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【製作年 : 1980年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
201. 愛と青春の旅だち ルイス・ゴセット・Jrとリチャード・ギアの絡みを中心に話は進むわけだけれど、最初に観た当時は、ラストの式典での感動があったのですが、今観ると、ありきたりのストーリーで、反抗的なリチャード・ギアの若かりし頃の演技を観るのが面白いくらいかなあ。つまらなくはないので、普通に楽しめます。7点(2003-11-17 23:15:39) 202. グレムリン とにかくギズモが可愛いんですよね。やってはいけないことをやってしまうというのはこの手の映画の鉄則で(笑)、その王道を進んだ結果パニックが起こるわけですが、その過程を楽しむ映画でしょうね。映画館で大騒ぎするシーンは、伝統的にアメリカ映画に描かれる場面で、それをあの連中がやっているのが楽しいですね。7点(2003-11-17 22:58:50) 203. 天空の城ラピュタ 「ガリヴァー物語」にも登場する空飛ぶ島ラピュタは、数ある宮崎アニメの中でいちばん好きな作品です。自然との共存や環境破壊などテーマは今こそ通用すると思いませんか? いろいろなところで書いているのですが、城の中で植物に水をやり、シータを守るロボットがいいですね。とても人間くさく感じます。SFの佳作「サイレントランニング」に出てくる”ヒューイ、ルーイ、デューイ”と共通するモノを感じます(当然ラピュタの方が後ですが)。8点(2003-11-17 19:19:59) 204. ダイ・ハード やっぱり何度観ても面白いよなあ。高層ビルを乗っ取ったテロリストが単なる金庫破りで、それを冴えないおっさんがたった一人でやっつけちゃうというストーリーが何とも言えず痛快です。個人的にアラン・リックマンって好きなんですが、「ロビンフッド」とか「ドグマ」の変な役しかないのが寂しいです(某シリーズは論外!)。ところで、皆さんやはりあのランニングシャツの色が急に変わるのはおかしいと思いますよね?(笑)8点(2003-11-17 11:11:02) 205. 対決(1989) 時代は冷戦ムードも終わりに近づき、かつての戦場の英雄(ベトナムとアフガニスタンね)であったロイ・シャイダーとユルゲン・プロフノウという、時代に取り残された男達の、大人の戦争ごっこを描いた作品ですね。雪の国境線で緊迫する対立が続くシーンはドキドキします。フランケンハイマーらしい男臭い映画に仕上がりました。7点(2003-11-17 10:42:40) 206. デューン/砂の惑星(1984) 「スターシップ・トゥルーパーズ」と同じような印象の映画ですね。でもあちらの方がこちらよりも面白い気がします。何せこっちは砂の中の巨大なゴカイみたいな奴だけですから芸がない(苦笑)。あっちはいっぱい昆虫が出てたからね。違いはそれくらいしか感じ取れませんでした。6点(2003-11-17 09:50:11) 207. スター・ウォーズ/ジェダイの復讐 《ネタバレ》 ああ、スッキリした!(笑) 前作から3年、胸の中に使えていたモヤモヤが一気にここで解決します。ハン・ソロは元通り。ルーク・スカイウォーカーは義手をつけてパワーアップする。ダースベイダーはやはりあの兄妹の父だった! などなどの。ストーリー的にも、エンドアの地上戦、宇宙空間の艦隊決戦、ダースベイダーとルーク・スカイウォーカーの決着などが交錯し、ハラハラドキドキの展開に楽しめるでしょう。いわゆる旧三部作の中ではいちばん好きな作品です。9点(2003-11-17 09:43:21) 208. スター・ウォーズ/帝国の逆襲 「おお、この何とも言えない欲求不満をなんとかしてくれ!」と言いたくなる作品です。2作目が中途半端になると言う悪しき伝統を作ったのは本作からではないかと思ってしまいます。とにかく何もかもが第3作へ向けてのお膳立てとなり、何も解消されないまま、あと3年待たされるわけです(苦笑)。「ああ、固められたハン・ソロはどうなるの?」、「ああ、腕のなくなったルーク・スカイウォーカーはどうなってしまうの?」、「ええ!ダースベイダーって!」という想いを胸に・・・。6点(2003-11-17 09:39:44) 209. ミッドナイト・ラン 同じデニーロのロードムービーとして、「俺たちは天使じゃない」(1989)という作品がありますが、どちらかというと本作の方が面白かったかなあと思います。賞金稼ぎとそのターゲットが意気投合するというのは映画のシチュエーションとしてはありがちな話で、その陳腐さを払拭するように好い映画に仕上がったと感じます。8点(2003-11-17 09:18:30) 210. ブレードランナー カルトムービーとしていろいろと取りざたされるのだが、いまひとつその良さがわからない作品のひとつなんですよね(汗)。レプリカントという存在と人間を比較し、ルトガー・ハウアーに代表される、前者の方がより人間らしいという結論なのだろうか? ショーン・ヤングの美しさは光っていたけれど、ストーリーから受ける衝撃というか迫力が私には今ひとつ伝わらない作品でした。もちろん小物や特撮の見所はあったけれどね。