みんなのシネマレビュー
あろえりーなさんのレビューページ[この方をお気に入り登録する

◆検索ウィンドウ◆

◆ログイン◆
メールアドレス
パスワード

◆ログイン登録関連◆
●ログインID登録画面
●パスワード変更画面

◆ヘルプ◆
●ヘルプ(FAQ)

◆通常ランキング◆
●平均点ベストランキング
●平均点ワーストランキング
●投稿数ランキング
●マニアックランキング

◆各種ページ◆
●TOPページ
●映画大辞典メニュー
●アカデミー賞メニュー
●新作レビュー一覧
●公開予定作品一覧
●新規 作品要望一覧照会
●変更 作品要望一覧照会
●人物要望一覧照会
●同一人物要望一覧照会
●関連作品要望一覧照会
●カスタマイズ画面
●レビュワー名簿
●お気に入り画面
Google

Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

投稿関連 表示切替メニュー
レビュー表示レビュー表示(評価分)
その他レビュー表示作品用コメント関連表示人物用コメント関連表示あらすじ関連表示
コメントなし】/【コメント有り】
統計メニュー
製作国別レビュー統計年代別レビュー統計
要望関連 表示切替メニュー
作品新規登録 / 変更 要望表示人物新規登録 / 変更 要望表示
要望済関連 表示切替メニュー
作品新規登録 要望済表示人物新規登録 要望済表示
予約関連 表示切替メニュー
予約データ 表示

評価順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
201202203204205206207208209210211212213214215216217218219220
221222223224225226227228229230231232233234
投稿日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
201202203204205206207208209210211212213214215216217218219220
221222223224225226227228229230231232233234
変更日付順1234567891011121314151617181920
2122232425262728293031323334353637383940
4142434445464748495051525354555657585960
6162636465666768697071727374757677787980
81828384858687888990919293949596979899100
101102103104105106107108109110111112113114115116117118119120
121122123124125126127128129130131132133134135136137138139140
141142143144145146147148149150151152153154155156157158159160
161162163164165166167168169170171172173174175176177178179180
181182183184185186187188189190191192193194195196197198199200
201202203204205206207208209210211212213214215216217218219220
221222223224225226227228229230231232233234

2101.  パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々 《ネタバレ》 まったく期待してなかったせいか、個人的には楽しく見ることが出来ました。ヒドラのシーンもなかなかの迫力ですし、終盤の決戦なんかも高所恐怖症の人が見たら縮こまりそうなほどの出来映えだったと思います。確かに、ギリシャ神話の神々が出てくる話なのになぜアメリカ中心なのかという疑問も出てくるかもしれませんが、若者向けのアメリカ映画なんですから、それは仕方のないことです(笑)。パーシー・ジャクソンの水攻撃がもの凄かっただけに、その見せ場をもっとフルに見たかったなというのが正直なところ。どことなく続編を匂わすような作りなので、もし続編が出るなら、ぜひともその水攻撃をさらにパワーアップしてみせてほしいところだ。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-09-20 00:43:33)

2102.  NINE(2009) 《ネタバレ》 ミュージカルのシーンはどれも見事な出来映えだし、気の効いた台詞が多いし、ダニエル・デイ=ルイスは相変わらずのカメレオン俳優だし、さすがは「シカゴ」でアカデミー賞を獲得したロブ・マーシャルなだけあるとは思う。特に「シネマ イタリアーナ」のシーンはゾクゾクするほどカッコいい。僕はあのシーンだけで6点をつけたい。率直に言って、ストーリー自体は至極退屈で語るに足らないようなものであるから。[DVD(字幕)] 6点(2010-09-15 22:26:43)

2103.  シャッター アイランド 《ネタバレ》 確かに、このオチは最近よくあるタイプの「実は自分が~」というタイプで、そういうものに飽き飽きしている人にとってみれば「またか」という思いを抱くのも無理はないと思う。それに、途中から薄々気づくような内容でもあるので、それほどの衝撃は得られないかもしれない。ただ、本作の場合は、単に妄想オチで終わっているだけではなく、ラストにもう一捻り加わっており、私はそこを存分に評価したい。それはすなわち、「モンスターとして生きるか、善人として死ぬか、どちらかだ」で締められているように、主人公テディは最後には正気に戻ったのだが、彼は妄想から抜け出せていないフリをして、自らロボトミー手術を受ける道を選んだという事実である。この一点に、テディの凄まじいまでの苦悩と苦しみを、感じ取ることが出来るのである。どっちに転んでも地獄だが、もうまた同じ苦しみを味わいたくない。それならいっそ、廃人になってでも、この苦しみから抜け出したい。そういう思いなわけだ。ずっしりと、そして深く共感するこのラストの切なさ。単なる妄想オチなら5点だが、このラストで、私は7点を献上することにした。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-09-14 16:42:55)(良:5票)

