、骨子となるストーリーも良いのですが、詰めが甘く、ディテールが粗いのがもったいないです。それとも子供向けだからって観客を甘く見ているのでしょうか。 子供向け映画だからこそ、もっと説得力のある作品作りをしてほしいものです。 そもそも、子供にとって良い映画かどうかは疑問です。教育上良くない気がします。無邪気なら何をしても許されるわけではありません。『仕事=悪いこと』と間違った認識をもったらどうしましょう。 良いところはたくさんあります。ですが、一本の作品としてみると、評価は厳しくなります。[DVD(字幕)] 4点(2016-04-29 15:40:09)《改行有》 2035. 緑茶 《ネタバレ》 非常にミステリー性の強いストーリー。 相反する性格と、全く同じ顔を持つ二人の女性。それだけでこの作品に引き込まれます。 二人に共通する理念。『女を殴る男は許せない。』謎の解明のキーワードとなるのが『母親』と『手袋』。ランランの口から『母親は手袋工場の工場長だった』という話が出たとき、ついに真相に近付くのかと思った矢先、唐突に終わりを迎えるラスト。 ますます謎は深まるばかり。う~ん、わからん。 何でも答え合わせをすれば良いというものではありません。謎は謎のままにしておいてはじめて生まれる余韻というものは確かにあります。この作品の終わり方はこれが映画としてはベストなのでしょう。 ですが、それでもあえて私は言いたい。 答えが知りたい。真相が知りたい。 そこをはっきりさせない映画は総じて嫌いです。[DVD(字幕)] 4点(2016-02-14 16:28:37)《改行有》 2036. トワイライトシンドローム-卒業- 《ネタバレ》 しょぼいしさむい。 『何がでるかな、何がでるかな』的な演出はまだ良いとして、実際何かが出てきてからのバトル、CG、演出、演技、すべてがしょぼすぎる。一番魅せなきゃいけないところで大したものを見せられないのであれば、最初からこーゆージャンルにチャレンジすべきではありません。子供向けのテレビドラマならまだしも。 それに、全編通してホラーにしたいのか恋愛ドラマにしたいのか、どっちつかずで中途半端。 期待感をもたせるストーリーの運びなど、つなぎの部分は良いのに、曲でいうならサビの部分がしょぼすぎなんですよ。 みなさんの演技もどーにかならんもんですかね。『のさばらせておくわけにはいかない』くらいちゃんと言ってください。 お姉さんの『行っといで。おいしいご飯作って待っているから』には爆笑しました。[DVD(邦画)] 4点(2015-11-28 05:26:20)《改行有》 2037. ブラック・ナイト(2001) 《ネタバレ》 吹き替えで観たのが良くなかったのか、演技がわざとらしすぎてしょぼい。コメディを見るとき多少のことは気にせず見るようにしているのだが、その肝心のコメディが面白くないです。コメディもアクションもはっきり言って中途半端。平均点以下の出来。 その一方で、反乱軍の人が首をはねられるようなやたら血生臭いシーンもあり、バランスが悪い。 それに、敵も味方もしょぼすぎるので、こーゆー作品ではぜひ味わいたいラストのカタルシスも全然味わうことができないのが痛いです。 マーティンがブラックナイトに扮するようなアイデアを出しておきながら、なんの役にも立たないまますぐに正体がばれたりして、全然アイデアが役に立っていないのが面白くありません。そこはコメディにする必要はないと思います。 アメフトやバスケ、プロレス、ゴルフや野球といった現代のスポーツをバトルに取り入れるアイデアだけが面白かったです。 ただそれ以外は見所もないし、バランスも悪いし、ひさしぶりにダメな映画を見ました。[DVD(吹替)] 4点(2015-11-19 14:04:05)《改行有》 2038. Avalon アヴァロン 《ネタバレ》 理解するのが難しい映画を『難解』とするのであれば、この作品は難解ですらない。 何故なら不確定なまま鑑賞者任せに映画を終了させてしまうからです。 『難解』な作品は嫌いではありませんが、これは不親切かつアンフェアなだけでしょう。まさに作成者の『自己満足』『自己陶酔』の世界だと思います。 正直、バーチャルゲームの世界観を体験できると思って楽しみにしていたのに、バーチャルゲームならではの良さってのが微塵も感じられません。そもそも『バーチャルゲーム』の設定にも関わらず眠気を誘ってしまうようなゲーム内容で、こんなゲームに世界中の若者が熱中しているというのが最早謎。 『ゲームをクリアしていけばリアルマネーを手に入れられる』とか、『それぞれの職業に特性がある』とか、すごくわくわくしますが、そういった様々な設定がほとんど劇中で活かされません。 