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Web www.jtnews.jp

プロフィール
コメント数 2254
性別 男性
年齢 77歳
自己紹介 団塊の世代 映画鑑賞歴50年以上 見た映画はおよそ3000本?

1960年~1985年頃はよく映画を見に行きました。その後2000年頃までは忙しくほとんど映画を見なかったのですが、DVD登場とともにまた見るようになりました。最近はメモと記憶を頼りに昔見た映画のDVDを探して懐かしんでいます。

ESPERANZAとはスペイン語で、「希望」の意味です。夢や希望、感動を与えてくれる映画は好きですが、むごたらしい映画や命を粗末にする映画は嫌いです。

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2141.  日曜はダメよ 《ネタバレ》 降り注ぐ明るい太陽と海のギリシャの港町、そこで元気に笑い歌い踊る陽気なイリヤは、町一番の人気者。彼女が海に飛び込めば、男たちも負けじとばかり海へ飛び込む・・・。 そこへやってきたのが米国の考古学者ホーマー、彼は言葉が通じず町の男たちとけんか騒ぎになる。それを丸く収めたのは超グラマーのイリヤ、彼女は外国語がペラペラ・・・ もうこういう設定だけで、私は映画の世界にとけ込んでしまう。 彼女が外国語がペラペラなのはなぜか、日曜はどうしてダメなのか、「マイ・フェア・レディ」をご覧になった方は、ぜひこの映画もご覧になれ。[DVD(字幕)] 5点(2011-03-13 08:23:02)《改行有》

2142.  刑事コロンボ/二枚のドガの絵<TVM> 罠を仕掛けて鮮やかと言えばそれまでだけど、コロンボとしては強引すぎる感が強い。動機も遺産の独り占めか、それだけ? 評判の割には内容も薄いし、コロンボ独特の余裕も感じられない。せめてコレクションの名画もじっくり見せてほしかった。 [地上波(吹替)] 5点(2011-03-12 22:06:34)《改行有》

2143.  刑事コロンボ/忘れられたスター<TVM> 《ネタバレ》 素晴らしいラストシーン、もはやこれは刑事ドラマを超えている。 私は刑事コロンボシリーズはたくさん見たと思うけど、ラストシーンではこれが一番良いと思う。 通常のコロンボは、犯人を追いつめラストに決定的な証拠を突きつけるのが普通だか、この映画ではそうはしなかった。忘れられた往年のスター、彼女は世間から忘れられたスターだったかもしれないが、自分でも今の自分のことを忘れてしまう重い脳障害にかかっていた・・・。 この映画に出てくる人物、殺された彼女の夫、昔の恋人であり共演者であったネッド、そして犯人を確信していたコロンボまでもが、彼女のためにという心遣い・・・。 彼女の夫は自分の病気(手術)は心配していなかった。彼女が芸能界復帰に反対していたのも、お金がかかるからではない、彼女の残された命の長さを知っていたからであろう。だから反対し、世界一周の旅を計画していたのであった。 昔の恋人ネッドはコロンボから真実を知らされた時、自分が身替わりになることを決心した。そして彼女の命が長くても2ヶ月であれば、その2ヶ月を身替わりで頑張ればいいと・・・。 そしてまたコロンボ、彼女を追いつめることなく、ネッドに真実を話してきかせると同時に、ネッドの提案に同意する・・・。 ジャネット・リーの代表作は「サイコ」だが、1949年版の若草物語では長女メグを演じた。またこの映画では「ウォーキング・マイ・べイビー」で、歌い踊る26歳の自分を見ている。[地上波(吹替)] 8点(2011-03-12 14:17:04)(良:1票) 《改行有》

