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プロフィール
コメント数 3266
性別 男性
自己紹介 監督別鑑賞作品数

成瀨巳喜男 69
溝口健二 34
川島雄三 41
小津安二郎 37
石井輝男 24
豊田四郎 19
石井岳龍 18
矢崎仁司 12
西川美和 8
山下敦弘 15
今泉力哉 21
フェデリコ・フェリーニ 24
ミケランジェロ・アントニオーニ 14
ピエル・パオロ・パゾリーニ 16
ルキノ・ヴィスコンティ 17
ジャン=リュック・ゴダール 36
フランソワ・トリュフォー 24
ルイ・マル 17
ジャン・ルノワール 15
ジャック・ベッケル 13
ジャン=ピエール・メルヴィル 11
ロベール・ブレッソン 12
イングマール・ベルイマン 27
アルフレッド・ヒッチコック 53
ジム・ジャームッシュ 15
ホウ・シャオシェン 19
ウォン・カーウァイ 14
ジャ・ジャンクー 9

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2041.  月とチェリー 《ネタバレ》 この監督の描く世界は、他の作品でもそうだが、徹底して“女目線”。 それが良いか悪いかは別として、男がそれを観ると、興ざめになる。 メインの男女二人は、徹底して、人間的にカタワだ。 一人は、小説のためなら何でもする。 一人は、主体性がない、勃起人間。 個性があるっちゃあ、あるが・・・[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-10-30 01:52:36)《改行有》

2042.  サーカス五人組 《ネタバレ》 サイレントの面影を残す作品。 会話シーンも、どこかぎこちなく、音楽シーンも意図的に多い感じがする。 特に、サーカスのシーンが冗長。 物語としては、普通に楽しめる。 印象的なのは、「女の一念」という言葉。 女性はなんでこうもまぁ・・・ 自粛規制^^; それはさておき、昭和初期の雰囲気を感じることができる。 これは現代劇だからこその魅力。[インターネット(字幕)] 5点(2013-09-30 21:17:01)《改行有》

2043.  劇場版 NHKスペシャル 世界初撮影!深海の超巨大イカ 《ネタバレ》 元々ダイオウイカには興味があり、ドキュメンタリー映画も好きなので、鑑賞した。 ダイオウイカを10年も追い続け、それをカメラにおさめた記録映画。 ダイオウイカに遭遇した瞬間の、スタッフの感動はとてもよく伝わってきた。 ダイオウイカって、マッコウクジラと同じくらいの大きさとか思われているけど、そんなことはない。 実際にこの映画で映されたダイオウイカも、10mすらなかった。 だが、最大の深海生物であることに嘘偽りはない。 特に眼が大きい! ドキュメンタリー映画として評価すれば、とるにたらない映画だ。 全くもって工夫がない。 ただ単に、生きているダイオウイカを見たい人に贈る映画だろう。[映画館(邦画)] 5点(2013-08-29 20:35:51)《改行有》

2044.  黄色い大地(1984) 《ネタバレ》 黄色い大地、つまりは不毛の大地。 そこで暮らす極貧の人々。 その中でも、一番辛い思いをするのは幼い娘。 ここで描かれている悲劇は、つまるところ、農村部で慣行となっていた“嫁入り”という名の人身売買だ。 貧しい家は14歳という幼い娘を売りに出し、おっさんたちが食いつなぐ。 おっさんのために犠牲となる、幼い女の子。 このクソくだらん浅黒い野郎どもは死んでいいから、未来あるべき女の子を幸せにさせてほしい。 でも、もっとくだらんのは、その貧しい農村を視察にきた役人。 戦争に勝つため、軍人たちの士気を上げるため農村にやってくる。 そこで貧しい農村に伝わる歌を覚え書きし、戦争に役立てるというのだ。 何たるくだらん野郎だ。 救い難い。 貧しい農村に生まれた少女が、唯一希望として見出したものが戦争だった。 これが極めて残酷なオチ。 チェン・カイコーは本作でも、トラウマになるような悲劇を撮ってみせた。 これは凄い。 だけど後味が悪い。 だけどだけど、この後味の悪さがクセになるチェン・カイコー作品。 これからもチェン・カイコー作品は観ていくことになりそうだ。 何の為に? 悲劇を観るために? 悲劇を観てなんになる? まさにこれこそ悲劇だ。[ビデオ(字幕)] 5点(2013-06-15 01:25:38)《改行有》