2104.  タイタンの戦い(2010) 《ネタバレ》 ありゃ?すげぇ評価低いな、、、、、。個人的には、凄く良かったと思います。一言で言えば、「とてもよく出来た映画」だと思う。まずなによりも、CGが素晴らしいの一言。実写とCGが完全に一つになっていて、もはや描けないものは何も無いんだということを実感致しました。カメラの動きもとてもエレガントですしね。サソリや、クラーケンとの戦いの凄まじさも目を見張るものがあります。キャスト、スタッフ相当共に、全力で作り上げたんだということが伝わってきました。[ブルーレイ(字幕)] 8点(2010-09-05 20:56:09)

2105.  掌の小説 《ネタバレ》 16ミリフィルムで撮ってるのかな、、、。全体的に、レトロ感を出していて、雰囲気自体は決して嫌いではないんだけれど、内容がいまいち理解出来ない。もの凄く好みが分かれる作品だろうとは思う。[DVD(邦画)] 5点(2010-09-05 08:53:04)

2106.  第9地区 《ネタバレ》 これはまず「設定の面白さ」というのがあるだろう。巨大な宇宙船が南アフリカに漂着し、宇宙人が難民として扱われ隔離されるというその斬新さがまず特筆に値する。そして、リアリティを出す為にドキュメンタリー・タッチで作られている点も興味深い。ともすればくだらないB級SFになりがちなテーマを、この「リアリズム」によってうまく回避している。生のスラム街で撮影することで、本当にありえそうに思えてくるから凄い。そして、主人公のヴィカスが、最初のうちは典型的な「お役人」風であるのが重要なポイントで、露骨に宇宙人達を毛嫌いするのではなく、見下した気持ちを心に秘めて表面上の笑顔で接するこの役人的キャラが凄く良い。自分が「感染」することで、外面が人間から宇宙人にどんどん変わっていくわけであるが、それとは逆に、表面上偽の皮をかぶっていたヴィカスが、どんどんと偽りの衣を捨てて真に人間らしい感性を露にしていくわけだ。たいして特別な事もせずに昇進しようとし、それでいてそう仲良くない同僚達とのぎこちないパーティーが繰り広げられる。そして全面的に身を寄せていた会社からただの金づるにされ、快く思われてなかった父に裏切られる。人種差別だメタファーだと色々な深読みは出来るのかもしれないが、とりあえず言えるのは、最初から最後まで皮肉の利いた作品だと言うことである。[ブルーレイ(吹替)] 6点(2010-08-28 12:41:13)

2107.  Dr.パルナサスの鏡 《ネタバレ》 そう、テリー・ギリアムの作品は、実を言うと至極退屈である。この退屈さこそが、彼の作風であり持ち味なのだから。一般のベクトルとは真逆に生きる、かなりマイノリティな映像作家である。それはシナリオからカメラワークに至るまで、全て「我が道を行く」スタイルであり、どれほど名が売れようと、大衆併合せずに己のスタイルを突き進む彼の姿勢に尊敬の念を抱かずにはいられないのである。それ故に、ギリアム作品だけは、普通の観点で鑑賞したり語ったりは出来ないと思っている。彼の作品を鑑賞し楽しむには、彼の作品の為だけに特別な観点が必要とされる。ヒース・レジャーと3人の代役、馬車に衣装に小道具。ダリの絵画をモチーフにした夢の世界。皮肉とブラック・ユーモア。個人的にはこの作品は、彼のベスト3に入ると思う。[ブルーレイ(字幕)] 7点(2010-08-28 10:15:50)