2144.  点と線 《ネタバレ》 中学生の時数学の先生が松本清張の「点と線」について話して下さった。たぶん図形の問題から脱線してその話になったのだろう。私は非常に興味を持ち、本を買い求めた。その後ゼロの焦点や眼の壁など、松本清張の小説にのめり込んでいくのだが・・・。 映画を見たのはずっと遅く、砂の器公開よりも後だったと思う。しかしポイント(14番ホームから16番ホームが見える4分間など)はしっかり覚えていたので、見る時すでに懐かしく感じたくらいだった。 映画では謎解きに終始しているが、加藤嘉の老練な刑事役、花沢徳衛の果物屋の店主、高峰三枝子の安田の妻が良い味を出している。山形勲の安田は恰幅が良すぎたかな。 小説に較べると映画はいまいちだと思う。[ビデオ(邦画)] 6点(2011-03-12 11:09:05)《改行有》

2145.  ポセイドン・アドベンチャー(1972) 《ネタバレ》 パニック映画の先駆けだったと思う。これ以降何本ものパニック映画を見ることになった。 映画には、二人の牧師が登場する。一方は、神を信ぜよ、信ずる者は救われるという普通の牧師ジョン。それに対し、自分自身が道を切り引かねば神も助けてはくれないという異端の牧師スコット。この二人の信念の違いがこの映画の最大のテーマとなる。 船が転覆したとき、クリスマスツリーを伝って上に登るか、そのまま動かず救助を待つかなどの判断がまさにそうだ。 スコット牧師のジーン・ハックマンはとても牧師には見えない、あたかも十戒のモーゼのようなカリスマ的な存在、それがまた良い。 結局は9人の男女が彼について行くのだが困難の連続、途中で3人が死に、最後にはスコット神父も・・・。 それまで私が見た映画(悲劇以外)で、主人公が死んでしまうというのはほとんどなかった。もう少しでたどり着くという所まで行っているのに・・・。最後はやはり牧師に戻ったのか。 映画ではアーネスト・ボーグナインのロゴ刑事がとても好きだ。売春婦だつた妻をこよなく愛し励まし、スコット神父とはことごとく対立しながらも惜しみなく協力をする・・・。そのほか、元水泳選手だったベル、これまた彼女がいなかったらスコット神父は助からず、生き残った者も船尾までたどり着けなかったのだ・・・。 このポセイドン・アドベンチャーは特に思い出に残る映画で、続編もリメイクも見ることになってしまった。[映画館(字幕)] 8点(2011-03-12 07:13:08)《改行有》

2146.  史上最大の作戦 私の私の最も嫌いな映画のひとつ。これだけ豪華なキャストをそろえて何を表したかったのだろうか。 「最も長い一日」の題がしめすように、戦争の描写が延々と続くだけの映画。よほどの戦争大好き人間でなければ、見るのもつらいだろうと思う。[映画館(字幕)] 3点(2011-03-11 20:37:00)《改行有》

2147.  あゝひめゆりの塔 《ネタバレ》 和泉雅子と同年齢で映画少年の私には、キューポラのある街や泥だらけの純情などの映画は見たが、この映画だけは見る気がなかった。それは子どもの時見た「ひめゆりの塔」があまりにも衝撃的でトラウマ的な感覚を持っていたことと、吉永小百合・浜田光夫のいわゆる日活ゴールデン・コンビとひめゆりの塔のイメージでは、遠くかけ離れたもののように思えたからだ。 ようやくDVDの時代になって初めて、この映画を見た。前半部分に対馬丸という名前が出てきたのにはびっくりしたが、学生の頃すでに知っていた「対馬丸事件」(貨物船の船底に学童疎開の子どもと引率の先生方を乗せたまま、米軍に撃沈にされた事件、これ一つをテーマにしても一つの映画が作れる)や10.10沖縄大空襲をさらっと流したのにもまたまた驚いた。 さらに沖縄の悲劇は、米軍の無差別攻撃や防空壕に隠れた者までも毒ガスで殺すという悲惨なものとなり、生き残った者も青酸カリ入りのミルクを飲んだり、手榴弾の信管を抜いて自決した。映画に出てくるような「命を粗末にしないで」とか「あなただけは生き延びて」が言えず、「お国のため命を捧げる」「鬼畜米英に身を汚されることなく、純潔を守る」が当たり前の時代があったことを現代の若者にも伝えたい。その想いが感じられる映画であった。 [DVD(邦画)] 7点(2011-03-11 17:06:57)(良:1票) 《改行有》

