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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2259
性別 男性
ホームページ https://twitter.com/BM5HL61cMElwKbP
年齢 52歳
自己紹介 あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。

2024.1.1


※映画とは関係ない個人メモ
2024年12月31日までにBMI22を目指すぞ!!

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2121.  チーム★アメリカ ワールドポリス 「風刺」とは、社会や公人の欠陥をユーモアに包んで、それとなく批判することだと思います。大喜利で歌丸師匠が時折見せる政治批判。針先で突っつくような、ちょっとチクリとするアレです。本作の風刺のレベルは間違いなく針ではありません。大鉈、いやミサイルでぶっ飛ばすような強烈かつ直接的なものです。よくもまあこれだけ、面と向かってアメリカの政治や文化をはじめ、ちょっと茶化すのが躊躇われるような“あの人”を批判できたものだと感心します。下品で低俗で明らかにやり過ぎです。でも面白い!腹を抱えて笑えます(特にオリジナル挿入歌の歌詞は最低、いや最高!)。確実に観る人を選ぶ作品です。こういう作品を楽しめる自分が大嫌いです(笑)。もっと高い点数でもいいくらい笑えるのですが、自分の中の良識がストップをかけるので、抑え目の点数で。[DVD(字幕)] 7点(2006-07-27 00:43:57)(良:1票)

2122.  ハウルの動く城 「もののけ姫」は久しぶりに監督がやりたいようにやった作品という感じがします。完全に大人向けの作品。大コケも有り得る一種の賭けだったと思います。でも賭けに勝った。次作「千と千尋」では一転ファミリー向けに戻し、確実に成功を納めます。この2作でいろいろな意味での貯金が出来たのでしょう。本作で再度賭けに出ます。反戦という裏テーマを抱えつつも、ハウルとソフィの恋物語が主軸の本作。「コナン」「ラピュタ」と同じ、監督18番の題材です。しかし今までとはだいぶ様子が違います。基本設定等ほとんど説明のないまま、どんどん進む物語。しかも肝心の恋物語の部分の出来がいいとは思えません。宮崎作品で一貫して存在した、そして支持された理由の「娯楽性」や「観客の視線に立ってのものづくり」が本作には感じられないのです。自分もそうですが、宮崎作品に分かり易いエンターテイメント性を求める人には不評だと思います。賭けには勝った(興行的には成功した)が、代償(信用の失墜)も大きかったというところでしょうか。“ヒットの呪縛”から抜け出すために、あえてこの手法を選んだのでは?とさえ思えてしまいます。完成度では前作を遥かに下回ります。でも自分は本作を憎めません。確実に商業的な成功の見込める無難な作品より、監督がやりたいように作った作品なら、それでいいという気がします。そこに“宮崎駿”を感じられれば。本作には宮崎駿の“きらめき”がありました。だから自分は本作を支持します。[地上波(邦画)] 7点(2006-07-26 19:03:44)

2123.  NANA 《ネタバレ》 同じ“なな”では具合が悪いし性格も犬っぽいという理由で、相手に“はち”というニックネームをつける感覚。そしてそれをよしとする人間関係。浮気された友達のために、相手の女を殴ろうとする連帯感。親友を元気づけるために彼氏のコネクションで大好きな芸能人を自宅に呼んであげる優しさ。これらのことが親友の証だとするならば、自分には理解し難い価値観です。好きな少女マンガ家は?と聞かれて、「岡田あーみん」と答えるような輩や、バスタブシーンで「乳を揉まないかな」などと考えてしまうようなダメ人間が、観る作品ではなかったのだと思います。ビジュアルや台詞、ストーリーは、自分が抱く現代少女マンガのイメージどおり。原作読者層、主に若い女性には受け入れられる世界なのだろうという想像はつきます。[CS・衛星(邦画)] 4点(2006-07-25 19:31:37)

2124.  スネーキーモンキー/蛇拳 ストーリーは子供むけで、内容は薄いです。格闘シーンにもリアルさを感じません。でもこれがイイ!面白い!!そもそも日本人になじみ易いのだと思います。話の展開は、まるでスポ根ドラマ。カンフーシーンは、かつて国民的娯楽であったプロレスに通じるものがあります。70~80年代当時の日本人好みの組み合わせです。カツカレーやオムハヤシのような豪華コラボレーション。面白くない訳が無いのです。大人になって観返すと、流石に安っぽく粗さも感じますが、それでもやっぱり面白い。面白いことは良いことです。[DVD(字幕)] 7点(2006-07-24 18:14:58)