2108.  さまよう刃(2009) 《ネタバレ》 作品自体は、とても真面目で誠実な作り方をしていて好印象を受ける。ただ、原作を読んだ身として言わせてもらうと、もちろんあれだけの大作を2時間の尺の中に収めるにはそれなりの割愛も必要だし、ある程度の描写不足は仕方ないとは思うのだが、それでもやはり、もっとここの部分を描いてくれれば、もっと感情移入出来る作品になったのに、もったいない、という気持ちを持ってしまうことは否めない。たとえばこのお話は、少年側と父親・娘側の双方が両輪となって、この作品のテーマを浮かび上がらせているわけだが、その両輪の描きが足りないので、結果としてテーマの力強さが弱まってしまっている印象を受ける。少年側のチンピラ二人組の憎たらしさがまず描写不足で、その二人組にこきつかわれて恨みを持つ中居誠がさらにまた描写足らずである。一応、刑事の側から中井が長峰のところに電話をかけた心境を説明する下りはあるものの、彼自身の心の葛藤や心境の説明がほとんど描かれていない。チンピラ二人組も、もっと腹立たしい描き方をしないと、テーマの力強さに肉薄してこない。父親も、タイトル通りさまよってはいるものの、憎しみや苦しみを、もっと表象的に見せるシーンがあってもよかったと思うし、娘も生前の描写がほとんどない。父娘がどれほどよい関係であったかをもっと描いておけばさらに良くなったはず。色々と不満を書いてしまったが、原作がとても素晴らしく、テーマ性は深く考えさせるものなので、それで辛口となってしまいました。でも、決して悪い映画ではありません。[DVD(邦画)] 7点(2010-08-27 09:54:28)

2109.  アリス・イン・ワンダーランド 《ネタバレ》 ディズニーだからなのか、それともティム・バートンが年をとったからなのかはわからないが、彼の持ち味であるグロさやキッチュさはほとんど影を潜め、彼の作風である物悲しさや切なさは完全に脱色され、ただ淡々と無味乾燥な絵巻物に徹しているだけなのである。馬鹿デカイ頭の赤の女王やチェシャ猫など、目はいくらか楽しめるかもしれないが、頭は全く楽しめない。この作品を見に来る人は、もっともっと「奇妙でヘンテコ」な世界を見たかったんじゃなかろうか。このままではティム・バートンの作家性は、ただの「ヴィジュアル」だけになってしまう。彼のファンだからこそ、大衆併合化しているバートンを危惧してやまない。[ブルーレイ(字幕)] 5点(2010-08-27 09:08:07)(良:1票)

2110.  インビクタス/負けざる者たち 《ネタバレ》 マンデラ大統領は、本当に素晴らしい人物ですね。融和の為に、真に公平の立場、完全平等の精神を貫いた。本作のテーマは「赦し」であります。自分を許し、相手を許す。人間にとって、あるいは最も困難なことかもしれない。でもマンデラは、とてつもなく大きな器を持ってして、それを成し遂げた。数十年も監獄に入れられようと、たとえヤジを飛ばされ、命を狙われようと、その理想を貫き通した。そして自分と他人を許したら、次のステップは「信じる」こと。不可能はないんだと、自分たちを信じること。2時間ちょいのこのドラマには、人生の教訓が果汁100%のように、ぎゅっと詰まってる。[DVD(吹替)] 7点(2010-08-12 21:53:01)(良:1票)

2111.  ノウイング 《ネタバレ》 半世紀前のタイムカプセルに入れられた謎の数字の走り書きが、実は未来に起こる出来事を予言するものであるという展開。そして次々と起こる、目を見張るような惨劇の連続。つかみはOK。映像の見せ方もなかなか良く、見事なまでのサスペンスフルで観客をこの世界に引きずり込んでいきます。そして、批判の多い宇宙人オチですが、僕は個人的には、気持ちのよい裏切られ方だったと感じました。というのも、宇宙人が、よくあるようなグレイみたいな感じじゃなく、まるで天使みたいな描き方をしていたので、それほど拒絶反応が出なかったです。そして、主人公が必ず地球を救ってハッピーエンド、という終わり方ではなく、監督自身の考えを貫き通したラストにも、それなりに評価したい。なにより、誰かが助かってハッピーというのでなく、「生命のバトンタッチ」がまさしくリアルなハッピーエンドなんだよ、というそのメッセージに、賛辞を送らずにはいられない。[DVD(字幕)] 7点(2010-08-06 00:34:40)(良:1票)

2112.  空気人形 《ネタバレ》 なかなかよかったと思います。現実にはありえない、ファンタジーのお話ですが、そのファンタジーという手法を駆使して、現実を掘り下げようとする、そしてそれが見事に成功している、良質の一本です。他にない独特のアイデア、悲しくもあり、それでいてポジティブな希望を見いだせる清いラスト、そしてエロティックな作風も相まって、とても魅力的な作品だと思います。[DVD(邦画)] 7点(2010-08-06 00:23:16)