2148.  ひめゆりの塔(1953) 《ネタバレ》 小学校の教師をしていた私の父は、映画好きであったにもかかわらず、このような戦争映画を見に、私たち家族を連れて行くことはなかった。おそらく戦争中の悲しい苦しい体験をしていたからだろうと今になって思う。 ということで、私が見たのは小学生の頃、親戚に連れられてではないかと思う。映画の内容も、登場人物も誰が誰だかもわからず、いくつかのシーンしか覚えていない。その中で、置き去りにされていった兵士やこども女学生たち、機関銃や爆弾で無差別に殺されていった沖縄の人たち、つかの間の明るい太陽の元でキャベツでバレーボールをしていた女学生たち・・・。ただひたすら負傷兵のお世話をし、逃げまどう。 大人になってDVDで見ると、ああこんな映画だったのだということが思い出される。 今もなお沖縄は米軍基地によって悩まされ続けているが、このような悲惨な現実も知らず、沖縄の人は「ゆすりたかりの名人」と言っている人がいると思うと、本当に悲しくなる。 この映画は、戦争を知らない私たちが一度は見ておかなければならない映画だと思う。[映画館(邦画)] 9点(2011-03-11 11:12:54)(良:1票) 《改行有》

2149.  ビルマの竪琴(1985) 《ネタバレ》 国語の教科書で「ビルマの竪琴」という小説を知り、ラジオドラマを聴き、原作を読んだ。そしてこの映画の公開時に映画館で見た。その後安井昌二が水島上等兵を演じるオリジナルのビデオを見た。そして再び中井貴一出演のリメイク映画のDVDを鑑賞した。 もうほとんどの筋は覚えている。何せオリジナルとリメイクはほとんど何から何まで同じだからだ。監督が同じ市川監督で脚本も同じ、違いはモノクロかカラーである。 このように、監督が自身でリメイクした映画と言えば、私の敬愛するフランク・キャプラの「一日だけの淑女」がある。しかしその映画は「ポケット一杯の幸福」と題名を変えて、内容も付け加えてリメイクされた。 ところが「ビルマの竪琴」ではほとんど付け加えがない。強いて言えば、「小町」という聾唖の子どもと物売りの婆さんの旦那が登場することくらいだ。 それなのに、上映時間はオリジナルよりも長くなっている。今回較べてみて、リメイクではシーンのひとつひとつがより丁寧に描かれて長くなっていると思った。 DVDの特典の中に、市川監督がなぜリメイクしたかが対談で語られている。「ビルマの土は赤い、岩もまた赤い」に代表するようにその色をカラーで表したかったと言っている。 その結果ビルマ僧の袈裟のオレンジ色、ルビーの赤、インコの緑などがはっきりとわかる。しかしまた、映像が鮮明にきれいになることで、戦争から長い年月を経たもののように見えるマイナスもある。 この映画はカラーを出したいという監督の意向も合ったとは思うが、私の勝手な推測として思ったのは、脚本家でともに映画の道を二人三脚で歩んだ最愛の妻への鎮魂歌であったと思う。 恥ずかしながら、和田夏十という脚本家が市川監督の奥さんだったということは、DVDを見るまで知らなかった。亡くなられてからすでに28年、痛恨の極みである。 蛇足ながら、物売りの婆さんはオリジナルと同じ北林谷栄、30年の違い何という円熟。さらに、軍曹を演じた浜村純が村長役で出演している。 おっともう一つ蛇足、オリジナルは「ビルマの竪琴」だがリメイクは「タイの竪琴」(ロケの場所) [映画館(邦画)] 8点(2011-03-10 07:01:20)(良:1票) 《改行有》