2125.  ピラニア(1978) 幼い頃に本作を観てピラニアの恐ろしさを知りました。あのプルプルプルプルッという肉を食いちぎるときの擬音は今でも忘れられません。口でプルプル言いながら相手に爪を立てるという遊びをやった思い出があります。[地上波(吹替)] 5点(2006-07-23 17:48:32)

2126.  ヴァン・ヘルシング 《ネタバレ》 CGもアクションもそんなに悪くなかったと思います。終盤はそれなりにハラハラ観られました。でもイマイチ乗り切れなかったというのが正直なところです。一番の原因は登場人物たちに魅力を感じなかったことでしょうか。あまりに普通でした。もっとクセのあるキャラクターを揃えても良かったと思います(でもフランケンシュタインのキャラは立っていました)。吸血鬼VS人間一族の因縁や主人公の背景についても、意外にあっさりしていて感情移入するまでには至りません。ドラマ部分に弱さを感じました。CGモンスター同士の対決がクライマックスになってしまった点にも、物足りなさを感じました。人間がモンスターに打ち勝ってこそ得られる達成感が不足していたように思います。それでも娯楽作品として普通に楽しめる作品でした。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-22 20:53:51)

2127.  アルカトラズからの脱出 「脱獄もの」では、脱獄に正当性を感じさせるようなエピソードを付け加えたくなります。何故なら普通は「脱獄=悪いこと」だから。観客が物語に感情移入するためには、脱獄に“納得できる理由”があった方がいい。でも本作にその理由付けはありません。ここで活きてくるのが主演のイーストウッドの存在です。今までの出演作品の役柄から、イーストウッドにはワイルドさと正義のイメージがあります。観客は彼から犯罪者としてのワイルドさを感じると共に、根拠のない“正義”も勝手に感じ取ります。これが“納得できる理由”の代わりに感情移入の手助けになるのです。まさにベストキャスティング。だから脱獄の理由を省略できた。ただ単に脱獄でよかったわけです。そこに山があるから登るがごとく、そこが監獄だから脱獄する。ドラマ性を極力抑えた結果、脱獄そのものに焦点を当てることに成功しています。脱獄までの道程は遠足前の準備の時の気持ちに似ています。さらに脱獄のための準備が進めば進むほど、増して行く緊張感。脱獄ものというジャンルのひとつの完成型が本作だと思います。[CS・衛星(字幕)] 9点(2006-07-21 18:13:02)(良:3票)

2128.  平成狸合戦ぽんぽこ 扱うテーマは「自然環境保護」「人間と野生動物の共存」。ジブリ作品の十八番です。一般向けエンターテイメント作品としての水準は高いところにあると思います。宮崎作品のように芸能人声優が気にならない点も良いです。ただ、面白いかと問われると、正直そうでもないです。他に見たいテレビ番組がなければ見ようかなくらいの感じです。地元出身のたぬきが出てくるのが個人的にはちょっと嬉しいです。[地上波(邦画)] 5点(2006-07-20 19:11:02)

2129.  スチームボーイ STEAM BOY 歯車の付いたアナログな機械がガチャガッチャするところ。そして蒸気がプシュー、プシュー、モワモワっとなる画。機械類の描写力には目を見張るものがありました。美術だけなら満点級です。ただ、映像以外の点で訴えかけるものを感じませんでした。冒険活劇っぽいわりに娯楽性に欠けていたように思います。あと多くの方が指摘していますが、声優陣について。大友作品独特の乾いた空気(スチームボーイなのに変ですけど)にはいわゆるアニメ声の声優は合わないです。しかしだからといってプロの声優を使わなくてもOKというわけではありません。鈴木杏のように作品の世界に合っていれば、多少技術が伴わなくても“味”として受け入れられますが、それは稀有な例です。やはり“餅は餅屋”。本職に任せたほうが作品のレベルは確実に上がると思います。[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-07-19 21:08:35)

