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プロフィール
コメント数 901
性別 男性
年齢 42歳
自己紹介 最近になってまた映画を観る習慣が出来ました。
前はほとんど観なかった邦画をたくさん観るようになり
新しい映画ライフが充実しています。

昔ほど数はこなせませんが
趣味と生活のバランスをうまく保ちながら
なるべくたくさんの映画を観て、
なるべく読み応えのあるレビューを続けていきたいと思います。

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201.  ジャックと天空の巨人 《ネタバレ》 こういった類のファンタジー映画で細かいこと考えるのは本来なら趣味ではないんですが、なんか今回は色々引っかかった。 まず、これは別にこの作品に限ったことじゃないんですが、なんで洋画では人間と別世界に住む生き物っていつもこういう描写なんでしょうね。やれ「くさい」だとか「不潔」だとか・・・。鼻くそをほじって食べる巨人もいたりして、はなっから観るものに嫌悪感を持たせようというのがありありと伝わる。こういうファンタジーで見せるなら、どうせならもっと清潔で、自分たちなりの誇りがあって、まっとうな信念の下に闘う巨人たちを見てみたい。こんなんなら、「いかにも汚らしい外敵がやってきたからぶっ殺してやろうぜ」っていう本当にレベルの低い争いでしかない。巨人たちがそこまでして地上に降りたい理由も良くわからんし、そのへんもっと掘り下げて欲しいな。 あと、巨人VS人間とのバトルが思いのほか終盤でようやく始まることに不満。残り30分くらいになるまではずっと空の島で主人公たちは潜入工作。それこそ「モンハン」みたいなのを観れることを期待していた私はけっこう肩透かしを喰らいました。 そしてそのバトルの中でも気になったのは、巨人達と人間が城門の橋げたを下ろす争いで異常にいい勝負をしていると言うこと。いやいやあのサイズ差があったら無理でしょ!!巨人たちは火のついた大木をゆうゆうと何十メートルも投げられたりするのに、それだけ考えても巨人一人に対して人間50人いても足りない計算なんですが。力比べなんて論外。 上述したように、「モンハン」のように人間が色々武器を駆使して巨人を倒していくようなバトルを期待していた者としては残念な作品でした。 こんな期待をしていない方々には普通に楽しめる作品なのではないかと思います。レビューはいつもそうですが、個人的な意見ですのであしからず・・・。[DVD(字幕)] 4点(2013-09-02 21:24:32)《改行有》

202.  トロール・ハンター 《ネタバレ》 期待していたほどではなかった。途中2、3度寝落ちして、また巻き戻して観るの繰り返し。なんか疲れた。 やっぱり手持ちカメラのPOVスタイルが少なくとも私には合わないみたい。『ブレア~』『REC』『クローバー~』全て観ましたけど今回そういう結論に達す。『REC』の3作目なんか途中から潔くPOVをやめたので良かった。やっぱり普通のカメラワークが一番! さて内容のほうはと言うと、こちらもイマイチでした。まず最初に「この映画を観るにあたって」的な説明の文章を読ませてからストーリーに入る本作。そこで「我々はこの映画は紛うことなき実物と結論付けた」とか言ってくる。そしてその5分後には明らかにぬいぐるみ感丸出しの熊の映像…。 いや確かに期待せずに観ましたよ。観ましたけどそんな期待値よりも低いクオリティってどうなんだ。画面も暗くて見にくいし、どうせならずっと暗視カメラでいってほしい。 もうなんか、テーマやジャケットに釣られて観るのは止めよう・・・。 でもどうせまた騙されるんだろうな(笑)[DVD(字幕)] 3点(2013-08-26 12:15:50)《改行有》