2045.  引き裂かれたカーテン 《ネタバレ》 アメリカ人が“鉄のカーテン”で閉ざされた国、東ドイツに潜入し、重大な機密を盗み出すという、ポリティカルサスペンス。 アルフレッド・ヒッチコックらしい美しい映像。 その中で繰り広げられる、アメリカ仕込みのご都合主義的なストーリー。 これが何とも、悪い意味でアンバランス。 終始緊迫感があり、楽しめる人には楽しめる内容となっているものの、あまりにイベント一つ一つが単純すぎる。 そして、主人公たちがピンチに遭遇する回数も多すぎ、しかも都合良く切り抜けすぎ、と不自然な流れ。 そして、最後はハッピーエンド。 ううむ、素直に楽しめなかった私に問題があるのか、この作品の都合の良さに問題があるのか・・・ ちょっとした問題作のようにも思う。 どうでもいいが、ヒロインに魅力が無いのが、隠れ致命傷。 まあ、これは個人的な趣味の域を出ないが。[DVD(字幕)] 5点(2013-03-27 00:23:10)《改行有》

2046.  はつ恋(2000) 《ネタバレ》 余命いくばくもない母親の“はつ恋”の男を探しに出かけ、その男を見つけ出し、次第に打ち解けていく過程を描いた前半は、とても面白い。 それに対し、みんなが平和におさまっていく後半は、あまりにフツー過ぎるというか、無難というか、もう一つ物足りない。 田中麗奈と真田広之の二人のコンビは、なかなかのお似合い。 歳の差を感じさせず、アブナイ方向に向かうのでは?と勘繰ってしまうほどの仲の良さ。 いや、むしろ私が真田広之の立場だったら、「もータマラン!!」ってなっちゃって、その立場を悪用するかも?!・・・いや実際はしないと思いますけどぉ(笑)。 そういや初恋っていえば、個人的な話として私の場合、中学生の頃だった。 当時のにじばぶ少年は、同じ部活の女のコと両想いだと思っていた。 そして時が過ぎること数十年・・・同窓会が開催されて、その女のコと再会した。 中学時代に好きだったことをそのコに伝えると、「へぇ~、全然気づかなかったよぉ。」だってさ!! 初恋なんて、しょせんこんなモンよ。 男の思い入れで終わり、女は案外おぼえてくれていないモンよ。 哀しいねぇ。。 脱線して失敬。 まあ、なんというか、長澤雅彦が書きそうな脚本というか、優等生的なヒューマンドラマ。[ビデオ(邦画)] 5点(2013-02-18 00:07:29)《改行有》

2047.  蛇にピアス 原作未読。 いや、既読か未読か、そんなことは映画を観る上では、どうでも良いこと。 見た目以上に、精神的に痛々しい作品。 主人公のルイが、精神崩壊していく様が、実に痛々しい。 吉高由里子は、こういった役の方が相応しいのでは?と思うほどの好演。 それに対し、相変わらずARATAはダメダメ。 実にダメ。 かなりの部分において、登場人物たちの描写が細やかであり、リアルなところも評価できる。 問題は、観た後の気分の悪さ。 良い意味でも悪い意味でもなく、ただただルイの精神状態のことを想うと、どうにもならない憂鬱な気分になる。 こういう生き方をしている人には、同情も憐れみも要らない。 というか、そんなのはなんの効果もない。 ただ傍観するしかない。 そんなやりきれなさが、とても痛い。[CS・衛星(邦画)] 5点(2013-01-03 23:58:44)《改行有》