2113.  キャピタリズム~マネーは踊る~ 《ネタバレ》 これまでのムーア作品は、もう少し威勢があって「怒り」が強かったと思うのだが、本作は怒るというより「嘆く」という感じに近いような気がする。それは、ムーアがもはや有名人となって、これまでのように自由気ままに突撃取材が出来なくなってしまったせいもあるだろうし、今回のテーマが「資本主義」という壮大なものを取り上げているからというのもあるかもしれない。相変わらずのプロパガンダで、とにかくブッシュは悪でオバマは善という図式を作り上げているのだが、当然そこにはプロパガンダゆえの強引さや独断性を指摘せざるを得ない。たとえば、かつてアメリカはみんなそれなりに裕福に暮らして幸せな生活を謳歌していたのに、もの凄く格差が広がってほとんどの人が貧しくなったのは誰々のせいだ、という展開がなされるのだが、それは明らかに間違いで、実際にはなにもアメリカに限った話でもないし、特定の誰かのせいでもない。ムーアの作品は、こういう一方的なところがあるので、そこをきっちりと認識したうえで彼のポップな作風を楽しもう。あ、でも、たとえば企業が労働者に勝手に保険かけるとか、ああいうのは確かにどうかと思う。そして、多額の税金を投入しながら救済される側は多額のボーナスが支払われるなど、そういう点のおかしさもムーアと同意見。なにがちゃんちゃらおかしいって、儲けてるときは徹底して資本主義なのに、危なくなると社会主義になる企業の体質そのものですよ。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 01:38:50)(良:1票)

2114.  海角七号/君想う、国境の南 《ネタバレ》 確かに、田中千絵は前半あまりに怒り過ぎで見ていて笑ってしまうくらいのキャラと演技だし、手紙と現在での出来事に、それほどの関連性を見いだせないし、若干意味不明な小話もあったりして、よく言えば自由奔放、悪く言えばまとまりに欠けるシナリオだとは思う。だけど、夕陽に輝く船上で手紙を書いた彼がその美しい詩を朗読し、切ない音楽が流れてくると、なぜかもうそれだけで胸がキュンとしてしまう。現在が舞台の台湾は、みんな俗世的で喧々諤々とした雰囲気なのに対して、手紙のシーンのなんたる幻想的で美しいことか。このギャップが僕としては、ぐっくときてしまう要因であった。そして音楽の力。気ままに書き連ねたシナリオのようでいて実はとても緻密に考えられてポイントを押さえてる。それ故に、台湾で大ヒットしたのもうなずける作品だと思う。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 01:21:20)

2115.  G.I.ジョー(2009) 《ネタバレ》 とにかく勢いはもの凄い。それは認めよう。敵側が使う銃の凄まじいまでの破壊力や、戦闘スーツの強さなど、見ていて面白いギミックはあるものの、全体的にアクションシーンがとにかく雑で汚らしいのである。ソマーズ君に対してこういう要求はどだい無理な話なのかもしれないが、個人的にはアクションシーンというものを、もっと綺麗に、美しく描いてほしいのだ。せっかく、そういう楽しいギミックを用意しておいて、それがあまりいかされてないのは残念でならない。見終わってから、結局は「あ~、ごちゃごちゃした映画だったな~」という印象しか残らないのである。いまさらシナリオうんぬんを言うのもあれだが、特に致命的なのは善側、悪側双方共に魅力に欠けるという事実である。[DVD(字幕)] 5点(2010-07-22 00:51:17)

2116.  ラブリーボーン 《ネタバレ》 こういう作品、確かに描き方が難しい。それは文化的な差異という側面もあるし、なによりどうしようもなく重苦しい現実に対しての軽やかな空想のギャップに違和感を覚える人も少なくないだろうから。個人的には、死んでからの世界が天国などではなく、スージーの内面が作り出す世界であるという点を評価したい。そしてなにより、殺されてしまった子供達がその世界で皆笑顔で仲良く遊び合う、その光景になんともいえない慰めを感じずにはいられない。最初と最後にスージーが観る者に語り始める「私は14歳で殺された~」の下りにあるように、独特な雰囲気漂う作りではあるが、それは失敗や違和感というよりむしろ作り手の意欲を感じるものとして好意的に受け止めたい。[DVD(字幕)] 7点(2010-07-22 00:38:38)