203.  ワールド・ウォー Z 《ネタバレ》 まず、私個人は相当なゾンビマニアです。いや、マニアは言い過ぎか。ですが人よりたくさんのゾンビ映画やドラマ・ゲームを体験してきたという自負はあります。 さてそんなゾンビにどっぷりな私から見ての『ワールド・ウォーZ』のレビューなのですが、まあはっきり言って使い古された展開のゾンビ映画だな・・・と。「こうきたか!!」というサプライズ感は得られない作品でした。 強いて言えば冒頭からすでにウィルスが蔓延しきっている状態で、民間人は何も知らされていない所からいきなり事が勃発するというのは今まで無かったかも。あとは無作為に人を襲っていると思われていたゾンビ達が、「死病を患っている人間は襲わない」という設定は新しいと思いました。しかしそうすると、あのゾンビ達はあの大混乱の中で瞬時にそういう人間を見分け、選別していたことになる。意外と脳みそはフレッシュに活動していた??? しかしいつからか「走るゾンビ」というのは当たり前になってきましたね。昔はゾンビっていえばそれこそキョンシーみたいに腕を前に突き出しながらゆっくりしか歩けないっていうのが定説でしたけど。ゲームの『バイオ4』か、もしくは映画なら『28日後…』くらいからそんな流れがある気がする。もう最近ではそんなんに慣れちゃいましたけど、個人的にはあの走れないゾンビの時代の方がより「ゾンビ」って感じを楽しめていた気がする。一体一体だと弱いしなんとかなりそう・・・っていうのが無秩序に増殖していくのが面白かったのに。最近では「走るゾンビ」が世界標準になってしまったかのようでなんとなく面白くない(←個人的グチ) あと、主人公の免疫の正体が結局わからないのもなんだか・・・。免疫ある人間がいればその人間研究してみんなでその免疫共有しようよ・・・っていうのが普通の流れだと思うんだが。彼に免疫あるとわかってからいつそんな話になるんだろうってずっと期待して見ていたらそんな流れはなく終わってしまった。はっきり言って死病をカムフラージュに使うよりよっぽどそちらのほうが現実的だと思うんだが。 とまあ色々書きたてましたが、上述したようにこれまであまりゾンビ映画は観たことないって人が観れば楽しめると思います。ある意味ではゾンビ映画とあからさまに公表せずに公開したのはそういう狙いもあるのかも。主演もブラッド・ピットさんですし、見やすいゾンビ映画だと思いました。[映画館(字幕)] 6点(2013-08-26 11:46:14)(良:2票) 《改行有》

204.  パシフィック・リム 《ネタバレ》 「B級だぁ・・・」一言でまとめるならこの言葉が一番しっくり来ます。 が具体的にレビューするなら、やっぱりB級の映画って日本語がテキトーなんですよね・・・。日本人を二人もキャストして、それなりに製作にも日本人が関わってるはずが何をどうしたら「よみがえました」とか「萌&健太ビデオ」とか明らかに間違った日本観にあふれた日本語が出てくるのか。日本人からしてみたらそういうのが出てくるだけで力が抜けるというか、真剣に見ていたのに肩透かしを喰らったような感触です。 マコ(=菊池凜子さん)も脈絡も無く日本語と英語を使い分けていて観るほうとしてはどっちでもいいのに余計な蛇足に感じる。もっと言えば、日本語がほとんど聞き取れない。劇場によっても違うのか、少なくとも私が鑑賞した劇場ではほとんど聞こえなかった。 なんだか最近流行のマンガを実写の映画に仕立てたやつを見てるようでした。で、そういうのは私の経験上総じて面白くないのですが。この作品も、人間対怪獣と言うコンセプトは「派手なものが見れそうだ」という視聴者の興味を引く内容ではありますが、最近はこんなのが多いので、二番煎じと言うか食傷気味という印象です。映像は綺麗なんですがね・・・。上記に書いたように、映像以外の粗はむしろ昔より多すぎる気がします。もっと内容が洗練されたものが見たい。[映画館(字幕)] 5点(2013-08-11 01:30:05)(良:2票) 《改行有》

205.  アフター・アース 《ネタバレ》 やはり鑑賞前は親子揃っての映画と言うことで少し穿った見方で見始めましたが、でもよく考えると本物の親子で競演する映画ってある意味レアですよね。「オトクかな」ぐらいの気持ちで観ることにしました。 が、内容は正直イマイチでした。ウィル・スミスさんはやっぱり精悍で逞しい男性というイメージで、男の私から見てもけっこうイケメンだと思います。が息子さんは失礼ながらそれほどでもない。もっと言えば、俳優としてはまだまだ不十分。子供だからと言って可愛いわけでもなく、ウィルさんのように逞しいわけでもない。引き付けられる「人間力」みたいなものがほとんど感じられませんでした。そんな彼がほぼ最初から最後まで活躍する映画なのですから、若干冷めた状態で観てしまいました。 それと、最終的に詰めることもしないディティールは作るべきでないと実感。あのロッドみたいな武器はウィルさんによれば「22個の形状に変化する」ということですが、それら全てを見せるわけでもないし、出てきた形状も大体みな同じようなものばかり。けっこうそういうものって見る側は期待するんですけどね。 あと、【かんちゃんズッポシ】さんも仰っているように、怪鳥の行動が意味不明。そもそも地球に生きる生物は「人間を抹殺するため」に進化したのではないのか。それが何をどうしたら人間を守る行動を取るのか。それならそれできちんとした説明が欲しい。まさか、雛の巣に侵入した虎をやっつけたからってだけなのでしょうか。それなら説得力0ですね。えらく賢い鳥だ、全く。 そうは言いながらも全体の雰囲気としては嫌いではありません。ていうか、シャマラン監督ってこんな万人受けする映画を作る人でしたっけ??エンドクレジットまで彼が監督だって忘れてましたが、とても意外な印象でした。 個人的にはつまらないディティールに拘りすぎて大事なものが抜けてしまった作品だなと言う印象です。つまらないディティールとは先に述べた武器の仕様だったり、酸素吸入剤だったり、色が変わるスーツの仕様だったり。 なんか、炭酸の抜けたコーラみたい。もっときちんと作って欲しかったですねー。そのためならもっと上映時間確保してくれても良かったのに。残念。[映画館(字幕)] 5点(2013-07-28 21:20:15)(良:1票) 《改行有》