7点(2003-11-17 08:51:48) 211. エイリアン2 「今度は戦争だ!」のフレーズ通り、エイリアンはたくさん出てくるは、軍隊は出てくるはで、ドンパチの派手な面白い作品になりましたね。前作とは大違いです。どちらも楽しめます。個人的にいちばん好きなシーンは、リプリーが女王エイリアンと対決する場面で、女王が指示すると、”働きエイリアン(笑)”たちがスーっと退いていくシーンですね。思わずニヤっとしてしまいました。8点(2003-11-17 01:51:04) 212. ターミネーター この時点ではB級映画(しかし秀逸な)だったのが、20年近く経ってあれだけの巨大な予算の映画になると誰が予想したでしょう(笑)。その原点として、凶暴で暴力的で破壊的で不気味なターミネーターを若き日のシュワちゃんが見事に演じていますね。昔はああいうぶっきらぼうなだけの演技が多かったのに、最近は随所に茶目っ気を出してしまったのが、ある意味つまらない気もしないでもないが、お茶目なのも好きなのでいいでしょう。どこまでも追いかけてくるターミネーターのアイデアは、もしかしたら「ウェストワールド」のユル・ブリンナーのガンマンにあったりしてね。8点(2003-11-17 01:42:29) 213. ダーティハリー5 時代の変化は、イーストウッドを老けさせ、ハリー・キャラハンの野性味も失わせたということでしょうか。しかし、なぞ解きの要素を前面に出した本作は、それまでのシリーズと一線を画した意味で、多少目新しい気もします。ただ、みなさんお書きの通り、年取ったキャラハンが走り回るシーンは痛々しい気もします。7点(2003-11-17 01:37:41) 214. ダーティハリー4 《ネタバレ》 前作(3)で落ちた内容が、今作ですこし回復しましたね。イーストウッドの恋人登場です。公私混同も甚だしいと思います(笑)が、美人だからまあいいでしょう。ああいう美人キャラが悪役をやるというのもいいですね。「カレンダーガール殺人事件」のシャロン・ストーンとダブります。7点(2003-11-17 01:35:00) 215. ラストエンペラー ジョン・ローンがやっぱり格好いいです。実際の溥儀は「火龍 ザ・ラストエンペラー」などに描かれているような感じなんでしょうが、本作では格好良すぎです。家庭教師役のピーター・オトゥールがいい味を出しているし、坂本龍一もなかなか面白い役柄ですが、本作はやはり終始ジョン・ローンでしょうか(笑)。ラストの紫禁城のシーンでのコオロギのエピソードは印象的ですね。8点(2003-11-17 00:47:09) 216. 楢山節考(1983) それぞれの役者の、体当たりの熱演が光る作品だと思います。江戸時代にはこういうことが日常茶飯事にあったのだと考えると、今の世の中はいいですね。7点(2003-11-16 17:35:30) 217. ビルマの竪琴(1985) モノクロの前作に比べては物足りない印象はありますが、それなりに見るべき価値はあるとは思います。中井貴一の演技は思ったよりも良かったと思います。へちょちょ星人さんも書いてますが、北林谷栄が印象変わらずに同じ役をやっているのは面白いですね。7点(2003-11-16 17:34:05) 218. プラトーン 坊ちゃん坊ちゃんしたチャーリー・シーンが戦場を通じて成長していく人間ドラマとも受けとめられるし、ベトナムの村を襲って村人を殺戮したり麻薬でラリっている狂気を描いているとも言えるし、いろいろな意味で考えさせられる映画だと思います。善と悪の対立として、ウィレム・デフォーとトム・ベレンジャーが描かれているわけですが、どちらもそれぞれ好い演技だったと思います。ありきたりですが、前者がベトコンに追いかけられて逃げていくのを空撮するシーンはジーンときてしまいますね。ラストの爆撃シーンで、どうみても飛行機がちゃちな合成に見えてしまったのが残念です。8点(2003-11-16 16:47:00) 219. フルメタル・ジャケット 前半の訓練シーンで狂気に満ちたスナイパーが上官を射殺するシーン(「シャイニング」のジャック・ニコルソンを彷彿とさせる)、後半のミッキーマウスの歌を唄いながら行進するシーン(私はなぜか「2001年宇宙の旅」を連想しました)。この二つに集約されるような狂気がテーマでしょうか。ジャングルでの戦いを出さずにベトナムを描くというのがキューブリックの狙いだったと聞いていますが、すでにイメージとしてジャングルの印象ができあがっているので、違和感を感じました。そういうあらゆる意味で観客をはぐらかすのが監督の狙いだったのかもしれません。狂気はじわじわと感じました。7点(2003-11-16 16:41:04) 220. アンダー・ファイア 《ネタバレ》 同じ戦争報道ものとしては、「キリング・フィールド」や「サルバドル/遥かなる日々」の方が緊張感もドラマ性もあったあったような感じです。ジーン・ハックマン、ニック・ノルティ、エド・ハリスといった役者を揃えながら、なんとも中途半端な作品です。ハックマンが射殺される場面もなんだかなあという印象です。強いて言えば、M3スチュアートのような戦車が登場するのが見所かなあ。5点(2003-08-30 05:51:02)
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