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プロフィール
コメント数 4675
性別 男性
年齢 41歳

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2121.  クライモリ(2003) 《ネタバレ》 そんなに怖くはないけれど、娯楽作品としてとても楽しめる仕上がりになってます。なによりわかりやすいし、ホラーにありがちな、ストーリーとして破綻してるような部分もない。殺人鬼の3兄弟は見た目ももはや怪物だし、しかも終盤何度でも蘇ってくる不死身っぷりなんですが、それは近親相姦などの特殊要因で身体が無敵化しているという考えで乗り越えることが出来る。ゾンビを出せばその時点で現実性がなくなるけど、この独自の設定でそれなりのリアリティを保つことに成功してると思います。木の上から下に飛び移る3人は少々超人的だけど、そこもそれほど気にはならない。むしろ、斧で生首だけになって胴体が下にごろんごろんと落ちていくショットがなかなか巧いなと思いましたね。スタン・ウィンストンが特殊メイク担当してるだけあって、3兄弟の形相や家の中のギミックなど、クオリティ高くて良かったです。とりあえず、ガソリンスタンドのおっちゃんにどなたか入れ歯をプレゼントして差し上げて下さい(笑)[DVD(字幕)] 6点(2012-04-11 20:38:00)(良:1票)

2122.  火を噴く惑星 《ネタバレ》 1962年製作、旧ソ連によるSF作品。やっぱりこう、全体的な雰囲気やデザインなどが、米国とは違いますよね。共産圏らしい色といいますか、独特なものがあって。金星に着陸すると、そこには海があり、いろんな生物がいて、という内容ですが、1962年当時は、これでも不思議じゃなかったんですよ。金星というのは、分厚い雲に覆われていてこちらから地表は見れないので、昔の人は金星の雲の下には太古の恐竜世界みたいなのがあるとか、金星人の都市があるんだとか普通に考えていたわけです。1970年のベネラ7号で、初めて金星の地表に着陸し、金星が生命の存在しない不毛な地であることが明らかになったわけで、本作は今ではもう作られることのない、いわばこの時代だからこそ製作しえた、古典としての価値があると言えます。台詞も全体として、情緒的なものがほとんどなく、ロジカルな会話に終始している。最初だって、「我々が描いたこの世界は現実とは違うかもしれないが~」という堅苦しいテロップが入るし、とっても生真面目ですよね。岩から出てきた顔と、ラストの金星人のシルエットと言い、なかなかのロマンです。ソビエトは、NASAを超える数の金星探査を行っていたけれど、彼らを突き動かしていた精神の一端みたいなものが見て取れたような気がします。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-08 00:51:24)

2123.  ミラーズ(2008) 《ネタバレ》 キーファーの演技が、驚き方や泣き方、おばあちゃんを連れ去る時に銃で脅す強引さなど、「24」のジャック・バウアーそのままで、まるでジャックが超常現象に巻き込まれたかのようでファンとしては面白かったです(笑)。廃墟となったメイフラワー・デパートの雰囲気や、聖病院の陰湿な雰囲気など、セットがなかなか凝っていると思うし、妹さんの死に際の恐ろしい表情や、終盤の悪魔?のおぞましい顔などメイクも頑張ってて映像はかなり頑張っています。ストーリーはそれほど目新しさはなく、よくあるパターンだとは思うのですが、ラストの悲しい終わり方は「鏡」という設定を活かした独創性のあるもので良かったです。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-04-05 17:28:31)(良:1票)

2124.  テトロ 過去を殺した男 《ネタバレ》 「ゴッド・ファーザー」の原点だとか宣伝されてるけど、 ああいうタイプと違い、こちらは小粒な印象。 確かに、一つの家族の葛藤の話という点では似てるかもしれないけど、 なによりもヴィジュアルが違う。 デジタル撮影らしいけど、そのせいか画が鮮明過ぎて レトロな雰囲気が出てこないのよね。 劇のCGもあまりいい出来とは言いがたいし。 でもストーリーは嫌いじゃない。 ヴィンセント・ギャロ、アルデン・エーレンライク、この二人は本当に良い演技してると思う。 衝撃の告白も、確かに衝撃的ではあるのだけど、でもずっと「この二人、兄弟にしては兄ちゃん老け過ぎやろ、、、」て思いながら鑑賞してたんですよ(笑)。 だから、告白を聞かさせて、驚くと同時に「あ、やっぱりそうだったのかぁ」って。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-04 14:58:59)《改行有》