206.  デビル・ストレンジャー 《ネタバレ》 作りが粗い作品ということは否めません。 失業で家を失う危機に陥った男が、突然押しかけてきた謎の人物に振り回されるという話。不条理で不快という意味では『ファニー・ゲーム』と似ているかも。しかし『ファニー・ゲーム』との違いは向こうはまさに不条理さをテーマに救いようの無い話を展開させますが、こちらははっきり言ってストーリーのテーマがわからない。タイトルは原題で"Meeting Evil"。いわく、「悪魔との出会い」だそうですが、なんだか何をしたいかわからない「悪魔」で怖さより不可解な点が多すぎてモヤモヤしましたね。 止せばいいものを、失業とか不倫とか愛人とかそんなものと絡ませるもんで余計に話は複雑に。 もっとサミュエル・L・ジャクソンさんのキャラのバックグラウンドを掘り下げると面白かったかもしれません。正体不明な人物が無茶苦茶していてもはっきり言ってTVで見る猟奇殺人の域を出ない。つまり、現実味が無い。ストーリーテリングができる(と言うか普通する)映画でそれは致命的ですよね。3点くらいかな。 あ、愛人も妻も、女優はとても綺麗でした。目の保養にはなったので+1点します(笑)[DVD(字幕)] 4点(2013-07-28 16:57:09)《改行有》

207.  人生の特等席 《ネタバレ》 王道すぎるって意見の方も多いと思いますが、私はヒューマンドラマと言うジャンルにおいてここまで王道なのは逆に最近見ない気がしていましたので、本作には大満足でした。このような言い方をすると気を悪くする方もおられるかもしれませんが、20世紀の半ばに青春時代を駆け抜けたまさにクリント・イーストウッドさんらしい作品だと思いました。おそらく全世界でリリースされることを想定した自身の作品に、自分の老いた姿を惜しげもなく披露する・・・。劇中の彼の姿はおそらく実際生活を送る彼とそう大差は無いでしょう。目も悪くなり、足もふらつき、それでも撮りたい、写りたい。尊敬すべき人だなと素直に感じました。ただ写りたいだけで役者をやってる人たちとは格段に違うと感じました。 さて内容のほうは、序盤にピーナッツの青年が有望スラッガーのボーに思いっきりピーナッツを投げるシーンで、 「おっ、彼はもしかしてスカウトされるのでは」と思ったのですがその後全然出番はなし。なんだただの振りかと思いきやまさかのラストにぶち込んでくる!!嬉しかったですね。 個人的に納得できないのはフラナガン(=ジャスティン・ティンバーレイクさん)が勝手な誤解でキレていったくせに何事も無かったかのようにミッキーの元に戻ってくるシーン。そりゃ結果だけ見れば戻りたくなる気持ちも出てくるだろうが、結果見て考え変わったってそりゃあんた試合の一つも観ないでコンピュータでスカウトの管理をしていた彼と同じではないかい???そこには激しく疑問と憤りを覚える。それなら最初から付き合ってた彼のほうがまだマシだと思えた。ミッキーの今後に不安・・・。 その他の点はもう皆さん語ってもらっているので多くは言及しませんが、やはり娘を想う父親の気持ちってのは良いもんですね。しかも二人とも野球が大好きで、それに関しては呼吸がピッタリという。もうオヤジ嬉しいだろうなあ。片親になってしまって苦悩して苦悩して、考えた末に娘を遠ざけることにしたと言うのが何とも切なくて良い。 良いもの観ました。[DVD(字幕)] 8点(2013-07-18 22:31:34)《改行有》