2130.  嫌われ松子の一生 どこか他人事のように感じてもおかしくないほど、壮絶なお話です。しかし本作で描かれている、“人から愛されたい”“他人に自分を理解してもらいたい”という想いは、人が持つ切なる願いです。ですから自分自身の物語として、本作は強く心に迫ってきます。この作品を目の当たりにすると、人生を“素晴らしい”とか“つまらない”あるいは“正しい”とか“間違っている”と言うことが、無意味なことだと気付かされます。もちろん喜びは多く、悲しみは少ない方がいいに決まっています。でもそれだけのこと。生きること自体の尊さを痛感しました。この悲惨な物語をどう観客と向き合わせるか。それが本作の課題だったと思います。ガレッジセール・ゴリの存在も大きかったですが、やはりミュージカルの要素、そしてCGとアニメの彩りが、直接的な痛ましさを和らげていたように思います。しかしその一方、明るい音楽や色彩により、強く哀しみや切なさといった情感をかきたてられもしました。矛盾しているようですが、これは自分が抱いた率直な感想です。鑑賞後は喜怒哀楽のどれでもない、言葉では表現できないような感情に襲われました。道に飛び出して大声で叫びたいような、でも心の内に秘めておきたいような。自分でも理解しきれない涙が溢れて溢れて仕方ありませんでした。この不幸な物語を、映画館で、それもおそらく日本で一番この作品を観るのにふさわしいと思われる映画館のひとつ、新宿歌舞伎町の映画館で観られたことは、自分にとって本当に幸せなことだったと思います。[映画館(邦画)] 10点(2006-07-18 19:47:35)(良:5票)

2131.  デイライト パニックものの主人公(リーダー)に求められるもの。それは、みんなを引っ張るだけの”体力”と精神的支柱となるための”知性”だと思います。スタローンからは並外れた体力は感じますが、インテリジェンスはあまり感じません。そのためキャスティング的に合っていなかった気がします。ラストには苦笑いしました。[地上波(吹替)] 4点(2006-07-16 00:41:41)

2132.  6デイズ/7ナイツ 次号の雑誌『DAZZLE』の特集は、「男はやっぱりマイルドよりワイルド!」に違いない。[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-07-15 00:03:48)

2133.  メル・ブルックス 新サイコ エピソード、キャラクター、音楽、小道具に至るまでヒッチコックの名作の数々から引用されているパロディ作品。邦題に「サイコ」の名が入っていることから、有名なバスタブでの刺殺シーンはどう扱われるんだろうと興味津々でしたが、これが見事に再現されていました。バカバカしくも、オリジナルにとても忠実。感心しました。パロディですから、元ネタとなるヒッチコックの作品を観ている方が楽しめるのは間違いありません。しかし、元ネタ未見でも十分コメディとして楽しめるだけのレベルにある作品です。多少下ネタも入りますが、下品すぎない点も好印象。[CS・衛星(字幕)] 7点(2006-07-14 00:30:53)

2134.  バッフィ/ザ・バンパイア・キラー 《ネタバレ》 ティーン向けの青春ファンタジー。見所はヒロインの健康美。あとボスキャラの史上最弱っぷりは必見。[CS・衛星(字幕)] 4点(2006-07-13 00:07:40)

2135.  私立探偵・濱マイク/罠 (シリーズ全体の感想も含んでいます。)前2作品「我が人生~」「遥かな時代の~」で描かれたのは、“戦後の日本”という時代の空気。レトロ感あふれる台詞回しと映像が印象的でした。2作品で1つの世界を形成しているという感じです。本作で描かれたのは、江戸川乱歩を思わせる陰鬱とエロスの世界。前2作品とは一応別の路線ではありますが、濱マイクの世界観(2枚目半の主人公をはじめとする登場人物たちの明るさと、それに反するような影ある物語)は健在でした。本シリーズは、この世界観を楽しめるかどうかがすべてだと思います。ストーリー云々は二の次。自分は、この独特な陰陽併せ持つ雰囲気が好きなので、3作とも満足しました。(好みの順だと3>1>2です。)音楽も良かったです。(余談ですが、自分が大好きなCGアニメ「ポピー・ザ・パフォーマー」「ガラクタ通りのステイン」の音楽を担当している、めいなCO.さんの名前を見つけることが出来て嬉しかったです。)個人的なお気に入りキャラは星野くん。スピンオフで星野くんが主役のお話を作ってくれたら映画館まで観にいったと思います。シリーズ3作品を通して観ると、いかにTV版が一般向けにアレンジしてあるかが分かります。[CS・衛星(邦画)] 7点(2006-07-10 17:54:03)

2136.  私立探偵・濱マイク/遙かな時代の階段を 1作目と打って変って今度はカラー。台詞回しにも前作のような50~60年代を思わせる雰囲気は薄くなっています。それでも物語冒頭は70年代くらいの雰囲気かなと思いましたが、観終わってみるとほとんど90年代という感じ。はじめ、このタイトルは狙いすぎかなと思っていましたが、いやいやよく考えられている題名だと思いました。本作のストーリー自体も戦後の日本という”時代”を色濃く描いていますが、1作目、2作目と明らかに”時代”の経過を感じさせる作りになっていて、タイトルにマッチしています。3作目を観てみないとなんとも言えませんが、本作までは2作トータルで、イイ感じに仕上がっていると思います。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-09 20:18:57)