2125.  御用金 《ネタバレ》 常に瞳孔開きっぱなしみたいな力のこもった仲代達矢と、いつも涼しげな顔の丹波哲郎が印象的。それに加え、男勝りキャラのおりは、既婚女性なので、眉毛全剃り&お歯黒のホラー顔を魅せてくれるしのなど、脇を彩る女性陣もこれまた印象深い。ストーリー自体は取り立てて面白いわけでもないが、チャンバラシーンが気合入ってて、静と動の使い分けや血しぶきなど見応えがある。終盤は雪の中での殺陣。「寒くて指が開かねえんだ」みたいな台詞がありましたけど、本当に見るからに寒そうで、役者さん達の頑張りが見て取れる。[CS・衛星(邦画)] 6点(2012-04-04 02:39:04)

2126.  天国の門 《ネタバレ》 映像的には本当に凄い、力作だなとつくづく感じます。最初の卒業式の壮麗さもそうだし、家の窓とか、隙間から溢れる光の筋や室内の明かりなんかがとても美しい。ところどころ絵画を思わせるような優美なショットもあり、とても魅せられます。ただね、やっぱり長過ぎるんですよ。一つ一つのシーンがもうやたらと長い。気持ちはわかるんですが、さすがにダレてしまう。移民を守ろうとするエイブラルの気持ちには心揺さぶられるものがあるんですが、三角関係の恋愛模様に関してはどうも感情移入しにくい。それも相まって中盤が余計かったるく感じてしまう。ドンパチシーンはやたら激しく、それ自体も一つの見せ場なのかもしれないが、それよりも闘いが終わった後のやるせない光景、ギターで演奏される美しく青きドナウが流れるシーンがとても印象的。そんなわけで、個人的にはすごくいいなと思う部分とダメだなぁと思う部分が混在しているような作品で、当時は批評的にも興行的にも散々だったそうだが、そこまで酷くはないんじゃないのというのが正直な感想。あまりに凝り過ぎて制作費が膨れ上がり、ビジネスの観点がまるきりなかったのが原因じゃないかと。その代わり、画的には凄く芸術的なのだけど。[DVD(字幕)] 6点(2012-04-04 00:27:38)

2127.  この子の七つのお祝いに 《ネタバレ》 ネット上でとても怖いと評判だったので観てみたのですが、少なくともホラー映画というよりは純粋に切ない人間ドラマでしたね。確かに映像表現などは、血の量やその赤さ、そして岸田今日子の独特な演技など、子供の頃に観るとインパクトはありそうですが、ストーリーそれ自体はサスペンス劇場レベル。個人的には、なんといっても岩下志麻の演技が素晴らしいなと思いました。母を思い出すと狂ったようになり強引に人を殺してしまったり、ラストで真実を告げられるとその場であの子守唄を唄ったりと、少々強引というか一歩間違えればかなりくだらない画になりそうなものを、岩下志麻の怪演によりそこに説得力を持たせている。ほんと凄い女優さんだな~って思います。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-30 20:56:46)(良:1票)

2128.  狩人の夜 《ネタバレ》 この作品は、やっぱりモノクロでしかこの怖さが出ないといいましょうか、仮にカラーで撮ってたらただのB級低予算ホラームービーにカウントされてたことだろうと思います。モノクロというのはそれだけで現実から浮遊して「映画的世界」を構築する力がありますからね。家の前にたたずむハリーの画や湖に沈むクーパー夫人の画などはまさにその威力を発揮していると言えます。ただ、地下室での追いかけっこや船での逃走シーンなどはサスペンスあっていいのですが、おばちゃん家に居候するところからスノーダウン。クーパーがおばちゃんと対峙するシーンでも、なぜか「今夜また来るぞ」とわざわざ相手に言う始末。なんの得があって出現するときを相手に告げる必要があるのかと(笑)。少年がクーパーにうっかり口を滑らす演技があまりにあざといし、色々と不満があるのも事実です。そんなわけで、佳作ということで6点を献上しておきます。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-29 22:32:21)