208.  ファミリー・ツリー 《ネタバレ》 どっちかというとヒューマンドラマ系の映画は私は敬遠するタイプなのですが、なんとなく観ることに。ですが『LOST』シリーズをコンプリートした自分としては、ハワイがロケ地だった『LOST』の情景を思い出せてとても入り込みやすかった映画でした。 一般に「楽園」「パラダイス」と形容されるハワイを舞台として、そんなイメージとかけ離れたある一家の苦難が描かれます。冒頭から奥さん意識不明の危篤状態。娘たちは素行が良いとは言えず、肝心の一家の大黒柱の父親との関係も不良・・・。というやや鬱になる状態から話はスタート。 はっきり言って中盤くらいまでは「苦手な雰囲気」の映画でした。父親は頑張ってるけど娘はやる気無いし、彼氏なんか「何でこいつ映画に出したんだ!?」ってくらいのイライラキャラで、「みんなのシネマレビュー」の評価で行けば「3」くらい付けてやろうかなと思っていたくらいです。 しかしそこからの家族のつながり方がすごい。決して妥協しないお父さんの姿勢が娘たちにもわかってきたのか、急接近と言うわけではなく本当に徐々に子供たちがお父さんの苦悩をわかっていく過程が丁寧に描かれていました。 極めつけは父親(=ジョージ・クルーニーさん)に向かってその義父が彼のことを罵倒するシーン。ただただ自分の娘のことが可愛い義父は彼女の浮気のことなど知らず義理の息子のマットをなじり続けるのですが、それを見かねたアレクサンドラと彼氏が「お父さんは精一杯頑張ったわ!!」とマットを擁護します。義父は黙って俯き、マットとアレクサンドラそして彼氏は部屋を出ます。そして外から部屋をのぞくと、ただ黙って娘の顔をなで続ける義父の姿が。それを見てアレクサンドラと彼氏も何かを感じます。 このシーンはとても思うものがありました。一言も発することができない人間の周囲にどれだけの思い・気持ちが交錯し、争いを生み、理解を生むのかと。 一つだけ蛇足と感じたのはやはりタイトルにもなった『The descendants』=「子孫たち」という部分でしょうか。私としてはこの部分はいらなかったかな・・・と。そんなに物語の大筋に絡む部分でもありませんでしたし、私はこのストーリーとハワイの情景でお腹いっぱいでした。変にお金が絡んだりする話は、ただただ蛇足と感じた。[DVD(字幕)] 9点(2013-05-12 13:09:31)《改行有》

209.  臨場 劇場版 《ネタバレ》 邦画って最近は低迷してるんだろうか・・・。自分はそれなりの作品だと思っていたドラマシリーズの映画版が、まさかまだレビュー数2つなんて・・・。 まあそれはさておき、内容のほうは冒頭いきなり倉石(=内野聖陽さん)が倒れるシーン。物語の中で犯人に刺されるでもしたのかと思っていたら、どうやら末期ガンというフラグが。それは最後まで引っ張られるも、結局どうしたいのかわからないオチ。倉石以下鑑識班が物語の中で成長していく様子が描かれ、彼らを育てあげた倉石は静かに舞台から下りていく・・・というふうに仕上げたかったのだろうか。それにしては仕上げ方が雑。視聴者には大変わかりにくい。△ですね。 ストーリーは『臨場』らしからぬ社会問題への展開。心神喪失者への責任能力の有無という問題がクローズアップされ、それはそれで確かに興味深い社会問題なのだが、「え、死体から全てを拾う鑑識目線の話なんじゃないの?」という疑問を抱く。 しかもその問題を客観的に描くならともかく、はなから心身喪失者はそれを装っているやつらだと言う目線での展開。娘を殺された母親の描写にしても、娘の殺害現場に足を運び、「みんな事件のことなんてまるで忘れたような顔をして歩いてる」って、あんたもそれまではそういう人たちの一人だったんでしょう。自戒するならまだしも、他人への八つ当たり的な批判なんて論外。これでこの映画のレベルは一つ下がった。大して信念も中身も感じない社会批判なんて浅すぎる。残念の一言。 まあ『臨場』としては雰囲気やらキャストやらが好きなので、6点・・・かな。[DVD(邦画)] 6点(2013-04-09 21:48:31)《改行有》