2150.  ビルマの竪琴(1956) 《ネタバレ》 この「ビルマの竪琴」は小学校か中学校の教科書にその一部(たしか日英両国の軍隊が一緒に埴生の宿を歌うシーンだったと思う)が載っていて、学校で学んだ記憶があります。また同じ頃まだテレビがなかった頃、ラジオドラマとして聴いたこともあります。 「おーい、水島、一緒に帰ろう」という言葉がいつまでも忘れることができませんでした。 その後原作を読み、映画を見ました。原作は少年少女向きに書いてあり、大変読みやすいものでした。しかし当時は、どうして水島上等兵が日本に帰らなかったのかわからず、大変疑問に思っていました。 映画は1956年制作でなく、1985年の石坂浩二の隊長の映画の方を先に見たのですが、後から見た三國連太郎の白黒映画の方が、すっきりしていて原作に近く良かったと思っています。 三國連太郎の隊長はとても音楽学校出身に見えませんし、安井昌二の水島上等兵もまったくビルマ人に見えないのが難点ですが・・・。[ビデオ(邦画)] 8点(2011-03-09 22:35:41)《改行有》

2151.  戦場にかける橋 《ネタバレ》 私は戦争映画はだいたいは嫌いなのだが、この映画だけは例外、アカデミー作品賞を初めとする多くの賞を得た優秀な作品だと思う。 途中まではどうであれ、日本軍斉藤大佐と英軍捕虜ニコルソン大佐の間には、橋の建設という友情にも似た協力精神が芽生えたのだと思う。 戦争が終了さえすれば、この橋は地元ビルマやタイの人々に大きな経済効果と発展をもたらすはずだった。そしてその日英両軍の共同作業は、日本と英国の友好・親善の架け橋となるはずでもあった。 だのに、だのに、・・・。私は悔しくてたまらない。誰が悪いのかと詮索するつもりはない、戦争が憎い、憎くてたまらない。友好の架け橋は無惨にも爆破されてしまった・・・。 ラストシーンは何という皮肉であろうか。橋建設に一番貢献したニコルソン大佐が射撃され、爆破スイッチの上に倒れ込むとは・・・。 戦争とは悲しいもの、無惨なもの、負の生産そのものという想いを強く抱かざるをえなかった。[映画館(字幕)] 8点(2011-03-09 07:44:42)(良:1票) 《改行有》

2152.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 三重苦の困難を乗り越え社会福祉に身を捧げたヘレン・ケラーを、日本では「奇跡の人」と言う。しかし映画の奇跡の人(The Miracle Worker)は、奇跡を起こした人すなわちヘレン・ケラーを教育したアン・サリバンである。 ヘレン・ケラーは少年少女の偉人伝にも出てくる大変有名な人だが、どのようにして三重苦を克服したかはさほど知られてはない。家庭教師アン・サリバンという名前は知っていても、彼女自身が目の病気で障害者だったことは、私もこの映画を見て初めて知った。 映画を見ればすぐわかるが、ヘレン・ケラーという少女は三重苦である上に、わがまま放題で育てられたためどれほど教育が困難だったが手に取るようにわかる。食事の躾シーンなどすさまじい闘いである。 これだけすさまじい闘いだったからこそ、ヘレンが物にはすべて名前があることを理解した井戸のシーンは大変すばらしかった。三重苦になる前のわずかな記憶が蘇ったのである。まさに感激のドラマだった。 この映画は私が子どものとき、大きな期待を持ってみた映画である。ヘレンを演じたパティ・デュークは私とほぼ同じ年、私たち少年の大変な憧れの的であった。 このパティ・デュークとアン・バンクロフト、どちらもアカデミー賞の主演・助演の女優賞を取ったのも当然と言える。 蛇足だが、ヘレン・ケラーは日本訪問を何度も行い、日本と非常に縁の深い人だったことを忘れてはいけないだろう。[映画館(字幕)] 9点(2011-03-08 22:36:51)《改行有》