2129.  クレオパトラ(1963) 《ネタバレ》 いや~、ほんと凄いですね。これだけの大掛かりで豪華絢爛なセットの数々に、大多数のエキストラ、そのエキストラに着せる衣装と小道具と、まさに超大作ですよ。巨大な神殿も、当時の船も全部ほんとに作ってる。相当な制作費がかかってることは一目瞭然で、それ故に20世紀フォックスが傾いちゃうのも頷ける。まぁ、この映像を見るだけでもそれなりに価値があるとは思うのですが、いかんせんストーリーが大味。クレオパトラの女心もどうにもよくわからず感情移入しにくいし、アントニーもみっともないだけのおっさんやし。「ベン・ハー」みたいにアクションスペクタクルがあればいいのに、そういう見せ場が船での闘いのシーンぐらいで他にほとんどなく、いわば「舞台劇」に終始してるんですよね。せっかく豪華なセットを作ったんだから、パレードとかだけで見せるのでなくスペクタクルもやってほしかったかな。そんなわけで、ストーリーはともかく、今ならみんなCGでやっちゃうであろう当時の凄まじい物量作戦で作られたこの製作陣の努力、これに6点を献上。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-28 01:50:53)

2130.  悪魔の手毬唄(1977) 《ネタバレ》 前作「犬神家の一族」などのインパクトはないものの、これはこれで面白く拝見致しました。岸恵子がやはり美人でいいですねぇ。殺人だなんて、一番縁遠そうなキャラが、実は犯人であるというオチ。いや~読めなかったです。ヴィジュアル的に、葡萄酒に入った死体とか、人形みたいなのが手まりしてるシーンとか、ぎょっとするような怖さがあります。そしてとても切ないストーリー。あの息子さんが不憫でなりませんわ。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-27 17:05:50)

2131.  ハッピーフィート2 踊るペンギンレスキュー隊 《ネタバレ》 声優陣がものすごく豪華で驚き。よくもまぁこんなにスターが集いましたねぇ。 つまらなくはなかったけれど、個人的には前作のほうが面白かったです。 ストーリーがね、氷山に閉じ込められたペンギンのみんなを助け出すと言う、ただそれだけなので 全然広がりがないんですよ。だから、ストーリーテリングそれ自体はたいしたことない。 メッセージとしては、どんなキャラでも、団結すればなんでもやりとげられるんだっていう、 仲間の大切さと個性の尊重を訴えています。 オキアミみたいなちっこい奴でも、ちゃんと世の役に立つんだ、そして一度は断りながらも、 ちゃんと恩を返しにきてくれたゾウアザラシなど、ストレートに描いていて子供が観るには悪くないです。 そしてなによりも、環境保護を訴えてる。温暖化が南極の生き物たちを危機に追いやってるんだということを これまたストレートに表現していて、このシリーズの一貫したテーマなんだろうなという気がする。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-03-24 18:29:49)《改行有》

2132.  デッドボール 《ネタバレ》 いや~、ずいぶんとぶっとんだ作品でしたね~。 最初のキャッチボールで天高く飛び上がってミッキーカーチスに殺人ボール喰らわす時点で唖然としてしまった。 B級であることをむしろ正々堂々と訴え、おもいっきりアピールしていく。こういう作風は決して嫌いではなく、むしろ応援したい部類。 星野真理もよくこんな映画に出たもんだ。 野球対決かと思いきや無茶苦茶な展開でさすがにあきれてしまったけど、 グロシーンは手づくりながらも凄く頑張ってて、頭の後ろから鼻に指を突っ込んで目にイッチャうシーンなんて ほんと馬鹿馬鹿し過ぎます。 対戦相手の女子群がもう少しお色気アピールしてくれればもっと良くなったと思う。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-24 17:44:14)《改行有》