210.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 いやちゃんと観たんですよ!?しかしあんまり詳細を覚えてない・・・観たのに・・・。しかも今回はジェット・リーさんが前半ちょっとで出番終了・・・。チーン。 今回はスーパースターを揃えたという感じが強調されていましたが、だったら前回からやればよかったのに・・・。前回はシュワちゃんの立場とか色々あったんでしょうが、ちょっとだけ出ただけで「あの俳優が名演!」とか銘打たれて観客は肩透かしという展開だったので・・・。 今回は嫁さんと一緒に観たのですが、嫁さん曰く「女優が可愛くない」うん、それには同意。その割に「あたし美人でしょ」オーラを出してくるのは我慢できなかった。どんな勘違いだよ、と。仮にあれが美人としてハリウッドで認識されてるならだいぶ一般との認識の乖離があるな。一般というか、スタローンさんと??(笑) まあ終始アクション満載の映画でそういう意味では楽しいが、全然『Expendable』=「使い捨て」感の無い映画だと言うことは前回と一緒。「使い捨て」られたのはどこの誰とも知らない若者一命。ベテラン誰一人死なず。 それでいんですか「エクスペンダブルズ」。それでいんですかスタローンさん。 本当に製作スタッフが満足した一作だとは思ってません。[DVD(字幕)] 6点(2013-04-08 00:32:03)《改行有》

211.  アルゴ 《ネタバレ》 まず、この映画については観る前から映画館やTVで腐るほど何度も予告編を見せられ、ある程度結果や内容がネタバレしているにもかかわらず、それでも最後まで緊張感を持って観られたということには驚いた。思ったよりも「映画が」「映画が」という展開にはならず、観る前に予想していたようなコメディータッチのシーンは偽映画のスタッフとの絡み以外はほとんど無かった。予想より真剣でシリアスな映画にまず驚嘆。 あと、やはり国際問題の難しさについて考えさせられます。私はこんなものは根底の部分は部落差別と一緒だと思っています。国同士が対立していたらその土地の人間は全て敵だ!という考え方が怖い。一対一なら何でもない問題なのに、集団と言うものは本当に厄介と感じた。最近日本人でも中国や韓国と見るや罵倒や罵声を浴びせる輩(主にネット上)がいるが、あれもこの映画のイラン人達と大して変わらんなと思ってしまう。 『アルゴ』で言えば独裁的に私腹を肥やしていたイラン首相を治療と言う名目のもと匿ったアメリカ政府で、大使館員なんかはっきり言って関係ない。なのに1年以上もの間拘束され自由を奪われると言う暴力に遭う。ひどいもんだ。 対立国国籍の友人が一人でもいれば考え方は全然変わると思うんだが。もしくは、もし一人でも外国籍の友人がいれば、自分の国とその友人の国が対立したときに友人に対する印象や友情が変わるのか自問して欲しい。まあそれで「変わる」と言われればそれまでだが。 話を戻して映画ですが、上述のように緊張感・内容について深く考えさせられ、とても良かったと思います。この後のカナダの国際上の立場がどこまで行ったのかが気になりますが・・・。[DVD(字幕)] 7点(2013-04-07 21:22:01)(良:1票) 《改行有》

212.  REC/レック3 ジェネシス 《ネタバレ》 このシリーズは一作目のみ鑑賞済み。ですがPOVという主観カメラ方式が特徴の映画だと思っていたのですが、鑑賞後20分ほど経つと突然タイトルが・・・。「おやっ」と思ったらそこからは通常のカメラワークによる映画になっていました。 シリーズでのこういったやり方には賛否両論あるかと思いますが、個人的には良かったです。いや、だって見やすいですから・・・。 あと、少し『バイオハザード』に寄せた感のある映画でしたね。ゾンビ映画なんて大体そうって言われればそれまでなんですが、いきなりウェディングドレスの裾を切り落とすところとか、最後の白いフィルムで覆われた簡易隔離施設みたいなのも『バイオ~』のⅠを思い出させる。そういう意味では『REC』としてのシリーズからはかなり遠ざかっている印象。まあ上でも書いたように、それが良いか悪いかは観る人次第ですが。 ヒロインが綺麗な人だったのは良かったです。ゾンビになってもどこか奇妙な魅力を持った女性で凄かった。アイシャドウもデロデロに剥がれ、血色も悪い、ドレスは血まみれで最終的には片腕を失いまでするのになぜあんなに魅力的なのか。花婿の男は幸せだ。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-25 00:26:38)《改行有》