2048.  1000の瞬き 「恋と偶然の出会い」を描いた映画。 レオン・ライがかっこいいので、それだけで満足しなければいけないのか、それとも内容まで厳しくつっこまなければいけないのか・・・ それは人それぞれだろうけど、この「偶然の出会い」とやらが、やけにしつこいのが問題かも。 父と息子のつながりを描いた部分は、なかなかの味わい。 恋愛映画として観るより、親子愛を描いた映画として観た方が感動するかもしれない。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-12-11 00:01:46)《改行有》

2049.  適齢三人娘 《ネタバレ》 川島雄三監督らしいユーモアが、随所にみられる。 惹かれあう男女が、やがて結ばれるまでの顛末を描いている。 お互いが、お見合いの話を持ち出され、それぞれが替え玉を使ったことによって起こる、少々、面倒なストーリー。 喜劇としては、やや複雑な人間関係が邪魔をして、少し疲れたことは否めない。 川島作品としては、無難なレベルの作品だろう。[映画館(邦画)] 5点(2012-12-01 18:31:03)《改行有》

2050.  乱暴と待機 4人の登場人物から成る物語で、舞台も非常に限定されている。 物語のほとんどは、古びた平屋で展開される。 そこに暮らしている男女は、恋人同士でもなく、家族でもない。 とても複雑な動機と成り行きで、二人は5年もの間、暮らし続けている。 その近くに引っ越してくる夫婦。 夫は無職でだらしなく、妻は腹ボテで怒りっぽい。 その夫婦が、先述の二人と絡み、物語はこれら4人を主軸にして進んでいく・・・ とても複雑で、不思議な人間関係が構築されている。 良い言い方をすれば奥が深い、悪い言い方をすれば分かりづらい。 これは好みの分かれる作品に違いない。 私的には、どれも理解に苦しむ登場人物達ばかりで、理解に苦しみながら鑑賞した末、いつの間にか終わってしまった、という感じ。 特に感慨深いものは感じられなかった。 つまり、ツボにはハマらなかった。 ツボにはまれば、この作品が持つ独特の異空間に吸い込まれたかもしれない。 そう思うと、何だか、恐ろしく潜在的能力の高い作品に感じられる。 いや、気のせいかもしれないが。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-11-21 23:50:37)《改行有》

2051.  春の惑い 原題は「小城之春」。 邦題が悪い。 それはともかくとして、原題の通り、狭くて閉塞的な邸宅の中で巻き起こる、愛情に関わる心理的葛藤を主に描いている。 これって題材として悪くはないのだが、この邸宅内での出来事を、何とか別の方法で解決できそうな気がして、ストーリーの流れに、苛立ちを感じた。 私がそれぞれの人物の立場なら、もっと他の方法を試していたと思う。 例えば、邸宅の夫婦について言えば、もっと早い段階で、冷めきった夫婦関係を解消して離婚をするとか。 それを時代的背景が許さなかったというのならば、仕方ないが。 そして友人の医師の立場なら、再三、若奥様の据え膳を拒否しているわけで、受け入れるつもりがないのだから、早々と邸宅を後にした方が良い。 色んな面で、各登場人物達の立ち振る舞いについて、納得がいかない点が多い。 これを観ていると、物語を面白くするための、作り手側の工作と勘繰らざるを得ない。 繊細なテーマだけに、もっと脚本を繊細に、緻密に作ってほしかった。 それと、物語には直接関係がないのだが、ビデオソフトの画質が悪すぎる。 せっかく撮影担当が、名手のリー・ピンビンなのだから、画質がもっと良ければ、評価も上がったかもしれない。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-11-12 00:28:55)《改行有》