2133.  老人と海(1958) 《ネタバレ》 小説のほうは読んだ事がなかったので、こういうお話なんだってことを初めて知りましたね。3日以上におよぶカジキとの死闘。諦めずにやり続ければ、絶対勝てるんだって言う老人の心意気に心打たれます。それでいて、やっとの思いでゲットしたカジキを鮫どもに襲撃され、ボロボロになって帰ってくる。なんだか凄いやるせないんですけど、この結末が一人の男の頑張りを讃えているようで、観ているこちらとしては無常観どころかむしろやる気が出てくる不思議。確かに、名作小説であるのも頷けますね。映画としては、おじいちゃん一人だけでの孤高な闘いがメインなので、ナレーションが多くなり、それ故に賛否両論あるのもよくわかります。それにカジキとの闘いのシーンも、合成があまり巧いとはいえず、模型のカジキもエフェクトでごまかしたりなんかして、半世紀以上前の作品だから大目に観たとしてもやはり気になってしまう。そんなわけで、出来映えとしては佳作ぐらいかなと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-18 17:25:52)

2134.  蟹工船(2009) 《ネタバレ》 娯楽作品として観れば、それなりに面白かったとは思うんだけど、ネットでえらく低評価なのもよくわかる。監督のSABUは、喜劇を撮らせたら本当に上手いけれど、この作品はそういう彼のコメディの要素とシリアスな要素がうまいこと一つになってないんですよね。基本シリアス路線で、そこにさじ加減程度にユーモアを入れるとかならわかるのですが、この作品のユーモアは明らかにおちゃらけで、それがシリアスなところと喧嘩しちゃってる。それに、労働者たちの髪型とかが整ってて小綺麗すぎるし、暴力ふるってる監督も威圧感が足らないと思うし、セットにもちゃちさを感じてしまう。なので、評判が芳しくないのも頷けるのだが、ただ、例えば「なんちゃって中国人」の台詞はなかなか良かったと思うし、その言葉を聞いて改心して笑顔たっぷりに踊りだすのもいいシーンだと思う。蟹工船という古典の舞台を借りて大幅にアレンジして、今に必要なメッセージを訴えてると言うことそれ自体は評価出来る。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-18 14:35:09)

2135.  リミットレス 《ネタバレ》 普段は20%しか使用していない人間の脳を100%使用することが出来る薬を服用し、それによる成功と副作用に翻弄される主人公を描いた話。主役のブラッドリー・クーパーは、「ハングオーバー!!」でしか見た事がなかったので、こんなシリアスな役も演じられるんだ~と新たな一面を見せられた印象です。特に、薬を服用する前の堕落した顔つきと、服用してからのキラキラした表情の違いはなかなかのもの。そして映像表現も、一点をずっとズームアップしていく映像や歪んだ視界など独特なもので、その点も評価したいです。ただ、ラストが「え?それで終わり?」という感じで、個人的には少々不満。こういうお話だと、普通はなにかしらのバッドエンディングになることが多いけど、これだとハッピーエンドでしょう。そのほうが終わり方としては好きだと言う人もいるかもしれないけど、これじゃあただ単に「フリーランチをいただいた」ってだけの話になっちゃう。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-03-14 14:10:07)

2136.  彼岸島 《ネタバレ》 ネットでの評判があまり芳しくなかったので、あまり期待はしてなかったのですが、ちゃんとエンターテイメントしているし、チャンバラシーンやアクションなどそれなりに頑張っているように思えました。陰気な島に赤い彼岸花の画や、廃墟を利用した対戦シーンなど、画作りにもこだわっているなと感じる。ただ、CGの出来映えはあまり芳しくない。勿論、予算の問題もあるのはわかるけど、でもあのエイリアンそっくりの怪物はもっとなんとかならなかったかなぁ。吸血鬼は洋物の化け物で、それを日本を舞台にやってるけどそれ自体は上手く溶け込んでで問題ない。でもあのエイリアンはやっぱりちょっと浮いてる。主人公の仲間思いな熱い気持ちはひしひしと伝わってその点は良かったけどね。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-10 21:55:33)(良:1票)