213.  デンデラ 《ネタバレ》 けっこう新しい映画だったんですねー。製作年とか全く知らずに新年ごろにTVでやっていたのを録画したのですが。 姥捨山に捨てられた老婆たちが元々いた村に復讐するってところまでは良かったんですが・・・。そこから熊に襲撃されるなんて展開になって、「あれあれ??」という感じ。せっかくそこまで作ったストーリーが完全にボケてしまいました。 まあとりあえず熊問題は一段落し、デンデラの結束も固まったところで気を取り直して村を襲撃かと思いきや、今度は雪崩・・・。ああ、もう村を襲う気ないんだなーと思いました。あそこまで村襲撃を盛り上げておいて、個人的には村の男衆や自分たちの元家族と戦う老婆たちを見たかったのですが、とっっても残念な展開でした。 倍賞美津子さんは存在感ありましたね。他の老婆たちはほとんど顔と名前の判別が難しい中、彼女だけは服装といい存在といい異彩を放っていましたね。 しかし老婆とはいえ女の方々が、野に還るとやはりある程度男性的になるんですね。狩猟や稽古などしてるせいもあるでしょうが、平気で屁をこいたりそれをネタにしたり・・・。色んな意味で人間の、しかも女性がどこまでいけるかを見せてもらいました。 上述したように途中での展開のボケ具合が残念な映画ですが、それはそれでそういう展開として受け入れて考えればけっこう深いものがある・・・ような気がします(笑) まあ老婆が活躍する映画というなかなか見られないジャンルの映画に興味のある方はゼヒ![地上波(邦画)] 6点(2013-03-24 23:22:28)《改行有》

214.  ディア・ブラザー 《ネタバレ》 日本の製作会社は勝手な邦題を付けないで欲しいなあ・・・。よっぽど英語が長くて一般の人に伝わりにくいとかならまだしも、単語一個のタイトルをわざわざ全然違う題名に置き換えていいものかどうか。しかも『conviction』→『ディア・ブラザー』っておいおい。これを作った人たちへのリスペクトというものはないのか。まあ映画業界ではお決まりの「邦題メガ変換!」ですが、つい個人的な愚痴になってしまいました。 さて内容はというと、実話の話がベースだそうでけっこう面白かったです。"convintion=(有罪判決)"というものが血液からのDNA判定が出来るようになって変わっていく様子、そのためにそれまで有罪とされてきた人たちの無実を証明するためにどんなことをするのかということが見れたのはとても良い機会でした。一方で、それまではけっこう杜撰な捜査をしてたんだなということもわかってきますし、警察への批判が高まりかねない気運の中で「自分も自分も」と無実を要求する輩も出てくるのでしょうね。そう考えると色々考えさせられる。また実話なんだよな・・・。 社会情勢はさておき、このベティー(=ヒラリー・スワンクさん)とケニーの兄妹もたいがい悪者ですね。幼少期からあんな風で、子供が出来てもちょっとイラッときたくらいでケンカ吹っかけるような人間なので、実際こんな人がいれば何かあったとき疑われても仕方ない気もする。というより、ケニーはそれまでの自分の悪行をこの冤罪の罪で逆に償ったくらいに思わなければならないとも思った。まあそれだと20年は長すぎかもしれませんが。 ベティーはだけ見れば兄を助けるためだけに弁護士にってのがすごい。しかも子供二人育てながら。そんな母の背中を見て育った二人が「おまえが同じ立場ならオレもそうするよ」と言い合うのが少しぐっと来ます。 が、離婚上等なアメリカという国でこんなことを言っても仕方ないのですが、あの夫婦別居してて子供が別々の両親の家を行き来するって言うのはどうにかならないもんだろうか。こんなシーンは洋画では良く見ますが、はっきり言って子供がかわいそう。挙句「パパと暮らしたい」だとかその反対のことを子供の口から言わせる親。見ていて吐き気がする。なら離婚するなっての!! ・・・って映画レビューから少し逸れてしまいましたが、そういった点も改めて気づかせてもらった映画でした。[DVD(字幕)] 7点(2013-03-20 15:34:13)《改行有》