2052.  限りなき舗道 《ネタバレ》 なんだろう・・・これは物語の進行具合いに、悪い意味での時代を感じさせる。 非常に突飛な展開。 要するに、人は身の丈に合った生き方が幸せなのだ、と主張したいのだと思われるが、その表現の仕方がいささか乱暴だ。 いくら弱い男でも、一度愛した男のことなら、死に際くらいもう少し優しくしてあげてもよかろうに・・・ 苦笑せざるを得ない、主人公の女性の冷たさよ。 さすがにあの突き放し方はないだろうに、と思う(笑)。 一番冷たいのは、主人公の女性じゃないだろうか?! 時代背景を感じられたのと、銀座の当時の風景を観ることができたのは良かったが、いかんせん、物語の進行具合になじめなかった。 成瀬巳喜男作品としては、失敗作の部類に入るんじゃなかろうか。[インターネット(字幕)] 5点(2012-11-05 22:58:34)《改行有》

2053.  Sweet Room スウィートルーム 男性俳優陣が実に豪華。 それに対して、女優陣は少し貧弱。 このキャスティングのアンバランスさは、予算の関係もあるだろうが、明らかに女性向けに創られたからだと思われる。 一番良かったのは、中野裕之監督の短編。 さすがは中野裕之監督という感じ。 他の短編が比較的若手俳優を起用していたのに対し、中野裕之監督のは、豊原功補というベテランを起用。 これがまたいい演技をしていて、若い綺麗な女性に一目ぼれをしてしまう、哀れな男を巧く演じている。[CS・衛星(邦画)] 5点(2012-11-03 20:08:09)《改行有》

2054.  白夜(1971) 《ネタバレ》 ロベール・ブレッソンの貴重極まりない作品を、やっとこさ鑑賞することができた。 しかし、貴重ということは、それだけ評価されていないという見方もできるわけで、残念ながら、本作もロベール・ブレッソン作品の中では、それほど出来がいいとは言えなかった。 うだつの上がらない主人公の男は、ある晩、ある女と出会う。 この女は、付き合っている彼氏とうまくいっていない。 そこで、男はその女性の相談相手となる。 これが悲劇の始まり。 私自身も、若かりし頃、経験があるが、とかく彼氏とうまくいっていない女性って、近くにいる相談しやすそうな男に頼ったりする。 つまり、相談にのってくれそうな男に一時的にすがる。 それが、この映画の主人公で、「自分を頼ってくれている」、「自分のことを異性として好んでくれている」と、勘違いしてしまう。 だが、その女性が彼氏とよりを戻すと、とたんに相談相手だった男友達など用無しになってしまう。 そして、アッサリと関係を切られてしまう。 自分にもそういった苦い経験があるだけに、非常にリアルなものを感じた。 リアルさという点では、さすがロベール・ブレッソンと言いたいところだが、話の内容が薄っぺら過ぎる。 相談にのった男が、ただ失望し、茫然するばかりという締めくくりだ。 まあ、これはこれでリアルだから、アリと言えばアリだが・・・ どうにも救いようの無い話だ。[映画館(字幕)] 5点(2012-10-27 20:45:00)《改行有》

2055.  なつかしの顔 戦地に出ている主人が、街のニュース映画に出るということで、家族や近所の人たちが、はるばる映画館まで足を運ぶ。 とてもシンプルな内容で、実にほのぼのとしている。 戦時中だからこそ、意図的なまでにほのぼのとした内容で、それがまた、静かな恐怖を感じさせた。 後年の成瀬巳喜男映画にあるような、感情を揺さぶる激しい演出は鳴りを潜め、家庭で見守る人達の日常を、静かに、そして極めて穏やかに描いている。[インターネット(字幕)] 5点(2012-10-07 21:16:49)《改行有》