2153.  ラヂオの時間 《ネタバレ》 おもしろさだけで考えれば、まさに超ウルトラ級、さすが脚本家三谷幸喜。一つのわがままをきっかけに、次々と起こる難題、切り抜けたかと思うとまた別の難題が持ち上がる。 結果は純粋の日本のメロドラマが、米国シカゴを舞台にした超スペクタクル冒険ドラマに変身するという離れ業をやってのけた。こう全編改変されては、原作者もたまったものではない。ついにスタジオ占拠と・・・。 こういった息もつかせぬ展開は、舞台劇ならではのこと。舞台劇大好きの私にとっては痛快そのものなのだが・・・。 ここまででみると、高得点をつけなければならないのだが、いやまてよと振り返ってみると、ドタバタ以外に何があったのだろうか、渡辺謙は大変感激したようだが・・・。 余談になるが、本当の物語、熱海を舞台にした平凡な主婦と漁師の恋の物語は、どんなのだったのだろうか、これもちょっと見てみたい。 (後日追加) 我を通しそれに諂う登場人物が多い中、このラジオドラマを見事にしめくくった保坂ナレーターに拍手を送りたい。彼はスタート時はアナウンサーたるこだわり(上を見上げる)を示していたが、最後は原作者夫婦の味方だった。突如ドラマの中に飛び込んできた原作者の夫をキャストの中に入れ、混ぜくったバッキーさんを外した。このエピソードを思い出し、評価点を7点から8点に訂正![DVD(邦画)] 8点(2011-03-08 21:31:16)(良:1票) 《改行有》

2154.  逃亡者(1993) 《ネタバレ》 諸君は、この映画が1960年代の米国で圧倒的な高視聴率を誇ったテレビドラマシリーズのリメイクであることをご存じだろうか。そしてまた、そのテレビドラマシリーズが実際に起きた「サム・シェパード事件」を元にしたものであることを・・・。 米国のテレビドラマ「逃亡者」は、4年間という長期に渡って放送され、日本でも好評を博した。当時受験生だった私はさすがに毎回視聴するというわけにはいかなかったが、評判はよく知っていた。 このハリソン・フォード主演映画が作られた時は、今度は仕事が忙しい盛りではあったが、何としても学生時代の切れ切れになったストーリーをつなげるために、映画館に足を運んだ。 映画はテレビドラマを見事にまとめたもので、キンブル医師とジェラード警部のスリル満点の追跡劇になっている。ポイントを絞ったのが良かったのだろう。これでテレビドラマも事件も知らないでも十分楽しめるものとなっている。[映画館(字幕)] 7点(2011-03-07 06:01:39)《改行有》

2155.  生きる 昔見た時は大変感動した映画だったのだが、今改めて見るとどこにどう感動したのか、自分でもよくわからない。 画面も雰囲気も全体的に暗いし、第一志村喬のぼそぼそ声が何を言っているのか聞き取れない。これでは若い人の共感を得るには難しいと思う。[ビデオ(邦画)] 5点(2011-03-06 11:13:27)《改行有》

2156.  夏の庭 The Friends 偶然テレビ(CSだったかもしれない)で途中から見たが、「夏の庭」だとすぐにわかった。実はずっと前、演劇で見ていたからである。 演劇の印象が強くレビューにはならないかもしれないが、映画では三國連太郎のおじいさんが大変良かった。子どもたちとおじいさんとの心のふれあいが何とも言えない。 もう一度見てみたい映画なのだが・・・。[地上波(邦画)] 6点(2011-03-06 09:03:54)《改行有》