215.  ねこタクシー 《ネタバレ》 意外にレビュー数が少なくて驚き。知名度はそこそこあると思っていたのだが・・・。かくいう私もカンニング竹山さんが主演ということしか知らずに内容は無知の状態で鑑賞。しかし意外とバカに出来ない。いや、面白かった!芸人が主演ということで観る前はけっこうな色眼鏡で見ていましたが、いやはやなんとも・・・。 でも本作で問題になったペットの扱いですが、生き物の扱いって本当に人それぞれになるし一概にこうしろっていう線引きは無いから難しいですよね。いくら大事にしてるっても「ペット」だから与えるものは「エサ」であり人間以上の扱いにはどうしたってならない。それを人間並みの扱いにしようとすると、「この子は家族よ!」とかとんちんかんなこと言いながら動物をご飯を食うところに連れてくる人も出てくる。 少し『ねこタクシー』からは逸れましたが、要はいかに人に迷惑をかけずに、かつ生き物と意思疎通を取れているかということだと思う。猫の意思疎通って言っても難しいが、基本的には飼い主の下で無警戒にゴロゴロしているような様子なら問題ないと思われる。作中で保健所職員を演じる内藤さんが、これでもかってくらいねこを飼う人のことを傲慢だと批判してきますが、「そういうあんたはねこの気持ちわかろうとしてたのか?」と言いたい。 とても好きな作品です。昔あったような動物ものの邦画を思い出す。二点だけ不満を挙げるなら、保健所職員の内藤さんがねこタクシーに乗るときなぜ自分の母親を連れて行ったのかが説明不足。同居してて毎朝送ってるとか理由はあるのかもしれないが、それならそれで説明しないと、あまりにも唐突。 あと一点は、最後タクシーの運ちゃんをやめて教師に戻ってしまうこと。家庭の経済的事情はあったとしても本人があれほどいやがっていた教師になるには作中ではまだ理由が弱いように感じる。あれほどの思い出を作ったタクシーをそんなに簡単に捨てられるのか。視聴者にはしっくりこないラストであった。そこに-1点だけしたいと思います。あとは大好き。[地上波(邦画)] 9点(2013-02-11 22:32:11)(良:2票) 《改行有》

216.  ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬 《ネタバレ》 前作未見です。レンタルの棚にいつ見ても無かった作品で、たまたま今回はあったので衝動的に借りてしまいました。 さて内容ですが、コメディにしたいのかアクションにしたいのか少しどっちつかずのところがあったように思います。前作を観てたらもう少し違ったのかもしれませんが、個人的には少しコメディ要素が少なかったように感じます。それが良いか悪いかは人にもよると思いますが。 しかしそれでも終盤スノーバイクで雪原を駆けるジョニー(=ローワン・アトキンソンさん)はクールでした。あれがあったから余計に上のような感想を持ってしまったのですが、意外と真面目なアクションをさせても良いのかもしれない、と。中盤、必死で逃げる悪党をクレーンやらエレベーターで平然と追い詰めていくシーンも面白かったですし、けっこう良作だったと思います。 しかし最近自分のコメディを見る目線が厳しくなったように感じる。どうしてもコメディ作品に7点以上を付けることが出来ない。この殻を破ってくれる作品が出てくることに期待。[DVD(字幕)] 7点(2013-02-09 09:33:59)《改行有》

217.  LOOPER/ルーパー 《ネタバレ》 ルーパーの設定は予告編で大体見てたので見当は付いていたのですが、TKに関しては劇中いきなり放り込まれたファクターだったのでちょっと戸惑いました。それもぶっちゃけますと結局ラストへの伏線としての意味以外TKの存在価値は無く、ただでさえ「ルーパー」という存在を確立させる世界に四苦八苦してる映画にさらにそんな余計なものを加えてしまっているので、蛇足を感じました。将来凶悪な組織を作る可能性があるというだけなら別にTK無くてもいいだろう。そこが個人的に気になったところ。 しかし時間を扱う設定の話って難しいですよね。「過去の自分を消せば未来の自分も消える」っていうのももうSFでは大昔から使い古されている古~~~~~いセオリーですし。そもそもタイムトラベルが出来る世界の話がイチ犯罪組織の話で終わってしまっているのがありえない。それだけの大技術なら犯罪組織どころか国ぐるみの話になっててもおかしくはないと考えますが、何らかの縛りや規制でもあるのか、そういう話の展開には一切なりません。なんという狭い世界でのストーリー展開。。。 上記でも述べたように「時間」を扱う映画ってホント難しいと思うんですが、もし私のような素人から全くツッコミようが無いようなキチンとした世界観の時間SFを作ることが出来たらそれは間違いなく名作だと思います。 CG・3D技術の粋を集めて作った『バック・トゥ・ザ・フューチャー』越えの映画が出てくることを期待して、レビューとさせていただきます。[映画館(字幕)] 6点(2013-01-20 02:10:16)《改行有》