2137.  ザ☆ビッグバン!! 《ネタバレ》 「24」の製作総指揮をした人が監督だというから、ちょっと期待して 観てみたんですよ。アントニオ・バンデラスがかっちょよく銃を 撃ちまくる映画なのかなと思ってたんだけど、実際には そんなんじゃなく、殴られまくりでもの凄く格好悪い役柄を 演じている。ハラハラドキドキするようなサスペンスがあるわけでもないので、そういうのを期待すると肩すかしです。内容的には、いわゆる推理ものですね。一応、それなりのどんでんもあります。 でも、ラストだけはバンデラスらしい格好よさを見せてくれました。 途中から、素粒子がどうとかいう話になってくるんで、 この大富豪がどう話に絡んでくるのかなと思ったら、 結局は最後の地割れシーンがやりたかっただけなんですね(笑)。 映像的には、オープニングとエンドクレジットのスタイリッシュな感じとか、割と好きですけどね。佳作。いや、珍作といったほうがいいのかな。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-10 20:54:24)《改行有》

2138.  ラビット・ホラー 3D 《ネタバレ》 劇場では3D上映だったそうですが、家のテレビでDVDで観るとやけにCGがショボく感じちゃう。3Dで観たら、もうちょっとマシに見えるのかなぁ。大悟が実は妄想だったという展開はなかなか鮮やかでしたね。ただ、後半、特にラストはかなり難解でした。あれは要するに、キリコは母とキリコを殺して父親を独り占めした代わりに声を失ったから、自分の命と引き換えに声を取り戻したということなのかな?キリコと大悟は、同じ世界には生きられない存在みたいです。そんなわけで、鏡やメリーゴーランドやウサギなど、いろんなものを比喩的に使っていて面白いのですが、ただホラーとして見ると物足りない。少なくとも、清水監督がこれまでやってきたようなタイプの「怖さ」は全くない。勿論、また貞子系をやるわけにもいかないので、新しい分野を開拓しようという、その意欲は見て取れるのでそこは応援したいのですが、まだまだ暗中模索なんだろうな~というのが正直な感想。[DVD(邦画)] 6点(2012-03-07 21:23:04)

2139.  X -エックス-(2010) 《ネタバレ》 主役の女の子は、娼婦の駆け出しで、この危うい世界に飛び込んだばかり。そんな彼女の目を通してみた、荒んだ人々、病んだ世界。ラストの台詞が凄く胸に刺さりますね。途中出てきたヤク中の二人がなかなかのリアルさ。言いがかりつけてくる若者連中も実に腹立たしい。それは逆に言えば、みんなすごくいい演技してるってこと。そして、このストリートの闇をきちんと描きながらも、ストーリー自体はしっかりサスペンスしてる。なかなかの佳作だと思います。[DVD(字幕)] 6点(2012-03-07 18:12:56)

2140.  アナザー プラネット 《ネタバレ》 ある時、空にもう一つの地球が浮かんでいたら。そしてその地球には、もう一人の自分が住んでいたら、というSF的なアイデアと、地上で起こる悲しい人間ドラマの掛け合わせ。低予算だから派手さはないのですが、なんとも言えない乾いた映像、そして海の上に浮かぶもう一つの地球とそれを見上げる主人公の画などはとても美しいです。逆に、意識的にドキュメンタリーっぽくやってるピンボケやズームアップなどはちょっとくどかったかもしれません。僕もラストのシーンは「え?」て思ったんですけど、なるほど、あっちの地球も同様に、こちらに送り込んでいるわけですから、それも主人公が乗ってやってきたということは、向こうでは家族は生きてるということなのでしょうね。ただそうなると、むこうの地球にもお父さんがいるんじゃないかと思うんだけど、二人のお父さん同士で闘ったりするのかしら、、、という風に「その後」を想像させるような終わり方になっています。[ブルーレイ(字幕)] 6点(2012-03-06 02:50:18)(良:1票)

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