2056.  くもとちゅうりっぷ 戦中に、こんなほのぼのとしたアニメーションが創られていたということに、まず驚いた。 話は何てことないのだが、退屈はしない。 そして黒い蜘蛛がまた、いい味を出している。 クロンボ差別とみえなくもないが、おそらく気のせいだろう。 この蜘蛛が自身の糸を自在に操り、それをすべらかにアニメーションらしく見せる手腕は凄い。[DVD(邦画)] 5点(2012-09-28 18:07:13)《改行有》

2057.  フェティッシュ 《ネタバレ》 (どもった様なしわがれ声で)「ガッ、、ブリエラッ、、」 この一声が全て。 好奇心と恐怖心が同居し、時には恐怖心も襲ってはくるが、やはり好奇心が勝ってしまう。 これは私にも経験がある。 よくできたホラー・コメディだが、いくなんでも血生臭過ぎる! 最初から最後までけっこー血だらけ。 鑑賞後、腹がへったので、ローストビーフを食べた。 まずかった。[ブルーレイ(吹替)] 5点(2012-09-16 14:15:48)《改行有》

2058.  機械じかけのピアノのための未完成の戯曲 《ネタバレ》 これはラストが全て。 そこに到るまでの過程は最悪のつまらなさ。 会話が多すぎる上に、会話の内容もつまらない。 貴族の生活も腹立たしい。 ついでに画質も悪い。 だが、それを一気に挽回するだけのラストが待っている。 階級格差、音楽、哲学、思想、様々なものが存在するが、結局は人を愛する気持ちなのだと。 “愛情”が至上のものであると感じる、渋めの一本。[ビデオ(字幕)] 5点(2012-09-14 01:32:24)《改行有》

2059.  穴(1957) 《ネタバレ》 船越英二は息子よりかっこよかった。 現代劇の京マチ子は、時代劇の京マチ子より、意外と魅力を発揮していた。 この話、クライムサスペンスというより、ミステリー色が強い。 謎解きモノが好きな方には、必ずやお気に入りの一本になるはず。 京マチ子が痴漢に乱暴されるシーンは必見。 船越英二の、飄々としたダンディズムも良い。 ところで、ラストの船越英二のアッと言わせるダイビングは、かの飢餓海峡が影響を受けたのでは?と思わせるほどのデジャヴ。[ビデオ(邦画)] 5点(2012-09-06 17:12:35)《改行有》

2060.  一命 ご存じ、傑作時代劇『切腹(ハラキリ)』のリメイク。 恥ずかしながら、本作を観る前にその情報知らなかったものだから、ストーリー丸分かりで、観ていて少々しんどかった。 何故かって、この作品って、ストーリーがかなり魅力の大半を占めていると私は考えているから。 『切腹』を観ていた時は、先の読めないスリリングな時代劇に、興奮したものだ。 それを考えると、ストーリーと顛末を知っていて、この『一命』を観たことは、自分で言うのも何だが、不幸というか、愚かというか。 市川海老蔵の演技は可もなく不可もなく。 歌舞伎には精通していないので、知った様なことは言えないが、海老蔵の発声方法が、歌舞伎調の様な気がして、映画向きではない気がした。 少なくとも、本作での話だが。 それを食ったのが、満島ひかりの演技。 あまり目立った演技ではなかったが、控え目ながら、実に巧く演じていたように思う。 ところで、最後の雪は余計ではないか?? 3D映画だから、とってつけた様に降らせた様な気がしてならない。 どんなジャンルでも器用にこなす三池崇史監督だが、人情劇となると、さすがに不向きでないかと。 三池監督は好きな監督の一人で、今までに20本近く観てきているが、本作のような人情劇主体の映画を撮るには、かなり無理があるような・・・ とは言え、そこはさすがの三池監督。 瑛太の切腹シーンは、かなりの迫力。 あと、満島ひかりが死んだ瑛太の手のトゲを取るシーンとか。 随所に三池監督らしさも出ていて、部分的ではあったけど、楽しめたのは良かった。[DVD(邦画)] 5点(2012-08-16 00:34:16)《改行有》

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