そもそも戦争ゲームみたいなジャンルにも関わらず、『戦士』だの『盗賊』だの『ビショップ』だの、職業はファンタジー路線。そんで『ウィザード』は主人公がもといたパーティ名だったりして、紛らわしすぎます。 『SA』というステージにたどりつき、突然フルカラーの世界になったので、『もしやマトリックスのようなオチか?』と思いきや、撃たれたマーフィーが普通に消えちゃって、もう理解不能。結局この映画の見所って何なんでしょう?[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-11-15 01:56:06)(良:1票) 《改行有》 2039. グリーン・デスティニー 《ネタバレ》 一人一人の行動規範がわかりにくい。はっきりしない。曖昧。特に、チャン・ツィイー演じるイェンはもう何がしたいのかわかりません。リー・ムーバイや、ユー・シューリンのように武侠として名を馳せたい、自由に生きたいという気持ちはわかります。問題なのは、そのためにリー・ムーバイを目の敵にしたり、リー・ムーバイの剣に固執したりする理由がないことです。むしろ、リー・ムーバイが好意的に接しているのだから、友好的な関係になるのが自然な流れです。ストーリーが全然前進もしなければ好転もしないので、イライラします。 それに、本作のもう一人の主人公であるはずのリー・ムーバイが死ぬというあらすじがそもそも最悪ですし、その死に方も最悪です。無駄死にもいいとこです。そのうえで、イェンも身投げするし。 とにかくストーリーが壊滅的に面白くないです。 いつ本題に入るのだろうと、長い長いプロローグを観ていたら、そのままエンディングを迎えてしまうような印象なんです。 そしてこーゆー作品には、主人公たちと同じくらい、魅力ある悪役、敵役が必要不可欠なのだということも再認識。 『毒狐』?あまりにもしょぼい。登場もしょぼければ、アクションもしょぼい。キャラクターもしょぼい。大義もなければ、美学も野望もない、脇役のようなしょぼさ。しかも死に際では、『8歳から育ててきた娘に裏切られる辛さがわかるかい』って同情誘おうとするし。最悪です。もっと唸るような悪役に徹してほしいです。 娯楽作品にするのであれば、もっと観ていて楽しく、興奮するような画にしてほしいです。 メッセージ性を持たせたいのであれば、もっとストーリーや脚本を真面目に練ってほしいです。 何を見せたいのか全くわからない作品です。 ただ、カンフーシーンだけは、全編通して良かったと思います。 シューリンVSイェンのシーンの2回ありますが、2回とも良い。とくに2回目が良いです。シューリンがいろんな武器を使うのが楽しい。イェンが大勢の剣客相手に酒場で大立ち回りをするのも面白い。 ただ竹やぶは最悪。もう催眠術にかけられているようでした。[ブルーレイ(吹替)] 4点(2015-07-14 05:21:31)(良:1票) 《改行有》 2040. ダークシティ 《ネタバレ》 SFがすぎるSF。これは好みが分かれそうな作品ですね。 タイトルが『ダークシティ』なのだから、暗くて当然なんですけど、それにしても暗い。そして閉塞感が凄い。 このタイプの映画にしては、説明があまりに大雑把。ちょっと不親切ではないでしょーか。そのうえで、あまりにとりとめのない話が続くので、流石に途中ちょっとダレます。 はっきり言って導入から序盤は、ホラーテイストだし、ミステリーだし、なんか不思議空間だし、それはもう興味津々で見れたんですけど、中盤くらいになって、『もしかしてこれって何でもアリ的な展開になるんじゃね?』って思ったら、まさにそうなっちゃいました。 『チューン』とやらの力で、海と太陽まで作っちゃうとは・・・。本当に何でもアリ。 それでいて超能力合戦の締めくくりはナイフとばして、跳ね返して、ブスッて・・。何でもできるのに超地味な決着。このバランス感覚が何とも・・。 いや、それを言うなら、最早この世界を作っていらっしゃる方々なのに、ジョン・マードックの行方を追う方法は地道な聞き込みって。 この作品は確かに『マトリックス』系列ですし、舞台設定は『トゥルーマンショー』にそっくりです。ただ世界感は『未来世紀ブラジル』を思いだします。リアリティと共存するSFは凄い盛り上がれるのですけど、はじめからすべてがかりそめの舞台設定では、何をされても盛り上がることができません。残念です。[ブルーレイ(字幕)] 4点(2015-06-12 04:02:55)(良:1票) 《改行有》
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