2117.  ソウ6 《ネタバレ》 回を重ねるごとにつまらなくなっていったこのシリーズも、どうやら5で底をうって少しだけ盛り返したようです。本作は、グロさのレベルでいうと少し大人しくはなりましたが、前作の尻切れとんぼで終わった謎が解かれて一応の完結を保っています。保険屋が登場し、ちょっとした社会性を絡めているのが本作のポイントで、個人的にはそのせいかより感情移入出来る部分がありました。特に、6人の部下が罵り合いながら助けを求めているシーンはとても印象深い。これまでのグロ一辺倒よりも、こういう内面の汚さを描く描写のほうがよりインパクトがあってよろしい。終わり方を察するに、ひょっとしてまた続編が?思いきや、案の定7を考えてるみたいですね。しかし、ジグソウおじさんはもういいでしょ。彼が出てこないとこのシリーズの連続性が保てない気もわかるけど、とっくに死んでるんだからいつまでも引っ張っても仕方ないでしょう。にしても、いつまで続ける気なの?まさか寅さんシリーズぐらいまでやる気じゃ、、、、、(笑)[DVD(字幕)] 6点(2010-07-16 00:54:51)(良:1票)

2118.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破 《ネタバレ》 確かに、前作よりは良かったと思います。ほとんど同じの内容だった前作から、新しい内容を構築し、戦闘シーンからお色気まで、とにかくいろんな要素をてんこもりにしてあって、これまでのエヴァの一つの円熟を垣間みた気がします。ただ、よく言われてるように「一見さん」は真に入り辛いことになっている。元々そうだけど、オタクのオタクによるオタクのためのアニメが、ある意味極まってる印象。[DVD(邦画)] 6点(2010-07-07 00:39:39)

2119.  ハイキック・ガール! 《ネタバレ》 確かに、アイドルや女優さんに空手をやらせてるのではなく、空手をやってる子に演技をさせてるので動きのキレは本当に凄いなと思うんだけど、逆に言えばその格闘シーンを見せるだけの作品で、脚本も演出もほとんど自主映画レベルといっても過言ではない。それにその格闘シーンにしても、普通に見せてくれるのならまだしも一度ファイティングシーンを見せてそれをスローでもう一度繰り返すという、すさまじくクドい作りを何度も見せられる。なんだか、映画というより教材ビデオでも見ているかのような気分になってしまう。あれだけは本当にいただけない。女の子のがんばりと可愛さに免じて5点献上。[DVD(邦画)] 5点(2010-07-02 11:42:47)

2120.  母なる証明 《ネタバレ》 ポン・ジュノ監督の作品は本当にシナリオが素晴らしいといつも感心させられる。毎度のことながら、彼の作品に出てくる周辺の人物はやたらひどいのばかり。非協力的だったり、アホみたいな連中だったり、不条理極まりなかったりする。そういう連中はさておき、僕がいつも感心するのはストーリーの作り方、持っていき方が凄く上手いということ。たとえば息子がついに記憶を蘇らせ、母が犯人の男を見つけ対峙しようとする緊迫のシーンで、実は息子が~という見事なまでの裏切り展開が用意される。そして男を殺し、家で仕事をしている母のところに刑事が近づいてきたとき、観客は必ず「母がついに逮捕されるのか~」と思うわけだが、その刑事の口から出た言葉は「真犯人が見つかった」という意外なもの。ハリウッド映画と違って、なぜかポン・ジュノ作品のこういった二転三転は、観客にあらかじめ予測させることが出来ない、気持ちのよい裏切りである。これは僕の予想だけど、おそらく彼の作品は、彼が監督だけではなくて脚本も手がけているからこそ、こういう見事な裏切りが可能なのではないかと思う。シナリオの文章だけ読むと、おそらくは唐突にも思えるその筋書きを、うまいこと人間の心理的な描写で捉えた映像として表現することでその唐突さを回避し、観客に予測出来ない見事な裏切りを作り出しているんだと思う。 この辺の真骨頂ぶりには、素直に賞賛せざるをえない。[DVD(字幕)] 7点(2010-06-30 14:32:23)

090.19%
1360.77%
2631.35%
31793.83%
43717.94%
5110023.53%
6146131.25%
7105222.50%
83076.57%
9791.69%
10180.39%

全部

Copyright(C) 1997-2024 JTNEWS