2157.  デーヴ 《ネタバレ》 いやー、すばらしい。見た後の爽快感と言ったら、「ローマの休日」「ショーシャンクの空に」「スティング」「素晴らしき哉、人生!」などの名作と互角かそれ以上だと思う。 この映画の良さは、映画の作りすなわち脚本の良さだろうと思う。大統領のそっくりさんと大統領夫人が二人で外出したとき、パトロールの警官に尋問を受ける。男はそっくりさんだから当然なのだが、大統領夫人もそっくりさんにしてしまう巧みな対応にはまいった。 また最大のポイントは、大統領の替え玉からいかに元の生活に戻るかだが、これまた1本取られたと思った。 そして極めつけはラストシーン、夫人がそっくりさんの元へ駆けつけたとき、二人を守るSPの登場! 満点以外、点のつけようがない! これだけの映画作れるのは、その昔脚本と監督の両方で数多くの作品を産んだフランク・キャプラ以外にはないと思う。[DVD(字幕)] 10点(2011-03-06 07:01:46)(良:1票) 《改行有》

2158.  リトル・ダンサー 《ネタバレ》 同じイングランドの炭坑町とストライキの時代を描いた「ブラス!」とともに、私の好きな映画です。私も男のダンサーなんてと思っていた口でしたが、父親や兄、ウィルキンソン先生、皆いい人ばかりで心打たれました。祖母も痴呆が治ったみたいだし・・・。 父親の「ビリーには未来がある」と兄に話すシーンでは、子を思う親の気持ちがじーんと伝わってきました。[DVD(字幕)] 8点(2011-03-06 00:16:41)《改行有》

2159.  月光の夏 《ネタバレ》 佐賀で研究会があった折、ピアノの思い出にまつわる映画が近く公開されるので、ぜひ皆さんにその映画を見てほしいというお誘いがあった。えっ、音楽の研究会でもなかったのに、なぜピアノ?とその時は不思議に思ったのだが・・・。 映画を見ると、それは単なるピアノの思い出話や特攻隊の悲劇ではなく、戦争への怒りを込めたものだということがよくわかった。 特攻隊となって飛び立つ前に「ピアノを思う存分弾きたい・・・」。二人の若者がピアノを弾き、戦地へ飛び立つまでの話であれば、泣けるお話で終わってしまう。だがその後がこの映画のメインなのである。 ピアノを弾いた特攻隊員の一人は、実は飛行機の整備不良で基地へ戻ってくる。しかしたとえ整備不良であっても、当時の日本では、それは戦死した同胞に対して卑怯者・臆病者としか扱われず、許されないことであった。 この映画の中に「振武寮」というものが出てくる。当時は軍の重大秘密とされ、外部に漏らすことが絶対にできなかった恥部。その振武寮での扱いを映画にし、戦争の愚かさを訴えたのがこの映画なのだ。 映画の中にドキュメンタリー作家やラジオ局の記者らが出てくるが、いかに真実を聞き出すことが難しかったかがよくわかる。[試写会(邦画)] 8点(2011-03-05 13:54:10)《改行有》

2160.  ブラス! 《ネタバレ》 日本公開時、吹奏楽部の高校生を引率して見に行った映画で、当の高校生らよりも私の方が大感激でした。 映画はイギリスの炭坑町、不況と炭坑閉山の嵐の中、ストライキという手段で生活を守ろうとする抗夫やその家族たちを実によく描いている。 その抗夫たちの唯一の生き甲斐である金管バンド、その運営もままならない。家財道具を差し押さえられ、楽器をも手放さなければないような生活苦。そうした中で、ピート・ポスルスウェイト演ずるダニーは、ブラス一筋の熱意と愛情でバンドをコンクール優勝へと導いていく・・・。 病室の下で「ダニー・ボーイ」を演奏するシーンもさることながら、病室から抜け出し優勝カップを拒否した名演説、ラストの「威風堂々」の名演奏、涙が出て止まらなかった。 紳士の国英国では何よりも「名誉と誇り」を重んじる。行進曲「威風堂々」は勇気と希望を与え、英国国民に最も愛されている曲だという。その曲を堂々と胸を張って演奏し、映画を締めくくることは大変感慨深い。[映画館(字幕)] 9点(2011-03-05 11:53:33)(良:1票) 《改行有》

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