2137.  私立探偵・濱マイク/我が人生最悪の時 台詞まわしや小物などから、50~60年代の日本を思わせる空気感があります。しかし時代設定を明確にしているわけではなさそうで、あくまでそう思わせる雰囲気のある作品という意味です。モノクロ画像もいっそうその雰囲気を助長しています。モノクロの使用は、ちょっとあざとい感じがしないでもないですが、自分はこの雰囲気が好きなのでOKということで。「星くん」「濱くん」と呼びあう永瀬と南原の掛け合いが気持ち良いです。後のTVシリーズに比べると地味に感じますが、そこがまたイイです。[CS・衛星(邦画)] 6点(2006-07-08 21:02:18)

2138.  現金に体を張れ コンパクトで洗練された印象を受けました。とくに登場人物の“ひととなり”についての描写が的確で、短い時間ながらも登場人物がどんな境遇なのか、どんな性格なのかがよく伝わってきました。演出技術の高さをうかがわせます。なお善人や感情移入してしまうような登場人物が出てこないのも良。シビアなクライムサスペンスとして、上質だと感じました。死者の表情、エンディング間際の空港シーンやラストカットなど印象的なシーンの数々は、センスの良さを感じさせます。この表現が的確かどうか分かりませんが、“鋭さ”をもった作品だと思いました。毒を含んだ鋭さとでもいいましょうか。毒は悪女の毒ですが。[CS・衛星(字幕)] 8点(2006-07-07 19:14:01)

2139.  デッドゾーン 《ネタバレ》 主人公が手に入れた能力は明らかに人より優れた能力。人の役に立つ能力です。そのため多くの人が彼に救いの手を求めてきます。しかし彼の能力は求めていても、決して彼自身を認めているわけではありません。“彼の力を求めること”と“彼の存在を認めること”は似ていますが別のことです。得体のしれない能力を持つ主人公は、普通の人からみれば化物。そこまで思わない人でも、なんとなく気持ちが悪い存在だったでしょう。そういった雰囲気は、面と向かって言われなくても本人は痛いほど感じるものです。だから彼は孤独だった。能力を役立てようとせず、ひっそりと生きる道を選んだのだと思います。最後に主人公が取った行動は、全人類を救う英雄的な行動でした。しかし自らの死が伴うことも知っていたはず。何故彼はそれでも行動したのでしょうか。多大なる時間とかけがえの無い人を失った人生。優れた能力があっても孤独な生活。彼はやはり絶望していたのでしょう。しかし絶望の中に「人類の未来を救う」という希望を見出した。その希望に向かって進むのは必然だった気がします。彼の最後の行動にやりきれない切なさを感じるはずです。それは私達が、報われないこと、正当な評価がされないことがどんなに辛いことか知っているからです。[DVD(字幕)] 8点(2006-07-06 19:59:43)(良:1票)

2140.  渋滞 主人公の家族構成は30~40代の夫婦に小学生の子供2人。少子化が進んだとはいえ、今でも核家族の典型です。帰省ラッシュの渋滞に巻き込まれてイライラ。必然的に起こる夫婦げんか。どこかで観たような光景です。というか、自分もしょっちゅう経験しました。自分は子供の立場でしたが、子供にとって親がけんか(とまで行かなくても気まずい感じ)は本当にイヤなものです。わざわざ別の話題を振ってみたり、変に愛想よくしたり、親が仲良くするために結構気を使ったものです(笑)。自分が当時の親と同じ年齢、立場なってみるとその頃の親の心情が分かってきます。会社では当然ストレスが溜まる。家に帰れば小さい子供。これまたストレスの種。結局そのはけ口は奥さんになります。もちろん普段は怒鳴り散らしたりしません。そんなこと出来るもんですか(苦笑)。でも渋滞なら、旅行という“非日常”なら、そりゃ荒い言葉のひとつも出ます。でもこれはとても健全なこと。けんかが出来るのは対等な証拠。いい意味での甘えがあります。夫婦としての機能を果たしていたのだと気付きます。そんなよくある光景を切り取ったのが本作。一言でいえば「渋滞に巻きこまれて大変でした」というお話ですが、ロードムービー的にもいろいろな出来事があり、他人の人生の機微が垣間見られて面白いです。田舎で子供の帰りを待ちわびる、年老いた親の切なさも伝わってきます。派手なお話ではないですし、台詞にもチープさがありますが、自分の伴侶や家族のことを思いやるきっかけにはなると思います。[DVD(邦画)] 7点(2006-07-05 19:49:01)

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