218.  メカニック(2011) 《ネタバレ》 私がこれを鑑賞中、嫁さんは横で本を読んでいたのですが、翌日この映画の話になり聞いたところ、『トランスポーター』だと思われていました。 まあ・・・そりゃあそうだろうなと自分でも思います。だってこの人(→ジェイソン・ステイサムさん)、どの映画でも何の変化も見られないんだもん。変わるのは多少の衣装とストーリー。あとはステイサムさんはずっとステイサムさん。なーんも変わらん。色んな映画を一つのキャラでぶっ通すというのはある意味スティーブン・セガールさんのような大物ゆえなのかとも思いましたが、彼らの違いはずっと一つの役をしているかどうかということ。セガールさんは基本的に一つの役を何本の映画にもわたって演じているわけですからキャラが変わらなくても問題ありませんが、ステイサムさんは『トランスポーター』とはまた異なるキャラの設定で出ているのであって・・・。誤解を招かぬよう、全てとは言えないまでも何作かは性格や髪型など変えてもいいのではと思うのですが。全く役作りをしようとしない怠惰な俳優なのかななどと思ってしまいます。 ストーリーもまあ・・・平均的なアクション映画といった作り。アクションはそれなりにたくさん観てきた自負がありますので、もう普通のガンアクションや爆発では興奮できません。期待以上の水準には至りませんでした。普通。[DVD(字幕)] 5点(2013-01-16 22:54:52)《改行有》

219.  映画 怪物くん 《ネタバレ》 なんだこれ。やっつけ映画以外の何者でもない。いったいどこにニーズがあってこんなもの作ったのか、というのがまず最初の感想です。 そもそも主役に魅力が0!零!!ゼロ!!! 本当一体どの層に向けての映画なのか。嵐ファンのためとしか思えない。だとしてもファンを失いかねないレベルだと感じます。 同じことをアニメのキャラがしているのならまだ愛嬌というものがあります。しかしこれは狙いも絞れていないただの商業的実写化アニメ。その代表格といっても良いくらいグダグダ。こんな演出を生身の人間にされたらドン引きです。実写化するにあたってのメリットデメリットくらい考えないのか製作は。 そうまでして実写化したかったのかと思いきや、変なところでアニメーションを入れてくる。普段なら気にならないレベルなのですが、もうこの作品に対しては粗探しモードになってしまいました。 また、ほとんどが演技もグダグダ。まともだったのは八嶋智人さんと北村一輝さんくらい。その二人もグダグダの環境に飲まれてだいぶ精彩を欠いていますが。それ以外はもっっっとグダグダ(ああもう、何度グダグダとか書けば気が済むのかわからない)。冒頭に書いた作品のやっつけ感がここにも出ています。 そもそもドラマを観ていませんので、そこを知らないということでの評価となりますが、それならそれで一本の映画として見せられる内容にするべき。これは別にこの映画に限らず、他のドラマ出身映画にも言えることですが。 ストーリーも稚拙の一言。魔王石が無いと何の力も発揮できないくせに、途中までドラキュラがそれを持ってることを誰も追求しない、気づかない。そして石を失い、パニックに。デモキンは展開上当然予想できる岩石男の復讐に全く対応できず襲われ、そのためデモリーナを失う。・・・などなど。挙げたらキリが無いですがね。 新年から最低レベルの映画を観てしまい実に残念です。[ビデオ(邦画)] 0点(2013-01-06 01:56:05)《改行有》

220.  BLACK & WHITE/ブラック&ホワイト(2012) 《ネタバレ》 予告編ですでにクスクス笑っていました。映画館では観れませんでしたが、満を持してのレンタル鑑賞。「ひょっとしてその女・・・カブッた!?」のシーンは忘れられない(笑) 近年に多い予告編でだます類の映画ではなく、予告編で視聴者が期待したとおりの内容にとても満足できました。CIAのエージェントが女をゲットするために職権乱用しまくりってのが良いですね◎それも決して陰険な感じのストーカー然としたものではなく、しかし男の本能は全開で彼女をストーカーすると言う(笑) そしてお互いCIAエージェントで同じ女を好きになって同じ方法でストーカーするこの二人が、『Black & White』のタイトルに題されるようにきちんとキャラの色分けがされていることがすごい!!どっちが黒って言うと・・・FDRなんでしょうね、やっぱり。女性はやはりタックのような紳士よりFDRのようなチャラっぽい男性のほうがいいのでしょうか。考えさせられます。 リース・ウィザースプーンさんも久しぶりに見ました。どっちかというと苦手な顔なのにそれでも可愛い雰囲気を出しているあたりはさすがだと思う。平然とストーカー行為をする男性陣に対し、こちらも平然と恋愛のダブルヘッダー。終盤で実はタックとFDRが顔見知りということを知り切れる彼女ですが、「あんたに切れる権利は無いよ、笑」とそこだけ妙に冷めた目で見てしまった。他にも彼女は役柄の上で作り込めていないところがあるように感じ、そのあたりで少し評価が下がってしまっているかもしれません。 しかしとても流れの良い映画で、観やすいし楽しい映画だと思います。[DVD(字幕)] 8点(2012-12-28 22:10:50)(良:1票) 《改行有》

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